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南葉山にテント69張り 県登山大会 高校の山岳部員が一堂に

20170921南葉山.jpg写真=南葉山でテントを張る高校生

県内21高校の山岳部や登山部の部員が集まって交流を深める「県高等学校秋季地区体育大会 全県登山大会」が21日、上越市中ノ俣の南葉高原キャンプ場で始まった。170人の生徒が参加し、計69張りのテントを並べると、同キャンプ場の池田増夫管理人(75)は「これだけの数のテントが並ぶのは、南葉山では極めて珍しい」と驚いていた。参加した生徒たちはこの日、炊事に励んで寝泊まりし、今日22日には頂上を目指し登山を行う。

全県単位の登山大会は年に4回開かれている。秋季大会は生徒同士の親睦を深め、心身の健全な成長を図る目的がある。今年は上越市の南葉山で開かれることになった。登山道にはカタカナ1文字が書かれたパネルが複数箇所に設置されており、現在地を確認しながら地図上に文字を書き込んでいく。

今回は21校から170人が参加。池田管理人によると、同キャンプ場は以前に比べて規模が縮小し、50張りほどのテントを張るのが限界だったため、今回の大会に合わせて重機で斜面を整備し、エリアを増設。約80張りのテントを設置できるようにした。

この日は昼頃から各校が順次、会場に到着してテント張りを行った。生徒たちは高田平野を一望すると「景色が良い」「空気がおいしい」などと話しながら、山のレジャーを満喫していた。

今日22日には、標高約950㍍の南葉山を登り、参加者同士で交流を深める。

高田農業高校2年の小林柾貴君(16)は「初対面の人ばかりで緊張するけど、みんなで山を登れば達成感を得られると思う。道中の景色も楽しみたい」と話していた。

本番での健闘を誓う 愛顔つなぐえひめ国体と障害者スポーツ大会 市役所で選手壮行会

20170920えひめ国体壮行会.jpg写真=本番での健闘を誓った上越市関係の選手や役員らと村山市長

愛媛県で30日から10月10日に開催される第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」と、10月28日から30日の第17回全国障害者スポーツ大会「愛顔つなぐえひめ大会」に出場する上越市関係の選手と役員らの壮行会が20日、上越市役所で行われた。

えひめ国体に本県選手団として出場する上越市関係は役員2人、監督、コーチ、トレーナーの計9人、選手20人の31人。選手はサッカー、テニス、弓道、柔道、水泳、体操などに出場。障害者スポーツ大会にはコーチ3人、選手4人が、陸上とフライングディスクに出場する。

壮行会にはこのうち23人が出席。関係者や市職員ら多くの人が見守る中、一人ずつ紹介された。村山秀幸市長は「市民、県民が皆さんを応援している。高い志を持ち、無限の可能性を信じて、記録と記憶に残る大会となるよう心から願っている」と激励した。

選手を代表して、柔道に出場する県立高田北城高校3年の山邉雄斗選手(18)が「新潟県代表として恥ずかしくない試合をしてくる。得意の背負投げで、高校生活の最後を勝って締めくくりたい」と決意を述べた。

おめでとう100歳 牧区の堀田ハツノさん 村山市長から祝福受ける

20170918表敬訪問.jpg写真=村山市長と談笑する堀田ハツノさん(中央)

上越市牧区池舟の堀田ハツノさん(99)は本年度で100歳を迎える。「敬老の日」の18日には、上越市の村山秀幸市長が長寿を祝おうと、堀田さん宅を訪問した。堀田さんは市長から祝状などを受け取ると「市長から(祝状を)直接いただくことができてびっくりしている。うれしい」と喜びを語った。

上越市は毎年「百歳敬老祝賀事業」として、年度中に100歳を迎える高齢者を訪問し、祝状と記念品を贈呈している。本年度は1917年4月1日〜18年3月31日までに出生した男性6人、女性56人の計62人に、同市をはじめ、国と県からそれぞれ祝状と記念品が贈られることになった。

来年1月で100歳を迎える堀田さんは、長男夫婦と一緒に3人で暮らしている。亡き夫との間に4人の子供をもうけ、6人の孫や9人のひ孫に恵まれた。

村山市長は午前9時30分頃、堀田さん宅に到着。茶の間で堀田さんと約20分談笑し、「趣味は何ですか」「食事は皆さんと同じ物を食べているんですか」などと質問していた。

堀田さんは「花を植えて、水やりをするのが好き」「家族と一緒の食事をいただいている」などと返事をしていた。市長から祝状や記念品を受け取ると「本当にありがとうございます」と笑顔を浮かべていた。

この日、堀田さん宅には市内外に住む子供夫婦や孫夫婦ら約20人が祝福に駆け付けた。堀田さんは「これだけたくさん来てくれてうれしい。長生きの秘訣は、好き嫌いなくご飯を食べることかな」と話していた。

村山市長は同日、安塚区上方の佐藤ワシさん(99)宅も訪問。このほか、本年度で100歳を迎える市内の60人に関しては、今日19日以降、県または市職員が自宅を訪問する予定。

傘寿と4回目の成人式祝う 旧大町中の卒業生 64年ぶりに同期会

同期生_恩師を囲んで.jpg写真=母校を訪問し恩師(前列中央)を囲んで

1953年に旧高田市立大町中を卒業した第6回同期生が15日、64年ぶりに上越市に集まり、母校の現大町小で恩師に対面したほか、本町5のかっぽうで懇親会を開いた。

同期生が80歳を迎えたことから「傘寿の祝い」と「4回目の成人式を祝う会」を兼ね、初めて開催した。卒業時は6クラス、計289人だったが、現在は入院や施設入所などで連絡が取れない人も多く、集まったのは20人。広島、東京、神奈川など遠方から駆け付けた人もいた。

午後2時に高田駅に集合し、希望者のみ同期生が以前経営していた高田世界館を訪ねた。106年の歴史を誇る館内や映写室を見学し、当時見た映画の話に花が咲いた。近くの幸町に住む関口俊一さんは「毎週のように母に連れられ見に来た。ジョニー・ワイズミュラー主演のターザンが印象的。幼少の頃は無声映画も上映していた」と話す。

次に母校の大町小を訪問。同市西城3に住む恩師の長谷川新さん(91)が出迎え、「皆さんは(給食の)コッペパンと(シラミ駆除の)DDTの世代。母校は昭和4年の県内最古の鉄筋コンクリート校舎だったが、(2004年に)耐震構造の新しい校舎に生まれ変わった」とあいさつした。東京から駆け付けた小森豊子さんは「人気のある先生で、今も姿勢が良く昔と変わらない。立派な校舎に驚いた」と話す。

同期会を取りまとめた代表世話人の近藤栄次郎さんは「地元の人はもちろん、遠方からも参加してもらいうれしい。和気あいあいと楽しい時間を過ごせた」と喜んでいた。

新色"青"トラックで躍動 大会新記録も 上越中学校新人陸上大会

20170914中学新人陸上競技大会.jpg写真=青色に生まれ変わったトラックで力走する選手ら

第12回上越中学校合同新人陸上競技大会(上越市中学校体育連盟など主催)が14日、上越市の高田公園陸上競技場で開かれた。3年生が引退し、2年生以下が中心となってからは最初の大会。鮮やかな青色に生まれ変わったトラックで、選手たちは自己記録更新や上位入賞を目指して躍動した。

同競技場のトラックは、近年の世界大会などで使用されている青色のウレタンに改修工事され、1日から供用開始された。中学生の大会では、今回初めて使用された。

この日は学年別を含めると男子21種目、女子17種目を実施。男女合わせて463人が参加し、日頃の成果を発揮した。砲丸投げや走り幅跳び、100㍍走などで大会新記録が誕生し、観戦に訪れた保護者などから熱い声援が送られていた。

男子2年100㍍決勝で大会記録を更新する11秒52で見事優勝した市立城東中2年の桃井誠仁君(14)は「予選で力んでしまったが、ライバルと一緒に走れて記録更新ができて良かった」と喜んだ。また新トラックについては「赤かった昨年より、硬くなり走りやすくなった。とてもリラックスして走ることができた」と話していた。

全国大会入賞を報告 上越南消防署の兼村さん 村山市長を訪問

20170913消防.jpg写真=村山市長に腕の筋肉を確認される兼村さん(右)

上越南消防署の消防士長、兼村修平さん(28)がこのほど、宮城県で開かれた「第46回全国消防救助技術大会」の「ロープブリッジ渡過の部」に出場し、入賞した。13日には、上越市の村山秀幸市長を訪問し、成績を報告した。

同大会は、消防士として必要な技術を競うもの。個人戦4種目と団体戦3種目が実施され、各都道府県大会などを勝ち抜いた精鋭が全国大会に出場した。

今年、上越地域消防本部からは、兼村さんが全国大会のロープブリッジ渡過に出場。高所に水平に張った長さ20㍍のロープを往復し、その速さや安全性を競った。県大会とは異なり、全国大会では順位付けが行われず、規定のタイムをクリアして安全性などの面で減点がなければ入賞となる。今年は52人が競技に臨み、49人が入賞。兼村さんのタイムは20・8秒で、20番台の成績だった。

今年は7月に記録した大雨による災害の影響で県大会が中止となった。そのため過去5年間の大会において、ロープブリッジ渡過で優秀な成績を収めていた上越地域消防本部に、同競技での全国大会出場権が与えられ、兼村さんが代表して出場した。

兼村さんは村山市長との面会で「全国大会に出てくる選手はレベルが高かった。競技前は緊張した」と当日を振り返った。タブレット端末で、競技中の動画も村山市長に見せていた。

村山市長は兼村さんの腕を握ると「腕力がすごいね」と驚いたような表情を見せていた。

兼村さんは「今年は県大会が中止になり、競技に出たくても出られない選手がいたので、県の代表として戦ってきた。入賞することで、市民の安全安心をアピールできた」と感想を語った。

体験通じて防災学ぶ 消防フェスティバル 親子連れでにぎわう

20170910消防イベント.jpg写真=放水体験に参加する子供

上越市北城町1の上越地域消防本部・上越南消防署で10日、「消防フェスティバル2017」が開かれた。消防や救命活動を体験できるコーナーが設けられ、大勢の家族連れなどでにぎわった。

市民に防災や救急に対する理解を深めてもらおうと、上越地域消防事務組合(伊藤公雄消防長)が毎年1回実施している。

イベント会場は、上越南消防署の駐車場や屋外訓練場に設けられた。子供たちから人気を集めていたのは、はしご車の試乗をはじめ、防火服を着用しての放水、消火器の使用体験など。このうちはしご車の試乗は希望者多数のため抽選となるほどの人気ぶりだった。当選者は地上から高さ最大30㍍まで伸びるはしごのリフトに乗り、上空からの景色などを楽しんでいた。

放水体験では、子供たちが防火服を着用。的を狙って放水するなどして、消防士気分を味わっていた。

このほか、濃煙体験やAEDの実践、消防機材の展示などが行われた。

はしご車に乗った藤井龍人君(5)は「景色が良かった。はしご車に乗れてうれしかった」と感想を語った。

20年ぶりのステージ 関根学園吹奏楽部 五ノ辻稲荷神社で演奏披露

20170911関根学園吹奏楽部.jpg写真=舞台の上で演奏する関根学園吹奏楽部

部員不足により約20年前に休部した私立関根学園高等学校の吹奏楽部が本年度から活動を再開している。10日には、再開後初となる演奏会を、上越市大町5にある五ノ辻稲荷神社の例大祭内で実施。約100人の住民を前に、練習の成果を披露した。

同校は昨年度、「運動部だけでなく、文化部も盛り上げよう」との方針を打ち出し、約20年前から休部していた吹奏楽部の活動再開を決定。今年4月までに5人の部員が集まり、音楽室で練習を開始した。上越や東京などで活躍する二葉楽器のサックス奏者、早瀬圭一さん(48)から指導を受けている。

今回は同神社の例大祭の中で、約20年ぶりとなる演奏会を実施。お揃いの紫色のポロシャツを着て神楽の舞台に上がると、この日のために2か月半前から練習してきた「宝島」「赤とんぼ」「夏祭り」の3曲を演奏した。

会場には約100人の住民が訪れ、演奏に合わせて手拍子をしたり、一緒に歌ったりするなどして、演奏会を楽しんでいた。

アンコールでは、会場に集まった住民による投票で演奏曲を決定。一番多くの人の手が挙がった「夏祭り」を演奏して、会場を盛り上げた。

部長の宮澤仕歩君(16)は「思っていたよりも多くの人が集まり、緊張した。不安はあったけど、お客さんの盛り上がりを含めて、今回の演奏は120点満点だった」と笑顔で話した。大町5に住む伊達優さん(75)は「とても上手な演奏で、会場が一体となって盛り上がることができた」と話した。

釜蓋遺跡公園 色鮮やかコスモス開花

20170909釜蓋遺跡コスモス見頃.jpg写真=コスモスが見頃を迎えた釜蓋遺跡公園

上越市大和5の釜蓋遺跡公園でコスモスが見頃を迎えている。地元の団体が種をまき育てているもので、ピンクや白といった可憐な花が、秋空の下で訪れた人々を歓迎するように揺れている。

コスモスの植栽は、国指定史跡「吹上・釜蓋遺跡」の魅力を発信しようと、吹上・釜蓋遺跡応援団(大野敏夫団長・会員60人)が昨年から行っている。1200平方㍍の敷地にコスモスのじゅうたんが広がる。大野さんは「おもてなしの気持ち。今月中が見頃で、花も遺跡も一緒に楽しんでもらいたい」と話していた。

息子の祥太郎君(2)と公園を訪れた同市大和3の福崎洋平さん(38)は「歴史と自然に触れ合える最高の場所。花もきれいだった」と喜んでいた。

温かく強い絆を未来へ 豪カウラ市職員のカナードさん 平和記念公園を訪問

20170907カウラ市職員平和記念公園訪問.jpg写真=展示館を訪れ、資料を見ながら話すカナードさん(左)と近藤会長

上越市と平和友好交流意向書を交わしているオーストラリア・カウラ市の市職員クリス・カナードさん(49)が7日、同市川原町の平和記念公園と展示館を訪れた。戦時中の資料などを見学したほか、追悼碑への献花などを行い絆を深めた。

両市は第二次世界大戦中に捕虜収容所があったことで、2003年10月、平和友好交流意向書に調印。06年度からは職員の相互派遣を行っており、カナードさんは3日から15日まで上越市で研修をしている。

同日、カナードさんは上越日豪協会の近藤芳一会長とともに平和記念公園を訪れた。戦時中、直江津捕虜収容所で亡くなったオーストラリア兵の追悼碑と、戦犯として処刑された日本人8人の法務死者追悼碑に献花した。カウラ市民で初めて日本人の追悼碑に献花したカナードさんは「亡くなった人のことを思い出し、追悼の意を込めて献花した」と語った。

展示館では、近藤会長の案内で同収容所の様子や平和への活動記録がまとめられたパネル、映像などを見学した。このほか、カナードさんは持参したカウラ市のマグネットやステッカー、パンフレットなどを近藤会長に手渡し、魅力などを話しながら同市をピーアールした。

その後の交流会で、カナードさんはカウラの日本人戦没者墓地を紹介。当時偽名を使っていた日本人が多く、今でも本名が分かっていない戦没者が多くいるという。その中で本名が分かった兵士の遺族が、2年前に長野県から同墓地を訪ねてきて遺灰を持ち帰ったというエピソードを紹介し、「とても感動的だった」と語った。

交流会を終えてカナードさんは「温かい歓迎を受けた。両市の交流はずっと続いてほしい。カウラ市に戻ったら日本の文化や、両市はとても温かい関係であることを伝えたい」と話したほか、上越市の子供たちへ「忘れてはいけない過去を学び、思い出し、反省することが大事。より良い未来につなげてほしい」と呼びかけた。

近藤会長は「両市には似ている部分も多く強い絆がある。カウラ市に限らずオーストラリアの人はこれからも大歓迎したい」と話していた。