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舌を巻くような難問ぞろい 日本数学オリンピック予選 高校生38人が挑戦

20180108数学オリンピック.jpg写真=緊張感が漂う会場で生徒らは難問に挑戦した

数学の才能に恵まれた生徒を発掘し、その才能を伸ばすことを目的とした「第28回日本数学オリンピック」(数学オリンピック財団主催)の上越地区予選(有沢製作所協賛)が8日、上越市土橋の同市市民プラザで開かれた。高校1、2年生38人が参加し、難問に挑戦した。

日本数学オリンピックは、今年7月にルーマニアで開催される「第59回国際数学オリンピック」の日本代表選手候補と「ヨーロッパ女子数学オリンピック」の選抜を兼ねている。大学教育を受けていない20歳未満が対象で、全国各地で一斉に行われた予選会を突破すると、2月の本選、3月の代表選考合宿を経て上位6人が日本代表選手として世界大会に出場する。上越地区からは昨年1人が10年ぶりに本選に出場している。

今回の上越地区予選には高田、高田北城、直江津中等、柏崎、十日町の5校から38人が参加した。昨年12月には高田、高田北城の両校で事前学習会が開かれ、試験対策を行ってきた。

予選の問題は、整数問題や幾何、式変形などの計12問で制限時間は3時間。内容は高校2年までに学校で習う範囲の問題だが、上越地区予選事務局の数学担当教師らも「ひらめきや数学的な発想、柔軟性が必要で大学入試には出ないような難問ばかり」と舌を巻く。

試験を前に直江津中等4年の梅田華蓮さん(16)は「自分の実力を試したいと思って初めて挑戦する。半分くらい解きたい」と意気込んでいた。

午後1時の開始の合図とともに、生徒らは真剣な表情で難問に挑戦していた。

また、同会場では併せて中学生以下を対象にした「第16回日本ジュニア数学オリンピック」の上越地区予選会も開かれ、直江津中等の生徒ら12人が挑戦した。