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2017年12月アーカイブ

スペシャリストの極意指導 元巨人の鈴木尚広さん 野球教室に120人参加

20171210鈴木尚広さん野球教室1.jpg写真=走塁練習で実演を交えながら指導した鈴木さん

上越市木田2のバッティングドーム「ホワイトウェーブ」で10日、プロ野球の元読売ジャイアンツの選手で「代走のスペシャリスト」として活躍した鈴木尚広さん(39)の野球教室が開かれた。地元の小中学生ら約120人が参加し、鈴木さんから走塁の極意を教わった。

新潟市のスポーツマネジメント会社の「アウトフィールドベースボールアカデミー」が主催した。鈴木さんのほか、元読売ジャイアンツの選手で同アカデミーを主宰する田中健太郎さん(38)、元新潟アルビレックスBC選手の日野悠三さん(29)が子供たちの指導を行った。

鈴木さんは俊足巧打好守の内外野手として活躍。球界屈指の走塁技術で、代走通算盗塁数132個の日本記録を持っている。

この日はまず鈴木さんが立ち姿勢を整える重要性を説明。「頭からつま先まで吊られている感覚で軸をしっかり持って立つ」「姿勢が良くなればパフォーマンスの向上とケガ防止に繋がる」と話し、子供たちと股関節のストレッチやトレーニングを行った。

走塁練習では「足は肩幅より少し広めに開き重心は真ん中に」「自分に合ったリードの幅を知ることで盗塁する勇気が生まれる」などとアドバイス。実際に手本を見せながら指導し、走塁においての考え方や極意を子供たちに伝授した。

鈴木さんは「子供たちは目を輝かせながら出せる力を出し切ってくれていて、私としても熱い時間になった。純粋にもっと野球を好きになってほしい」と話していた。

谷浜ブルーサンダースの黒田虹君(10)は「鈴木さんが教えてくれたコツで盗塁をたくさん決めたい。走る姿がかっこよかった」と感想を語った。

個性光る造形の美 第15回久比岐野陶芸展 会長賞に片桐満寿雄さん

20171209久比岐野陶芸展.jpg写真=会長賞を受賞した片桐さん

上越と中越のアマチュア陶芸家による作品展「第15回久比岐野陶芸展」(同実行委員会主催)が9日、上越市土橋の市民プラザで始まった。14日まで。初日の9日は表彰式が行われ、最高賞の会長賞を受賞した同市大貫4の片桐満寿雄さん(78)をはじめ入賞者に表彰状が贈られた。

同展は、豊かで美しい自然に恵まれた郷土を見直し、美術文化振興を図ることなどを目的に、今年で節目の15年目を迎えた。実行委員長は中郷区の陶芸家、高井進さん(79)が務める。

今回は上中越地域から57点の作品が集まり、高井さんら4人が審査を担当し、最高賞の会長賞を含め23点が入賞した。

片桐さんは陶芸歴9年。同展には2014年に初出品し、今年まで毎年入賞しているが、会長賞の受賞は今年が初めて。

作品の「花器(苔むす岩)」は6年前に岩手県の海岸で見たコケの生えた岩をモチーフにした。3つの釉薬を調合して使い、切り込みを入れて岩の質感や力強さを表現した。

片桐さんは「受賞は夢のよう。毎回出品することが楽しみ。陶芸は色々な驚きや喜びを感じることができる」と喜んでいた。

同展に集まった57点の応募作は、8人の招待作家の作品と共に、14日まで市民プラザに展示されている。時間は午前10時から午後6時まで。最終日は午後4時まで。

入賞者は後日掲載。

今年の漢字は「優」 上越市の高田本町商店街 書道パフォーマンスで発表

20171209商店街の漢字.jpg写真=渡邉さんが書道パフォーマンスで「優」の字を披露した

上越市高田本町商店街の今年の世相を表す「本町の漢字」が9日に発表され、「優」に決まった。本町4のイレブンプラザで発表会が開かれ、春日書道教室(同市大豆1)を主宰する渡邉谿雪さんが市民らの前で書道パフォーマンスを行った。

同商店街が2年前から実施しており、今年で3回目を迎えた。一昨年は「躍」、昨年は「挑」が選ばれている。

漢字は10月28日から11月22日までの間に、同プラザに投函箱を設置して募集。また今年は初の取り組みとして、地元の大町小学校や大手町小学校の児童からも意見を集めたところ、8〜95歳の243人から漢字が寄せられた。商店街関係者らが集まった漢字の中から1字を選定した。

高田本町の活性化に取り組む「高田本町まちづくり」によると、選定理由は「商店街の人が優しいこと」「優しいあいさつが返ってくる商店街であること」など。

この日の書道パフォーマンスでは、渡邉さんが大きな和紙に力強く文字を書いていった。「優」の中にある「心」という字の点は朱色で描くことで、人の心の温かさを表現した。

本町3・4・5丁目商店街振興組合連合会の黒川弘司代表幹事(61)は「数多くの応募があったが、今年も高田本町商店街にふさわしい字が選ばれて良かった」と話していた。

書道パフォーマンスで書かれた文字は、11日から来年1月15日まで、イレブンプラザに展示される。

「うまいもの」が勢ぞろい アコーレで18日まで 旭川の人気ラーメン店も登場

アコーレ物産展ラーメン.jpg写真=「梅光軒」のラーメン(写真は一例)

日本各地の名物が集結した物産展「年の瀬厳選うまいもの市」が18日まで、上越市富岡の上越ショッピングセンター・アコーレセントラルコートで開かれている。旭川の人気ラーメン店も出店するなど、さまざまなご当地グルメを楽しめる。

期間中は、北海道の「生造り塩辛」(100㌘・648円)、栃木の「宇都宮ジャンボ餃子」(1パック650円~)、大分の「塩からあげ」(100㌘・432円)、鹿児島の「でかまるスイートポテト」(1本650円)、沖縄の「さーたーあんだぎー」(1個130円)など、北海道から沖縄まで、各地の自慢の逸品がずらり並ぶ。

また、北海道旭川を代表する人気ラーメン店「梅光軒」が、期間中同時出店。1969年創業の老舗で、旭川のほか、札幌、東京、シンガポール、ハワイなど、国内外に店舗展開している。

ラーメンは、豚骨、鶏ガラから取った動物系スープに、煮干しや昆布といった魚介系の旨味を加えた「Wスープ」が特徴で、特注で作られる中細縮れ麺との相性が抜群だという。

出店場所は、アコーレサービスカウンター隣。メニューは、醤油、味噌、塩ラーメンの3種で、税込み各600円。「親の代から受け継いだ変わらぬ風味とコクを味わって」と同店は話している。

「うまいもの市」は午前10時〜午後8時、「梅光軒」は午前11時〜午後7時(いずれも最終日は5時まで)。

問い合わせはアコーレ521・2500。

患者をサポートし続け10年 上越市の齊藤さんと竹澤さん 県病院局 感謝状贈る

20171129中央病院ボランティア.jpg写真=品田次長(前列左)から感謝状を受け取った竹澤さん(同中央左)と齊藤さん。右は長谷川院長、後列は病院スタッフ
 新潟県病院局はこのほど、上越市新南町の県立中央病院で長年ボランティア活動を行ってきた同市北本町2の齊藤美枝子さん(75)と東本町2の竹澤良子さん(65)に感謝状を贈った。同病院で品田英光同局次長が贈呈した。
 2人は同院の総合案内で外来患者の受付の案内や手続きの補助、車椅子の介助などのボランティアを週1回行っている。齊藤さんは県職員を退職後の2005年から、小学校の養護教諭の経験がある竹澤さんは06年から活動しており、共に10年以上にわたって外来患者をサポートしてきた。
 齊藤さんは「ボランティアは人のためではなく自分のため。病院に来ることで社会に関わっている。受け入れてくれた病院、家族、自身の健康のおかげで続けてこられた」と話した。
 竹澤さんは「県外の実家の両親が病院にお世話になったことがボランティアを始めたきっかけ。患者様とのほほえみのキャッチボールで10年はあっという間だった」とこれまでの活動を振り返った。
 また同病院の長谷川正樹院長は「具合いの悪い人が来院する第一関門は受付などの病院のなんとも言えない雰囲気。自ら声をかけるなどの活動に感謝したい。これからもよろしくお願いします」と言葉を添えた。
 同病院の平日の外来患者は1日あたり約1000人。総合案内には担当職員1人が配置され、そのほかにボランティアスタッフ4人が交替で患者の案内などを行っている。2人は「健康の続く限りやっていきたい(齊藤さん)」「ますます研さんを積みたい(竹澤さん)」と意欲を語っていた。

あなたにピッタリの酒を 「まいど屋」の杉田社長 酒ディプロマ認定試験合格

20171204まいど屋杉田社長.jpg写真=「知識を生かしていきたい」と話す杉田社長

今年初めて行われた日本酒ソムリエ認定試験「2017年度J・S・A SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)」に、上越市春日新田1の酒店「まいど屋」の杉田彰社長(58)が合格した。杉田社長は「しっかりした知識を持ってお客様に分かりやすく良いものを提供していきたい」と喜んでいる。

杉田社長は2010年に新潟清酒検定で最高位の「金の達人」の認定を受けており、今回の日本酒ソムリエ認定試験にも合格。どちらも初回で合格したのは杉田社長によると同市では初だという。

認定試験は、日本ソムリエ協会(田崎真也会長)が日本食の普及と向上を目的に、日本酒に特化した認定制度として今年初めて実施した。成人なら国籍、職種、経験問わず受験することができる。

1次試験では製造工程や米の種類、産地、成分などを問う知識問題が100問。2次試験では6種類の酒のテイスティングのほか、日本酒を世界に向けてどう発信していくかなどの論述問題が出された。

杉田社長は「正しい知識がないとお客様に分かりやすいアドバイスができない」と考えており、今回の受験に至った。今年初めての試験で過去問題などがなく、「毎朝早起きしての勉強に苦労した」と笑う。

このほか、毎晩3種類の酒を飲み比べて、味の特徴や風味などを舌に叩き込んできたという。「酸味があるとかではなく『グレープフルーツのような』などの具体的な表現を心がけている」と話し、「本当にいいものをお客様に説明するのが我々の役目」と意気込む。「難しく考えず気軽に来店してほしい。あなたにピッタリの酒を選ぶので、色々な種類の酒をたくさん楽しんでほしい」と話している。

大町5に懐かしい情景 雁木下で大根干し

大根干し1.jpg写真=雁木の軒先に大根をつるす高野理事長(左)ら

町家の景観保全などに取り組むNPO法人「街なみFOCUS(フォーカス)」(高野恒男理事長)は3日、上越市大町5の旭会館で切り干し大根作りを行い、雁木の下につり下げた。雁木に木格子、石畳という高田を代表する情景に真っ白な大根が映え、通りかかる人の目を引いていた。

雁木下での大根干しは昭和50年代まで良く見られた光景。家庭で越冬用たくあんを漬けなくなったことなどから、同法人は食文化の継承と景観保全のため、2012年から大根干しに取り組んでいる。丸大根ではなく、切り干し大根にしているのは、料理の幅が広がるためだという。

この日は市民など10人が参加。桑取産の大根50本を太さ1㌢角、長さ15㌢ほどに切り、細縄で数本ずつしばる作業を行った。長さ50㌢ほどに組み上がった大根は、さっそく雁木の軒先につるされた。

作業に参加した同市下門前の平岡雅世さん(43)は「大根がみずみずしく、このまま食べてもおいしそう。このサイズの大きな切り干し大根は初めて。ハリハリ漬けを作ってみたい」と話す。

高野理事長は「県外からも多くの写真家が訪れる。写真展にも出品されており、高田の雁木の町並みをピーアールしていただければと思う。西日が当たって格子に影ができる午後3時頃の撮影がお薦め」と話していた。

大根は約1か月干した後、参加者や近隣住民に配るという。

ふれあいハガキコンクール 温かい心育んで 最高賞受賞児童らに賞状

20171202ふれあいはがき表彰式.jpg写真=各賞を受賞した児童や関係者たち

上越市内の小学4〜6年生を対象にした「『前島密とふれあう』ふれあいハガキコンクール」の表彰式が2日、同市下池部の前島記念館で開かれた。最高賞の前島密大賞3人ら入賞児童やその保護者らが出席した。

はがきを書くことを通して人を思いやる温かい心を育てることなどを目的に「前島密とふれあう」ふれあいハガキの会(田中弘邦会長)が主催する事業。今回で12回目を迎えた。

はがきの作成は児童たちが夏休み課題の一つとして取り組んだ。配布されたはがきに、家族や友人など身近な人あてに「ふれあい」をイメージした文や絵などを自由に書くもの。今年は市内の53小学校から5169人から応募があった。小学校校長ら3人が審査にあたり、大賞に各学年1人ずつの3人、秀作9人、佳作30人、特別賞50人の計92人が選ばれた。

表彰式で田中会長が「審査員が迷うくらいに素晴らしい作品ばかりだった。はがきや手紙を書く機会が少なくなったが、受け取った人は温もりを感じる。これからも郵便の大切さや良さを残していきたい」とあいさつした。

受賞者には賞状やトロフィーが手渡され、会場からは大きな拍手が送られた。審査員を代表し、上越教育大の松尾大介准教授が講評。「(作品は)技術の向上や多くの工夫が見られた。その子が書いた工夫を想像すると見え方も変わり、楽しんで審査できたし、とても勉強にもなった」と受賞者に語った。

大賞を受賞した市立中郷小6年の御所窪そらさんは大好きな祖母に日頃の感謝を伝えた内容のはがきを書き、「おばあちゃんのために書いたはがきが大賞に選ばれたことが嬉しかった。今、おばあちゃんは入院しているので、早く元気になってほしい」と話していた。

入賞者名は後日掲載。