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落慶法要で完成を祝う 三和区の延寿寺 全焼の本堂を再建

落慶法要.JPG写真=完成した本堂で行われた落慶法要

3年前の火災で全焼した上越市三和区島倉の真宗大谷派、延寿寺(鷲嶺紀文住職)の本堂が再建され29日、落慶法要と記念式典が執り行われた。関係者130人が参列した。

完成した本堂は渡り廊下を含め、約188平方㍍。伝統工法による純和風木造建築で、地元の杉材をふんだんに使っている。総工費は仏具などを含め、約1億4000万円。本尊も焼失したため、廃寺となった同市浦川原区の寺の本尊を譲り受けた。

2015年3月に本堂再建委員会を設置し、倉石辰一委員長を中心に、基本計画の策定や業者の選定を進めた。本契約の後、同年8月に起工式を行い、16年6月に上棟式、同12月までに建築工事を完了した。

落慶法要を前に本堂内で稚児行列が行われ、きらびやかな衣装をまとった稚児21人がねり歩き、本尊に小さな手を合わせた。厳かな落慶法要に続き、高岡教区大福寺の太田浩史住職が記念法話をした。

鷲嶺住職(77)は「再建できるか思案したことがあったが、門徒や地域の方の後押しでここまできた。ただ、感謝しかない」と話していた。