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一日限りの遺作展 原本賢治さんの洋画並ぶ 寺町2の光樹寺で

20170903原本賢治.jpg写真=原本賢治さんの作品が並ぶ光樹寺内
 上越市寺町2の光樹寺(佐藤信明住職)は、上越市で活躍した洋画家、原本賢治さん(1910〜2001)の命日にちなみ今日5日、同寺で一日限りの遺作展を開く。同寺で保管されている原本さんの描いた風景画など約50点が並ぶ。入場無料。

原本さんは旧高田市出身の洋画家。東光会新潟支部長や上越市展の創設委員を務め、帝展や日展に9回入選したほか、各種市表彰を4回受賞するなど、上越地域でも有名な美術家の一人

今回の遺作展は、原本さんの十七回忌にちなみ、命日である9月5日の一日限りで実施することになった。生前、菩提寺である同寺に寄贈した五智国分寺の三重塔の風景画や、妙高山系を4枚のふすまに描いて表現した障壁画などが所狭しと並べられている。

展示作品の多くは、今年3月に他界した大島画廊(上越市本町3)の大嶋宰元会長から、3年前に寄贈を受けたもの。20点以上の作品は、今回初めて一般の人の目に触れることになる。原本さんが静物画のモチーフとして使用した壺なども併せて展示した。

佐藤住職(67)は「なかなか一般の人の目に触れる機会のないものが並ぶ。ファンの方も多いので、より多くの人に作品を知ってもらえたら」と話している。

展示時間は午前10時から午後3時。問い合わせは、光樹寺523・5524。