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2017年9月アーカイブ

プロの音色で聴衆魅了 アルスノバ・ウィンドオーケストラ 地元中学生と合同演奏も

20170926オーケストラ.jpg写真=春日中と清里中の吹奏楽部と「アルスノバ・ウィンドオーケストラ」による合同演奏

上越市出身の音楽家、箕輪響さんが主宰する「アルスノバ・ウィンドオーケストラ」によるコンサートが26日、同市新光町1の上越文化会館で開かれた。プロの音楽家が演奏を披露したほか、地元の春日中学校吹奏楽部などとの合同演奏も実施し、音楽を通じて交流を深めた。

「日本音楽教育の母」と呼ばれる小山作之助(1864〜1927年)が同市出身であることから、子供たちに優れた音楽に親しんでもらおうと、上越市が主催した。開催は2年ぶり2回目。市内の小中学校に通う吹奏楽部や合唱部などの部員ら約970人を招待したほか、一般来場者も多く訪れた。

アルスノバ・ウィンドオーケストラは神奈川県川崎市を拠点に活動している。固定のメンバーもいれば、公演ごとに必要な楽器に合わせて箕輪さんらが集めたメンバーもいる。今回の公演では約40人のメンバーが集まり、指揮者の箕輪さんをはじめ、上越市に在住するメゾソプラノ歌手の宮澤彩子さん、ピアノの布施美穂さん、バイオリンの牧田由美さん、上越地域出身でオーボエの宮川敦史さん、サックスの渡部瞳さん、トランペットの杉山さくらさんなど、上越に縁のある音楽家が集まった。

公演の前半では、プロの音楽家らが9曲を披露。後半では、地元の春日中学校と清里中学校の吹奏楽部、大潟町中学校合唱部による共演も行われた。このうち春日中と清里中の吹奏楽部は、プロの音楽家らと一緒に「星条旗よ永遠なれ」を披露。合同練習を行ったのは前日1日のみだったが、生徒らはステージの上で堂々と演奏をやり遂げた。

春日中吹奏楽部の部長、井澤里帆さん(15)は「プロの音楽家は音の出し方、表現の仕方が私たちとは全然違った。一緒に演奏できたことは、とても良い経験になった」と感想を語った。

先人に感謝し今後の発展願う 南城町4町内会 町内会設立70年祝う会に住民多数

20170923南城4が町内祝う会.jpg写真=住民たちが町内会設立70年を祝った

上越市南城町4町内会(阿部利夫町内会長)は23日、町内会設立70年を祝う会を開いた。会場となった町内会館には子供から高齢者まで、住民約100人が集合。昔の写真や二胡の演奏を鑑賞したほか、餅つきなどの催しで盛り上がりを見せた。

同町内は戦後間もない1947年9月1日、南城町3丁目町内会から独立した。当時は25世帯だったが、年々世帯数は増加。昨年は分譲地へ新たに住宅が建ち並び、10世帯以上が増加。現在は160世帯が住むという。

祝う会は先人への感謝、昔の思い出を振り返りながら、今後の町内の発展を願うことを目的に行われた。町内役員を中心に、子ども会、老人会の「寿会」、壮年会の「南四会」が協力し、昨年から企画を進めてきた。

同日は住民から集めた昔の写真25枚がプロジェクターで映し出され、参加者は思い出に浸った。市内に住む二胡奏者、小川菜々さんが招かれ、演奏会も行われ、住民たちは二胡の世界に引き込まれていた。

70年を祝う会は、歴代町内会長や多数の住民、近隣町内会長などが出席し、祝杯をあげた。屋外では南四会の餅つきで盛り上がったほか、子ども会による綿あめやかき氷のブースが並び、親子らでにぎわっていた。

阿部会長は「先輩方はじめ、町内の皆さんに感謝。70年の節目を迎え、町内が今後ますます発展し続いていくことを願う。次世代にも期待している」と話した。

演奏や仮装で盛り上がる 家族連れらでにぎわう 南本町で雁木通りまつり

写真=雁木通りで演奏する城西中吹奏楽部

上越市南本町3の雁木通りで24日、「第15回三世代交流雁木通りまつり」が開かれた。飲食や雑貨の屋台が並んだ会場では、地元の子供たちによる演奏会や地域住民が参加する仮装大会なども開かれ、大盛り上がりとなった。

南本町小学校区の町内で作る「南三世代交流プラザ運営協議会」が、地域に住む親子ら三世代間の交流で活性化を図ろうと、毎年実施している。市の地域活動支援事業に採択されている。

この日は、上越信用金庫南支店前から南本町2交差点付近までを車両通行止めとした。約400㍍の区間には、豚汁や揚げ物、手芸品などの屋台が所狭しと並んだほか、楽器演奏や仮装大会などを開くイベントスペースが設けられた。

地元の市立城西中学校からは吹奏楽部が参加。部員49人が、子供に人気のスタジオジブリやアンパンマンの曲を演奏したほか、情熱大陸のテーマなど6曲を披露。雁木下を埋め尽くす大勢の観客で溢れかえった会場を盛り上げた。

このほか、南本町小学校によるダンスやいずみ幼稚園によるリングベルの演奏なども行われた。

同まつりでは、仮装して来場した人には菓子が配られるため、人気のお笑い芸人やアニメキャラクターなどにふんして会場を訪れる人が多く見られた。毎年恒例の人気イベントである仮装大会も開かれ地元の学校教員や住民らが参加していた。

市内に住む女性(53)は「毎年盛り上がっていて、地域が一体となって開催している祭りであるということを実感する。子供たちの演奏はとても上手だった」と話していた。

華麗なジャンプ披露に拍手 動物愛護フェスティバル 長寿犬・猫177匹表彰

20170923動物愛護フェス.jpg写真=来場者から大きな拍手が送られた警察犬の訓練実習

「第39回動物愛護フェスティバルin上越」が23日、上越市の高田公園忠霊塔前芝生広場などで開かれた。動物愛護協会功労者や長寿動物の表彰式、警察犬や災害救助犬の実演などが行われ、会場には愛犬を連れた多くの家族連れが訪れた。

人と動物が社会生活で共存することの重要性を広く県民に呼びかけること、楽しみながら動物との関わりを持ってもらうが目的。動物愛護週間(20〜26日)に合わせ毎年開かれている。県動物愛護協会上越支部、上越、妙高、糸魚川の3市、上越・糸魚川保健所管内狂犬病予防推進協議会、上越、糸魚川両保健所で構成された実行委員会が主催した。

長寿動物の表彰は犬15歳(大型犬は11歳)、猫13歳を表彰。計177匹が対象となり、飼い主に表彰状が送られた。同広場では愛犬を連れた人たちが大勢訪れ、アトラクションを楽しんだ。今年はアイスクリームの販売や、地元有志らによる楽器演奏なども行われ、会場を盛り上げた。警察犬の訓練実演では、障害物を飛び越えたり、重いダンベルを運んだり、さまざまな匂いを嗅ぎ分けたりするなど、日頃の訓練を披露し、来場者から大きな拍手が送られた。また災害救助犬は安全な道へ誘導する実演や、災害時に家の中に取り残された人を見つける実演などが披露された。

このほか、ペットと一緒に参加するアトラクションやペット写真コンテスト、浦川原区のファーミーランドのヤギと触れ合うコーナーも設けられ、来場者の注目を浴びていた。

8歳の愛犬クヌートと一緒にアトラクションに参加し、優勝した糸魚川市横町の30代女性は「イベントは1年に1回の楽しみで毎年参加している。家では甘えん坊だけど今日は頑張ってくれました。家族の気持ちも分かってくれて毎日癒やしをくれます」と話していた。

万が一に備えて! 高田郵便局 職員対象に強盗模擬訓練

20170922郵便局訓練.jpg写真=警察署員が犯人にふんして行われた強盗模擬訓練

上越市大手町の高田郵便局(高橋和弘局長)は22日朝、同局で職員を対象にした強盗模擬訓練を実施した。職員約50人が参加し、強盗に押し入られた際の行動や分担などを再確認した。

同局では防犯に関して毎年、講義や実技などに取り組んでいるが、強盗模擬訓練は3年ぶり。上越警察署の協力を得た。

訓練は、犯人にふんした警察署員がガソリンに見立てた液体とライターを持ってカウンターに押しかけ、現金を強奪するという想定で行われた。

訓練で犯人役はサングラスとマスクを着用して局内に入り、カウンターで「金を出せ。早くしろ。火をつけるぞ」とすごんだ。職員たちはその場に立ち上がり、手を挙げると犯人役は「早くしろ!」と更にあおり、1人の職員が「今用意してますから」などと犯人役をなだめる場面も見られた。職員から現金を奪い取ると犯人役は逃走。男性職員たちがカラーボールを持って犯人役を追いかけたり、遺留物を探したほか、全職員が犯人の特徴を書くなどした。

訓練後には同署生活安全課の小山真佐幸さんが訓練を通しての感想、改善点などを説明。職員たちが犯人の特徴を書いたものについて「上半身の特徴はよく書かれていたが、下半身については(情報が)少なく、靴に関しては1人しか書いてなかった」とし、犯人の特徴を見る時は分担することをアドバイスした。高橋局長は「いつこういう事例が発生するか分からない。人命第一にしっかり対応していきたい」と話した。

南葉山にテント69張り 県登山大会 高校の山岳部員が一堂に

20170921南葉山.jpg写真=南葉山でテントを張る高校生

県内21高校の山岳部や登山部の部員が集まって交流を深める「県高等学校秋季地区体育大会 全県登山大会」が21日、上越市中ノ俣の南葉高原キャンプ場で始まった。170人の生徒が参加し、計69張りのテントを並べると、同キャンプ場の池田増夫管理人(75)は「これだけの数のテントが並ぶのは、南葉山では極めて珍しい」と驚いていた。参加した生徒たちはこの日、炊事に励んで寝泊まりし、今日22日には頂上を目指し登山を行う。

全県単位の登山大会は年に4回開かれている。秋季大会は生徒同士の親睦を深め、心身の健全な成長を図る目的がある。今年は上越市の南葉山で開かれることになった。登山道にはカタカナ1文字が書かれたパネルが複数箇所に設置されており、現在地を確認しながら地図上に文字を書き込んでいく。

今回は21校から170人が参加。池田管理人によると、同キャンプ場は以前に比べて規模が縮小し、50張りほどのテントを張るのが限界だったため、今回の大会に合わせて重機で斜面を整備し、エリアを増設。約80張りのテントを設置できるようにした。

この日は昼頃から各校が順次、会場に到着してテント張りを行った。生徒たちは高田平野を一望すると「景色が良い」「空気がおいしい」などと話しながら、山のレジャーを満喫していた。

今日22日には、標高約950㍍の南葉山を登り、参加者同士で交流を深める。

高田農業高校2年の小林柾貴君(16)は「初対面の人ばかりで緊張するけど、みんなで山を登れば達成感を得られると思う。道中の景色も楽しみたい」と話していた。

本番での健闘を誓う 愛顔つなぐえひめ国体と障害者スポーツ大会 市役所で選手壮行会

20170920えひめ国体壮行会.jpg写真=本番での健闘を誓った上越市関係の選手や役員らと村山市長

愛媛県で30日から10月10日に開催される第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」と、10月28日から30日の第17回全国障害者スポーツ大会「愛顔つなぐえひめ大会」に出場する上越市関係の選手と役員らの壮行会が20日、上越市役所で行われた。

えひめ国体に本県選手団として出場する上越市関係は役員2人、監督、コーチ、トレーナーの計9人、選手20人の31人。選手はサッカー、テニス、弓道、柔道、水泳、体操などに出場。障害者スポーツ大会にはコーチ3人、選手4人が、陸上とフライングディスクに出場する。

壮行会にはこのうち23人が出席。関係者や市職員ら多くの人が見守る中、一人ずつ紹介された。村山秀幸市長は「市民、県民が皆さんを応援している。高い志を持ち、無限の可能性を信じて、記録と記憶に残る大会となるよう心から願っている」と激励した。

選手を代表して、柔道に出場する県立高田北城高校3年の山邉雄斗選手(18)が「新潟県代表として恥ずかしくない試合をしてくる。得意の背負投げで、高校生活の最後を勝って締めくくりたい」と決意を述べた。

おめでとう100歳 牧区の堀田ハツノさん 村山市長から祝福受ける

20170918表敬訪問.jpg写真=村山市長と談笑する堀田ハツノさん(中央)

上越市牧区池舟の堀田ハツノさん(99)は本年度で100歳を迎える。「敬老の日」の18日には、上越市の村山秀幸市長が長寿を祝おうと、堀田さん宅を訪問した。堀田さんは市長から祝状などを受け取ると「市長から(祝状を)直接いただくことができてびっくりしている。うれしい」と喜びを語った。

上越市は毎年「百歳敬老祝賀事業」として、年度中に100歳を迎える高齢者を訪問し、祝状と記念品を贈呈している。本年度は1917年4月1日〜18年3月31日までに出生した男性6人、女性56人の計62人に、同市をはじめ、国と県からそれぞれ祝状と記念品が贈られることになった。

来年1月で100歳を迎える堀田さんは、長男夫婦と一緒に3人で暮らしている。亡き夫との間に4人の子供をもうけ、6人の孫や9人のひ孫に恵まれた。

村山市長は午前9時30分頃、堀田さん宅に到着。茶の間で堀田さんと約20分談笑し、「趣味は何ですか」「食事は皆さんと同じ物を食べているんですか」などと質問していた。

堀田さんは「花を植えて、水やりをするのが好き」「家族と一緒の食事をいただいている」などと返事をしていた。市長から祝状や記念品を受け取ると「本当にありがとうございます」と笑顔を浮かべていた。

この日、堀田さん宅には市内外に住む子供夫婦や孫夫婦ら約20人が祝福に駆け付けた。堀田さんは「これだけたくさん来てくれてうれしい。長生きの秘訣は、好き嫌いなくご飯を食べることかな」と話していた。

村山市長は同日、安塚区上方の佐藤ワシさん(99)宅も訪問。このほか、本年度で100歳を迎える市内の60人に関しては、今日19日以降、県または市職員が自宅を訪問する予定。

傘寿と4回目の成人式祝う 旧大町中の卒業生 64年ぶりに同期会

同期生_恩師を囲んで.jpg写真=母校を訪問し恩師(前列中央)を囲んで

1953年に旧高田市立大町中を卒業した第6回同期生が15日、64年ぶりに上越市に集まり、母校の現大町小で恩師に対面したほか、本町5のかっぽうで懇親会を開いた。

同期生が80歳を迎えたことから「傘寿の祝い」と「4回目の成人式を祝う会」を兼ね、初めて開催した。卒業時は6クラス、計289人だったが、現在は入院や施設入所などで連絡が取れない人も多く、集まったのは20人。広島、東京、神奈川など遠方から駆け付けた人もいた。

午後2時に高田駅に集合し、希望者のみ同期生が以前経営していた高田世界館を訪ねた。106年の歴史を誇る館内や映写室を見学し、当時見た映画の話に花が咲いた。近くの幸町に住む関口俊一さんは「毎週のように母に連れられ見に来た。ジョニー・ワイズミュラー主演のターザンが印象的。幼少の頃は無声映画も上映していた」と話す。

次に母校の大町小を訪問。同市西城3に住む恩師の長谷川新さん(91)が出迎え、「皆さんは(給食の)コッペパンと(シラミ駆除の)DDTの世代。母校は昭和4年の県内最古の鉄筋コンクリート校舎だったが、(2004年に)耐震構造の新しい校舎に生まれ変わった」とあいさつした。東京から駆け付けた小森豊子さんは「人気のある先生で、今も姿勢が良く昔と変わらない。立派な校舎に驚いた」と話す。

同期会を取りまとめた代表世話人の近藤栄次郎さんは「地元の人はもちろん、遠方からも参加してもらいうれしい。和気あいあいと楽しい時間を過ごせた」と喜んでいた。

秋の夜はきれいな"月"を もちや菓子店 期間限定の団子販売中

20170911もちや月見だんご.jpg写真=電話予約で10個セットが900円に

上越市本町2のもちや菓子店(上野照子店主)は、10月4日の「中秋の名月」に合わせて、月をイメージした黄色など3色の「月見だんご」を期間限定で販売している。

団子は米粉餅で、白、緑、黄の3色があり、白にはこしあん、ヨモギを使った緑にはつぶあんが入っている。黄色い大玉"月"は黄身あんを入れ、満月をイメージしている。つやのある団子はいずれも甘さ控えめのあんで、もちもちとした食感がクセになる。

価格は1個90円。"月"は1個150円。セット価格は5個セット510円、7個セット690円、10個セット960円。いずれも"月"を入れた組み合わせになっている。

上野店主は「季節を感じてもらいたい。月見をしながら食べて楽しんでもらえれば」と話している。

10月5日が満月ということもあり、同店では10月中旬頃まで販売を行う予定。

また事前の電話予約に限り「上越よみうりを見た」と言うと10個セットが900円になる特典がある。

時間は午前9時から午後6時。水曜定休。電話523・3270。

会心きざわ 会席料理をワインで 10月に楽しむ会 参加受付中

会心きざわ料理.jpg写真=洋風にアレンジした会席料理(メニュー一例)

上越市大学前の「会心きざわ」で10月7日、「会席料理を岩の原ワインで楽しむ会」が開かれる。現在予約を受け付けている。

定期的に料理と酒の催しを行っている同店だが、ワインを楽しむ会は初めて。同店によると岩の原ワインは日本料理に合うといい、今回は会席料理5〜6品を洋風にアレンジして提供するという。 ワインはロゼ・マスカットベーリーA、レッド・ミルレンニューム2014、マスカットベーリーA2014の3種を用意する。

時間は午後6時30分からで、料金は税込一人8000円。希望者には高田駅︱会心きざわ間をタクシー送迎する(行きは午後6時発)。

予約申し込みは、会心きざわ525・0987。

新色"青"トラックで躍動 大会新記録も 上越中学校新人陸上大会

20170914中学新人陸上競技大会.jpg写真=青色に生まれ変わったトラックで力走する選手ら

第12回上越中学校合同新人陸上競技大会(上越市中学校体育連盟など主催)が14日、上越市の高田公園陸上競技場で開かれた。3年生が引退し、2年生以下が中心となってからは最初の大会。鮮やかな青色に生まれ変わったトラックで、選手たちは自己記録更新や上位入賞を目指して躍動した。

同競技場のトラックは、近年の世界大会などで使用されている青色のウレタンに改修工事され、1日から供用開始された。中学生の大会では、今回初めて使用された。

この日は学年別を含めると男子21種目、女子17種目を実施。男女合わせて463人が参加し、日頃の成果を発揮した。砲丸投げや走り幅跳び、100㍍走などで大会新記録が誕生し、観戦に訪れた保護者などから熱い声援が送られていた。

男子2年100㍍決勝で大会記録を更新する11秒52で見事優勝した市立城東中2年の桃井誠仁君(14)は「予選で力んでしまったが、ライバルと一緒に走れて記録更新ができて良かった」と喜んだ。また新トラックについては「赤かった昨年より、硬くなり走りやすくなった。とてもリラックスして走ることができた」と話していた。

全国大会入賞を報告 上越南消防署の兼村さん 村山市長を訪問

20170913消防.jpg写真=村山市長に腕の筋肉を確認される兼村さん(右)

上越南消防署の消防士長、兼村修平さん(28)がこのほど、宮城県で開かれた「第46回全国消防救助技術大会」の「ロープブリッジ渡過の部」に出場し、入賞した。13日には、上越市の村山秀幸市長を訪問し、成績を報告した。

同大会は、消防士として必要な技術を競うもの。個人戦4種目と団体戦3種目が実施され、各都道府県大会などを勝ち抜いた精鋭が全国大会に出場した。

今年、上越地域消防本部からは、兼村さんが全国大会のロープブリッジ渡過に出場。高所に水平に張った長さ20㍍のロープを往復し、その速さや安全性を競った。県大会とは異なり、全国大会では順位付けが行われず、規定のタイムをクリアして安全性などの面で減点がなければ入賞となる。今年は52人が競技に臨み、49人が入賞。兼村さんのタイムは20・8秒で、20番台の成績だった。

今年は7月に記録した大雨による災害の影響で県大会が中止となった。そのため過去5年間の大会において、ロープブリッジ渡過で優秀な成績を収めていた上越地域消防本部に、同競技での全国大会出場権が与えられ、兼村さんが代表して出場した。

兼村さんは村山市長との面会で「全国大会に出てくる選手はレベルが高かった。競技前は緊張した」と当日を振り返った。タブレット端末で、競技中の動画も村山市長に見せていた。

村山市長は兼村さんの腕を握ると「腕力がすごいね」と驚いたような表情を見せていた。

兼村さんは「今年は県大会が中止になり、競技に出たくても出られない選手がいたので、県の代表として戦ってきた。入賞することで、市民の安全安心をアピールできた」と感想を語った。

体験通じて防災学ぶ 消防フェスティバル 親子連れでにぎわう

20170910消防イベント.jpg写真=放水体験に参加する子供

上越市北城町1の上越地域消防本部・上越南消防署で10日、「消防フェスティバル2017」が開かれた。消防や救命活動を体験できるコーナーが設けられ、大勢の家族連れなどでにぎわった。

市民に防災や救急に対する理解を深めてもらおうと、上越地域消防事務組合(伊藤公雄消防長)が毎年1回実施している。

イベント会場は、上越南消防署の駐車場や屋外訓練場に設けられた。子供たちから人気を集めていたのは、はしご車の試乗をはじめ、防火服を着用しての放水、消火器の使用体験など。このうちはしご車の試乗は希望者多数のため抽選となるほどの人気ぶりだった。当選者は地上から高さ最大30㍍まで伸びるはしごのリフトに乗り、上空からの景色などを楽しんでいた。

放水体験では、子供たちが防火服を着用。的を狙って放水するなどして、消防士気分を味わっていた。

このほか、濃煙体験やAEDの実践、消防機材の展示などが行われた。

はしご車に乗った藤井龍人君(5)は「景色が良かった。はしご車に乗れてうれしかった」と感想を語った。

20年ぶりのステージ 関根学園吹奏楽部 五ノ辻稲荷神社で演奏披露

20170911関根学園吹奏楽部.jpg写真=舞台の上で演奏する関根学園吹奏楽部

部員不足により約20年前に休部した私立関根学園高等学校の吹奏楽部が本年度から活動を再開している。10日には、再開後初となる演奏会を、上越市大町5にある五ノ辻稲荷神社の例大祭内で実施。約100人の住民を前に、練習の成果を披露した。

同校は昨年度、「運動部だけでなく、文化部も盛り上げよう」との方針を打ち出し、約20年前から休部していた吹奏楽部の活動再開を決定。今年4月までに5人の部員が集まり、音楽室で練習を開始した。上越や東京などで活躍する二葉楽器のサックス奏者、早瀬圭一さん(48)から指導を受けている。

今回は同神社の例大祭の中で、約20年ぶりとなる演奏会を実施。お揃いの紫色のポロシャツを着て神楽の舞台に上がると、この日のために2か月半前から練習してきた「宝島」「赤とんぼ」「夏祭り」の3曲を演奏した。

会場には約100人の住民が訪れ、演奏に合わせて手拍子をしたり、一緒に歌ったりするなどして、演奏会を楽しんでいた。

アンコールでは、会場に集まった住民による投票で演奏曲を決定。一番多くの人の手が挙がった「夏祭り」を演奏して、会場を盛り上げた。

部長の宮澤仕歩君(16)は「思っていたよりも多くの人が集まり、緊張した。不安はあったけど、お客さんの盛り上がりを含めて、今回の演奏は120点満点だった」と笑顔で話した。大町5に住む伊達優さん(75)は「とても上手な演奏で、会場が一体となって盛り上がることができた」と話した。

釜蓋遺跡公園 色鮮やかコスモス開花

20170909釜蓋遺跡コスモス見頃.jpg写真=コスモスが見頃を迎えた釜蓋遺跡公園

上越市大和5の釜蓋遺跡公園でコスモスが見頃を迎えている。地元の団体が種をまき育てているもので、ピンクや白といった可憐な花が、秋空の下で訪れた人々を歓迎するように揺れている。

コスモスの植栽は、国指定史跡「吹上・釜蓋遺跡」の魅力を発信しようと、吹上・釜蓋遺跡応援団(大野敏夫団長・会員60人)が昨年から行っている。1200平方㍍の敷地にコスモスのじゅうたんが広がる。大野さんは「おもてなしの気持ち。今月中が見頃で、花も遺跡も一緒に楽しんでもらいたい」と話していた。

息子の祥太郎君(2)と公園を訪れた同市大和3の福崎洋平さん(38)は「歴史と自然に触れ合える最高の場所。花もきれいだった」と喜んでいた。

温かく強い絆を未来へ 豪カウラ市職員のカナードさん 平和記念公園を訪問

20170907カウラ市職員平和記念公園訪問.jpg写真=展示館を訪れ、資料を見ながら話すカナードさん(左)と近藤会長

上越市と平和友好交流意向書を交わしているオーストラリア・カウラ市の市職員クリス・カナードさん(49)が7日、同市川原町の平和記念公園と展示館を訪れた。戦時中の資料などを見学したほか、追悼碑への献花などを行い絆を深めた。

両市は第二次世界大戦中に捕虜収容所があったことで、2003年10月、平和友好交流意向書に調印。06年度からは職員の相互派遣を行っており、カナードさんは3日から15日まで上越市で研修をしている。

同日、カナードさんは上越日豪協会の近藤芳一会長とともに平和記念公園を訪れた。戦時中、直江津捕虜収容所で亡くなったオーストラリア兵の追悼碑と、戦犯として処刑された日本人8人の法務死者追悼碑に献花した。カウラ市民で初めて日本人の追悼碑に献花したカナードさんは「亡くなった人のことを思い出し、追悼の意を込めて献花した」と語った。

展示館では、近藤会長の案内で同収容所の様子や平和への活動記録がまとめられたパネル、映像などを見学した。このほか、カナードさんは持参したカウラ市のマグネットやステッカー、パンフレットなどを近藤会長に手渡し、魅力などを話しながら同市をピーアールした。

その後の交流会で、カナードさんはカウラの日本人戦没者墓地を紹介。当時偽名を使っていた日本人が多く、今でも本名が分かっていない戦没者が多くいるという。その中で本名が分かった兵士の遺族が、2年前に長野県から同墓地を訪ねてきて遺灰を持ち帰ったというエピソードを紹介し、「とても感動的だった」と語った。

交流会を終えてカナードさんは「温かい歓迎を受けた。両市の交流はずっと続いてほしい。カウラ市に戻ったら日本の文化や、両市はとても温かい関係であることを伝えたい」と話したほか、上越市の子供たちへ「忘れてはいけない過去を学び、思い出し、反省することが大事。より良い未来につなげてほしい」と呼びかけた。

近藤会長は「両市には似ている部分も多く強い絆がある。カウラ市に限らずオーストラリアの人はこれからも大歓迎したい」と話していた。

花の美しさそのまま表現 木村多鶴子さんら押し花展 29日まで

20170830押し花展.jpg写真=作品を展示している木村さん(右下)と生徒の皆さん

「ふしぎな花倶楽部」インストラクターで上越市国府1の自宅で押し花教室を主宰する木村多鶴子さん(79)と木村さんの生徒3人による押し花作品展が同市国府1の五智歴史の里会館で始まった。29日まで。

講師の木村さんは1999年から押し花の世界に魅了され、インストラクター資格を取得。現在は毎月第2、4土曜に自宅教室で指導を行っている。会場には木村さんはじめ、生徒で同市国府1の阿部洋子さん(80)、同市大豆2の佐藤弘一さん(77)、同市国府2の谷文子さん(80)の計4人が大小合わせ約50点の作品を展示している。

作品展は毎年1回、同会場で開いている。例年秋に行っていたが、今年は夏の終わりに実施することになった。今年は蓮やアジサイ、ユリ、アサガオ、カラムシなどを使い、季節の植物や動物、風景、花火などを作り上げた。

作品に使用された花びらや葉は発色もよく、花の美しさもそのまま表現されているほか、和紙や染織した布を背景に使うことで作品の花を一層美しく引き立たせる。

生徒のうち、佐藤さんは市内で押し花を学ぶとても珍しい男性受講者。佐藤さんは「材料集めが大変なんですよ。作品が完成した時は本当に感動するんです」。

木村さんによると「美しい作品を作るのは植物をしっかり乾燥させて押すことが重要」と話し、制作はスピードが勝負という。「(生徒の)皆さんの素晴らしい作品が完成しました。ぜひご覧くださいね」と話している。

時間は午前9時から午後6時。

一日限りの遺作展 原本賢治さんの洋画並ぶ 寺町2の光樹寺で

20170903原本賢治.jpg写真=原本賢治さんの作品が並ぶ光樹寺内
 上越市寺町2の光樹寺(佐藤信明住職)は、上越市で活躍した洋画家、原本賢治さん(1910〜2001)の命日にちなみ今日5日、同寺で一日限りの遺作展を開く。同寺で保管されている原本さんの描いた風景画など約50点が並ぶ。入場無料。

原本さんは旧高田市出身の洋画家。東光会新潟支部長や上越市展の創設委員を務め、帝展や日展に9回入選したほか、各種市表彰を4回受賞するなど、上越地域でも有名な美術家の一人

今回の遺作展は、原本さんの十七回忌にちなみ、命日である9月5日の一日限りで実施することになった。生前、菩提寺である同寺に寄贈した五智国分寺の三重塔の風景画や、妙高山系を4枚のふすまに描いて表現した障壁画などが所狭しと並べられている。

展示作品の多くは、今年3月に他界した大島画廊(上越市本町3)の大嶋宰元会長から、3年前に寄贈を受けたもの。20点以上の作品は、今回初めて一般の人の目に触れることになる。原本さんが静物画のモチーフとして使用した壺なども併せて展示した。

佐藤住職(67)は「なかなか一般の人の目に触れる機会のないものが並ぶ。ファンの方も多いので、より多くの人に作品を知ってもらえたら」と話している。

展示時間は午前10時から午後3時。問い合わせは、光樹寺523・5524。

地震と大規模火災を想定 県と上越市が26年ぶり合同訓練

20170902総合防災訓練.jpg写真=高田の雁木通りを想定し、住宅密集地の消火訓練を行った

「防災の日」(9月1日)に合わせて、県と上越市は2日、同市新南町の県立看護大学と関川河川敷で総合防災訓練を実施した。地震を想定した訓練で約2000人が参加。住民の避難経路の確認や火災の消火訓練などが行われた。

市の総合防災訓練は地震や津波、水害などの想定で毎年行われているが、県との合同開催は26年ぶり。今年は、高田平野西縁断層を震源とした震度6強の地震速報が発表され、家屋の倒壊や火災などで同市新道地区周辺に避難勧告が出されたという想定で行われた。

この日は住民約1200人のほか、消防、警察、自衛隊、国交省、県、市など関係機関の約800人が参加した。午前8時30分に避難勧告が出されると、住民は市指定避難所の同大学体育館に避難。災害対策本部では、村山秀幸市長と米山隆一県知事がテレビ会議システムで情報共有訓練をしたほか、各区総合事務所との被害状況の確認訓練も行った。

同大ではバイクや航空機による情報収集訓練や救援物資の輸送、炊き出しや濃煙・消火・地震体験などが行われた。

避難所ではAED(自動体外式除細動器)体験や血圧測定などの健康相談、傘やタオル、新聞など家にあるのもを使ったケガの応急処置講座などが行われた。また動物同行避難訓練も行われており、愛犬と一緒に避難した同市鴨島3の早川智子さん(82)は「犬と一緒に避難訓練をしたのは初めて。同じ家族なので訓練機会をもらえて勉強になった」と話していた。

関川河川敷では航空自衛隊ヘリを使った負傷者搬送、河川の中洲や孤立集落からの住民の救出、重機で通行の妨げになってるがれきの除去活動をはじめ、消防署員による倒壊家屋からの救出などさまざまな訓練のほか、糸魚川大火を踏まえた大規模火災に対する消火訓練が行われた。

消防と消防団合わせて125人が消防車28台、排水ポンプ車、水幕ホースなどを使い、住宅密集地を想定し飛び火などによる延焼拡大を防ぐもので、一斉に放水が始まると集まった住民からは拍手が起こった。

訓練後、村山市長は「災害に同じものはなく、想像力を働かせながら訓練することが大事。『自分たちの町、自分たちの命を自ら守る』を合言葉に、早目の行動を心掛けてほしい」と話し、米山知事は「糸魚川大火や7月の大雨で皆さんの防災意識が高まってると感じた。県として最小限の被害に抑え、最大限の力を発揮できるよう整備をしていく」と講評した。