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ドイツの味を給食で 上越市教育委員会 調理員ら対象に料理教室

20170808ドイツ料理教室.jpg写真=フェリックスさん(左)から調理方法を教わる調理員ら

2020年に開かれる東京五輪で、体操ドイツ代表の事前合宿地となることが決まっている上越市は、市民にドイツの文化を知ってもらうための取り組みを実施している。8日には、同市下門前のワークパル上越で「ドイツ料理教室」を実施。市内の小中学校の調理員や栄養士ら41人が参加し、ドイツ人講師から料理の作り方を教わった。

2学期の給食でドイツ料理を提供し、小中学生にその食文化を知ってもらおうと、市教育委員会が主催した。飲食店などでの職歴を持つ公益財団法人日独協会のミルケライト・フェリックスさんが講師を務めた。

フェリックスさんが紹介したドイツ料理は、日本のハンバーグに近い「ブレッテン」をはじめ、朝食として人気のあるジャガイモ料理「バウエルンフリューシュトゥック」、鍋の中に野菜やソーセージなどを入れて煮込む「エルブセン・アイントップフ」の3品。フェリックスさんは参加者の前で調理の方法を説明した。

ブレッテンを作る際には、牛と豚のひき肉を使用。細かく刻んだタマネギやパセリなどと一緒にボウルに入れ、ハンバーグを作る要領でこね、衣を付けてフライパンで焼いていった。フェリックスさんによると、今回作った物はベルリン風で、ドイツ国内でも地域により味付けが異なるという。

「バウエルンフリューシュトゥック」はジャガイモやタマネギ、ベーコンなどの具材をフライパンで焼き、溶き卵や牛乳、生クリームを注いでオムレツのように焼き上げる料理。参加者はフェリックスさんが具材をどの程度まで炒めているかなどを、熱心にメモしていた。

フェリックスさんによる手本を見た後、参加者は6班に分かれ、各班ごとに3品を完成させていった。

高士小学校の柴山雅子調理員は「調理の過程を見た印象としては、家庭料理というイメージが強い。今後、給食風にアレンジをして、子供たちに提供できれば」と話していた。

市教委によると、ドイツの食文化を家庭でも味わってもらうため、11月には市民を対象にした料理教室を開催する予定。