上越よみうりは読売新聞に無料で折り込まれる日刊紙です。旧上越市を中心に政治・経済・サークル活動・スポーツ・イベント等、身近な話題を取材報道している市民新聞です。

2017年7月アーカイブ

熱い夜 若衆ら駆け抜ける 八坂神社でお饌米奉納 直江津祇園祭

20170729お饌米奉納候補2.jpg写真=八坂神社の参道を駆け抜ける若衆ら

上越まつりの直江津祇園祭を締めくくる「お饌米奉納」が29日夜、上越市西本町4の八坂神社で行われた。若衆たちは米俵を担いで威勢のいい声を張り上げ、神社の参道を一気に駆け抜けた。大勢の市民が集まり、会場は熱気に包まれた。

お饌米奉納は毎年、直江津祇園祭の最終日に行われている。直江津地区の19町内が米俵を奉納し、1年の豊作と豊漁を祈願する。

午後7時過ぎ、八坂神社周辺の道路に19町内の屋台が次々と集結し、若衆らが「わっしょい」「よいやさー」の威勢のいい掛け声で会場を盛り上げた。

今年はトップバッターは福永町が務めた。若衆たちは掛け声やおはしが響く中、屋台から降ろした米俵を担ぎながら、神殿を目指して参道を一気に駆け抜けた。

奉納は福永町からあけぼのまで順に行われ、奉納を終えて屋台に戻ってくると、紙吹雪の舞う中、胴上げが行われたりと会場の熱気は最高潮に達した。

毎年見に来ているという同市石橋1の70代夫婦は「熱気がものすごい。笑顔で汗をかく姿を見て元気をもらえる。ずっと受け継がれてほしい」と話していた。

幻想的な世界へ誘う絵画 陶芸家の高井進さん 遊心堂で作品展

20170727高井進作品展.jpg写真=ブラックライトアートを制作している高井さん  

上越市中郷区の陶芸家、高井進さん(79)による「陶芸・ブラックライト絵画作品展」が28日、同市本町4のアートサロン遊心堂で始まった。特殊な光で照らすと、幻想的な表情に変わる妙高の山々を描いた絵画などを中心に、陶芸を含む新作約80点が展示されている。8月1日まで。

ブラックライトとは、蛍光物質を含むものに当てると発光する、人の目にはほとんど見えない光。

高井さんは陶芸で蓄光性のあるうわ薬を用いたり、化学繊維がブラックライトに反応することを利用しての作品作りを追求してきた。「人と同じものを作りたくない。どうしたら自分らしいものが作れるか、常に模索している」と考えており、近年では絵画作品に蛍光絵の具を使い、新たな境地を見い出した。

遊心堂入り口上部には今回の作品展の象徴、春夏秋冬で様々な表情を見せる妙高山を描いた「妙高の四季」が展示されている。

展示作品はアクリル絵の具に砂を混ぜ、キャンバスに盛りつけるようにして地を作る。そこに蛍光絵の具で描き入れていく。特に空模様は、コンプレッサーやスプレーガンを用いることで、筆では表せない風の流れや独特な表現ができる。秋の妙高山を描いた作品はブラックライトで美しい夜景へと姿を変え、鑑賞する人を幻想的な世界へと誘う。

絵画は、今回の作品展のために制作した新作が約20点、陶器は青磁を中心に、昨年から取り組んでいるコスモブルーの茶道具や壺などの磁器が約60点並ぶ。

高井さんは「ブラックライトで絵が変化する瞬間が面白く、心で感じるものがあると思う。2度楽しめると思うので、そこをぜひ見てもらいたい」と話していた。

時間は午前10時〜午後6時。最終日は午後5時まで。会期中、高井さんは会場に在廊する。

スポーツ通じて国際交流  独・少年団が上越市訪問

20170728ドイツ.jpg写真=村山市長から記念品を受け取るドイツの少年団のメンバーら  

ドイツの都市、ケンプテン市のスポーツ少年団が28日から8月1日まで、国際交流などを目的に上越市を訪れている。初日となった28日には、村山秀幸市長を表敬訪問。日本や上越の地で楽しみにしていることなどを紹介した。  

日本体育協会などが実施する「日独スポーツ交流」の一環で来日。日本とドイツのスポーツ少年団が互いの国を訪問し、互いに親睦を深め、両国の青少年スポーツを発展させようと、1974年から毎年行われている。ドイツの少年団が上越市を訪れるのは12年ぶりとなった。

ドイツからは「ドイツスポーツ少年団」の125人が来日。13グループに分かれて、北海道から九州までを訪問している。このうち上越市を訪れたのは、スキーや水泳、サッカーなどに励む選手11人や団長ら計15人。選手の年齢層は16〜18歳となっている。15人は22日から8月7日までの日程で石川県穴水町、上越市、富山県富山市の3都市を訪問する予定。上越市にいる間には、上越まつりのほか、妙高市のスポーツ交流大会などに参加し、上越地域のスポーツ少年団と親睦を深める。

上越市役所での面会では、村山市長に「上越はスキーが栄えている町ですか」「市長はスポーツをやっていますか」などと質問していた。

村山市長は、上越が日本スキー発祥の地であることや、上越市が2020年の東京五輪の事前合宿でドイツの体操チームを招致することを紹介。最後に記念写真を撮影したほか、記念品を贈呈した。  競泳選手のマリア・ヴァルトハオザーさん(16)は「お寺や神社へ行くのが楽しみ。浴衣も着てみたい」と話した。

屋台の絵はがきやグッズなど  ひぐちキミヨお饌米展

20170726ひぐちキミヨお饌米展.jpg写真=作品を手にするひぐちさん

上越まつりの直江津祇園祭に合わせ、上越市在住のイラストレーター、ひぐちキミヨさんのイラスト原画や祇園祭グッズなどを展示販売する「ひぐちキミヨ お饌米展」が、同市西本町3の直江津ショッピングセンターエルマール1階イベント広場で開かれている。祇園祭の19町内の屋台や直江津の町並みなどを描いた約300種類の絵はがき、町内名入りのポシェットやキーホルダーなど手作りの祇園祭グッズが並ぶ。30日まで。

直江津祇園祭に合わせた個展の開催は今年で9回目。会場には、直江津在住のひぐちさんが丁寧に描いた祭りで盛り上がる「わが町直江津」の世界が広がる。

イラスト原画は、19町内の屋台やみこしの川下り、お饌米奉納など、直江津祇園祭を描いた新作を含む24点を展示。「直江津まちなみ絵はがき」は、屋台巡行や大花火大会などの祭りのシーンをはじめ、新旧の直江津駅、いかや旅館、旧直江津銀行、直江津海岸などを描いている。

大好評の祇園祭グッズは、和風柄の布に町内の提灯をプリントしたポシェットや巾着袋、がま口、キーホルダーのほか、新作として町内名入りの革ひもペンダントと、リクエストに応えて製作したおはやしの笛を入れる布袋が加わった。

ひぐちさんは「祭あり、景色ありの上越の魅力がいっぱいなので、ぜひ、おいでください」と話している。

時間は午前10時から午後6時。最終日は午後5時まで。

文化財指定を祝い 県警察音楽隊など 上越まつりでパレード

20170726上越まつりパレード.jpg写真=沿道の市民の声援に応えながら中央1地内を行進する県警察音楽隊

「第42回上越まつり」の行事が市内各地で盛大に開かれている。祭りの舞台が高田から直江津へと移った26日には、直江津駅前商店街などを会場に、恒例の「祇園祭マーチングバンドパレード」(直江津商店連合会など主催)が行われた。初参加となる県警察音楽隊を始め、陸上自衛隊音楽クラブなどが力強い演奏を披露し、会場を盛り上げた。

上越まつりは上越市の夏の風物詩。23日から26日までは「高田祇園祭」、26日から29日までは「直江津祇園祭」として開かれている。今年3月には直江津、高田祇園祭の御旅所行事と屋台巡行が県無形文化財に指定されたことから、今年は地元の小学生だけでなく、県警察音楽隊、陸上自衛隊高田駐屯地と新発田駐屯地の合同音楽クラブがパレードに参加した。

県警音楽隊は隊員32人がトランペットや太鼓、フラッグなどを手に、荒川橋付近から中央1の三野屋菓子店前までの約800㍍を行進した。

中央1の上越信用金庫本店前では、上越警察署の中村栄署長が「前日までの雨とは打って変わって晴天に恵まれた。祇園祭の盛大な成功を祈っている」とあいさつすると、音楽隊が沿道に集まった市民らの前で演奏を披露した。また、31日まで県内で夏の交通事故防止運動が開かれていることから、創立70周年を迎えた古城小の児童16人も県警音楽隊と一緒に行進。交通事故防止や創立70周年を伝えるパネルを持って、直江津市街地を歩いた。

市内在住の男性(77)は「祇園祭は上越の伝統行事。県の無形文化財に選ばれて大変うれしいし、これからも長く続いてほしい」と話していた。

ひな祭りに向けつるし飾り準備開始 上越妙高駅と共に歩む会

20170725ひな飾り.jpg写真=桃のつるし飾りを作る参加者

上越市大和2の住民有志約50人で作られる「上越妙高駅と共に歩む会」(石平春彦会長)は25日、上越妙高駅に来年2月から展示するひな飾りの準備を開始した。初日となったこの日は、会員ら約20人が大和2町内会館に集まり、来春までに約300個のつるし飾りを完成させようと、制作に取り掛かった。

同会は上越妙高駅を訪れる観光客を"おもてなし"しようと、昨年度の活動で500個以上のつるし飾りを制作。今年2、3月には、上越妙高駅の新幹線改札口付近にあるピーアールスペースなどを利用して、ひな人形とつるし飾りを設置した。期間中には約20万人が観覧するなど、好評だったという。

来年2、3月には、駅スペースの展示エリアを拡大して、再びひな飾りを設置することが決定。飾りの数を増やす必要があることから、同会は多くの会員や住民有志らから協力を得ようと、昨年度に続いて定期的につるし飾りの講習会を開き、制作者を募ることにした。

11月までに計7回を予定している講習会の初日となったこの日は、女性会員のほか、住民有志やその友人ら約20人が参加。市内在住の手芸講師である木島光子さんから、縁起物である桃の作り方を教わった。参加者はピンク色や緑色の布を使って桃の形を作り、内部に綿を詰めるなどして飾りを完成させていった。11月までの講習会で10種類ほどの縁起物を作るほか、会員らは自宅でも制作に取り組むなどして、約300個の飾りを制作する予定。
 講習会に参加した大和2の女性(68)は「冬につるし飾りを飾れば、スキーなどで上越に来た人に喜んでもらえる。上越妙高駅周辺のにぎわいにもつながれば」と語る。石平会長は「出来合いの物ではなく、地元の人たちが手作りしたつるし飾りを並べることで、おもてなしの心がより伝わるはず」と話していた。

通知表にドキドキ 保倉小学校で終業式 小中学校で夏休み始まる

20170724終業式.jpg写真=横山教諭から通知表を受け取る児童

上越市内の市立小中学校では21日から25日にかけて、1学期の終業式が行われている。24日には、市立保倉小学校(松岡博志校長、児童83人)が終業式を実施。学級活動では、1年生15人が初めての通知表を受け取り、「夏休みも勉強を頑張りたい」と目を輝かせた。

体育館で行われた終業式で、松岡校長は「自分で立てた夏休みの目標を実行して、胸を張れる夏休みにしましょう」と児童に呼び掛けた。全校児童で夏休みの注意点を考える時間では、児童が次々と手を挙げて「家庭での約束を守る」「外で1人で遊ばない」「雨が降った後の川には行かない」などと意見を述べていた。

学級活動は各教室で行った。1年生15人は担任の横山栄子教諭から、小学校生活で初めての通知表を受け取った。横山教諭は「通知表には、みんなが1学期に頑張ったことが書いてあります。家の人に見せてあげましょう」と話し、児童1人1人に手渡していった。児童は通知表を受け取ると、横山教諭からのコメントなどを興味深そうに眺めていた。

樋口弘樹君(7)は「小学校に入って、算数の勉強を頑張った。家に帰ったら、お母さんに通知表を見せたい」と話していた。木原のぞみさん(7)は「水泳を頑張った。夏休みは友達と仲良く遊びたい」と語った。

市内の市立小中学校では、8月25日から9月1日にかけて2学期が始まる予定。

透かし紙でカラフルに 上教大美術コース 小学生対象ワークショップ

20170722いろどりパラソル.jpg写真=透かし紙を使いオリジナルパラソルを作る参加者

上越市本城の小林古径邸で22日、小学生を対象に透かし紙を使ったワークショップが開かれた。上越教育大学大学院美術コースの大学院生らによる企画で、参加者は思い思いに飾り付け、オリジナルパラソルを作った。

普段あまり使ったことのない透かし紙に慣れ親しんでもらおうと、竹内睦希さん(22)ら大学院生が企画した。この日は15人の小学生が参加し、同大学の五十嵐史帆准教授のほか大学院生、学部生11人から教わった。

折り紙の要領で花びらやひし形に折られた透かし紙を、自由に組み合わせたり、切り込みを入れたりして透明のパラソルに貼り付けていった。さらにカラーペンで絵柄などを描き入れ、色鮮やかなオリジナルパラソルを完成させた。

竹内さんは「子供の感性はすごい。発想力も柔軟でこちらも学ぶものがある」と驚いていた。

参加した上越教育大付属小5年の大嶋悠さんは「初めてパラソルに飾り付けして楽しかった。家に飾って家族にも見てもらいたい」と話していた。

夏でも花で清涼感を  高田の町に水鉢並べる

20170721お水鉢.jpg写真=キックオフイベントで花を生ける

「第38回上越蓮まつり」の期間に合わせ、上越市の高田市街地の軒先に花を生けた水鉢を並べる「花のまち高田お水鉢プロジェクト」が21日、始まった。城下町高田花ロード実行委員会(熊田和子委員長)主催。初日は、同市本町6の町家交流館高田小町でキックオフイベントを実施。同市在住の日本画家、川崎日香浬さん(39)らを招き、水鉢に花を生けていった。

同実行委は毎年、高田本町商店街で「城下町高田花ロード」を開いているが、今年は暑い夏に花で清涼感を演出しようと、水鉢を並べるプロジェクトを初めて実施することになった。期間は上越蓮まつりと同じ8月15日まで。21日現在、実行委のメンバーや同商店街の協力店舗、オープンガーデン愛好会のメンバーら31人が、自宅や店先に水鉢を並べている。

イベントのロゴマークは、日本画家の川崎さんが作成。「自然の美を損なわない」「和洋を問わず水鉢に生える」などのコンセプトの下、「銀の雲」というデザインを完成させた。

花ロードの際には散策マップを配布しているが、実行委は「ハスを見に高田公園へ行く際に、水鉢を見たり探したりしてもらいたい」として、今回はマップを配布しない。26日以降には、参加者にロゴマークをあしらったチャームを配る予定で、水鉢に飾ってもらうことでプロジェクトの参加者かどうかが分かるようになるという。

初日のキックオフイベントでは、実行委のメンバーや川崎さんらが水鉢にアジサイやバラ、フヨウなどの花を生け、プロジェクトのスタートを祝った。

熊田実行委員長(64)は「上越蓮まつりへ行く際に、高田の町と一緒に水鉢を見てもらえたら」と話している。

雪室へ入ってみよう あるるんの杜1周年 22、23日間感謝祭開催

20170720あるるん.jpg写真=22日からのイベントを前に、雪室に雪を補充する作業が行われた

JAえちご上越が運営する上越市大道福田の地産地消複合直売施設「あるるんの杜」が今日21日、開業1周年を迎える。22、23日には1周年記念の感謝祭を開き、室温が0〜5度に保たれている雪室の中に入ることのできるイベントなどを予定している。20日には、雪室内に雪を補充する作業を実施。フォークリフトを使って約1㌧の雪を搬入した。

あるるんの杜は地場産食材を使った総菜や雪室熟成商品などを販売している。施設東側には広さ約60平方㍍の雪室が設置されており、ジャガイモやニンジンなどの野菜や豚肉などを保管している。雪室内は気温0〜5度、湿度90〜100%に保たれており、自然の雪の下とほぼ同じ環境になっている。同JAによると、雪室は雪とユニットクーラーの冷気を併用したハイブリッド式で、昨年6月に全国でも同施設に初めて導入されたという。

20日に実施した雪を補充する作業では、安塚区樽田にある同JAの倉庫から約1㌧の雪をトラックで運び、雪室内に入れていった。雪の他にも、イベント時に販売する総菜などで使用するジャガイモやダイコンなどの野菜をはじめ、豚肉なども搬入した。雪室内の雪は計約3㌧となった。

22日からの感謝祭では、雪室内に入って雪室熟成コーヒーを試飲することができるイベントを開く。時間は両日とも午前10時30分、午後1時30分、午後3時からの3回で、各回とも定員は15人。
感謝祭は両日とも午前10時から午後4時まで。店内のカフェコーナーを「雪室カフェ」とし、「雪室じゃがいもチーズケーキ」(280円)などのスイーツを提供する。このほか、紅白もちのプレゼント(両日とも午前9時50分から整理券配布)をはじめ、射的や輪投げなどの縁日も開かれる。

同JAの亦野潤一さんは「1周年の感謝祭としてさまざまなイベントを用意している。暑い夏でも涼しい雪室は、子供たちにもおすすめ」と話している。

問い合わせはあるるんの杜520・5515。

IT企業のテラスカイ 子供プログラミング体験教室開催

20170719テラスカイ.jpg写真=指導を受けながらプログラミングを体験する参加者

IT関連企業のテラスカイ(本社東京都中央区・佐藤秀哉社長)は19日、上越市本町6の上越サテライトオフィスで「ちびっ子向けプログラミング体験教室」を開いた。幼児と小学1年生の親子6組12人が参加した。

テラスカイは、2006年に妙高市出身の佐藤社長が設立した会社で、企業向けのクラウドサービスを手がけている。今年4月には上越市本町6にある築100年以上の2階建ての町家を改修し、上越サテライトオフィスを開設した。

体験教室は、同オフィス開設の際に協力を得た上越市への地域貢献の意味を込めて開かれた。同社で体験教室を行うのは初の試みで、今後様々な教室を企画している。

この日は、同社経営企画本部の田澤久部長ら4人のスタッフが講師を務めた。パズルピースのようなブロックを組み合わせてプログラムを作る「Scratch Jr.(スクラッチジュニア)」というアプリを使用。ブロックには「上下左右移動」、「大小変化」、「色変え」、「声」などの種類があり、自由に組み合わせることで画面上のキャラクターを動かすことができる。

講師の「難しく考えず、好きに動かしてみよう」といったアドバイスを聞き、参加者らは宇宙空間を再現したものや、たくさんの生き物が集まる動物園などの作品を楽しみながら完成させた。

田澤部長は「まず純粋にITを楽しんでもらいたい。何事もやってみることが大事。それを学んでほしい」と話した。

参加した同市大豆の中村魁仁くん(5)は「自分で声を入れたりできて楽しかった」と話し、父親の寛和さん(35)は「このような体験教室は珍しいと思い参加した。少しでも興味を持ってくれたら」と話していた。

季節外れの花が咲く 上越JC 雪室保存した桜を展示

20170717JC桜.jpg写真=光のテラスで桜を観賞する駅利用客ら

上越青年会議所は17日、上越妙高駅西口の「光のテラス」で、雪を利用して夏に花を咲かせた「雪室桜」の展示イベントを行った。会場には地元住民や駅利用客が訪れ、季節外れの桜の観賞を楽しんだ。

雪の新たな活用方法を考えて観光に結びつけようと、同会議所・雪ブランディング委員会(立入真太郎委員長)が主催。同委員会は今年1月から、雪の重みで折れた桜の枝を雪室内で保管し、季節をずらして花を咲かせることで上越の「雪」と「桜」をピーアールする「雪月花プロジェクト」を進めている。

今回は、安塚区や高田公園で集めた長さ2㍍ほどの桜の枝を約20本用意。いずれもソメイヨシノの枝で、今年2月から約5か月間、雪室で保存してきた。イベントに合わせて取り出された桜は「雪室桜」と銘打ち、一部が開花した状態で同駅に展示された。

桜が設置された光のテラスは一面がガラス張りとなっており、妙高山や南葉山などを望むことができる。駅にやってきた観光客や地域住民らは、雄大な景色を背にした桜の観賞を楽しんでいた。

またこの日は、雪室食品のピーアールも実施。同委員会のメンバーは、雪室熟成したコーヒーや緑茶をはじめ、ジャガイモやニンジンなどを、会場に集まった人たちに振る舞っていた。駅西口の複合商業施設「フルサット」でも雪室メニューの販売が行われた。

大和5の小嶋修さん(63)は「夏に桜とは珍しい。雪の活用方法としては良いと思う」と感想を語った。立入委員長(38)は「地域の人からは邪魔者扱いされがちな雪だが、活用方法はたくさんあるはず。地域資源として利活用していきたい」と話していた。

地域の人たちに恩返しを 駐在所の警察官が剣道指導

20170714剣道.jpg写真=子供たちを指導する田村さん

新潟市出身で上越市牧区の上越警察署柳島駐在所に勤務する田村大棋さん(30)は、約25年の剣道歴を生かし、地元の小中学生にボランティアで剣道を教えている。田村さんは「初めて上越に来た時に、地元の人たちに多くのことを教えてもらった。自分の経験を還元することで、地域への恩返しになれば」と話している。

剣道4段の田村さんは昨年3月、柳島駐在所に配置された。上越市で勤務するのは初めてで、不安もあったという。

田村さんが子供たちを指導している剣道クラブは、地元の「牧剣友会」(小黒誠会長)。同会は保護者らが指導しているため、剣道経験者である田村さんに指導者になってもらえるよう依頼。田村さんは「自分の経験が生きる」と快諾した。同駐在所に配置された直後から、指導している。

剣友会は33年前、駐在所に勤務していた警察官が立ち上げに尽力したクラブ。小黒会長は、再び地元の警察官がクラブの運営に携わる点について「ただ駐在署で働いてもらうよりも、こうして仲間になってもらえるほうがずっと良い。家族ぐるみでの付き合いも増える」と話す。2日にはバーベキューを開き、田村さんとその家族も参加したという。

練習は週2回、牧地区公民館で実施している。田村さんは練習中に子供たちの相手をしたり、身振りや手振りを用いて動き方についての指導を行っている。地元の牧中学校には剣道部がないため、田村さんは牧区の剣道の競技レベル向上にも貢献している。

田村さんは「日頃の生活で、地域の人たちのお世話になることが多い。少しでもこの地域の役に立てればありがたい」と語る。田村さんから指導を受けている牧小学校5年の西山澪さん(10)は「細かい部分も丁寧に教えてくれる。とても良い先生」と話している。

昭和の上越を振り返る 旧第四銀行で写真展

20170714昭和展示会.jpg写真=米寿会の会員の前で写真を解説する田村さん

昭和時代の上越の風景を写真で振り返る「追憶の昭和"上越の四季"写真展」が14日、同市本町3の旧第四銀行高田支店で始まった。一昔前の高田公園の観桜会や雁木通りに積もる雪などの写真が並ぶ。初日には同市東城町3の老人クラブ「米寿会」(佐藤真司会長)が会場を訪れ、写真を見て青春時代を思い出しながら、会話に花を咲かせた。会期は24日まで。

市老人クラブ連合会が主催し、米寿会が運営に協力している。写真は、2014年の高田開府400年祭の際に市民から寄せられたものや、市が管理するものなど60点。

季節ごとに分けて展示されている。写真は、昭和30〜40年代のものが多く、高田公園外堀でのレンコン堀りの様子や、外堀の水を足踏み水車で汲み上げる子供、雁木通りを埋め尽くす雪を写したものなどが並ぶ。

初日には、同連合会や米寿会の会員ら約20人が鑑賞に訪れた。会員らは写真を眺めると「上越へ引っ越してきて、初めてはさがけを見た時のことを思い出した」「大雪で家の2階から出入りしていたが、本当に懐かしい」「野菜を洗う人の写真を見て、野沢菜を洗う母の姿を思い出した」などと感想を口にした。鑑賞会には、展示写真の一部を撮影している稲田2の写真家、田村正信さん(83)も招待。田村さんは「写真は記録になる」などと話しながら、1960年に関川で馬を洗う家族の写真などを解説した。

会場にはこのほか、上越よみうりで過去に掲載された田村さんの連載「なつかしの昭和」の記事のコピーも飾られている。

米寿会の佐藤会長(79)は「昔の写真を見て、会話を楽しむことができた。若い時のことを思い出し、みんな元気が出たはず」と話していた。

展示時間は午前9時〜午後5時。最終日24日は同3時終了。

仲間の思いを背負って 上越消防 救助大会の県代表に6人  

20170712消防1.jpg写真=上位大会に挑む6人の消防隊員。右から兼村さん、竹内さん、宮尾さん、佐藤さん、齊木さん、保倉さん

上越地域消防本部(伊藤公雄消防長)に所属する消防隊員6人がこのほど、消防救助技術大会の本県代表に選ばれた。大雨被害による県大会の中止を受け、地域ごとの過去の大会成績から本県代表選手が選ばれた。選ばれた隊員は「大会に出たくても出られなかった隊員の分まで、上の大会で頑張りたい」と意気込んでいる。

消防救助技術大会は、消防士としての技術向上を目的に毎年開かれており、はしご登はんやロープブリッジ救出など個人戦4種目と、障害突破や引揚救助など団体戦3種目で実施されている。県内各地域の若手消防隊員が県代表の座を争い、個人戦の県優勝者は全国大会へ、団体戦の県上位3チームは東北大会を勝ち抜くと全国大会へ出場することができる。

 同本部からは若手隊員25人が県大会へ出場する予定だったが、1日からの大雨被害により、5日の県大会は中止となった。そのため大会本部が過去5年間の成績を参考に、競技ごとに優秀な消防本部を選出。その消防本部から出場予定だった選手が今年の県代表に選ばれた。

同本部からは、団体戦の「障害突破」に上越南消防署特別救助隊の保倉学消防士長(34)、齊木俊明消防士長(29)、竹内将太朗消防副士長(28)、佐藤友志消防副士長(25)、宮尾友郎消防副士長(25)が出場することになった。また個人戦では、高所に水平に張った長さ20㍍のロープを往復する「ロープブリッジ渡過」で上越南消防署の兼村修平消防士長(28)が全国大会に出場することが決定した。

12日には、伊藤消防長の前で訓練の成果を披露。障害突破では、東北大会に出場する5人が息の合った連携で壁を乗り越えたりはしごを登るなどしてゴールを目指した。

20170712消防2.jpg写真=ロープブリッジ渡過の選考会で競技に臨む兼村さん

ロープブリッジ渡過の訓練披露は、全国大会への出場者を決める選考会を兼ねて実施。県大会に出場予定だった隊員2人が競技に臨んだ結果、兼村消防士長が全国への切符を掴んだ。

兼村消防士長は「それぞれの種目で、仕事の合間を縫って練習を重ねてきたはず。県大会が中止になり、大会に出ることができなくなった隊員の分も、本番で頑張ってきたい」と話していた。

団体戦の東北大会は19日、個人戦と団体戦の全国大会は8月23日、いずれも宮城県で開催される。

体長70㌢5㌔のタイ掛かる たちばな・春日幼稚園 地引き網体験 

20170711たちばな地引き網の鯛.jpg写真=地引き網に掛かった大きなタイに興味津々の園児たち

上越市中央1のたちばな幼稚園と、同市春日山町3のたちばな春日幼稚園の年長児が11日、柿崎区上下浜の海岸で地引き網を体験した。園児らが力いっぱい網を引っ張ると、体長70㌢重さ5㌔のタイが掛かり大喜び。50年以上前から毎年実施している中で最大の獲物となった。

学校法人上越学園(安田詮秀理事長)が運営する両幼稚園の園児による地引き網体験は、開園当初から50年以上続く伝統行事。以前は直江津海岸だったが、20年ほど前から上下浜海岸で行っている。

今年も上越市漁協柿崎支所の協力を受けて、両園の年長児の合計88人ほか大勢の保護者も参加した。二手に分かれて、海岸から約100㍍沖に仕掛けた網を、声をかけ合いながら力いっぱい引っ張った。

網には両園の地引き網では過去最大となる5㌔級のタイが掛かり、大歓声が上がった。このほかクロダイやシマダイ、小アジなど大漁で、この日の給食で魚汁や空揚げなどにして食べた。

安田理事長は「何でも体験させるのがモットー。実際に触って、見て、考えて、色々と学んでほしい」と話していた。

たちばな春日幼稚園の西潟優杏ちゃん(6)は「初めて地引き網をして楽しかった。大きなお魚が取れてびっくりした」と喜んだ。

アイデア料理レシピが完成 魚住かまぼこ店 上越高料理部も協力

20170711かまぼこレシピ高校生.jpg写真=感謝状を受け取った顧問の齋藤教諭(前列右)と料理部の代表生徒たち

県内で唯一となった石臼練りにこだわったかまぼこを製造販売する上越市春日新田5の魚住かまぼこ店(田村博社長)は昨年、同店の商品を使ったアイデア料理レシピを全国から募集。このほど、上位36品を一冊にまとめたレシピ集が完成した。8日にはレシピ集の料理作成などを担当した同市寺町3の上越高校料理部の生徒にレシピ集のお披露目を兼ね、感謝状が贈られた。

レシピ集は同店のかまぼこを広く周知させようと企画された。全国から89品目の応募があり、選考委員会がレシピを再現しながら審査を行った。その結果、上位36レシピが決まり、このほどレシピ集が完成した。

完成した冊子には最優秀賞の「かまぼこのカクテルサラダ」、優秀賞の「枝豆くん入り皮なしシューマイ・和風あんかけ」「野菜小判の玉子とじ丼」などを紹介。同社の商品を使い、揚げ物や麺類、和え物、ピザ、スープなどのほか、ふりかけといったアイデアメニューが詰まった一冊に仕上がった。

今回、同社の依頼でレシピ作成に上越高校料理部が尽力。必要な具材や調味料の確認、見本品作成、写真撮影などに携わったという。

田村社長は生徒たちに謝辞を述べながら「レシピ集は今後、料理の腕を磨くものとして活用してほしい」と話した。料理部顧問の齋藤勝美教諭(47)は「今回、お話をいただいた時は私も部員も気合いが入りました。生徒たちも様々な勉強をさせていただいた。関わることができ、感謝の言葉しかないです」。部長で3年の田中七海さん(18)は「今まで、アレンジ料理があまり得意ではなかったけど、この活動はすごく楽しかった。地域に貢献できたことがとてもうれしいです」と笑顔を浮かべた。

同社によるとレシピ集は5000冊を作成。店舗での購入者に渡すほか、今後開催を予定している「親子かまぼこ料理教室」などで利用されるという。

20170711かまぼこレシピ冊子.jpg写真=完成したレシピ集

高校生らしい自由な発想で 高田商高、ビジネスグランプリに挑戦

高田商業3.jpg写真=自ら考えたビジネスプランを説明する生徒たち

県立高田商業高校(山本久校長)総合ビジネス科の3年生14人が、ビジネスプランを競う「高校生ビジネスグランプリ」(日本政策金融公庫主催)に挑戦する。10日、グループごとに考えたビジネスプランを同公庫の講師や担当教員などにプレゼンテーションした。

同グランプリは、高校生ならではの自由な発想で、人々の生活や仕組みを良いものに変えたり、地域の課題や社会問題を解決するビジネスプランを競う。商品やサービス、ターゲットとする顧客だけでなく、売上や利益などの収支も考える。日本政策金融公庫が起業教育の推進を目的に毎年開催している。

同高では、3年生の課題研究で「観光実務」を選択している14人の生徒が4つのグループに分かれて応募する。ビジネスプラン作成に向け、これまで同公庫の出張授業として、国民生活事業北関東信越創業支援センター所長代理の山口修平さんからビジネスアイデアの考え方やプランの作成方法の指導を受けてきた。

プレゼンテーションでは、あるグループは、通学に使う電車の混雑を分散させるため、早朝や夕方の電車の時間に合わせて、駅でパンやクレープ、化粧品を販売したり塾を開講したりするプランを発表。駅からの交通手段がない観光客のために、企業スポンサー付きの1時間200円のレンタサイクルを設置し、利用金額に応じたポイントでスポンサーの商品や観光施設の割引券がプレゼントされるプランを考えたグループもあった。

山口さんは「具体的な価格設定があっていい」「宣伝方法をもっとよく考えると完成度が高くなる」などと、グループごとにアドバイスした。

シニア向けの旅行プランを市内の高齢者が考え、観光客と地元のシニア同士の交流の場を提供するプランを考案した飯吉七瀬さん(18)は「利益を出す方法がなかなか思いつかなかった。改善点も指摘されたので、もっと具体的なプランにしていきたい」と話していた。

生徒たちは、10月の応募締め切りまで、更に検討を重ねていくことにしている。

大潟フェニックスが連覇 読売学童野球上越支部大会

読売旗大潟連覇.jpg写真=上越支部大会連覇を喜ぶ大潟フェニックス

第33回読売学童野球上越支部大会(読売新聞社、新潟南部読売会など主催)は9日、上越市富岡の少年野球場で準決勝、決勝を行い、大潟フェニックスが大和ツインズを9─4で下し、2年連続2度目の優勝を果たした。

上越市勢同士となった決勝は初回、大和が2点を先制したが、その裏に大潟が4点を入れて逆転。大潟はその後も得点を重ねて、堂々の連覇を果たした。

大潟の山川敏雄監督は「春先からなかなか勝てなかったが、今年のスローガン『ひたむきに挑戦』の通りに負けても諦めず取り組んできた結果、徐々に実力が上がってきた」と話した。

上野迅三郎主将は「連覇できてうれしい。県大会でも優勝したい」と話した。

表彰式では読売新聞新潟支局の中島慎一郎支局長が、大潟フェニックスに賞状、優勝旗、優勝杯を手渡した。準優勝は大和ツインズ、3位は田尻ファイターズ(柏崎)と吉川ウィングスだった。

優勝した大潟は、8月26日に長岡市で開催される県大会に出場する。

県ヘリ2機が初参加 上越北消防署が水難事故に備え合同訓練

20170708県ヘリ①.jpg写真=患者をドクターヘリへと移動させる消防隊員ら

水難事故の増える夏のレジャーシーズンを前に、上越北消防署(國弘泰昌署長)などは8日、上越地域では初めてとなる県防災ヘリと県西部ドクターヘリを使用した合同訓練を、上越市のたにはま海水浴場周辺で実施した。消防隊員ら約40人が参加し、万が一の事態に備えて、海で溺れた人の救助から搬送までの過程を確認した。

上越北消防署主催。同海水浴場では2014年8月、長野市の66歳男性が溺死する事故が発生している。水難事故の対応訓練は毎年実施しているが、今年は初めて県の防災ヘリ1機とドクターヘリ1機が参加した。関係機関の連携強化や水難救助の知識習得などが目的。上越南消防署の水難救助隊も参加した。

訓練は、たにはま海水浴場で午前9時にスタート。海水浴に訪れていた20〜30代の男性4人組が、海岸の波打ち際から沖合へと向かって発生する「離岸流」に流され、このうち1人が自力で岸に上がり、残り3人の救助を求めてきた場面を想定して実施した。

駆けつけた消防隊員は、波打ち際付近にいた2人を救助した後、沖へ流された残り1人の救助を開始。水難救助艇などで捜索を行った。

20170708県ヘリ②.jpg写真=沖に流された男性を引き上げる防災ヘリ

消防の通報を受け、県の防災ヘリは午前9時30分に新潟空港を出発。同10時頃、たにはま海水浴場へと到着した。防災ヘリに乗った航空隊員は上空約70㍍の位置から、沖合80㍍まで流された男性を引き上げると、たにはま公園へと移動。広場に着陸し、待機していたドクターヘリへと男性を移し替えた。ドクターヘリが男性を病院へと搬送した。

指揮を執った國弘署長(56)は「関係機関で連携することができた。訓練で課題も出た。いつどんなことがあるか分からないので、気を引き締めていく」と話していた。

謙信など描き加え華やかに 大和5・6の新幹線看板リニューアル 

20170706新幹線看板.jpg写真=大和5・6町内会館の外壁に設置された新しい看板

上越市大和5・6町内会館の外壁に設置されている北陸新幹線の車両を描いた看板がこのほど、リニューアルされた。これまで描かれていた新幹線車両の周辺に、地元の小学生が上杉謙信や高田城など上越を連想させるものを描き加え、華やかなイラストを完成させた。

看板は北陸新幹線開業直前の2014年12月、地域住民の有志が作成。2・7×7・2㍍の看板にE7系車両を描いた。その後、有志の一部メンバーが「みんなの会」(古澤孝治会長)を発足させ、昨年10月には看板を新しくしようと、地元の市立大和小学校(井上光廣校長、児童210人)の児童や、上越教育大学大学院芸術系コースの伊藤将和准教授に協力を依頼。今年5月下旬に児童がイラストのアイディアを出し、伊藤准教授の研究室の大学院生が下書きを担当した。6月から大和小の全児童がペンキで色を塗り、完成させた。

看板にはこれまで新幹線車両のみが描かれていたが、新たに高田公園の桜や三重櫓をはじめ、上杉謙信やレルヒ少佐、笹団子、市立水族博物館のマゼランペンギンなど、上越の名物や名所などが加わった。看板の大きさも2・7㍍×8・6㍍へと拡大されており、1日に町内会館の外壁に設置された。

古澤会長は「素晴らしい看板に仕上がった。上越妙高駅西口のテラスからも見えるので、観光客に上越をピーアールできる」と話している。

大和5・6町内会館の場所は、上越妙高駅西口から徒歩3分の釜蓋遺跡ガイダンス近く。

謙信公祭をピーアール 春日中学校美術部 手作りポスターを制作中 

20170705手作りポスター.jpg写真=色塗りを行う美術部員

上越市立春日中学校(濵口正巳校長、生徒518人)の美術部は6月下旬から、今年の謙信公祭をピーアールするためのポスター作りに励んでいる。上杉謙信や高田の桜、上杉家の家紋などを取り入れたデザインで制作を進めており、5日には色塗りを開始。14日までの完成を目指し、作業に取り組んでいる。

同校生徒は地元の祭りを盛り上げようと、昨年の謙信公祭では献納米合戦に参加したほか、ちょうちんを制作。8月25、26日に開かれる今年の謙信公祭では、ピーアール用のポスター制作をはじめ、本番当日の出陣行列に参加することになった。活動内容は同校生徒会が提案した。謙信公祭協賛会事務局によると、謙信公祭のポスターを中学生が描くのは今回が初めて。同協賛会によるポスターとは別に、春日中生徒が手作りで制作する。

ポスター制作は美術部が請け負うことになり、部員9人のうち、3年生で部長の梨本佳さん(15)と副部長の今井紅葉さん(14)、2年生の平賀加乃さん(14)と渡邉瑠美さん(13)の4人が絵を描くことになった。

4人は6月下旬に制作を開始。謙信公祭や上越の町をピーアールすることのできるデザイン案を練り、画用紙に下書きを描いた。ポスターは四季ごとに色の変わる桜を背景に、中央には上杉謙信、左上には上杉家の家紋、右上には兜や刀をモチーフにした「義」の文字を配置する予定。背景は梨本さん、上杉謙信は今井さん、家紋は平賀さん、義の文字は渡邉さんが担当する。それぞれが画用紙にイラストを描き、梨本さんの描いた背景に切り貼りして1枚の絵を完成させる。

部員4人はこの日、水彩絵の具などを使って下書きのイラストに色を塗っていった。完成後は、謙信公祭協賛会がB1サイズで450枚を印刷し、周辺地区の町内会や協賛企業に配布して、掲示してもらう予定。

梨本さんは「多くの人に見てもらえるポスターを作るということで、責任を感じている。最高のポスターにしたい」と話している。

そばや天ぷらが食べ放題 妙高高原池の平の手打ちそば「芭蕉苑」

芭蕉苑.JPG写真=そばや天ぷら、総菜が食べ放題

妙高高原池の平のいもり池のほとりにある手打ちそば「芭蕉苑」。そばや天ぷらなどの食べ放題で知られる人気店で、晴天時は眼前の妙高山を眺めながらそばを堪能できるとして多くの観光客でにぎわっている。

食べ放題メニューは、十割そば、二八そば、うどんのほか、ご飯やカレー、天ぷら、総菜まで幅広く用意。そばは手打ちのもので、天ぷらは揚げたてでサクサクだ。1枚のざるに十割そば、二八そばを盛りつけて食べ比べたり、ご飯に天ぷらを乗せて天丼を作ったりと、さまざまな形で心ゆくまで楽しめる。

料金は税込みで大人1458円、小学生1080円、幼児540円。3歳以下は無料。雨天の日に来店すると、ソフトドリンクの1杯サービスがある。

なお、7日付け上越よみうりに掲載される芭蕉苑広告に付いているクーポンを切り取って持参すると、大人は1080円で食べ放題になる(7月20日まで)。

「毎朝手打ちしている自慢のそばです。ぜひ心ゆくまで味わってほしい」と同店では話している。

妙高市関川。営業時間は午前8時〜午後4時。不定休(冬季休業)。問い合わせは0255・86・4727。

極楽橋たもとで行田蓮開花 上越市と行田市の架け橋の花 

20170703行田蓮開花.jpg=写真 極楽橋たもとで開花した行田蓮(3日午前)

上越市高田公園の極楽橋たもとに植えられている「行田蓮」が2日朝、一輪の花を咲かせた。ハスで有名な埼玉県行田市から今年4月、上越市に寄贈されたもの。同公園管理事務所によると、花の開花を見ることができるのは「風や雨など、天候にもよるがあと1日くらい」という。

行田蓮は行田市で天然記念物に指定されている。両市の友好の架け橋として今年4月4日、ハスを題材にした人形制作を行う行田市の人形作家で、「行田市蓮の大使」を務める木暮照子さんが高田公園を訪れ、2株を寄贈したもの。

開花した花はピンク色で一重の花が美しく、風にそよそよ揺れている。もう一つ、つぼみも膨らんできた。

木暮さんは4月の贈呈式で、「今年7月はじめにはきれいな花が咲くでしょう」と語っていた。今回の開花は地元の蓮愛好家から木暮さんに伝えられたという。木暮さんは「上越の方が大切に育ててくださり、感謝。とても感激しています。上越と行田は距離もあるが、同じ花でつながっていることで友好が続くと思います」と開花を喜んでいた。

主役は留守ですが 第2回マゼランペンギンクラフトフェスタ

クラフト2.JPG写真=使用済みのペットボトルを利用した模型飛行機が人気

飼育数日本一を誇る上越市立水族博物館のマゼランペンギンをテーマにした野外型手作り市「クラフトフェスタ」が2日、上越市西本町4の海浜公園で開かれた。県内外のクラフト作家によるペンギンにちなむ作品や、創作に参加できるブースなどが並び、親子らで一日中にぎわった。

来春の新水族博物館オープンに向けて機運を高めようと、有志による実行委が昨年に続き開催した。126匹のペンギンは現在、横浜の"仮住まい"で過ごしているが、主役は不在でも、今年もクラフト作家による40店をメインに、企業ブースや飲食店など計80店が並んだ。昨年より20店増え、にぎわいが増した。

会場には色とりどりのブースが並び、マゼランペンギンをデザインしたアクセサリーや小物、雑貨、日用品、Tシャツ、ペーパークラフトなどが販売された。作家の指導で制作体験できるブースもあり、粘土製の生地に彩色してクッキーのように見えるアクセサリー作りなどが人気を集めていた。

市外、県外からの出店者も多く、長野市の片桐サナエさんは、洗濯ばさみを使った猫のアクセサリー「おねがいネコちゃん」の発案者。「カーテンの合せ目などに使うとかわいいですよ」と話していた。

直江津南小6年の静谷龍斗君(11)は、使用済みのペットボトル、パソコンの部品、菓子のラベルなどの廃品を使った飛行機を購入。「かっこいいので自分の部屋に飾りたい。夏休みの自由研究でも作ってみたい」と話していた。

実行委員会の新井和人さんは「昨年は3400人が来場した。今年は開場した午前10時に、いきなり昨年の人出のピークが来た感じ」と手応えを話していた。

2500株が間もなく見頃 板倉区玄藤寺新田のあやめ 

【1面】20170630あやめ見頃.jpg写真=アヤメが間もなく見頃を迎える玄藤寺あやめの里(30日午前)

上越市板倉区玄藤寺新田の玄藤寺池湖畔にある「玄藤寺あやめの里」で2500株のアヤメが咲き、山あいを美しく彩り始めた。同所を管理運営する「あやめを愛する会」によると、見頃は来週頃という。入場無料。

同所は集落の耕作放棄地を地元有志の「あやめを愛する会」(下鳥市次会長)が、地域の新たな観光スポット、地元の憩いの場として再生した場所。現在は50㌃の敷地に、約30㌃、2500株のアヤメが咲く。

花が咲いてから今年で5年目を迎え、年々入場者も増加。地元に限らず、県内各地からも観賞に訪れるスポットとなっている。

会員らは同所の整備や草刈り、花摘みなど日頃の管理にも力を入れる。来場者の要望で昨年からベンチも設置し、観賞の途中で休憩ができるようになった。

今年も紫、白、ピンクといった美しい花が徐々に咲き、下鳥会長(76)は「雨上がりは特に色鮮やかで美しいんです。(花を)見ていただき、『きれいだった』と言ってもらえると嬉しいですね」。また、「日増しに花が咲いていく。天気にもよるが、7月中旬まで鑑賞できるのでは」と話している。

板倉区の針交差点から光ヶ原高原方面へ向かって約6・5㌔。同区総合事務所から車で15〜20分。途中2か所に「玄藤寺あやめの里」と書かれた看板が設置されている。駐車場、トイレもある。問い合わせは下鳥さん090・1930・2458。