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上越の魅力を一枚に 大和小が新幹線開業看板塗り替え

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写真=水性ペンキで色を塗る児童

上越市立大和小学校(井上光廣校長、児童210人)は14日、地元の大和5・6町内会館に設置されている北陸新幹線車両のイラスト看板をリニューアルするため、色塗り作業を開始した。上杉謙信や高田城といった上越の名所を描き加え、今月中に完成させる予定。初日は5、6年生74人が同校体育館で作業にあたり、ペンキで色を塗っていった。

看板は北陸新幹線開業直前の2014年12月、地域住民の有志が新幹線で地元を盛り上げようと立ち上げた「大和5・6 E7系を迎える会」が作成。町内会館の外壁に設置していた。同会は北陸新幹線開業後に解散したが、継続的に地域振興を図ろうと、一部の会員で新たに「みんなの会」(古澤孝治会長)を発足させ、E7系の車両が描かれた看板をリニューアルすることを決めた。

同会は新しいデザイン案を、上越教育大学大学院の伊藤将和准教授に依頼。伊藤准教授は「上越の名物」をテーマに5月下旬、大和小児童からデザイン案を募集した。「上杉謙信」「高田城」「金谷山」などの案が集まり、伊藤准教授の研究室の大学院生が新デザインの下書きを完成させた。

看板の大きさはこれまで約2・7×7・2㍍だったが、一回り大きい約2・7×8・6㍍へと拡大。上杉謙信やレルヒ像をはじめ、高田公園の桜や笹団子などを描き加えることになった。

この日は5、6年生児童が、看板に描かれた下書きの線に合うように、水性ペンキで色を塗っていった。児童は顔や腕にペンキを付けながら、真剣な表情で黙々と作業を進めていった。

今後は4年生以下の児童が色を塗り、今月中に看板を完成させる予定。完成後は、再び大和5・6町内会館に設置する。

5年生の青木拓磨君(10)は「細かい部分に色を塗るのが大変。きれいな看板になればうれしい」と話していた。