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旧第四銀行高田支店で坂口謹一郎博士のあゆみ展

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写真=坂口謹一郎博士の業績が紹介されている42枚のパネル

上越市出身で、応用微生物学の世界的権威の坂口謹一郎博士を紹介するパネルなどが展示されている「坂口謹一郎博士のあゆみ展」が、同市本町3の旧第四銀行高田支店で開かれている。5月7日まで。入場無料。

坂口博士はカビや酵母、微生物などの働きを活用した発酵や醸造に関する研究をした。味噌や醤油、日本酒などができる発酵の過程を科学的に解明し、「酒の博士」として知られている。 

同展は坂口博士の生誕120年記念企画展第1弾として、博士の業績や人物をより多くの人に興味を持ってもらうことを目的に開かれている。

壁に貼られた42枚のパネルは全5章で、坂口博士の生誕から研究者としての実績や、晩年に歌人として活躍した歩みを知ることができる。

坂口博士の名刺やパスポートをはじめ、微生物などを人工的に発育、増殖させるために開発された「坂口フラスコ」、文化勲章を授与された日に天皇陛下の前で詠んだ歌が直筆で展示されている。1973年4月24日(76歳時)に楽縫庵で行われたワイン講義での一節を肉声で聞くことができる。

市文化振興課は「上越市から偉大な研究の成果を残した人物がいるということを市民に知ってもらいたい。特に子供たちが科学に興味を持つきっかけになり、研究者という夢を持つ子供が増えれば」と語った。休館日は土、日、祝日。臨時開館日は22日、5月7日。時間は午前9時から午後5時まで。臨時開館日は午前10時から午後5時まで。

問い合わせは市文化振興課526・6903。