上越よみうりは読売新聞に無料で折り込まれる日刊紙です。旧上越市を中心に政治・経済・サークル活動・スポーツ・イベント等、身近な話題を取材報道している市民新聞です。

2017年3月アーカイブ

滝寺のミズバショウ開花 まもなく見頃迎える

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写真=咲き始めたミズバショウ(30日午前)

「春の訪れを告げる花」として知られるミズバショウが20日頃から、上越市滝寺地内で続々と咲き始めている。保護に取り組む「滝寺まちづくり協議会」(市川義夫会長)によると、近日中に見頃を迎えるという。

同協議会は住民参加の活動を展開しながら、住みよい町づくりを進めることを目的に活動している。1993年からはミズバショウの自生地や遊歩道の修復などに取り組んできた。開始当初は10株程度だったというが、今では500株以上にもなった。

例年は暖かくなるまで遊歩道が雪で埋まっていたというが、今冬は積雪が少なかったため、3月下旬の時点で観察に行くことができるという。見頃は例年同様、「高田公園の桜と同じ」だという。

市川会長(63)は「今年も元気に咲いている。高田公園の桜と一緒に、滝寺でミズバショウを観察していただけたら」と話している。

現地への道順は、山麓線飯交差点を正善寺方向に向かい、滝寺不動方面に向かって進む。「舟橋入り口」の三差路の看板があり、少し手前を左折。ガードレールに沿って坂を上ると案内看板がある。上信越自動車道の高架手前まで車で行くことができる。

「ランニング大会100撰」100キロマラソンが10大会連続選出

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写真=これまでの「大会100撰」認定証

出場ランナーの投票による「第20回全国ランニング大会100撰」に、昨年10月に上越市で開かれた「第11回えちご・くびき野100キロマラソン」が選ばれた。1998年の第2回大会から10大会連続の選出となった。

ランニング雑誌「ランナーズ」を発刊しているアールビーズが、国内で開かれた大会を対象に97年から毎年発表している。実際に大会に参加したランナーが、ランニング情報サイト「ランネット」上で評価を投票し、点数が高かった上位100大会が選ばれた。

今回の評価は91・8点で、2年前に開かれた前回の88・1点を上回り、100撰に選ばれたウルトラマラソンでは最も高かった。

大会事務局の市体育課は、「良い大会は常に上位に選ばれている。連続して100撰になったことで評価は定着したのではないか」と話している。

「第20回全国ランニング大会100撰」は、発売中の「ランナーズ」5月号、情報サイト「ランネット」に掲載されている。

トキ鉄と北越急行がコラボ ラッピングトレイン運行開始

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写真=お披露目されたラッピングトレイン。トキテツくんとホックンがピーアールを行う

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写真=北越急行のラッピングトレイン

第三セクターのえちごトキめき鉄道(嶋津忠裕社長)と北越急行(渡邉正幸社長)は24日、車両デザインをコラボレートしたラッピングトレインのお披露目を直江津駅で行った。互いの社名ロゴやマスコットキャラクターなどを車両にデザインし、各社で1両ずつを用意。同日から運行を開始した。

鉄道の利用促進を図るため、両社が協力して実施。えちごトキめき鉄道は日本海ひすいラインのE122系、北越急行はほくほく線のHK100形の車両を装飾した。県の地方鉄道体験型地域活性化事業にも採択されている。

両社の車両には今回、地元のゆるキャラやピーアールキャラクターを多数デザイン。えちごトキめき鉄道のトキテツくんや北越急行のホックンをはじめ、上越市の「上越忠義隊けんけんず」、レルヒさんらを随所に配した。

お披露目となったこの日、直江津駅には両社の社員や鉄道ファン、報道関係者らが集まった。トキテツくんやホックンらも駆けつけ、駅から発車した車両を見送っていた。

嶋津社長は「小さなお子さんにも喜んでもらえるデザインになった。鉄道で頑張る新潟県のシンボルとなってほしい」と期待を込めた。北越急行営業企画部の大谷一人部長は「このラッピングトレインが、第三セクター同士で一緒に頑張っていくという象徴になってほしい」と話していた。

直江津菓子組合などがペンギンシールで直江津盛り上げ

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写真=大小2種類が作成されたシール

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写真=三野屋菓子店で販売しているペンギンサブレ

直江津を訪れる人たちが満足する新たな土産開発につなげようと、地元菓子組合などがペンギンをモチーフとしたシール2種類を作成した。シールは直江津エリアで自社製造した商品や自家製メニューを提供する希望店舗に無料配布される。各店舗の「直江津土産」にシールを貼り付けて販売することで、「直江津のまちを周知できるし、直江津をイメージした新たな商品開発にもつながるはず」と関係者たちは期待を寄せる。

市民有志を中心とした「新水族博物館を核とした地域活性化検討会」(吉田昌幸会長)の「商品開発と物販の仕組みづくり事業」の一環。直江津菓子組合と市内の市民団体「ぐるわ〜ず♪」が担当している。

シール作成は来春の新水族博物館オープンに向け、来館者や直江津を訪れる人たちの満足度を高める新たな土産開発などを目的としている。マゼランペンギン飼育数が日本一を誇る、同水族館ピーアールのため、シールにはマゼランペンギンが描かれた。大小2種類各3000シート(3万枚)を作成。どちらも「マゼランペンギンのまち」と書かれ、サイズは大が縦8㌢、横5㌢、小が縦横各3㌢。デザインは「ぐるわ〜ず♪」の坂詰つぐみさんが担当した。

シールを希望する1店舗につき10シート(100枚)が無料配布される。直江津菓子組合の重原稔さんは「直江津をイメージした各店舗の新商品や既存商品などに貼り付けていただき、『マゼランペンギンのまち なおえつ』のイメージ作りに協力していただけたら」。また、「新たな土産開発を行うことで、水族館来館者たちが直江津のまちを訪れるきっかけになるし、直江津の思い出としても残ると思う」と願いを込める。

デザイン担当の坂詰さんは「オリジナル商品開発で直江津が盛り上がっていけば。どこのお店でも利用していただければうれしいですね」と話している。

シール配布場所は三野屋菓子店(中央1、543・2391)、オステリアサカヅメ(西本町3、545・4331)、モンマートひらばやし(中央5、543・3507)の3か所。問い合わせは各店へ。

クラフト&ギャラリークッカでセレクトショップコラボ展

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写真=春物新作を紹介するスタッフ

上越市西本町3の直江津ショッピングセンターエルマール1階のクラフト&ギャラリークッカで新潟市中央区のセレクトショップ「ストアルーム」とのコラボレーション企画展「ストアルームスプリングコレクションインクッカ」が開かれている。ストアルームのオーナーがデザインしたオリジナルの洋服やバッグ、ストールなどの服飾小物が並ぶ。4月2日まで。

クッカと同店は定期的にコラボ展を開いている。今回は洗練された大人の女性の春の着こなしがテーマ。

ブラウス、ワンピース、スカートやパンツなど洋服だけでも70点が並ぶ。白やベージュなど春の季節に合った色合いのアイテムが充実している。同店のスタッフによると、ゆったりとしいてリネンなどの天然素材を使用しているので着心地も良い。Tシャツは肌触りがよく特に人気があるという。ワンピースやブラウスは重ね着をせずに一枚で着てもおしゃれに決まるという。新作を装って春を満喫できるものが揃っている。

同店では「日常を楽しくしてくれるものばかりです。どの商品もおすすめです」と話した。営業時間は午前10時から午後8時まで。問い合わせはクッカ545・2685。

初日から大勢の買い物客 ナルス高田西店オープン

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写真=初日から駐車場がほぼ満車となったナルス高田西店

上越市大貫4の山麓線沿いに25日、スーパーマーケット「ナルス高田西店」がオープンした。初日から駐車場がほぼ満車となるなど、大勢の買い物客が訪れた。

「ナルス」や「原信」などのスーパーマーケットを展開する「アクシアルリテイリング」(長岡市)によると、上越地域の店舗を再配置する目的でオープン。上越市北城町3の「ナルス北城店」との距離が近かった「原信西城店」(同市西城町2)を12日で閉店し、その従業員を「ナルス高田西店」に移動させた。

オープン初日となったこの日、午前9時の開店と同時に大勢の買い物客が訪れた。オープン記念として焼き菓子の配布なども行われた。

同店から1㌔圏内には「イチコスーパー高田西店」があるため、近隣住民には徒歩で行くことのできるスーパーマーケットの選択肢が増えることになった。

同市御殿山町の女性(75)は「ちらしなどで商品の値段を比較して、買い物に行く店を選ぶことができる。主婦にはありがたい」。昭和町1の60代女性は「(ナルス高田西店は)イチコ高田西店よりも営業時間が長い。夜に買い物をする時に利用しやすくなる」と話していた。

ナルス高田西店に隣接して建設が進められている蔦屋書店は7月中旬にオープン予定。蔦屋書店の店内にはコーヒーチェーンの「タリーズコーヒー」が上越地域に初出店する。

6年間の思い出胸に 公立小学校で卒業式

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写真=東本町小学校の卒業式。卒業生が学び舎に別れを告げた

上越市内の52の公立小学校で23〜25日まで、卒業式が行われた。24日には、東本町小学校(磯貝芳彦校長、児童382人)で式が行われ、6年生58人が小学校生活での思い出を胸に、慣れ親しんだ校舎に別れを告げた。

卒業式は体育館で実施。磯貝校長から名前を呼ばれた児童は一人ずつ登壇し、壇上で卒業証書を受け取った。

磯貝校長は送辞で「皆さんは思いやりのある言葉、態度で下学年をリードしてきた。今、皆さんの前には様々な可能性の詰まった原野が広がっている。その原野を切り拓き、未来の社会の担い手となってほしい」と語った。

卒業生は記念合唱で「絆」を披露。涙を流しながら歌う児童の姿も見られた。会場には大勢の保護者が詰めかけ、ビデオカメラやスマートフォンなどを手に、学び舎を後にする児童の姿を撮影していた。

式を終え、菊間蒼生君(12)は「小学校生活では楽しいことやうれしいことがたくさんあって、大切な仲間を作ることができた。中学生になったら、いじめを見逃さないような、人を助けてあげることのできる人になりたい」と話していた。

市内52の公立小学校のうち、新年度からは下保倉小学校に中保倉小学校と末広小学校が統合され、新たに「浦川原小学校」となる。市内の公立小学校の数は2校減って50校となる。

感謝伝えるステージに 北城高校吹奏楽部が25日に演奏会

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写真=定期演奏会に向け練習に熱が入る県立北城高校吹奏楽部

県立高田北城高校(荒木佳樹校長)の吹奏楽部は25日、同市新光町1の上越文化会館大ホールで恒例の第30回定期演奏会を開く。部員は演奏会が迫る中、毎日の練習に熱が入っている。

部員52人は日々限られた時間の中でパート練習や全体練習をこなしている。マーチングなどの形式で演奏するので体育館やホールを借りて練習することもある。

演奏会は3部構成。第1部はコンクール大会同様で座奏をするクラシックステージ。ゲストとして1989年から2010年まで東京佼成ウインドオーケストラでコンサートマスターを務めたアルトサックス奏者の須川展也さん(55)を招いた演奏も行われる。

第2部は部員が創作した劇を交えて演奏をするポップステージ。「怪盗と探偵」がテーマで、演技にも注目だ。第3部はマーチングを披露するステージドリル。ステージの上を動きながらライオンキングの曲を演奏する。ソロなどを含んだ楽器ごとのショーも披露する。

練習では上野敦子教諭が指揮棒を取ると姿勢を正して音を出し、本番さながらの真剣な表情で練習に取り組んでいる。

津島優希部長(17)によると、ステージごとで演奏スタイルや曲調が違うので、限られた時間の中で練習することに苦労したという。

津島部長は「お客さんを第一に考えたステージにし、日頃応援してくれる人に感謝を伝えたい」と当日の意気込みを語った。プログラムやポスターなどの作成やチケット販売などの運営面も部員が担当し、10月中旬から準備を進めてきた。

開場は午後5時、開演は午後5時30分。入場料は大人は前売り1000円、当日1100円、高校生以下は前売り700円、当日800円、未就学児は無料。プレイガイドは上越文化会館、二葉楽器、アコーレサービスカウンター。問い合わせは同校522・1164。

クリーエン会長が上越市訪問 スキー発祥記念館など見学

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写真=日本スキー発祥記念館前で記念撮影するクリーエンさん(中央)と関係者

オーストリア・テレマークスキー協会会長のアーノ・クリーエンさん(77)が22日、上越市を訪れた。日本スキー発祥記念館(大貫)や旧師団長官舎(大町2)を見学したほか、同市の村山秀幸市長を表敬訪問した。

クリーエンさんは日本のスキー史を研究しており、長野県白馬市で26日まで開催中の「国際スノースポーツ指導者連盟2017白馬大会」に出席するために来日。上越市の姉妹都市、オーストリア・リリエンフェルト市のラーベンバッハー市長と古くから親交があり、今回は昨年9月に市長就任したラーベンバッハー市長の手紙を村山市長に手渡すために上越市を訪れた。

クリーエンさんの上越市訪問は1964年3月以来2回目。当時は大学生で、スキー指導のために訪れた。その際、来日中だったレルヒ少佐の義理の娘、ヘラ・ホリアーさんに会っているという。

同日は同市仲町3の宇喜世で歓迎昼食会が開かれ、「レルヒの会」(小堺昭一会長)会員や関係者と交流した。続いて訪れた日本スキー発祥記念館では館内を見学。小堺会長の案内でスキーの歴史についての資料や写真をはじめ、さまざまな時代のスキーなどを興味深く見入っていた。

クリーエンさんは上越市の印象について「1964年に初めて訪問した時は、こぢんまりとした町だったが、今はとても立派な都市になっていた」。また、「レルヒ少佐が伝えたスキーを今でも市民の楽しみとして伝わっていることがとても素敵。日本のスキー団体の技術を見ると、(レルヒ少佐の)教え方が生きていることを実感できる」と話していた。

郷土の物語に親しんで 紙芝居「義人・福永十三郎」制作

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写真=三八朝市周辺まちづくり協議会メンバーと脚本を担当した佐藤さん(左)ら

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写真=紙芝居を真剣な表情で鑑賞する直江津小児童たち

直江津地区の三八朝市を盛り上げ、地域活性化や周辺の歴史的資産の有効活用などを目的に活動する団体「三八朝市周辺まちづくり協議会」(勝島寅一郎会長)はこのほど、"直江津地区の義人"として語り継がれている「福永十三郎」の紙芝居を制作した。勝島会長(78)は「紙芝居を通して福永十三郎を深く知り、歴史を感じてもらえれば」と話している。

紙芝居は直江津地区の物語を次世代に伝えること、多くの子供たちから郷土の物語に親しんでもらう狙いで制作されており、昨年度の「安寿と厨子王」に続いて2作目。本年度の同市地域活動支援事業の採択を受けている。

福永十三郎は福永家七代目当主として1721年(亨保6年)に生まれた。江戸中期に高田藩で高田の田端町のみだった魚類販売を、直江津でも認めるように江戸幕府に訴えるなど、尽力した人物。1774年(安永3年)に54歳で生涯を閉じた。その後、直江津の人々は十三郎を火葬した灰を集め、その上に地蔵を置き、十三郎の冥福を祈ったという。現在は同市中央4の福永神社に祭られている。

紙芝居のタイトルは「義人・福永十三郎」。26枚につづられた物語に仕上げた。前作に続き、紙芝居の構成、脚本、監修を直江津の歴史に詳しい郷土研究家の佐藤和夫さん(70・同市国府3)、原画作成は直江津在住のイラストレーター、ひぐちキミヨさんに依頼した。今月11日に同協議会が主催した一般市民向けの地域学習会で初披露されたほか、16日には同市立直江津小で中、高学年の児童たちに上演した。

直江津小での上演には同協議会メンバーをはじめ、協議会アドバイザーも務める佐藤さんが訪れたほか、校区の町内会長らも参加。3年から6年の107人が鑑賞した。佐藤さんは児童に向け、「『義人』とは困っている人を黙って助ける人のこと。紙芝居(の内容)は難しいと思う。今、分からなくてもいいから、展開などの内容を覚えていてほしい。大きくなったら『これがあの時の話だった』と分かる時がきっと来る」と語った。

上演後、児童たちは「少しは十三郎を知ることができた」「難しい言葉が多かったけれど、イラストがあって分かることもあった」などと感想を語った。紙芝居のB4サイズ判が寄贈された。

今後は直江津南、国府、古城の3小学校でも上演が予定されており、3小学校のほか、直江津図書館にも紙芝居が寄贈されることになっている。

低温保存でまろやかに 新潟第一酒造がまつり酒を雪室搬入

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写真=まつり酒が雪室に搬入された

「越の白鳥」などの銘柄で知られる「新潟第一酒造」(上越市浦川原区横川)は20日、今年10月に開かれる「越後・謙信SAKEまつり」で使用するまつり酒「車懸」を、同市安塚区和田の和田雪室に貯蔵した。9月下旬までの約半年間、まつり酒を低温で貯蔵し、イベント本番に備える。

「越後・謙信SAKEまつり」で使用するまつり酒は、県酒造組合高田支部に加盟する15の蔵元が毎年持ち回りで仕込んでおり、今年は同酒造が担当することになった。「車懸」の名称は、上杉謙信が川中島の戦いで用いたとされる戦術の名前に由来する。

同酒造によると、今年のまつり酒は酒米「五百万石」と「こしいぶき」を精米歩合60%まで磨き上げた特別純米酒。今年1月から仕込みを行ってきた。低温の雪室内で保存することで、日本酒の鮮度を保つことができるほか、まろやかな味わいに仕上がるという。

この日は、同酒造の原料生産主任を務める村松誠さん(47)と醸造責任者の岩崎豊さん(42)が雪室を訪れ、フォークリフトを使って一升瓶500本を運び込んだ。雪室を管理する公益財団法人雪だるま財団によると、約300㌧の雪を貯蔵する室内は気温1度、湿度90%以上の環境が保たれているという。

まつり酒は貯蔵後、10月21、22日に上越市の高田本町商店街で開催される「越後・謙信SAKEまつり」で限定販売される予定。

岩崎さんは「おいしいお酒が完成したと思うので、たくさんの人に味わってもらいたい」と話している。

初対面でも心一つに 「1日限りの吹奏楽部」に42人参加

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写真=パートに分かれて練習した後、参加者全員で演奏した

上越市下門前のリージョンプラザ上越で19日、「1日限りの吹奏楽部」と題して、吹奏楽経験者などが集まって演奏を行うイベントが開かれた。市内外に住む10代から60代までの42人が参加し、初対面同士でも交流を深めながら、演奏を楽しんだ。

管楽器や吹奏楽に興味を持つ人に演奏を楽しんでもらうほか、過去に吹奏楽部に所属していた人たちの音楽活動再開につなげようと、二葉楽器(同市本町5)とリージョンプラザ上越が開催した。

この日は学生や主婦、会社員など幅広い年齢層の42人が集まった。参加者はトランペットやフルート、サックスなどそれぞれのパートに分かれ「雷神」と「ディズニー・フィルム・フェイヴァリッツ」の2曲を練習。自己紹介の後、「久しぶりに楽器を触った」「高校生以来の演奏だ」などと話しながら、交流を深めていた。

練習開始から約2時間後には、参加者全員で合同練習。長野県の吹奏楽指導者の高橋秀典さん(37)が指揮を振った。参加者は短い時間でも曲の完成度を高めていった。最後には、ミニコンサートと称して練習した2曲を演奏した。

友人と一緒に参加したという市内在住の主婦(33)は「部活で演奏していた時のことを思い出した。初対面の人とも同じ楽譜で心を一つに演奏できて楽しかった」と感想を語った。

「板倉ジェラート ニーナ」が今シーズンの営業スタート

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写真=生イチゴを使った人気の「いちごみるく」

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写真=板倉区総合事務所近くにある店舗

こだわりの旬素材を生かしたジェラートで人気の店「板倉ジェラート ニーナ」(上越市板倉区針)の今シーズンの営業が18日、はじまった。初日は天候にも恵まれ、開店を待ちわびたファンらが多数訪れた。今年は11月中旬まで営業予定。

地元の旬素材をはじめ、全国各地のこだわり食材を使った同店の濃厚ジェラートは、幅広い世代に定評がある。市内のほか、市外のファンも多い。

開店初日は16種類を販売。小布施牛乳を使った「牛乳」、京都丹後の「抹茶」「ほうじ茶」、板倉産のコシヒカリを使った「玄米コシヒカリ」などの定番味、手作り求肥入りの「さくらもち」、プリプリの果肉が入ったジューシーな土佐産の「ぶんたん」、生イチゴを使った「いちごみるく」など春限定味も並んだ。同店は「季節の商品が並びます。逃さずに食べてみてくださいね」と話している。

価格は、スモール250円、シングル300円、ダブル380円、トリプル420円。カップとコーンがある。持ち帰りやギフトも可能。店は県道新井柿崎線沿い板倉区総合事務所近く。

午前11時~午後5時、土日曜、祝日は午前10時~午後6時。3月中は午後5時まで。火曜定休。電話0255・78・5246。

学び続け慕われる先生に 上越教育大で卒業式

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写真=学長から卒業証書を受け取る学生

上越市山屋敷町の上越教育大学(佐藤芳徳学長)は17日、同大講堂で学校教育学部の卒業証書・学位授与式と大学院学校教育研究科の学位記授与式を行った。

学校教育学部の卒業生は168人、大学院学校教育研究科の修了生は253人。学部卒業式では学生一人ひとりの名前が呼ばれると、緊張した面持ちで起立し、代表の学生が佐藤学長から卒業証書を受け取った。

佐藤学長は告辞で「誠実であることが大切。謙虚な気持ちで学び続ければ道は開かれる。多くの子供たちに慕われ、『先生のようになりたい』と言われる教員になってほしい。自信をもって教壇に立ち、社会に羽ばたいてください」と激励の言葉を贈った。

幼児教育コースの鈴木千尋さん(22)は「各自が目標に向かって前進した4年間だった。感謝の気持ちを忘れずに学んだことを生かし、地域貢献ができる人材になるように努力をする」と答辞を述べた。

富山県南砺市出身の森田真衣(22)さんは、4月から小学校教諭として教壇に立つ。「教職員や友人と切磋琢磨できたので感謝をしている。学んだことを精いっぱい生かしてやっていきたい」と話した。

式終了後には会場の外で卒業生を待っていた多くの在校生が詰め寄り、肩車や胴上げをするなどして祝福した。

学部卒業生は今春から54人が小学校の教壇に立つなど、合計111人が教職に就く予定。

芸術で可能性を表現 市民プラザで障害者の作品展

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写真=書道を披露する渡邉さん

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写真=岡田清和さんの貼り絵。高井さんが会場の準備を進める

上越市土橋の市民プラザで16日、障害者による美術作品を飾る「障害のある人たちの可能性を求めて エイブル展」が始まった。3人の作家による貼り絵や水彩画、書など約100点が飾られている。20日まで。入場無料。

障害者の持つ芸術の可能性を広げようと、中郷区の陶芸家、高井進さん(79)などを中心に実行委を立ち上げ、9年ぶり3回目となる開催が実現した。

会場には、脳性麻痺で肢体不自由の渡邉綾さん(24・上越市大潟区)による書道作品をはじめ、聴覚障害と知的障害がある岡田清和さん(妙高市)の貼り絵、自閉症の槙崇人さん(49・糸魚川市)の水彩画を展示。

このうち渡邉さんは、小さい頃に兄と妹の影響で書道に興味を抱き、筆を持った。筆を持ちやすくするため、筆の軸部分に包帯などを巻いて太くする工夫をしている。一筆ごとに力を込めて書き上げる作品は、いずれも迫力満点だ。

また岡田さんは入所している社会福祉法人上越福祉会「にしき園」での活動の一環として、20歳の頃から貼り絵を制作し続けている。繊細な技術で描く作品は見応えがある。上越大和郵便局でも定期的に個展を開いている。

昨年2月に妙高市で開かれた障害者スポーツの祭典「スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム新潟」の写真も並べたほか、高井さんが制作した聖火台も用意した。

展示初日となった16日には、渡邉さんと岡田さんが市民プラザで制作の実演を行った。このうち渡邉さんは、体を支えてもらいながら車いすを降りると、力強く筆を握って「絆」の文字を書き上げた。

高井さんは「それぞれの作品に、制作者の心が込められていて、勇気をもらうことができる。ぜひ見に来てほしい」と話している。

昭和の思い出 今に 西山英夫さんが31日まで切り絵展

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写真=切り絵を見て昔を懐かしむ訪問者

上越市石橋の西山英夫さん(69)による切り絵展「昭和時代の懐かしき、思い出」が国府1の五智歴史の里会館で開かれている。和紙などで制作した切り絵が約32点展示されている。期間は31日まで。

西山さんは10年ほど前から切り絵を制作している。今回展示されているのは昨年3月から制作してきた作品で、昭和の暮らしを表現。井戸や囲炉裏などの昔の生活用具をはじめ、両親が共働きで兄弟が子守をしたり、子供がメンコなどで遊ぶ様子が表されている。

西山さんは昭和の白黒の写真や資料などを参考に下絵を描き、色がつく部分の紙を切り抜いた後で、記憶を元に和紙を選び色を再現する。

白黒の写真よりも色がついたものはよりいっそう思い出は強くなるという。訪問者が感想を書くノートには、「当時の記憶が蘇ってきた」「昔が懐かしい」といった感想が多く寄せられている。

西山さんは「昭和の生活習慣や洋服の色、形を見てもらいたい。目の前から消え去った風景を呼び起こして見てもらえれば」と語った。

作品展を訪れていた同市上源入の篠宮道代さん(69)は、西山さんとは小学校の同級生だったという。「絵を見ていると昔が懐かしくなる。幼い頃の友達がこんなに素晴らしい作品を作っているとは思わなかった」と話した。

午前9時から午後6時。問い合わせは同館543・3222。

桜のはがきで観光促進 ちりつも観光プロジェクト

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写真=はがきが渡辺一二三会長から西條英夫局長へ

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写真=ひぐちさんのイラストによるはがき

上越市で市民発信の観光客促進をしている「ちりつも観光プロジェクト」(渡辺一二三代表)が、「高田城百万人観桜会」のイラストを描いた春のはがきを完成させた。市民がはがきを使い、観光客を呼び込むために高田公園で13日、はがきを日本郵便上越地区連絡会の西條英夫総括局長に贈呈した。

同プロジェクトは季節ごとに年4回上越地区の郵便局に地域の絵が描かれたはがきを配布している。本年度で6年目になる。「ちりも積もれば山となる」にちなみ、市民一人ひとりが出したはがきが県内外の人を集め、地域の観光促進につなげることが目標だという。

春編はがきの絵は、秋編のはがきイラストから引き続き上越市在住のイラストレーターのひぐちキミヨさんが担当した。はがきには高田公園の高田城と夜桜が描かれていて、松尾芭蕉の「さまざまの こと思ひ出す 桜かな」という俳句も書かれている。俳句を載せる試みは今回が初めて。市外に移り住んだ人に桜を思い出してほしいという願いが込められているという。

ひぐちさんは「日本人の心に訴えるような絵を描こうと思った。桜を見て幸せな気持ちになってほしい」、渡辺代表(76)は「市民が思いを込めてはがきを出し、一人でも多くの人が上越に来てくれたら」と話した。

はがきは旧上越市の27局の郵便局で21日から計5000枚が無料で配布される。

努力実り春迎える 公立高校で合格発表

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写真=ラグビー部の胴上げによる祝福を受ける受験生

県内の公立高校一般選抜入学試験の合格発表が13日に各高校で行われた。上越市南城町3の県立高田高校(小野島恵次校長)では午後2時から発表があり、多くの受験生や保護者が詰めかけた。

同校では7日に学力検査があり、8日は学校独自検査があった。普通科定員240人に対して241人が受験し倍率は1・00倍、理数科は定員40人に対して45人が受験し、倍率は1・12倍だった。

発表時刻より前に、多くの受験生や保護者らは緊張した面持ちで会場へ集まった。午後2時になり、合格者の受験番号が書かれた紙が同校正面玄関前の掲示板に貼り出されると、一斉に受験生が押し寄せた。自分の受験番号を見つけた受験生は歓喜の声を上げ、友人や保護者らと一緒に喜びを分かち合った。喜びと安堵から目に涙を浮かべる受験生や保護者も数多くいた。

妙高市立新井中学校の山口仁輔君(15)は「受かってほっとした。高校は勉強が難しくなるので、春休みのうちにしっかり予習復習をしたい」と話した。

上越市立城北中学校の宮沢柊君(15)は「高校では部活を楽しみにしている。陸上部に入部したい」と笑顔で話した。母の洋子さんは「難しいと思っていたので合格してうれしい。陸上部でインターハイ出場という目標があるようなので頑張ってほしい」と語った。

公立高校の欠員補充のための2次募集は21日から22日まで出願を受け付け、23日に学力検査等が行われる。合格発表は24日。

特殊詐欺を水際で防止 上越警察署が労金職員に感謝状

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写真=表彰を受けた伊藤健太さん(手前左)と阿部覚さん(手前右)

上越警察署(中村栄署長)は9日、特殊詐欺を未然に防止した大手町の新潟県労働金庫高田支店(江口勉支店長)預金係の伊藤健太さん(24)と次長の阿部覚さん(47)に感謝状を贈呈し表彰した。

60代の女性が2月23日の昼頃、「市役所から医療費の還付金があると電話があり、記帳したが振り込まれていなかった」と窓口の伊藤さんに相談。不審に思った伊藤さんが阿部さんに報告した。阿部さんが女性からもう一度詳細を聞いたところ還付金詐欺に巻き込まれている可能性が浮上したため警察に通報し、詐欺を未然に防止した。

同支店は2015年にも特殊詐欺を未然に防いでいる。支店長や次長らが朝礼などで注意喚起をし、職員で特殊詐欺の情報の共有を徹底しているという。

阿部さんは「お客様から財産を預かっているのでこれまで以上に守れるように注意をしていきたい」と話した。伊藤さんは「これからはよりアンテナを高くしてATM付近で迷っているお客様には進んで声を掛けたい。財産を守るために努力していきたい」と語った。

同署によると今年に入ってから特殊詐欺の被害の報告は2件で被害額は総額188万円。

多彩な定食に総菜持ち帰りも 「和食処 鶴一」がオープン

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写真=人気メニューの「鶴一の唐揚げ定食」(750円)

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写真=おいしいお料理と栄養を提供したい」と話す佐々木さん(左)と竹田さん

定食や総菜など家庭の味を提供する店「和食処 鶴一」が先月、上越市春日山町3にオープンした。鳥の空揚げやアジフライなどがメインの手作り定食を味わえるほか、弁当、総菜の持ち帰りも受け付けている。

"家庭料理が味わえる店"として、開店早々サラリーマンらから人気を集める。佐々木千鶴さん(36)、竹田真由美さん(44)の2人が切り盛り。看板メニューの「鶴一の唐揚げ」はじめ、豚の生姜焼き、チキン南蛮、アジフライ、ポテトコロッケなどの定食を提供する。全てのセットに、ごはん、味噌汁、日替わりの小鉢3種がつく。定食は500円から。ほか、「子供連れにも利用してもらいたい」と、お子様定食(500円)も用意している。

「鶴一の唐揚げ」は鶏もも肉を使用。やわらかく、ジューシーでボリューム満点なのがウリ。単品を持ち帰りで利用する人も多い。100㌘120円。

持ち帰り総菜は揚げ物のほか、マカロニサラダ(300円)、肉じゃが(400円)、もつ煮(1〜2人前800円)などもある。弁当やオードブルも予約を受け付ける。

店内はカウンター7席と小上がり席。一人でも気軽に利用できる。佐々木さんは「お弁当1個の注文も可能です。料理の好みにも対応します。働いている方においしいお料理と栄養を提供したい」と話している。

営業時間は午前10〜午後5時30分。夜の営業は予約のみ受け付ける。アルコールもあるので、宴会も可能。コース料金は応相談。定休日は日曜祝日。JAえちご上越春日支店向かい。電話番号は530・7578。

板倉区の鴨井家主屋と土蔵 国の有形文化財指定へ

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写真=鴨井家の住宅主屋(関由有子さん撮影、上越市教育委員会提供)

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写真=鴨井家の住宅土蔵(同)

国の文化審議会(馬渕明子会長)は10日、上越市板倉区田屋の鴨井家の住宅主屋とその土蔵を、国の有形文化財に登録するよう答申した。主屋は江戸時代に造られたもので、強度を増した土蔵には豪雪地帯の特徴が表れている。今後の官報告示をもって正式決定される。

上越市教育委員会によると、建物を所有するのは東京都在住の鴨井久一さん(82)。

住宅主屋は江戸時代末期に造られたもの。4方向に傾斜する大きなかやぶき屋根を持つ寄棟造りの本屋が東側に面し、前面に玄関、背面に2階建ての後中門が突出している。奥座敷には座敷飾りを備えており、二度の改修を経た今でも、建物には江戸時代の趣が残っている。

1938年に建造された土蔵は、木造2階建ての蔵前と、土蔵造り2階建ての土蔵部からなる。土蔵の腰はモルタルの洗い出しで、石積みの模様が施されている。蔵前の外壁には杉下見板を張り、妻壁上部はしっくい塗りで小屋束と貫、棟木の軸部が見える。土蔵の高い位置までモルタルで仕上げられており、深い雪の中でも一定の強度が確保されている。

国の有形文化財の登録基準は、国土の歴史的景観に寄与していること、造形の規範となっていることなど。正式に登録された場合、市内に所在する国登録有形文化財は26件、県内では439件となる。

春の訪れすぐそこ 高田公園で冬囲い撤去始まる

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写真=ブロンズ像の囲いを取り外す公園管理人ら

上越市本城町の高田公園で9日、ブロンズ像と樹木の冬囲いの取り外し作業が始まった。4月1日から開催される高田城百万人観桜会の準備が着々と進んでいる。

同園の囲い外しは毎年春の訪れを告げる風物詩となっている。同公園管理人や市シルバー人材派遣センターの職員7、8人が作業にあたる。西堀遊歩道沿いと噴水東側のブロンズ像26基と、サツキやツツジなどの低木約5000本、桜や椿などの中木約600本に施された囲いの取り外しを3月下旬まで行う。

市内では7日に降雪があり、8日には園内に20㌢ほど雪が残っていたが、9日は天候も良く予定通りに作業が開始された。手慣れた手つきで縄を解き、竹などの木を取り外してブロンズ像の囲いを外した。

市公園管理人の石田三郎さん(64)によると、7日の降雪による桜の花への影響はないという。石田さんは「例年より降雪量が少ないので早い取り掛かりとなった。今年も観桜会を楽しんでもらいたい」と話した。早咲きの薄寒桜はもう咲きはじめているという。

直江津中等の鈴木基心君 日本水泳連盟の遠征メンバーに

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写真=村山市長に意気込みを語る鈴木君

直江津中等教育学校2年生で上越正和スイミングスクールに通う鈴木基心君(14)がこのほど、日本水泳連盟の「ジュニアブロックシンガポール遠征メンバー」に選出された。上越市の選手が同遠征メンバーに選出されるのは今回が初めて。7日には同市の村山秀幸市長を訪問し、遠征への意気込みを語った。

鈴木君は市立南川小学校出身。生後9か月の時に母の小百合さんと同スクールに通うようになった。最初は顔を水に付ける練習などに取り組み、3歳の頃から本格的に泳ぎ始めた。昨年10月の「日本スイミングクラブ協会全国ブロック対抗水泳競技会」では50㍍自由形部門で2位に入賞するなど、全国でもトップレベルの実力を誇る。

今回の遠征メンバーには日本全国の中学生と高校生から男子21人、女子19人が選出されている。11日に日本を発ち、14〜19日にシンガポールで開かれる国際大会に出場して、21日に帰国する予定。

鈴木君は昨年12月に長野県で開かれた北信越ブロックの選考合宿で好成績を収め、日頃の生活態度なども良好だったことから、今回の遠征メンバーに選出された。シンガポールの大会では、50㍍自由形、100㍍自由形など5種目に出場する。

村山市長から練習の頻度や五輪に対する思いを聞かれた鈴木君は「週6日、練習している」「東京五輪で結果を残したい」などと答えていた。村山市長からは「体に気を付けて、楽しんできて」と激励を受けた。

鈴木君は「自分の課題は、前半の勢いを後半まで持続させること。緊張もあるけれど、楽しんできたい」と話していた。

「準中型免許」が新設 道交法改正で啓発シールも作成

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写真=車両に貼るステッカーを紹介する福島事務局長

道路交通法の改正に伴い12日から「準中型免許」が新設される。普通自動車免許を新規で取得する場合、従来よりも運転できる車両が制限されるなど、変更点が多くなる。注意喚起を目的に、上越地区安全運転管理者協会はこのほど、準中型車両に貼るステッカーを作成。免許に応じた車両を運転するよう呼び掛けている。

12日に施行される改正道路交通法では、車両の分類に「準中型車両」が追加される。準中型車両とは車両総重量3・5㌧以上7・5㌧未満、最大積載量2㌧以上4・5㌧未満の車を指す。準中型免許は18歳以上で取得でき、普通自動車も運転できる。

普通免許で運転できる車両は従来よりも範囲が狭まり、車両総重量は5㌧未満から3・5㌧未満へ、最大積載量は3・0㌧未満へ変更される。12日以降に普通免許を取得した人が対象となる。

11日以前に取得していた普通免許は、12日から「5㌧限定準中型免許」とみなされる。運転することのできる車は道路交通法改正前と変わらない。

今回の法改正により、準中型車両ならば18歳で運転することができるようになる。従来は20歳以上でなければ中型免許を取得できなかったため、高校を卒業した若者が配送業へ就業しやすくなるなどの長所がある。

同協会は法改正にあたり、啓発用のシール1000枚を作成。準中型車両を所有する会員の約240事業所に配布した。福島輝男事務局長(78)は「道路交通法が改正されるので、自分の持っている免許で運転できる車を改めて確認してほしい」と話していた。

耳も会話も大切にして 上越耳鼻科医会が奉仕活動

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写真=診察をする吉岡院長

上越耳鼻科医会(平田秀登代表)の医師らが5日、上越市上中田の介護付有料老人ホーム「ハートフルケア上越高田」を訪れ、奉仕活動として施設利用者の耳を診察した。補聴器業者も訪問し、利用者の耳を検査した。

同会は3月3日の耳の日にちなんで、耳の健康についてと補聴器に関する正しい情報を提供するために2000年度から毎年行っている。

同日は同会のふじわら耳鼻科(春日野1)の藤原満院長と、吉岡耳鼻咽喉科医院(幸町)の吉岡邦英院長が施設利用者28人を診察した。院長らは耳鳴りや気になることはないか、補聴器の調子はどうかなどを利用者に聞き、聴力の検査や耳掃除をするなどの診察をした。

吉岡院長は「耳の聞こえだけでなく、コミュニュケーションがとれるかも重要。今ある聴力を有効に使って会話能力を活性化させることが必要。そのためには高齢者と同じスピードで話すこと、高齢者を会話に入れることが大切です」と話した。

本町商店街を和服姿でひな巡り 女性20人が参加

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写真=あすとぴあ高田1階に展示された段飾りを見る参加者

13日まで上越市の高田本町商店街で開かれている「城下町高田ひなめぐり」を和服姿で巡る催しが4、5の両日開かれた。5日は、振り袖を着た5歳の女児から臈長けた女性まで20人が参加した。

本町3・4・5丁目商店街振興組合連合会と、市民団体「お馬出しプロジェクト」が2014年から開催している「城下町高田ひなめぐり」の一環。主催する「きもので素敵になる会」の長崎幸江さんは、「眠っている着物を着て街なかを歩こうということが目的。気楽に着ることで、着物の良さを分かってほしい」と話す。

着付けを済ませた一行は、午前11時に本町2の本町ふれあい館を出発。本町5のあすとぴあ高田までの約600㍍を歩いた。途中、大杉屋お馬出し店のつるしびな、旧第四銀行の段飾りびな、雅房眞泉の掛け軸やちりめんびな、片桐呉服店の土人形、アートサロン遊心堂の享保びななど、10か所以上を見て回った。

紬の着物で参加した上越市昭和町2の主婦、瀧田雅恵さん(40)は「母が30年前に仕立ててくれた着物で、着るのは2回目。着物で歩くと気持ちが華やぐ」と話す。

主催者が貸し出した着物に、角巻を羽織って歩いた同市上真砂の会社員、太田愛さん(33)は、「2回目の参加で、日本の文化に触れるとてもいい機会。角巻はとても暖かい」と話していた。

「酒博士」の人柄しのぶ 坂口謹一郎生誕120年で「語る会」

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写真=坂口記念館で開かれた「坂口謹一郎博士を語る会」。講師は右から鈴木会長、棚橋社長、小林社長、司会の光永教授

上越市出身で「酒の博士」として知られる応用微生物学の世界的権威、坂口謹一郎生誕から今年で120年を迎える。4日、頸城区の「坂口記念館」で、「坂口謹一郎博士を語る会」が開かれた。坂口謹一郎と親交のあった講師ら3人が講演し、約50人の参加者を楽しませた。

官民一体の組織「坂口謹一郎博士顕彰委員会」が主催。市によると生誕120年となる今年は、同団体や「坂口謹一郎博士生誕120年記念事業委員会」を中心に、さまざまなイベントが展開される予定だという。

今回の講演会では、武蔵野酒造の小林元社長、岩の原葡萄園の棚橋博史社長、頸城区酒造り唄・保存会の鈴木健会長が「語り部」として坂口謹一郎の功績を紹介。司会は上越教育大学で食物などの研究を行う光永伸一郎教授が務めた。

このうち鈴木会長(85)は、坂口謹一郎が頸城に疎開した際に3軒隣りに住んでいたことから、多くの逸話を披露。鈴木会長は「坂口先生の家にはいつもビールやウイスキーなどたくさんの酒が置いてあった」「坂口先生は酒の場になると、米山甚句の民謡を歌っていた」「酒を飲んだら、同じ量の水を飲めとよく言っていた」など、今となっては知ることのできない貴重な話を披露した。

同日はこのほか、同館で新酒まつりも開かれた。

参加者の70代男性は「酒が好きで参加した。貴重な話を聞くことができて良かった」と感想を口にした。

「だいふくパソコン教室」が移転 生徒も募集中

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写真=パソコンを学びたいという高齢者らに人気

高齢者を中心に人気を集める上越市南高田町の「だいふくパソコン教室」がこのほど、同町内の近隣地に移転した。受講者が気軽に立ち寄れる1階に移ったことで、足腰に不安がある高齢者でも通いやすくなった。生徒も随時募集中。

新教室は、南高田駅前の旧教室から東へ500㍍ほどの「ラーメンかくれんぼ」隣。消雪付きの駐車場も完備した。

教室には、高齢者を中心に幅広い世代の人が通っている。「パソコンを始めたい」「年賀状や書類を作りたい」「資格を取りたい」など、目的はさまざま。「難しい言葉や専門用語は使わない」など丁寧な指導が好評で、お茶飲みがてらに通う人も多いという。

講座は、パソコン入門から町内会のお知らせ・行事案内、ホームページ、デジカメ&写真アルバム、年賀状&住所録の作成など多彩。学生や就職に役立つ人気の各種資格試験対策用の講座もある。

受講料は週1回コース(1回2時間、1時間あたり1250円)など基本コースのほか、受講年齢が上がるほど料金が割引になるシニアコースもある。授業は少人数で行うため、分からないことはすぐに教えてもらえる。

教室のパソコン利用は無料。自前ノートパソコンの持ち込み可。南高田町5・8。午前10時~午後9時。問い合わせは、526・2257。

国府3の女性3人が書道、水墨画、水彩画作品を展示

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写真=書道、水墨画、水彩画を展示している3人

上越市国府3在住の藤村登美子さん、大竹祐子さん、遠藤美江子さん3人の書道、水墨画、水彩画の作品展が同市大豆1の糸魚川信用組合上越支店(渡辺実支店長)ロビーで開かれている。31日まで。

近所に住み、日頃から趣味の制作活動に10年以上励んでいる3人。それぞれの作品を町内会の作品展などで出品するなどしてきた。同会場で作品を展示するのは今回初めてとなった。

会場には藤村さんの書道13点、大竹さんの水墨画4点、遠藤さんの水彩画4点を展示。藤村さんは自作の句などを書いたほか、掛け軸や額などを、大竹さんは花などの植物を、遠藤さんは高田公園などの身近な風景を描いている。

藤村さんは「せっかく書いて(描いて)いるのだから、完成した作品を押し入れにしまっていてもだめ、外の風に当ててみようということになりました。それぞれの作品を多くの方に見ていただけたら」と話している。

午前9時〜午後3時。土日祝日は休み。毎週木曜は午後5〜同7時までオープンしている。問い合わせは同店522・7800。

繊細な技術光る 妙高市の岡田清和さんが貼り絵展

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写真=岡田さんの貼り絵作品

妙高市の貼り絵画家、岡田清和さん(49)の作品展が1日、上越市大和1の上越大和郵便局で始まった。上越地域の風景など、6点が飾られている。31日まで。入場無料。

妙高市(旧新井市)出身の岡田さんは、聴覚障害と知的障害という二つのハンデを持ちながら、入所している社会福祉法人上越福祉会「にしき園」での活動の一環として、20歳の頃から貼り絵を制作し続けている。

展示されている貼り絵は、ヤギや牛などの動物を描いたものをはじめ、妙高山や箕冠城といった風景画などがある。いずれの作品も繊細な技術で描かれており、見応えがある。

「にしき園」の担当者は「岡田さんの作品を見ていると、穏やかな気持ちになる。ぜひ足を運んでいただいて、ゆったりとした気持ちで時間を過ごしてみていただければ」と話していた。

上教大の副学長ら 北海道で二枚貝化石などを発見

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写真=会見を行った天野副学長(右)とジェンキンズ助教

上越教育大の天野和孝副学長らは2月27日、北海道浦幌町の新生代暁新世(約6000万年前)の活平層上部から、恐竜絶滅時の環境変動を生き延びた二枚貝類と世界最古のミジンソデガイ属の化石を発見したと発表した。

発見したのは天野副学長と金沢大のロバート・ジェンキンズ助教で、同日、同大で記者会見を開いた。

化石は帯広在住のコレクター井上清和氏が採集していた活平の標本に加えて、2012年〜15年までの調査で採集した中から見つかった。発見されたのは11種の原始的な深海性二枚貝化石。これらは水深200〜500㍍の深海で生息していたものと見られる。貝化石群の中には中生代白亜紀(約1億4500万年前から6600万年前)に知られるものも含まれており、恐竜などが絶滅した中生代末の大量絶滅を引き起こした地球規模の環境変動を生き延びた種や属と言えるという。天野副学長は「環境変動は深海域の生物に大きな影響を与えていない証拠の一つになった」とした。

また、11種中のうち、ウラホロミジンソデガイはミジンソデガイ属の世界最古の記録であることが分かった。これまでのミジンソデガイ属は2800万年前以降のもののため、従来の記録を3000万年以上さかのぼることとなった。

会見で天野副学長は「ずっと二枚貝化石の研究をしてきた。白亜紀のものが新生代から出ることにいた」とし、ジェンキンズ助教は「深海で何を食べていたかなど、今後は餌などにも踏み込んで研究できれば」と話した。

今回の発見は今年1月に早稲田大学で開催された日本古生物学会の例会で発表され、論文は今年1月、イギリスの雑誌に掲載された。