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祇園祭が無形民俗文化財に 県文化財保護審議会が答申

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写真=直江津での最終日を飾る御饌米奉納(2016年7月29日)

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写真=みこしの川下り(2013年7月26日)

県文化財保護審議会は21日、御饌米奉納やみこしの川下りなどを行う上越市の直江津、高田祇園祭の御旅所行事と屋台巡行を、県無形民俗文化財(風俗慣習)に指定するよう答申した。3月末の県教育委員会定例会で正式決定される見通し。

祗園祭は直江津、高田地区で古くから受け継がれ、地域住民に親しまれている伝統行事。1971年に高田市と直江津市が合併した際には、「上越まつり」と名称を改めたが、住民からは「祇園祭」の名で親しまれている。

例年、7月23日に同市西本町4の八坂神社で発興祭が行われ、北本町4の白山神社でみこしを奉迎する。みこしは高田城下を渡御した後、26日に関川を下り直江津へと移動。29日には五穀豊穣を祈って八坂神社で御饌米を奉納する。

今回は、祇園祭の行事が上越まつりの基盤となり、直江津と高田の歴史的変遷や関係性がうかがえる点、御饌米奉納に伴う屋台行事などの様相が学術性を持つ点が評価された。

県文化財は21日現在で368点。無形民俗文化財は17点となっている。