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雪国の遊びで真剣勝負 牧区でごんぞ飛ばし世界選手権

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写真=ごんぞを飛ばす参加者

雪国特有のわらぐつ「ごんぞ」を飛ばしてその距離を競う「第6回ごんぞ飛ばし世界選手権大会」が19日、上越市牧区原の牧ふれあい体験交流施設で開かれた。冬晴れの下、参加者は勢いよく足を振り上げ、優勝を目指してごんぞを飛ばした。

地元市民らで構成される団体「深山荘ファンクラブ」(羽深栄一会長)が、地域の遊びとして古くから伝わる「ごんぞ飛ばし」を発信しようと、2012年から「世界選手権」の名前で大会を開催している。大会実行委は「ごんぞ飛ばしを正式に競技として実施している団体は、他にはないと思う」と話す。

3人1組で実施された大会には計30チームがエントリー。10チームずつの予選に分かれ、各組の成績上位3チームが優勝決定戦に臨んだ。

予選、決勝ともに1人3回ずつごんぞを飛ばし、3人それぞれの自己ベスト記録の合計値をチームの得点とした。過去の大会での平均記録などを基に、女性の記録には4㍍を加算するハンデを与えて実施された。

競技が始まると、参加者はごんぞを履いてスタート地点にスタンバイ。助走を付けたり、大声を上げて力を込めるなどして、ごんぞを少しでも遠くに飛ばせるよう奮闘していた。

越後上越上杉おもてなし武将隊は、2年ぶり2回目の出場。開会前には勝ちどきを上げるなど、上位進出へ向けて気合いを入れていた。

雄志中学校1年の宮本朱叶さん(13)は「初めて参加したけど、ごんぞを遠くに飛ばすのがなかなか難しかった」。同校1年の桑原蓮華さん(13)は「飛距離が少し足りなかったかもしれないけど、女性はハンデがあるので助かった」とそれぞれ感想を語った。