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上越の偉人を教材に 市教委が小中学校に資料集配布

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写真=資料集を紹介する中村指導主事

上越市教育委員会はこのほど、小中学校の教材として役立てようと、上越の偉人について紹介する資料集「夢・志を抱いて」を作成した。来年度から道徳の授業などで活用する。地元の偉人の業績について学習することで、子供たちに夢を持つことの大切さを伝えていく。

資料集では、「日本郵便の父」こと前島密を筆頭に、川上善兵衛、中村十作、坂口謹一郎、小川未明、小林古径、芳澤謙吉、増村朴斎の8人の功績について紹介する。小学校5年生以上の使用を想定した内容に仕上げた。社会科見学などの校外活動でも使用できるよう、市内に資料館や記念館などがある偉人を選定した。

偉人の資料集を導入する目的は、地元の偉人に対する関心の向上、偉人の努力や苦労を通じて夢を持つことの大切さを知ること、粘り強く学ぶ心を育てることなど。

印刷部数は3450部。市内の小学校52校と中学校22校の図書室に、各学校の実態に則した1学級分の冊数と予備分を置く。8人の偉人について紹介する資料館や市立図書館、各区総合事務所などにも置く予定。

資料集の作成は2015年度から進めてきた。小中学校5校で試験的に導入し、改良を加えて正式に完成した。

同市学校教育課の中村博子指導主事は「上越の偉人の功績や努力を知ってもらうことで、努力すること、夢を持つことの大切さを伝えたい」と話している。