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海外留学の成果報告 直江津中等の戸田さんらが市長訪問

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写真=村山市長と握手するマクシミリアンさん(中央)。左は戸田さん

上越市に1年間留学したドイツ出身のマクシミリアン・オリバー・ペンカラさん(16)と、ドイツに1年間留学していた直江津中等教育学校5年生の戸田佑喜子さん(18)は1日、上越市役所を訪れ、留学で学んだことやこれからの抱負などを村山秀幸市長に報告した。

2人は高校生の留学支援などを行う国際教育交流団体「AFS」の協力の下、それぞれの希望する国に派遣された。

日本の文化や食に興味があったというマクシミリアンさんは昨年3月から県立高田高校に在籍。生徒たちと一緒に勉強に取り組んだ。「古典や現代文が楽しかった」と話しており、所属していた剣道部では剣道初段に合格。新光町3の三上澄夫さん(69)宅にホームステイし、三上さんの妻の正子さん(64)の手料理を残さず食べていたという。正子さんは「私は梅干しが得意ではないが、マックス(マクシミリアンさんの愛称)は梅干しも残さず食べていた」と振り返る。4日にドイツへ帰国した。

戸田さんはドイツの音楽に興味があり、昨年2月から今年1月までシェルムベックへ留学。日本ではドイツ語の勉強をしていなかったため「最初は会話の内容が分からなかった」と話す。現地で懸命にドイツ語を学んだ結果、夏頃には授業にもついていけるようになったという。

戸田さんはドイツでの生活について「お米には甘みや水分がなかった。日本のご飯が恋しくなった」と振り返る。「ドイツに行ったばかりの頃はパーティーに参加しても他の人が何を話しているか分からなかった。でも、ハロウィンでは友人が何をしゃべっているか分かって、とてもうれしかった」と話した。

村山市長から今後の目標について問われると、マクシミリアンさんは「日本とドイツを結ぶ外交の仕事がしたい」と答えた。戸田さんは「ドイツで知った難民問題を、大学で勉強して、もう一度ドイツへ行きたい」と語った。