上越よみうりは読売新聞に無料で折り込まれる日刊紙です。旧上越市を中心に政治・経済・サークル活動・スポーツ・イベント等、身近な話題を取材報道している市民新聞です。

2017年2月アーカイブ

大学で東京五輪出場狙う 上総高・新井雄大君を激励

20170226新井雄大1.jpg

写真=激励会に出席する新井君(26日、デュオ・セレッソ)

3年後に開かれる東京五輪のバレーボール強化指定選手に選ばれている上越総合技術高校3年の新井雄大君(18)は、4月から関東大学リーグの強豪校、東海大学へと進学する。26日夜には、OBらで構成される新井君の後援会が大学での活躍を願い、上越市西城町3のデュオ・セレッソで激励会を開催。27日には母校の市立稲田小学校に招かれ、児童の前でプレーを披露した。

新井君は昨夏、日本バレーボール協会による東京五輪強化指定選抜「チームコア」のメンバーに選出された。ジャンプの最高到達点は日本代表の中でもトップクラスの350㌢。圧倒的な高さから放たれる強烈なスパイクを武器に、上越総合技術高校を2度の春高バレー出場へと導いた。

26日の激励会は、県バレーボール協会や高校OBなどで構成される「新井雄大『めざせ!東京オリンピック』後援会」(会長・県バレーボール協会中山宏会長)が主催。中山会長は「上越の地で生まれ、上越の地から五輪に出場できる選手が育つことを願っている。東京五輪に向けて頑張ってほしい」と激励した。

【母校の稲田小学校で豪快なプレーを披露】

20170227新井雄大2.jpg

写真=児童の前で強烈なスパイクを決める新井君(27日、稲田小学校)

27日の稲田小訪問では、体育館に集まった全校児童に豪快なプレーを披露。強烈なスパイクやサーブを決め、児童の目を釘付けにした。質問コーナーでは、「350㌢も跳べるようになったのはいつ頃からですか」「毎日どのくらい練習していますか」といった児童の疑問に、一つずつ丁寧に答えていた。寄せ書き入りの日の丸国旗もプレゼントされた。

新井君は「東京五輪に出るため、まずは課題のレシーブの技術を上げ、自分の長所のスパイクはさらに磨いていきたい。大学では1年生からレギュラーを目指す。少しでも早く日本代表に入り、活躍できるよう頑張りたい」と話していた。

女謙信になりきって 「雪花の虎」アテレココンテスト

20170226雪花の虎.jpg

写真=アテレココンテストの出場者ら。前列中央が優勝した諸岡さん

女性の上杉謙信が活躍する東村アキコさんの漫画を発信するイベント「『雪花の虎』ご当地体験ウィーク」の最終日となった26日、上越市本町3の旧第四銀行高田支店で「『女謙信』勝手にアテレココンテスト」が開かれた。市内外から参加した8人が、謙信になりきって漫画の台詞を読み上げた。

イベントは、漫画「雪花の虎」を広く発信しようと、県上越地域振興局や謙信公「義の心」の会など7団体で構成される「『雪花の虎』で地域を盛り上げる実行委員会」が開催。この日のアテレココンテストには、9〜63歳まで幅広い年齢層の女性8人が参加した。埼玉県から訪れた女性もいた。

コンテストでは、出場者が漫画に登場する台詞を読み上げ、審査員や観客らが気に入った声の人に投票していった。公平を期すため、会場には垂れ幕が掛けられ、出場者の顔や姿は伏せて実施された。

出場者が気持ちの込もった声で「この『虎』がお連れ申そう」などといったお題を読み上げると、観客からは「おお、すごい」「上手だ」などと歓声が上がった。競技は3回戦制で実施し、決勝戦には3人が勝ち残った。

決勝では、やや長文の台詞が出題された。参加者は深呼吸をするなどして心を落ち着けると、謙信になりきって台詞を発していた。

優勝を勝ち取ったのは、直江津中等教育学校4年の諸岡あやねさん(16)。優勝商品として「雪花の虎」の特大パネルを受け取った諸岡さんは「緊張して声が震えたけど、強く、かっこいい女謙信を演じきろうと思った。出場するからには優勝したかったし、楽しかった」と感想を語った。

男性歌い手募集中!「きんたろうはうす」で3月にステージ

20170224きんたろうはうす.jpg

写真=同店ステージで熱唱する「きんたろう一座」のわたなべ欣治さん

中高年を中心に人気のあるカラオケ喫茶・スナック「団塊青春倶楽部 きんたろうはうす」(上越市春日新田1・熊田敏行マスター)は3月26日、同店でイベントステージ「昭和浪漫を楽しむ 心ときめく追憶のムード歌謡 ひとときの『想』」を開く。時間は午後5時30分〜同8時。現在、出演する男性の歌い手を募集している。

同店は毎月1回、カラオケ発表会を開くなど、毎回カラオケファンでにぎわいを見せる。この度、店内の音響機材を一新したお披露目も兼ね、当日は同店専属の「KRKエンタテインメント『きんたろう一座』」が恒例の歌謡ステージを繰り広げる。

「きんたろう一座」は「元イケメン」をコンセプトに、熊田マスターをはじめ、上越市内在住のわたなべ欣治さん、こうじさん、丈二さんの4人で構成する。同日に4人とステージに立つ男性を募集中で、熊田マスターは「当日、きんたろう一座と一緒にスポットライトを浴びて歌いませんか。気軽に問い合わせをしていただきたいですね」。メンバーの一人、わたなべ欣治さんは「(新しい音響は)とても歌いやすい。一緒に楽しく歌いましょう」と出演を呼びかけている。申し込み締め切りは3月5日。

同店は玄関にスロープ、トイレに手すりを設置するなど、体が不自由な人でも気軽に利用できる。

出演やショーに関する問い合わせは同店090・7804・8739、090・7802・9748。

二ノ宮さん、小関さん スペシャルオリンピックスに出場

20170223スペシャルオリンピックス.jpg

写真=スペシャルオリンピックス冬季世界大会に出場する二ノ宮さん(右)と小関さん(2017年2月19日、池の平温泉スキー場)

上越市名立区赤野俣の二ノ宮悠さん(26)と同市大潟区下小船津浜の小関都さん(34)が、オーストリアで3月18〜24日に開催される知的発達障害者のスポーツの祭典「スペシャルオリンピックス(SO)冬季世界大会」のスノーボード部門に出場する。2人は「悔いのないよう、全力を出し切りたい」と意気込み、練習に励んでいる。

SOは五輪と同じく、4年に1度開催される。冬季はスノーボードをはじめ、アルペンスキーやフィギュアスケートなど7種目がある。競技の勝ち負けよりも、各選手に自己の最善を尽くしてもらうことを目的としている。3月の世界大会には、110か国から約3000人の選手が参加する。

2人が挑む競技はスラロームとビッグスラローム。二ノ宮さんは中級、小関さんは初級に出場する。

2人は昨年2月、国内大会「SO冬季ナショナルゲーム」で優れた成績を収め、勤務態度などの生活面も良好だったことから、世界大会への出場が決まった。世界大会に出場するのは2人とも今回が初めてとなる。

大会に向け2人は1月から毎週1回、妙高市関川の「池の平温泉スキー場」で一緒に練習を重ねてきた。スノボ歴約10年の二ノ宮さんは「本番では、練習でやってきたことをしっかり出したい。メダルを取れたらうれしい」と話す。スノボ歴8年の小関さんは「本番は絶対に緊張すると思う。いつも通り滑ることを心掛けたい」と意気込む。

世界大会には日本から54人が出場予定。本県からは二ノ宮さんと小関さんを含め5人が選出されている。

大和小で心こもった自作卒業証書 荒川校長が筆入れ

20170222大和小卒業証書完成①.jpg

写真=完成した額に自作の卒業証書を入れ、完成を喜ぶ児童と荒川校長

20170222大和小卒業証書完成②.jpg

写真=書家の荒川校長が38人全員の卒業証書に手書きをした

上越市立大和小(荒川圭子校長)の6年生38人は昨年から自作卒業証書の制作に取り組んできた。青苧による紙すきで卒業証書となる紙を作ったほか、証書には書家である荒川校長が一枚一枚に筆入れした。21日には証書を入れる木製の額作りの最終作業が無事に終了。世界に一枚の卒業証書は来月24日、荒川校長から卒業生一人一人に手渡される。

自作の卒業証書作りは荒川校長が前任校で取り組んできたもので、同校では今年2年目。実物を見た昨年度の卒業生たちから制作希望の声が上がり、同校でも取り組むことにしたという。

6年生は昨年11月、NPO法人「越後青苧の会」(近藤紀一郎会長)の指導で、古来から伝わる植物繊維、青苧による紙すきを体験し、自分用の証書の紙を作った。完成した紙には荒川校長が筆を入れた。荒川校長は今年3月、定年退職で長年の教員生活に幕を下ろすことから、最後の卒業生となる6年生への思い入れも強い。児童一人一人の顔、それぞれの思い出などを思い浮かべながら一筆一筆丁寧に書き上げた。

木製の額作りは上越教育大の東原貴志准教授が指導。木材をノコギリで切ったり、かんなで削ったり、留め具をつけたりと計3回で完成させた。

完成した額に荒川校長から配られた卒業証書を入れると、児童たちからは「すごい!」と声が上がった。羽深毎さんは「荒川校長先生だから(証書を)書いてもらえる。気持ちを込めて書いてくれてとてもうれしい。卒業式で証書をもらうのが楽しみだけど、大和小学校を卒業するのはとてもさみしいです」。荒川校長は「大勢の人たちの協力があって完成した。とても記念になるので、飾ってくれるとうれしいですね」と笑顔を浮かべた。

祇園祭が無形民俗文化財に 県文化財保護審議会が答申

2016おせんまい.jpg

写真=直江津での最終日を飾る御饌米奉納(2016年7月29日)

2013川下り.JPG

写真=みこしの川下り(2013年7月26日)

県文化財保護審議会は21日、御饌米奉納やみこしの川下りなどを行う上越市の直江津、高田祇園祭の御旅所行事と屋台巡行を、県無形民俗文化財(風俗慣習)に指定するよう答申した。3月末の県教育委員会定例会で正式決定される見通し。

祗園祭は直江津、高田地区で古くから受け継がれ、地域住民に親しまれている伝統行事。1971年に高田市と直江津市が合併した際には、「上越まつり」と名称を改めたが、住民からは「祇園祭」の名で親しまれている。

例年、7月23日に同市西本町4の八坂神社で発興祭が行われ、北本町4の白山神社でみこしを奉迎する。みこしは高田城下を渡御した後、26日に関川を下り直江津へと移動。29日には五穀豊穣を祈って八坂神社で御饌米を奉納する。

今回は、祇園祭の行事が上越まつりの基盤となり、直江津と高田の歴史的変遷や関係性がうかがえる点、御饌米奉納に伴う屋台行事などの様相が学術性を持つ点が評価された。

県文化財は21日現在で368点。無形民俗文化財は17点となっている。

目標は全国予選突破 高田剣道スポ少が村山市長訪問

剣道.jpg

写真=村山市長に健闘を誓う高田剣道スポーツ少年団のメンバー

悲願の予選突破を目指して──。「高田剣道スポーツ少年団」はこのほど、「第39回全国スポーツ少年団剣道交流大会新潟県予選」で優勝し、3年連続4回目となる全国大会出場を決めた。過去の全国大会では、いずれも予選リーグで敗退しており、今年はチーム初となる予選突破を目指す。20日には、上越市の村山秀幸市長を訪問。大会に向け意気込みを語った。

全国大会に出場するメンバーは、先鋒の林創君(上越教育大学付属小4年)、次鋒の保科綾さん(大手町小6年)、中堅の北島翔馬君(南本町小6年)、副将の佐野詞音さん(保倉小6年)、大将の小林凛音君(上越教育大学付属小6年)の5人。

昨年11月に開かれた県大会では、県内23チームの頂点に輝き、全国大会の切符をつかんだ。3月25〜27日に愛知県で開かれる全国大会に向けては、週2回の練習を4回に増やし、技術向上に励んでいる。

村山市長との面会には、メンバー5人と直原幹監督(58)が出席。村山市長から「6年生の選手は中学校でも剣道を続けるんですか」と質問されると、はきはきとした声で「続けます」と答えていた。小林君は剣道の強豪校、国士舘中学校(東京都)に進学することを伝えると、村山市長は「身の回りのことは自分でやらなければいけないけれど、頑張って」と激励した。

小林君は全国大会に向けて「まずは予選を突破したい。団体戦なので、チームとして戦って、悔いの残らない大会にしたい」と話していた。

雪国の遊びで真剣勝負 牧区でごんぞ飛ばし世界選手権

20170219ごんぞ飛ばし.jpg

写真=ごんぞを飛ばす参加者

雪国特有のわらぐつ「ごんぞ」を飛ばしてその距離を競う「第6回ごんぞ飛ばし世界選手権大会」が19日、上越市牧区原の牧ふれあい体験交流施設で開かれた。冬晴れの下、参加者は勢いよく足を振り上げ、優勝を目指してごんぞを飛ばした。

地元市民らで構成される団体「深山荘ファンクラブ」(羽深栄一会長)が、地域の遊びとして古くから伝わる「ごんぞ飛ばし」を発信しようと、2012年から「世界選手権」の名前で大会を開催している。大会実行委は「ごんぞ飛ばしを正式に競技として実施している団体は、他にはないと思う」と話す。

3人1組で実施された大会には計30チームがエントリー。10チームずつの予選に分かれ、各組の成績上位3チームが優勝決定戦に臨んだ。

予選、決勝ともに1人3回ずつごんぞを飛ばし、3人それぞれの自己ベスト記録の合計値をチームの得点とした。過去の大会での平均記録などを基に、女性の記録には4㍍を加算するハンデを与えて実施された。

競技が始まると、参加者はごんぞを履いてスタート地点にスタンバイ。助走を付けたり、大声を上げて力を込めるなどして、ごんぞを少しでも遠くに飛ばせるよう奮闘していた。

越後上越上杉おもてなし武将隊は、2年ぶり2回目の出場。開会前には勝ちどきを上げるなど、上位進出へ向けて気合いを入れていた。

雄志中学校1年の宮本朱叶さん(13)は「初めて参加したけど、ごんぞを遠くに飛ばすのがなかなか難しかった」。同校1年の桑原蓮華さん(13)は「飛距離が少し足りなかったかもしれないけど、女性はハンデがあるので助かった」とそれぞれ感想を語った。

見た目も華やか「多七」でひなまつり御膳提供

ハイマート御膳.jpg

写真=3月3日まで提供している「ひなまつり御膳」

市場から仕入れる新鮮な地魚や旬素材をふんだんに取り入れた和食が自慢のホテルハイマート内のレストラン「多七」(上越市中央1)は3月3日のひなまつりに合わせ、「ひなまつり御膳」の提供をはじめた。3月3日まで。

ひなまつり御膳の提供は毎年この時期恒例。今年も旬素材を生かした見た目も華やかな春らしい御膳が完成した。

ちらし寿司とハマグリの吸い物をはじめ、「菜の花の辛子和え」「甘えび柚子みそ」「イカぼんぼり」の小付三点盛りやお造り、「チーズとごま豆腐の茶碗蒸し」、ひし形にカットされた「ふろふきダイコン」「エビサヨリ巻」「デザート」などがセットになる。

同店は「彩りを意識し、かわいらしい御膳にしました。ご家族などでぜひ利用していただければ」と話している。提供時間は午前11時から午後2時。予約は不要。

問い合わせは多七543・7125。

佐渡汽船が佐渡の食と雪割草を楽しむ1泊2日ツアー

1702佐渡汽船.JPG

写真=高速カーフェリー「あかね」

佐渡汽船は、3月11、12日の2日間、早春の佐渡を楽しむ「第7回さど食の陣と雪割草展」1泊2日ツアーを催行する。直江津港発着の高速カーフェリー「あかね」で行くツアーで、現在参加申し込みを受け付けている。

「さど食の陣」は、旬の食材を使用したグルメと、佐渡の文化を堪能できる早春の一大イベント。大崎手打ちそばや鬼太鼓の実演、グルメ・特産品大露店市などのほか、「にいがた酒の陣」との連動企画として行われる「さど酒の陣」も予定されている。

雪割草が有名な佐渡は3月に島内各地で雪割草展を開催しており、ツアー1日目の昼食会場の小木家では約500点が展示即売される。

行程は、1日目が午前9時30分直江津港出港、同11時10分小木港着。雪割草展、砂金採り体験のほか、トキを間近に観察できるトキの森公園訪問など。2日目は「さど食の陣」に参加するほか、歴史伝説館見学、カニの試食などを予定。別途450円でたらい舟体験もできる。午後6時10分に直江津港着、解散となる。

旅行代金は旅館1室2人以上の利用で大人1人2万3000円、小学生2万円(1室1人利用は別途)。幼児料金は問い合わせで。

添乗員同行。募集人員は30人で、最少催行は15人。2月26日締め切り。

問い合わせは佐渡汽船直江津総合案内所(午前8時30分〜午後5時)。電話544・1234。

所得税の確定申告始まる マイナンバー記載義務付け

確定申告.jpg

写真=市民プラザに設けられた確定申告会場

2016年分の所得税などの確定申告が16日、全国一斉に始まり、高田税務署は上越市土橋の市民プラザに申告会場を開設した。今回からマイナンバーの記載と本人確認書類の提示などが義務付けられたが、同署によるとほとんどの人が記載しており、混乱はなかった。期間は3月15日まで。

確定申告の対象者は、給与収入が2000万円を超えるサラリーマンや2か所以上で給与をもらった人、個人事業者など。復興特別所得税の申告もこの日に始まった。今回の16年分の申告書から、マイナンバーの記載と運転免許証など本人確認書類の提示または添付が必要となった。

会場には、税理士による相談コーナーや、パソコンを使った作成コーナーなどが設けられ、同署職員らが書類作成をサポートしている。同日午前には約240人が会場を訪れ、正午前の時点で100人近くが手続きを待っていた。

税務署では、申告会場に行かず郵送などで書類を提出できる国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」の利用を勧めている。自宅のパソコンで会場と同じ書類を作成でき、疑問点などがあれば個別に答えてくれる電話相談も設けている。またインターネットで申告、納税ができる「e─Tax」も活用することもできる。

時間は午前9時〜午後4時。土日曜、祝日は開設しない。所得税と復興特別所得税、贈与税の申告と納税期限は3月15日まで。個人事業者の消費税、地方消費税の申告と納税期限は3月31日まで。

園児の健康願う 明照幼稚園が大嚴寺でだんごまき

20170215だんごまき.jpg

写真=教諭の投げた団子を拾う園児

上越市寺町3の明照幼稚園(小林實園長、園児97人)は15日、隣接する大嚴寺(佐藤信明住職)で毎年恒例の「だんごまき」を実施した。同園教諭らが園児の健康などを祈って縁起物の団子をまくと、園児は両手を伸ばして拾っていった。

佐藤住職によると今から約2500年前、仏教を広めた釈迦が入滅して火葬した際、弟子らが灰を丸めて団子形にしたとされている。「だんごまき」は釈迦の命日とされる2月15日に実施される行事で、同園では40年以上前から行われている。園児たちが友達と仲良く健康に過ごし、聡明な人物となるよう願いを込め、教諭らが団子をまいている。

この日、全園児は同寺の本堂に集合。団子をまく前には、佐藤住職が経を唱え、園児は釈迦の掛け軸の前で両手を合わせた。だんごまきが始まると、園児は「団子をちょうだい」「こっちに投げて」と声を上げながら、教諭の投げた団子をジャンプしながら必死に拾っていた。団子はビニール袋に入れられていたため、園児は床に落ちた団子も残さず拾っていた。

年長の高野壮太君(6)は「お団子はおいしそう。きな粉を付けて食べたい」と話していた。

日本の食や文化を体験 浦項市の高校生が上越訪問

20170214浦項ホームステイ.jpg

写真=あるるんの杜でビュッフェを楽しむ浦項市の高校生ら

韓国・浦項市の高校生24人が13日から、上越市で2泊3日のホームステイを行っている。14日には、市内の高校で空手などを体験したほか、地産地消複合直売施設「あるるんの杜」(上越市大道福田)で上越産の食材を使った料理を味わい、日本や上越の文化に触れた。

浦項市は上越市の姉妹友好都市。浦項市の高校生を受け入れるホームステイは、3年ぶり3回目の実施となった。浦項市内にある複数の高校から男子10人、女子14人が参加した。

高校生は13日に来日。同市土橋の市民プラザでは、村山秀幸市長から歓迎を受けた。翌14日には、上越産の米や野菜を使った料理を提供する「あるるんの杜」を訪問。日本や上越の食を学ぼうと、併設レストラン「六花の里」で昼食を食べた。高校生は上越産のコシヒカリや米粉を使ったパンをはじめ、雪下野菜の料理などを堪能していた。食事の前後には「いただきます」「ごちそうさま」と日本語で話す高校生の姿も見られた。

このほか、関根学園高校では空手や剣道を体験し、日本最古級の映画館「高田世界館」も見学した。高校生らは16日に帰国する予定。

ジョン・ガンミン君(17)は「日本の料理の塩味は、韓国とは少し違っていた。上越のお米はすごく粘り気があった」と日本語で話した。

上越の偉人を教材に 市教委が小中学校に資料集配布

20170209資料集.jpg

写真=資料集を紹介する中村指導主事

上越市教育委員会はこのほど、小中学校の教材として役立てようと、上越の偉人について紹介する資料集「夢・志を抱いて」を作成した。来年度から道徳の授業などで活用する。地元の偉人の業績について学習することで、子供たちに夢を持つことの大切さを伝えていく。

資料集では、「日本郵便の父」こと前島密を筆頭に、川上善兵衛、中村十作、坂口謹一郎、小川未明、小林古径、芳澤謙吉、増村朴斎の8人の功績について紹介する。小学校5年生以上の使用を想定した内容に仕上げた。社会科見学などの校外活動でも使用できるよう、市内に資料館や記念館などがある偉人を選定した。

偉人の資料集を導入する目的は、地元の偉人に対する関心の向上、偉人の努力や苦労を通じて夢を持つことの大切さを知ること、粘り強く学ぶ心を育てることなど。

印刷部数は3450部。市内の小学校52校と中学校22校の図書室に、各学校の実態に則した1学級分の冊数と予備分を置く。8人の偉人について紹介する資料館や市立図書館、各区総合事務所などにも置く予定。

資料集の作成は2015年度から進めてきた。小中学校5校で試験的に導入し、改良を加えて正式に完成した。

同市学校教育課の中村博子指導主事は「上越の偉人の功績や努力を知ってもらうことで、努力すること、夢を持つことの大切さを伝えたい」と話している。

ハート模様の魚もいるよ 水族博物館でバレンタイン企画

バレンタイン水槽.jpg

写真=ハート形から顔を出して撮影できるバレンタイン水槽

ハートマーク.jpg

写真=目の上にハートマークがあるパオスパッティー

上越市立水族博物館は19日まで、バレンタインデーにちなむ展示やイベント、プレゼントなどを企画している。ハート型の装飾が施された水槽の前では11日、子供連れの家族が記念撮影したり、ハート模様が頭部にある珍しい魚の姿を見て楽しんでいた。

「バレンタイン水槽」は大回遊水槽マリンジャンボ前に設置され、頭部にハート模様がある「パオスパッティー」や、体がチョコレート色の「チョコレートモーリー」、オス同士が出会うとキスをするような行動をとる「キッシンググラミー」の3種類が展示されている。水槽にはバレンタインデーらしい華やかな装飾が施され、ハート模様から顔を出して記念撮影できる仕掛けもある。

上越市高土町2の朝日晃生さん(31)は「写真を撮れるスポットがあって楽しい。子供たちもキラキラした装飾を喜んでいる」と話していた。

このほか、ハート型に凍らせた餌を与え、魚が群がる様子が見られるイベントも行っている。午前11時15分、午後3時20分からの1日2回実施し、イベント開始5分前に館内アナウンスで告知する。

期間中、入り口で「ハッピーバレンタイン」とスタッフに言うと、先着214人に特製のブックマーカー(しおり)を進呈している。なくなり次第終了。14日のバレンタインデー当日は、先着214人にキャンディーをプレゼントする。場所は1階受付。

2月中の休館日は月曜。問い合わせは543・2449。

小竹製菓が期間限定「生チョコあん生トリュフ」発売

20170210小竹製菓生チョコパン.jpg

写真=2、3月の限定販売商品「生チョコあん生トリュフ」

バレンタイギフトにもおすすめ――。「小竹のサンドパン」で知られる上越市南高田町の「小竹製菓」(小竹加洋子店長)はこのほど、季節限定の人気商品「あん生トリュフ」の第3弾となる「生チョコあん生トリュフ」を期間限定発売した。1個230円。

同店では毎年秋から春にかけ、デニッシュ生地に自家製あんこと特製クリームが入った「あん生トリュフ」を販売。同店人気商品として定着している。今回発売された「生チョコあん生トリュフ」は自家製あんこと生チョコクリーム入り。同店へ買い物に訪れた女子高校生たちの「あん生トリュフのチョコバージョンが食べたい」の声で試作を重ね、商品化した。

小竹店長は「チョコクリームはコクがあるし、自家製あんとのバランスも良く仕上がった。販売開始後は評判も良く、『あん生トリュフ』のファンの方たちにも喜んでもらっているんです」。

生チョコあん生トリュフは2、3月限定で販売予定。14日のバレンタインデーに贈っても喜ばれそう。焼き上がりは午前10時30分頃。午前中で売り切れてしまう日も多いため、予約が確実。

価格は税別。定休日は日曜。店舗は市立城西中近くで、黄色の外観が目印。問い合わせは同店025・524・7805。

部員12人で県制覇 関根学園女子バレー部が市長表敬訪問

20170209バレーボール.jpg

写真=村山市長と記念撮影をする関根学園の選手ら(右から宮川監督、横田さん、佐藤さん、久保さん、村山市長、大塚校長)

少数精鋭で悲願達成──。1月28、29日に柏崎市で開かれた「第37回県高校バレーボール1・2年生大会」の女子の部で上越勢として16年ぶりの優勝を果たした関根学園女子バレーボール部が9日、上越市の村山秀幸市長を訪問した。部員は12人と少人数ながらも、チームワークを武器に県大会を制覇した選手らは、今日10日から福井県で開かれる北信越大会での活躍を誓った。

32チームが出場した大会前の目標は「ベスト4進出」。3回戦で巻高校をセットカウント2︱1で破り目標だった4強に進出すると、準決勝では長岡商業高校を相手に2─0のストレート勝ち。決勝戦では勢いそのままに中越高校を2︱1で破り、創部以来初となる優勝をつかみ取った。

現在の部員は2年生が9人、1年生が3人。選手層の厚さでは強豪校に劣るが、メンバーらは「笑顔と声を欠かさずに、チームワークを鍛えた」と話す。練習時にミニゲームをするのもままならない人数のため、宮川奈々監督(28)の妹でビーチバレーボール選手の杏奈さん(25)やその知人らを練習に招いた。杏奈さんの指導を受けることで、技術を磨いてきた。

この日の市長との面会には、2年生メンバー9人のうち、部長の久保あゆみさん(17)、副部長の佐藤あゆみさん(17)、横田千穂さん(17)の3人が出席。大塚俊明校長、宮川監督も同席した。

村山市長は「上越の高校バレーが盛んになれば、下の世代のバレーも盛んになるはず」「北信越大会ではけがのないよう、頑張ってください」と話し、選手らを激励した。

久保さんは「少ない人数だからこそ、チームワークを大切にした。優勝が決まった瞬間はなんとも表現できない気持ちになったけど、(振り返ると)やっぱりうれしい」と話していた。

3月に横澤夏子さんプロデュース婚活イベント開催

糸魚川市出身のお笑い芸人、横澤夏子さんがプロデュースする婚活イベント「独身社員交流会」が3月20日、上越市中央1のホテルハイマートで開かれる。上越地域の企業、団体で働く25〜45歳の独身男女各75人を募集している。午後5時30分から同9時。

セミナーと交流パーティーの2部構成。第1部は糸魚川市出身の縁結びコーディネーター、田原洋子さんが講師を務め、婚活イベントに参加する上での心構えやコミュニケーション術などを語る。第2部は2016年6月より、県の「にいがた婚活大使」に就任した横澤さんが司会を務め、クイズ大会やフリータイムなどが行われる予定。

参加費は男女各4000円。申込締切は3月7日。多数の場合は抽選。問い合わせはジョイフルタウン025・233・4501。

海外留学の成果報告 直江津中等の戸田さんらが市長訪問

20170201ドイツ.jpg

写真=村山市長と握手するマクシミリアンさん(中央)。左は戸田さん

上越市に1年間留学したドイツ出身のマクシミリアン・オリバー・ペンカラさん(16)と、ドイツに1年間留学していた直江津中等教育学校5年生の戸田佑喜子さん(18)は1日、上越市役所を訪れ、留学で学んだことやこれからの抱負などを村山秀幸市長に報告した。

2人は高校生の留学支援などを行う国際教育交流団体「AFS」の協力の下、それぞれの希望する国に派遣された。

日本の文化や食に興味があったというマクシミリアンさんは昨年3月から県立高田高校に在籍。生徒たちと一緒に勉強に取り組んだ。「古典や現代文が楽しかった」と話しており、所属していた剣道部では剣道初段に合格。新光町3の三上澄夫さん(69)宅にホームステイし、三上さんの妻の正子さん(64)の手料理を残さず食べていたという。正子さんは「私は梅干しが得意ではないが、マックス(マクシミリアンさんの愛称)は梅干しも残さず食べていた」と振り返る。4日にドイツへ帰国した。

戸田さんはドイツの音楽に興味があり、昨年2月から今年1月までシェルムベックへ留学。日本ではドイツ語の勉強をしていなかったため「最初は会話の内容が分からなかった」と話す。現地で懸命にドイツ語を学んだ結果、夏頃には授業にもついていけるようになったという。

戸田さんはドイツでの生活について「お米には甘みや水分がなかった。日本のご飯が恋しくなった」と振り返る。「ドイツに行ったばかりの頃はパーティーに参加しても他の人が何を話しているか分からなかった。でも、ハロウィンでは友人が何をしゃべっているか分かって、とてもうれしかった」と話した。

村山市長から今後の目標について問われると、マクシミリアンさんは「日本とドイツを結ぶ外交の仕事がしたい」と答えた。戸田さんは「ドイツで知った難民問題を、大学で勉強して、もう一度ドイツへ行きたい」と語った。

色鮮やかなひな人形並ぶ 上越妙高駅に登場

20170206ひな人形.jpg

写真=完成したひな飾りを眺める会員。手作りのつるしびなが華やかさを演出する

3月3日のひな祭りに合わせたひな人形の設置が、上越市内各地で進められている。市民有志がひな人形を持ち寄るなどして、ひな祭りに向けてムードが高まっている。

このうち上越市大和2の市民有志らで構成される「大和二丁目・上越妙高駅と共に歩む会」(前川正治会長)は、北陸新幹線上越妙高駅の改札口付近にあるピーアールスペースに、ひな人形とつるしびなを設置。同会はこれまでにも、上越妙高駅開業時や1周年イベントで甘酒や赤飯を振る舞うなど、駅周辺のにぎわい作りに力を入れている。

今回は4月に開かれる高田城百万人観桜会をピーアールし、また3月13日まで開催中の「城下町高田ひなめぐり」を発信しようと、ひな人形とつるしびなを設置。6日に会員ら15人が設置作業を行った。ひな人形は会員所有の段飾りを二つ用意した。

つるしびなは会員の手作りで、昨年7月から制作を進めてきたもの。市内在住の手芸講師、木島光子さん(67)と高橋宏子さん(63)から指導を受けながら、金魚やフクロウ、ナスやカキなどの和裁細工を約600個作成し、高さ約2㍍の位置からつるした。同市の地域活動支援事業にも採択されており、外国人観光客にもひな祭りを知ってもらおうと、英語と中国語の解説文を書いた看板も用意した。高田城百万人観桜会のポスターも掲示している。展示は3月26日まで。

このほか、駅から徒歩約10分の大和2町内会館にもひな人形とつるしびな、ちりめん細工を飾る予定。期間は25日から3月5日まで。

前川会長(67)は「上越妙高駅を訪れる人に、上越の観桜会などのイベントを知ってもらいたい。外国人観光客にも、日本のひな祭りの文化を知ってもらうことができるはず」と期待を込めた。

豊作願い「ヒヒーン」 横畑集落で「馬」跳ねる

20170205馬1.jpg

写真=大馬としてジャンプを披露する男衆

20170205馬2.jpg

写真=馬に挑戦する潮陵中の生徒ら

上越市桑取地区の横畑集落にある「ゆったりの家」で5日、馬の仕草を真似して五穀豊穣を願う小正月行事「馬」が行われた。今年は初めて、地元の市立潮陵中学校(松縄隆之校長、生徒22人)の生徒が授業の一環として参加。馬役を務めた住民と生徒らは、地域住民や県内外のアマチュア写真家など約100人が見守る中、施設の居間を跳ね回った。

「馬」は横畑集落に伝わる伝統行事。住民らがふんした大馬や子馬が高く跳び上がるほど、その年は豊作になると言われている。この行事を後世に伝えようと、NPO法人「かみえちご山里ファン倶楽部」が主催して毎年実施している。

初めは地元に住む子供ら7人が子馬にふんして登場。全員で居間の囲炉裏を囲うようにして輪になり、「ヒヒーン」と声を上げながらその場で飛び跳ねた。

潮陵中学校の生徒は総合学習の一環で地元地域の自然や文化について学んでおり、全校生徒22人で行事に参加。3グループに分かれ、馬の真似をして高く飛び跳ねた。

トリを務めたのは、地元の男衆9人。大馬として登場し、力強いジャンプを披露して聴衆から一際大きな拍手を浴びていた。このほか、飛び入り参加者6人も馬に挑戦していた。

潮陵中1年の田中颯君(12)は「お客さんが大勢いて緊張した。地域の伝統行事なので、これからも大事にしていきたい」と感想を語った。

魚住かまぼこ店がハート形かまぼこ第5弾「さくら」発売

20170201さくらかまぼこ2.jpg

写真=期間限定で発売されるハートかまぼこシリーズ「さくら」

上越市春日新田5の魚住かまぼこ店(田村博社長)は1日、「ハートかまぼこシリーズ」の第5弾商品となる「さくらかまぼこ」を発売した。2月から4月までの期間限定販売。

バレンタインデーなどの贈答品などで利用してほしいと、昨年2月に販売された「ハートかまぼこ」は女性社員の発想から誕生。「紅白」「明太子」「チーズ」が人気を呼び、先月には第4弾の「四つ葉クローバー」が発売された。今回発売された「さくら」は、鮮やかなピンク色が可愛らしい商品。かまぼこをハート型にくりぬき、並べることで桜に見立てている。

同社は「春の喜びを味わう商品として、卒業、入学、進学、就職などのお祝い、お土産などに利用して」と話している。1個432円。期間限定販売だが、事前予約で通年注文も受け付ける。

同店は県内でも唯一となった石臼練りにこだわったかまぼこを製造。同市内の中小企業が開発した優れた特産品を市が認証する「メイド・イン上越」に同店商品3品が認証されている。商品についての問い合わせは同店543・2438。

ヴィンテージ雑貨「ペチカ」4周年でイベント開催中

ペチカ1702.JPG

写真=食器やアクセサリーなど多彩な商品が並ぶ

上越市中央2のアメリカンヴィンテージ「ペチカ」でこのほど、4周年祭感謝セールが始まった。今月末まで店内商品が2割引になるほか、ワークショップなどのイベントも予定されている。

同店は、アメリカやイギリスから届いた1960年前後のビンテージ商品をメーンに扱う。かわいらしい女性服やハンドバッグ、靴、子供服をはじめ、ファイヤーキングなどのミルクガラス製食器、インテリア雑貨などが所狭しと並んでいる。

期間中は、会計時に「上越よみうりを見た」と伝えると、一部を除く店内商品が2割引に。また、2月11、12、25日に各日1個限定販売で「4周年記念ハッピーバッグ」を販売。価格は3000円で、中身はミルクガラス雑貨など7000〜9000円相当のものという。

子供から大人まで楽しめる催しも企画。11日午前11時〜午後4時は、3歳〜小学3年生を対象に「おはなしのへや」として「えほんさん」が無料読み聞かせを行う。12日の「プラ板ブローチ」は、アヤタマさんが講師となり、カラフルなブローチを作る。予約優先で随時実施。参加費は500円。

また、18〜26日はイラストレーターのやまいやすこさんの作品を店内に展示。無料で鑑賞できる。

店舗は中央2・4・12。駐車場あり。午前11時〜午後5時。不定休。電話520・9138。

雪は安定した冷熱源 岩の原葡萄園で雪入れ作業

20170202雪室雪入れ.jpg

写真=ロータリー式除雪機を使い、雪室内に雪を飛ばす作業を繰り返した(2日午前)

上越市北方の岩の原葡萄園(棚橋博史社長)は1、2の両日、雪室への雪入れ作業を行った。雪室と隣接する赤ワイン樽熟成庫で市指定文化財である「第二号石蔵」の温度管理のため、雪を冷熱源として使用するもので、石蔵内の室温が17度以下に保たれる。

雪室は同社創業者で、「日本ワインぶどうの父」と呼ばれる川上善兵衛が、雪の冷熱を利用してワインの発酵や夏場の石蔵内の室温調整を目的に設置。一時中断していたが、安定した温度や湿度条件下でワイン製造を行うことなどを目的に、2005年に資源エネルギー庁と同市の補助金を得て、雪室を復活再建させた。

雪入れ作業は例年、雪が多い年は1月に実施していたが、近年は2月に実施。雪室に入れる雪が園内のものだけでは足りず、今年も大型トラック数台がフル稼働し、牧区から運び入れた。作業は委託業者が担当し、運び込まれた雪をロータリー式除雪機を使い、雪室内に雪を飛ばす作業を繰り返した。

内部には330㌧の雪を貯蔵でき、雪室内は2〜4度に保たれる。雪は今年10月頃まで残るという。雪室熟成された赤ワイン「深雪の里」は今年6月頃、同社ワインショップや市内スーパーなどで販売される予定。同社栽培技師長の建入一夫さん(54)によると、同商品はやさしい甘さと酸味が特徴という。「雪の確保は難しいが、雪は安定した冷熱源。毎年恒例だが、雪入れ作業が終わるとホッとする。雪室熟成ワインは雪の風景を想像して飲んでいただきたい」と話している。

優れた成績や功績たたえ 上越市体育協会が前期表彰式

20170128体育協会.jpg

写真=表彰を受ける選手ら

一般財団法人上越市体育協会(木浦正幸会長)は1月28日、上越市仲町2のやすねで、本年度の前期表彰式を開いた。各種スポーツの大会などで優れた成績を収めた延べ74選手と29団体を表彰。賞状やメダルなどを贈呈した。

スポーツの大会などで優れた成績を収めた小学生から一般までの個人や団体をはじめ、競技の普及や環境整備、選手の育成に貢献した人をたたえようと、前期と後期の2回に分けて毎年実施している。高田高校卒業生でつくる「東京六華会」と「直江津高等学校直江津中等教育学校同窓会関東支部」による表彰も実施した。

式では、名前を呼ばれた選手や関係者が1人ずつ壇上に上がり、木浦会長らから表彰状やメダルを受け取った。

木浦会長は「選手の皆さんには、支えてくださった家族、指導をしてくださった先生などへの感謝の気持ちを忘れず、これからも頑張ってほしい。上越市から3年後の東京五輪に出場する選手が出て来るよう、私達も応援している」と激励した。

受賞者代表あいさつを務めたのは、功績者表彰を受賞した土肥清雄さん(78)。土肥さんは高田早朝野球連盟会長や上越地区早朝野球連盟会長を務めるなど、上越での早朝野球の普及に貢献したことが評価された。土肥さんは「ナイター設備のない時代、どうにか野球ができないかと思い、早朝野球を始めた。昔はグラウンドを探すのに苦労した。こうして表彰を受けることができてうれしい」と謝辞を述べた。

元五輪選手の横山さん、関谷さんが小学生にスキー講習

20170131クロスカントリー①.jpg

写真=滑り方を披露する横山さん

20170131クロスカントリー②.jpg

写真=指導を行う関谷さん(右)。鬼ごっこの鬼役としてバトンを握る

冬季長野五輪などで活躍した妙高市出身の横山寿美子さん(42)と上越市牧区在住の関谷涼子さん(43・山形県出身)によるクロスカントリースキーの講習会が31日、上越市立牧小学校のグラウンドで開かれた。同校の3年生以上の児童45人が参加し、元五輪選手から技術を学んだ。

牧区の地域発展などを目的に活動するNPO法人牧振興会(佐藤健一理事長)が主催。17日に妙高市で開かれる「信越学童親善スキー大会クロスカントリースキー競技リレーの部」に出場する同校児童の後押しをしようと実施した。

横山さんはクロスカントリースキーの選手として五輪に4度出場。関谷さんはバイアスロンの選手として五輪に2度出場し、長野五輪では15㌔㍍の部で6位入賞を果たしている。

この日は、一面真っ白な雪で覆われた同校のグラウンドで講習会を実施。横山さんが滑り方の手本を披露した際には、多くの児童や教諭らから「速い」「フォームがきれい」などの声が上がった。クロスカントリースキーをしながらの鬼ごっこも実施。横山さんや関谷さんも鬼役を務めるなど、児童と交流を深めた。

姿勢を低くして両手でボールを転がしながら雪上を滑るトレーニングでは、ボールを転がすことと滑ることを同時に行わなければならず、苦戦する児童の姿も見られた。

4年生の難波武悟士君(10)は「やっぱり元五輪選手は滑るのが速くてかっこ良かった。鬼ごっこは面白かった」と話していた。横山さんは「思っていたよりも、みんなずっと上手だった。練習を続ければ確実に上達するので、頑張ってほしい」と児童を激励した。