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台湾のテレビ番組制作会社が上越へ 観光スポットを下見

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写真=通訳を介して十返舎一九について話を聞く林さん(左から2人目)

台湾のテレビ番組制作関係者が26日、上越市を訪れ、来年4月に行うマスコミ向けツアーのための下見として観光スポットなどを巡った。外国人観光客を呼び込もうとする市職員の案内で、市内各地の歴史ある名所を訪れたり、上越ならではの文化に触れた。

上越市を訪れたのは、台湾でイベントの企画やテレビ番組の制作などを行う「德和活動公關有限公司」の林德和代表取締役と、テレビ番組制作関係者ら7人。

4月3〜7日に実施することになっている台湾のテレビ局スタッフや出版会社の記者などを案内するマスコミ向けツアーのための下見で、23日から来日しており、これまで妙高市周辺の観光地などを見てきた。

上越市が外国人観光客を呼び込もうと、2015年にインバウンド推進協議会を設立し、同年9月から集中的に台湾を対象にプロモーション活動を行っていることから案内役を務めた。

一行は26と27の両日で市内各地を巡ることになっており、初日最初は南本町3の高橋孫左衛門商店を訪れた。

高橋孫左衛門代表取締役は、登録有形文化財となった建物の話や、戯作者の十返舎一九が店の名を世に広めたこと、昭和天皇が幼少の頃から同店の粟飴を召し上がっていたというエピソードなどを説明。一行は通訳を介して熱心に話を聞き、メモを取り、カメラで建物などを撮影していた。

林代表取締役は「歴史があり、物語のある建物などは台湾では興味を持つ人が多い。上越市をしっかりと紹介し、台湾の客を連れて来たい」と話していた。

案内役を務めた市観光振興課の小沼修観光企画係長は「上越ならではの歴史や文化を中心に見てもらい、4月のツアーにつながるよう、しっかりとピーアールしたい。また、(一行が)どう思ったか評価を聞いて学び、今後につなげていきたい」と話していた。

一行はこのあと、東本町1の瞽女ミュージアムや本町6の高田世界館、本城町の小林古径邸、春日山城跡などを見学した。

今日27日は大島区菖蒲の飯田邸、北方の岩の原葡萄園を見学する。