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商売繁盛願う"幸せの鐘" 高井進さんが魚住かまぼこ店に寄贈

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写真=幸せの鐘を鳴らす田村社長(左)と高井さん

上越市春日新田5の魚住かまぼこ店(田村博社長)に6日、中郷区の陶芸家、高井進さん(78)制作の「幸せの鐘」が登場した。高井さんが同店のために制作した鐘からは、商売繁盛を願う甲高い音が鳴り響き、来店者を楽しませている。

同店は1969年創業。田村社長によると、機械を使わずに石臼練りの手法を使ってかまぼこを作る店は、県内では同店のみとなった。

高井さんは8月下旬、田村社長から「店に飾る鐘を作ってほしい」との依頼を受けて快諾。同店のイメージカラーである赤、白、青の3色を使って、4人の「幸せ童子」が乗る北前船の形に仕上げた。鐘のひもには、同店の人気商品「ハートのかまぼこ」を模した陶器三つつるした。

鐘の近くには、同店がこの秋に募集した「かまぼこ川柳」の入選作が書かれたおみくじを用意。来店時に無料で1枚引くことができる。最優秀賞作品の川柳が書かれた「魚吉」を引き当てると、景品として「ハートのかまぼこ」がプレゼントされる。

この日のお披露目式には、高井さんをはじめ、同店ファンクラブの会員や地元の町内会長ら約30人が出席。田村社長は「どこまでもおいしいかまぼこを、楽しく作り続けたい。そんな願いや祈りが鐘に込められている。ぜひ、多くの方に鐘の前で手を合わせていただければ」とあいさつ。高井さんは「機械を使わず、手作りでかまぼこを作り続ける姿に感動した。おいしいかまぼこを、ぜひ次世代にも継承していただければ」と話していた。