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車椅子ランナーから学ぶ 保倉小6年が公開授業

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写真=競技用車椅子に試し乗りをする児童

上越市立保倉小学校(松岡博志校長・児童82人)は11月30日、「ほくら人権の日」として公開授業と「トーク&ライブ」を行った。学年別の公開授業では6年生14人が同市春日新田2在住の車椅子ランナー、山賀英二さん(45)から生きる姿勢や考え方を聞いて、これからの自分を見つめ直した。

同小は本年度から11月を人権月間と定めて、松岡校長と話し合う学習会を開いたり、縦割り班での遠足などを実施し、学年を越えて絆を深めてきた。11月30日には「ほくら人権の日」として「温かな人間関係を作り『幸せに生きる』ことの意味や大切さを考える」をテーマに各学年で公開授業を実施した。

6年生は山賀さんをゲストに招き、周囲の笑顔に支えられて車椅子マラソンに参加したこと、いろいろなことに挑戦し健常者以上に強くなろうと決意したなどの話を聞いた。

山賀さんは「目標に向かって進む過程に意味があり、勝ち負けの相手は自分」「いろいろなことに挑戦し、後悔しないように過ごしてもらいたい」などと熱い思いを語った。

授業で福島ゆうなさん(11)は「自分との勝負だという話が印象的だった。失敗しても次があるという気持ちを忘れずに、山賀さんのように生きたいと思った」と感想を話していた。

「トーク&ライブ」では三条市出身の盲目のシンガーソングライター、佐藤ひらりさん(15)と母親の絵美さん(42)を招き、全校児童が保護者らと共に持ち歌「みらい」など数曲を聞いた。

ひらりさんは「夢があればくじけずに進んで。応援しています」。絵美さんは「夢を持っている子供たちはたくさんいるはず。思っていることは口に出してがんばって」と児童たちを激励した。