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上越市内の26小学校で「謙信かちどき御膳」提供

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写真=特別メニュー「謙信かちどき御膳」を笑顔で食べる児童

「平成28年度学校給食調理コンクール」(県教育委員会など主催)で最高賞を受賞した「上越市チーム」制作の特別メニューが2日、上越市立小学校26校で提供された。児童たちは地元上越にちなんだ献立を「おいしい」「いつもと違う」などと話しながら楽しく味わった。

この日の献立は、同市内の小中学校に勤務する栄養教諭や調理員6人で構成する「上越市チーム」が、8月の県コンクールで最優秀賞を受賞した「謙信かちどき御膳」。

子供たちに郷土へより深い親しみを持ってくれるよう願いを込めて考案した。春日山に見立てた厚揚げに谷浜地区の「義の塩」で味付けした鶏挽き肉のあんをかけた「厚揚げ義の塩あんかけ」、郷土の武将である上杉謙信が好んで食べたとされる梅干しと、小松菜、チーズ、なますカボチャなどを使って春日山の四季の彩りをイメージした「春日山のしきさいあえ」、ズイキやダイコン、サトイモなどを入れた「謙信あつめ汁」など全5品。

受賞時とは季節が異なるために、具材はキュウリやナスなどから根菜類などへ変更されているが、郷土を愛してもらいたいとする思いは一貫している。

同市立春日小学校(塚田賢校長・児童744人)では、同日のメニューの白米に、総合学習で5年生が育てた米を使用。5年1組の教室では、児童たちが6班に分かれて机を寄せ、たくさんの思いが詰まった献立を前に「いただきます」と元気に手を合わせた。  桐山和也君(11)は「あつめ汁がおいしくて、特にズイキは初めて食べたが、しゃきしゃきしていた。(和え物は)季節をイメージした彩りと聞いていたので見るのも楽しかった」と笑顔を見せた。

メニューの考案をメーンで担当した同校の飯塚有紀栄養教諭は「食べることで郷土の誇りを育んでもらいたい。大きくなって市外へ出ても、郷土についてアピールできる人になってもらえたら」と話していた。

同献立は13区の小中学校ではすでに提供されているところもあり、旧市内の市立中学校では9日に提供される予定。