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2016年11月アーカイブ

中ノ俣はだしの会が写真集「中ノ俣」を出版

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写真=写真集「中ノ俣」を手にする石川会長

上越市の中ノ俣集落に暮らす人々の日常や風景を捉えた写真集がこのほど完成した。中ノ俣はだしの会(石川正一会長)が山里の良さをピーアールしようと作成したもので、燕市出身で東京都調布市在住のフリーカメラマン、佐藤秀明さん(73)の写真を収めた豪華な1冊だ。

全国的に山里の過疎化と高齢化が深刻な中、同市西部の谷あいにある中ノ俣集落で暮らす人々が育んできた考え方や知恵、心の豊かさや自然の大切さといった魅力を発信しようと、同会が上越市地域活動支援事業を活用して作った。

写真は、中ノ俣住民の人間味に魅せられ、10年ほど前から同地を頻繁に訪れて山野や住民を撮り続けている佐藤さんに依頼。これまで撮りためた作品の中から、114点を同会メンバーと佐藤さんで厳選した。

B5判の112ページ、フルカラーで、題字は佐藤さんと親交が深く、中ノ俣にも何度か訪れたことのある小説家の夢枕獏さん(65)が担当した。

春秋の祭りや、さいの神といった年中行事の様子ばかりでなく、雪かきや草刈り、炭焼きや回覧板を運ぶ様子などの日常をありのままに写し出している。住民の表情や飾らない作業風景から、山里に暮らす人々の生き様が浮かび上がる。

写真集を企画した同会の石川会長は「人の去る村から人の訪れる村にしようという思いで出版した。写真集を介して中ノ俣を世間に知ってもらい、気に入って移住をしようという方が少しずつでも増えていけばうれしい」と期待する。佐藤さんは「(同会が)声を掛けてくれてうれしい限り。かつて中ノ俣に縁のあった人たちにも見てもらい、昔を思い出し、懐かしんでもらえたら」と話していた。

今回出版したのは400部で、一般販売はされないが、写真集は中ノ俣集落の全戸に配布するほか、図書館など上越市内の公共施設に配って自由に閲覧できるようにする。

12月4日には出版を記念して、佐藤さんを招き「北極の村と中ノ俣」と題した講演会を開く。場所は中ノ俣集落内の多目的研修センターで、午後1時30分から。参加無料で、先着20人に写真集を無料配布する。

問い合わせは同会事務局541・2062。

高田ジュニアリーグ年間最優秀に板倉の古海主将

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写真=表彰を受けた選手ら(前列右から2番目が板倉の古海主将)

上越市学童野球連盟の高田ジュニアリーグで、シーズンを通して優れた成績を収めた選手を表彰する「高田ジュニアリーグ年間表彰式」が26日、上越市西城町3のデュオ・セレッソで開かれた。板倉スポーツ少年団の古海拓真主将(山部小6年)が年間最優秀選手賞を受賞するなど、選手15人と指導者2人が表彰を受けた。

表彰式では、同リーグの池田保次会長が「少子化の影響で選手が減ってきている。来年も現行のチーム数で予定通り大会を開催できる運びとなっており、安心している」とあいさつし、各賞に選出された選手や監督に表彰状を手渡した。

年間最優秀選手賞を受賞した板倉の古海主将は、投手としてチームを牽引しただけでなく、打撃面でも中心選手として活躍。6月の読売旗争奪幼年野球大会でチームを優勝に導いたことなどが評価された。

古海主将は「チームをまとめる時には、必ず目標を立ててみんなで一丸となれるよう頑張った。監督、コーチ、保護者、そしてチームメートのみんなに感謝している」と喜びを語った。

受賞選手や監督は以下の通り。

▽年間最優秀選手賞 古海拓真(板倉スポーツ少年団)▽年間優秀選手賞 須波渉流(三郷タイフーン)、齊藤蒼大(高志ビクトリーズ)、池田悠人(清里ジュニア)▽理事長特別賞 近藤優成(三和ジュニア)、飯吉歩(妙高ジュニア)、加藤賢誠(白峰ジュニア)▽副会長特別賞・山口賞 宮下朔太朗(ランニングジュニア)、倉上勇志(大和ツインズ)、小山日菜子(三郷タイフーン)▽副会長特別賞・高橋賞 横田珠吏(清里ジュニア)、白川柊斗(白峰ジュニア)、水澤幸(富岡レッドファイヤーズ)、笠松和希(富岡レッドファイヤーズ)▽会長特別賞・池田賞 木村孔星(春日野デュークス)▽年間最優秀監督賞 鴨居晃(板倉スポーツ少年団)▽指導者特別賞 大森健司(高北アローズ)

北城3にアメカジセレクトショップ 「スリンク」オープン

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写真=見やすい配置と明るい雰囲気を心がけたという店内

アメリカンカジュアルブランドの洋服を扱うメンズセレクトショップ「SLINK(スリンク)」(滝本龍真店長)が、このほど上越市北城町3にオープンした。明るい雰囲気の店内には、店長厳選の国内4ブランドの商品など約200点が並んでおり、落ち着いて買い物を楽しむことができる。

デリンクエントブロスや、ファイブホイッスルといった国内アメリカンカジュアルブランドのジャケットやシャツ、帽子やパンツなどがそろっている。

気軽に羽織ることのできるウール素材のジャケット(2万1600円〜)や、ルーズなシルエットのワークパンツ(1万9440円〜)、店長の好みで多めに用意したというスエット(7500円〜)はバリエーションも豊富だ。同店オリジナルのTシャツ(4320円〜)などの洋服のほかに、ベルト、時計、リングといった小物類もある。

見やすさと居心地のよさを心がけたという店内は気負うことなく入れるよう、白を基調とした明るい雰囲気。商品を置く棚やテーブルも落ち着いて買い物を楽しめるよう、余裕のある配置となっている。

客との距離感を大切にしているという滝本店長は「小さい店ならではの細やかな対応で、その人にあった洋服の紹介などを親身にさせてもらう」。

10代の頃から洋服が好きで店を持ちたいという思いがあって、出店。オープンしたばかりで品数は200点ほどだが、今後はどんどん増やしていくとのこと。

滝本店長は「古き時代のアメリカが感じられるアイテムを多数取り扱っている。ビルの中の一角なので入りづらいかも知れないが、気軽に立ち寄ってほしい」と話している。

営業時間は午前11時から午後8時。不定休。駐車場は4台。

問い合わせは025・542・9046。

著名作家の41点を展示 ギャラリー祥で秋の秀作展

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写真=日本画壇を代表する作家の作品を展示

上越市本町5のギャラリー祥で、国内外の著名な作家の作品41点がずらりと並ぶ「秋の秀作展」が開かれている。会期は29日まで。

平山郁夫や東山魁夷といった日本画壇を代表する作家の他に、今年亡くなったフランスの画家、アイズピリの大胆で力強いタッチの「花」などを展示。平山の「法隆寺釈迦脇侍」、魁夷の「晴雪」、新潟県出身作家の小林古径が描いた「紫陽花」や、小野末の「花」などといった作品の筆致を間近に見つめることができる。

瞽女を描いたことで知られる齋藤真一は15号の大作「野火」のほかに銅版画も。このほか、鹿児島県出身の染色家、上原利丸の「雨音」といった色鮮やかな友禅染めの額装作品6点などが並んでいる。

同店スタッフは「めったに見ることのできない本物の作品がそろっているので、上越の方に多く見てもらいたい」と話している。

会期中は無休。午前10時30分から午後6時30分。日曜は午後6時まで。

テクノスクールの稲生さん 溶接女子目指し技能者試験へ

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写真=実作業前の確認をする稲生さん

全国的にも従事する女性が少ないとされる溶接技能者になることを目指し、上越市藤野新田の県立上越テクノスクール短期課程溶接科の稲生彩奈さん(25・妙高市)が、27日に同校で実施される溶接の技能者評価試験に挑む。試験に向けて日々技術の向上に励んでおり、希望する鉄骨業界で活躍することが目標だ。

稲生さんは高校卒業後、塗装業や介護職に従事。だが、以前より興味があった溶接技能者になろうと退職し、今年8月から同校で学んでいる。「やってみて、魅力にはまった」と話す稲生さんは、修了となる来年1月までに「JIS溶接技能者評価試験」の基本級とされる部門の合格を目指している。

学科と実技で行われる評価試験は、溶接方法や金属の種類・厚みで細かく部門が分かれており、稲生さんが挑戦するのは「SN︱2F」という溶接作業従事者として持つべき基本となる資格の一つ。より高い難易度の資格を取得するための最初のステップだ。

県溶接協会によると、県内で溶接技能資格を持つ女性の数は圧倒的に少ないという。同校でもここ10年の溶接科修了者224人のうち、女性はわずかに2人。それだけに溶接科の清水亮総括主任指導員は「(稲生さんには)ぜひとも試験に合格し、女性として先駆け的な存在になってもらいたい」と期待する。

試験合格に向けて実技の練習に励む稲生さんは「不安が自信に変わるまで練習をしてきた。働きたい会社があるので絶対に合格し、そこで自分の技術をさらに向上させて社会に貢献したい」と意気込みを語っている。

妙高酒造の蔵人が手作り 新酒告げる杉玉軒先に

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写真=蔵人2人が杉玉を設置

清酒「妙高山」で知られる上越市南本町2の妙高酒造(松田治久社長)は24日、今年の新酒の蔵出しを知らせる杉玉を軒先に掲げた。酒作りに携わる同社蔵人3人による手作りの玉で、青々と新酒のフレッシュさを伝えている。

杉玉とは杉の葉を束ねて球状にしたもので、新酒の完成を祝って知らせるなどの意味を持つ。最初は青々とした玉が次第に枯れてくる色の変化で新酒の熟成を知らせる役割もある。

同社の杉玉は、蔵人が1週間ほどかけて仕事の合間にこつこつと仕上げたもの。同市清里区の会社関係者から譲り受けた杉の葉を芯に刺して大まかな形をつくり、せん定ばさみで丸く形を整えた。

昨年よりも目立つようにひと回り大きくできた直径80㌢ほどの玉は寒空の下、蔵人2人の手によって2・5㍍ほどの高さの軒先へつるされた。

発売される新酒は「本醸造越後あらしぼり」で、渡部俊之頭役は「新鮮な味わいとフレッシュさが楽しめる新酒ができた。上品な味なのでぜひ味わってほしい」と話している。

節目祝って歌披露 高田幼稚園が100周年記念式典

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写真=ステージ前で元気に歌を披露する園児たち

上越市大手町の同市立高田幼稚園(井澤文夫園長・園児86人)で23日、創立100周年を記念する式典が開かれた。卒園者や元教諭らが多数出席し、在園児と共に園歌を歌うなどして節目を祝った。

同園は私立高田幼稚園として1911年に高田高等小学校(現大町小学校の前身)に付設され開園。翌年高田市に移管し、現大手町小学校の敷地内などを経て、82年に現在の地へと移転した。入園児が増えた大正と昭和にかけて保育室などの増築を重ねており、その当時の大工の厚意で付けたレリーフにちなみ「うさぎとかめの幼稚園」の愛称で知られている。

200人余りが出席した式では井澤園長が「子供たちの最善の利益のために幼児教育の本質を見極め、今後も質の向上を目指していきたい。皆と共に100年を振り返り、喜び合うことを通して新たな絆を深め、更なる発展を願う」とあいさつ。

前に出た年長児が38人は「おじいちゃんもおばあちゃんも高田幼稚園だったんだよ。100年前の幼稚園はどんなだったのかな」などと呼び掛け、年少、年中児らと一緒に「チューリップ」や「どんぐりころころ」など数曲を元気に披露した。最後は出席者全員で園歌を合唱し、幕を閉じた。

教室では、第1回の卒園記念写真から砂遊び、運動会、おやつの時間などを楽しむ園児たちの写真で園の歴史を振り返ることができるようになっており、卒園者らは当時を思い出しながら熱心に鑑賞していた。

50年代に同園を卒業したという同市本町6の60代男性は「高田公園に遠足に行ったことを思い出して懐かしい気持ちになった。新しい校舎に初めて入ったが、園児たちには明るく元気に育ってもらいたい」と話していた。

地図手に散歩楽しんで お馬出しプロジェクトがマップ製作

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写真=手作り地図を手にする宮越代表

市民団体「お馬出しプロジェクト」(宮越紀祢子代表)はこのほど、お馬出し周辺を紹介する地図「てくてくマップ」を製作した。B4サイズの温かみある手書きの地図で、高田公園や歴史ある店舗、神社などを紹介しており、気軽に散策を楽しめるよう工夫された一枚だ。

「お馬出し」とは城の入り口や城門を守るため設けられた防御のための空間のこと。高田城下では、上越市大手町の大手町駐車場からお馬出し公園のあたりにあった。

お馬出しの名を広めようとする同プロジェクトが、周辺を実際に歩いてもらおうと同市地域活動支援事業費を活用して製作。文章、写真、イラストからレイアウトまで、同プロジェクトメンバーによる手作りで仕上げた。

B4両面カラー印刷で、表面は手書きの地図にお馬出し公園や高田公園をはじめ、小栗美作住居跡や榊神社などを紹介。大手町小学校が建つ地は領奉行所があったなどといった解説があり、創業100年を越える老舗の店舗も記載されている。

裏面はお馬出しの辻で行われる御旅所祭礼の紹介や、散策モデルコースの提案、周辺住民の声などといった構成になっている。

発行部数は2000部で、高田駅、同市本町2の本町ふれあい館、お馬出し周辺の各店舗などで無料で手に入れることができる。

宮越代表は「マップを片手に散歩をすれば何か新しい発見があるかもしれない。お馬出しの名は知ってもらえたので、今度はお馬出しが大切な場であったことを歩いてもらって知ってもらいたい」と話している。

同プロジェクトは今後、イベントごとにマップを活用したツアーを実施。普段も5人以上であればガイド付きツアーを行う。

ツアーの問い合わせ先は大杉屋お馬出し店525・2501。

石倉製麺所が創業100周年 記念式典と祝賀会に330人

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写真=記念式典であいさつする石倉社長

上越市の石倉製麺所(本社南本町3、石倉悟社長)が創業100周年を迎え20日、同市西城町3のデュオ・セレッソで記念式典と祝賀会を開いた。取引先や来賓など約330人が出席した。

同社の前身、石倉商店は1916年(大正5年)、初代の石倉源七氏が乾麺製造を目的に創業、高田第十三師団の御用商人として歩みを始めた。昭和30年代はスーパーマーケットの開業に対応して生麺の製造に切り替え、学校給食にも納入した。86年からは大手コンビニエンスストア向けに調理麺を製造し、現在は北陸4県725店舗へ1日最大13万食を納入している。

記念式典では四代目の悟社長が「これからも麺というベースをしっかり持ち、時代に合わせた商品を作り上げる努力を継続していきたい」とあいさつ。村山秀幸上越市長は「子供から大人まで安心して食べられる麺作りで信頼を築き上げたことに敬意を表する」、上越商工会議所の高橋信雄会頭は「調理麺では県内トップ、日本海側では5指に入る。食材や食味に対する飽くなき努力の成果」と、それぞれ祝辞を述べた。

第1部では平安時代に始まる日本料理の流派、四条流庖丁道の包丁式が披露されたほか、第3部の祝賀会では俳優の風間杜夫さんがゲストとして登場。歌とトークで会場を盛り上げた。

ファミリー綱引き大会で中田原Aが念願の初優勝

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写真=念願の初優勝を果たした中田原Aチーム

「第33回上越市ファミリー綱引き大会」が20日、上越市下門前のリージョンプラザ上越インドアスタジアムで開かれた。小学生から60歳以上の幅広い市民が出場し、熱戦を繰り広げた。決勝戦では中田原Aが北諏訪Bを破って初優勝を決め、40チームの頂点に輝いた。

大会は地域の協調などを目的に開催している毎年の恒例行事。1チーム15人編成、2セット先取方式で行われ、小学生2人以上、55歳以上1人、60歳以上1人を含むなどの規定がある。町内単位や小学校区単位などで今回は40チームがエントリーし、8ブロックに分かれて争った。

そろいのTシャツを着たチームも数多くあり、選手たちは練習の成果を発揮しようと掛け声を上げて試合に臨んだ。会場には応援も数多く駆けつけており、試合が始まると選手の脇に集まって「引け! 引け!」と手を叩いて熱い声援を送っていた。

試合はオレンジ色のTシャツに身を包んだ中田原Aが北諏訪Bを2−0で下し、念願の初優勝に輝いた。

中田原Aの与(あたえ)達也監督(58)は「仕事や学校があってそろっての練習はできなかったが、チームワークよく15人まとまっていたのが勝因。ツキもあったが、優勝できてうれしいの一言」と喜びを語った。

同日はレクリエーション競技として大縄跳び大会も開催され、32チームが参加。上中田レッドチームが126回を飛び、優勝を果たした。

試合結果は以下の通り。 ▽綱引き ①中田原A②北諏訪B③和田、上中田レッド【敢闘賞】(ベスト8)津有北部地区スポーツクラブ、諏訪A、高士、上中田ブルー ▽大縄跳び ①上中田レッド②大和A③上中田イエロー④諏訪A⑤上中田ブルー⑥国府2丁目【特別賞】(当月賞11位)高士地区 海、(当日賞20位)上源入

直江津捕虜収容所兵士の遺族ら 平和記念公園を訪問

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写真=慰霊碑を前に肩を寄せ合うウエンディーさんら

太平洋戦争中に直江津捕虜収容所で亡くなったオーストラリア兵、ボブ・ファーリーさんの遺族4人が16日、上越市を訪問した。一行は同市川原町の収容所跡地に整備された平和記念公園で慰霊碑に花を捧げ、平和教育で戦争について学ぶ妙高市立新井北小学校6年生と交流した。

シンガポールで捕虜となったボブさんは1942年12月に直江津捕虜収容所に収容された。飢餓に苦しむ仲間のために収容所を抜け出して食糧を調達しているところを監視兵に見つかり、雪の中を裸で6時間立たされるなどの暴行を受けて、1944年1月27日に23歳で亡くなった。直江津収容所の関係者も戦犯裁判で裁かれ、8人の職員が絞首刑となっている。

平和記念公園を訪れたのはボブさんの異母妹にあたるウエンディー・ケネディさん(72)とウエンディーの夫のポールさん(75)、2人の娘のフィリッパさん(48)とエマさん(43)の4人。

一行は今年4月にボブさんの妹が亡くなり、遺品の中にボブさんの勲章などを発見したことをきっかけに、捕虜で亡くなった身内がいると知った。

一行はボブさんの亡くなった地である平和記念公園を訪れると、感慨深げな表情を浮かべ、肩を抱き合い故人を偲んだ。

当日は妙高市立新井北小学校6年生31人が平和教育で同地を訪れており、児童たちは平和友好像の下で「兄を殺され、日本への憎しみはあるか」「もしこれから大きな戦争が起きたらどうするか」などと問い掛けた。一行は「戦争中はやりたくないことを国がさせていたのだから憎しみはない」「自分の子が戦争に行くとしたら起きないように祈る。もし戦争が起きたら早く終わることを祈る」などと答えた。

献花を終えたウエンディーさんは「来るまでは怖いような気持ちだったが、来てよかったし、今は心が穏やかになっている。兄は天国から見守ってくれていることだろう」と話していた。

上越での案内は上越日豪協会(近藤芳一会長)が務め、一行はこのほか、ボブさんの遺骨が一時安置されていた上越市春日新田の覚真寺を訪問。公園内の展示館を見学したり、同協会メンバーと意見交換などをした。

市老連とフラワーセンターが高齢者施設に鉢花贈呈

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写真=山口会長(左)から入居者に鉢花が手渡された

上越市老人クラブ連合会(山口衛行会長)と同市高土町3の「さくら園フラワーセンター」は17日、同市五智6の上越五智養護老人ホーム(三上雄司施設長)を訪問。丹精込めて育て上げた鉢花約20鉢を入居者たちにプレゼントした。

花のない冬期間に鉢花を見て楽しんでもらおうと、毎年この時期、市内の高齢者施設を訪問して鉢花を贈っている。鉢花は同連合会生産部と同センター職員らが育てているもので、今年は市内32施設にパンジーとビオラ、シクラメンの計580鉢を贈る。17日は山口会長をはじめ、5人が同ホームを訪れた。多くの入居者が見守る中、ホールで贈呈式が行われた。

式で山口会長は「花をかわいがっていただきたい。いつまでもお元気で」とあいさつし、入居者の代表にパンジーの鉢を手渡した。鉢花の育て方として「日光が好きな花。水は毎日やらなくて良く、表面が乾いたてきたらたっぷりやって」などと入居者たちに説明した。

入居男性は「毎年奇麗な花をいただき、感謝している。これからも美しい花が咲くよう、みんなで協力して育てていきたい」と話していた。

浜さんと大滝君が県優秀賞 中学英語弁論大会で全国へ

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写真=表敬訪問での記念撮影。左から大滝君、中野教育長、浜さん

上越教育大学付属中学校3年の浜利奈子さん(15)と柿崎中学校3年の大滝陽介君(14)が、9月に新潟市で開かれた「県中学校英語弁論大会」で優秀賞を受賞。本県代表として、23~25日に東京都で開かれる「高円宮杯全日本中学生英語弁論大会」に出場することが決まった。11日には、上越市の中野敏明教育長を表敬訪問。全国大会への意気込みを語った。

大会は、5分の制限時間内に自由なテーマで英語のスピーチを行うもの。県大会には42人の中学生が出場。浜さんと大滝君は県大会での最優秀賞こそ逃したが、全国大会への出場圏内となる優秀賞を受賞した。約160人が出場する全国大会では、予選で出場者を27人まで絞り込み、最終日に決勝を行う。

浜さんは2年連続となる全国大会出場。幼稚園の頃から英会話教室に通い、小学1年から英語の塾に通っている。スピーチは「少子高齢化社会の中で、より良いコミュニティを作るためにできること」をテーマに、今年7月から2か月の時間をかけて原稿を作り上げ、以降はスピーチの練習を繰り返してきた。昨年は予選で敗退しており、「今年は決勝に出たい」と意気込んでいる。

大滝君は小学6年の頃から英語を学んでおり、今年初めて県大会に出場。そのまま全国大会への切符を勝ち取った。「生まれ育った上下浜の海から考える環境問題」をテーマに、7月から約1か月で原稿を完成させた。その後は学校の英語教諭やALTから指導を受けるなど、スピーチの練習に2か月を費やし、発音やイントネーションの技術を高めてきた。

表敬訪問では、中野教育長から「体調を崩さずに、頑張って来てください」と激励を受けた。

浜さんは「会場の雰囲気などは把握している。家族、先生、クラスメートなど、支えてくれた人への感謝の気持ちを5分間で表現したい」と意気込んだ。大滝君は「家でも毎日練習している。7月からここまでやって来たことを、全国大会でも発揮したい」と話していた。

詐欺被害防ぐ 上越警察署がホクギン南高田支店に感謝状

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写真=感謝状を受け取った内山さん(中央)と古市さん(右)

上越警察署(中村栄署長)は10日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、上越市南本町3の北越銀行南高田支店(佐藤久門支店長)の窓口係、内山奈穂美さん(44)、支店長代理、古市正司さん(50)に感謝状を贈った。古市さんは「市民の大切な財産を守るお手伝いができてよかった」と話し、安堵の表情を浮かべた。

先月27日午後3時30分頃、市内在住の60歳女性が同店を訪れた。女性は窓口を担当した内山さんに「母親が施設に入るために入所費用を現金で支払いたい。定期預金を解約したい」と話したという。内山さんは焦った様子で約300万円という高額な現金を引き出そうとする女性を不審に思い、古市さんに相談。特殊詐欺被害を疑い、2人で女性の説得に当たった。当初は2人の説得に応じなかった女性だったが、話を進めるうち、「警察官から電話があり、通帳が悪用されたので預金を引き出して自宅で保管するように指示された」と明かしたという。店から警察に通報し、事なきを得た。

中村署長から感謝状を受け取った内山さんは、女性が過去に窓口を利用したことを覚えており、「焦った様子でとても気になりました。大きい店ではないので、『まさか』という気持ち。今後もお客様への声掛けを続けていきます」と話していた。

同署によると、今年に入ってからの管内の特殊詐欺被害は7件1118万円。

「火の用心」聖公会紅葉幼稚園が防火パレードを実施

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写真=元気な声で「火の用心」と呼び掛ける園児たち

上越市西城町3の聖公会紅葉幼稚園(伊藤幸雄園長)の園児たちが14日、「四・九の市」が開かれている大町4、5丁目などで防火を呼び掛けるパレードを行った。園児たちは拍子木を手に通りを巡り、道行く人々へ「火の用心」などと元気な声で火災予防を訴えた。

9日から15日まで行われている秋の火災予防運動に合わせて実施。紅葉幼稚園の年中、年長児29人がそろいの法被に身を包み、拍子木を打ちながら「火の用心、マッチ一本火事の元」「つけようね、みんなを守る住警器」と声を出して商店街を練り歩いた。

園児たちの行列に続いて幼年消防クラブ、寺町3丁目婦人会のメンバーなどが防火のちらしを配って歩いた。このほか上越忠義隊「けんけんず」、上越地域消防住警器キャラクター「ジュウケイレンジャー」なども同行し、パレードを盛り立てた。

パレードをした同園の宮川周くん(5)は「拍子木を叩くのが面白かった。帰ったら家でも火の用心と言いたい」と話していた。

上越南消防署によると、住宅用火災警報器(住警器)は2006年に設置が義務付けられたが、上越、妙高の両市での設置率は8割。また、設置されていても義務化から10年が経過しているため、劣化を考慮して同署では取り換えを推奨している。

13日現在、同署管内での火災発生件数は14件で、昨年同日よりも3件多い。

ふれあいハガキコンクールで前島密大賞受賞者ら表彰

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写真=前島密大賞と秀作の入賞者ら

「郵便の父」前島密の出身地、上越市の小学4〜6年生5390人を対象に実施された「第11回前島密とふれあうふれあいハガキコンクール」の表彰式が12日、同市下池部の前島記念館で行われた。入賞者72人のうち、最高賞の前島密大賞3人と秀作10人が表彰された。

「前島密とふれあう『ふれあいハガキの会』」(田中弘邦会長)が、はがきを書くことで人を思いやる心を育て、郵便事業への理解を深めてもらおうと開催している。市内全小学校55校の小学4〜6年生に、夏休みに身近な人へのハガキを書いてもらった。

田中会長は「パソコンなどにより手紙を書くことが少なくなっているが、手紙は味わいがあり、後に残る。これからも続けてほしい」とあいさつ。日本郵便信越支社の前島啓伯経営管理本部長らが、入賞者に賞状を手渡した。

審査に当たった上越美術教育連盟の細井一貞会長は「1枚1枚から温かい思いがひしひしと伝わってきた。祖父母にあてたはがきが多く、つながりやきずなの深さが感じられ、表現技法もバラエティーに富んでいた」と講評した。

自らの背丈が祖母を超えた様子を描いて前島密大賞を受賞した国府小5年の山田結芽さんは「昨年は佳作だったので大賞はとてもうれしい。おばあちゃんもすごく喜んでくれた」と話していた。

優秀賞などに3点 小学生が雁木と風鈴描く

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写真=各賞を受賞した小学生たち

雁木の保存や改善、活用にむけて取り組む「越後高田・雁木ねっとわーく」(高野恒男会長)はこのほど、小学校低学年を対象に雁木と風鈴の絵画を募集した。5日、上越市本町6の町家交流館高田小町で表彰式が行われ、受賞者に賞状が贈られた。

絵画の募集は雁木の役割や必要性、景観を次世代の子供たちに知ってもらうことが目的。上越市高田地区の雁木を舞台に、風鈴が揺れる景観を演出する夏のイベント「風鈴街道イン雁木」の一環として行われた。

今年は市内外から10点の作品が寄せられた。3日に審査会が行われ、優秀賞3点をはじめ、入選、佳作が決まった。

表彰式で高野会長は「雪国が育んだ雁木を次世代に残していきたい。皆さんも大きくなったら雁木の良さを他の人に紹介して」。自宅前の雁木につるされた風鈴やツバメの巣を描き、優秀賞を受賞した同市立大町小3年の上竹美聖さんは「優秀賞はうれしい。雁木は雨の日に雨宿りができるし、ずっとつながっているから便利。よく歩くし、雁木が大好き」と笑顔を浮かべた。

大潟町中の江俣有寿彩君が体操の全日本強化選手に

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写真=村山市長に意気込みを語る江俣君

上越市立大潟町中学校2年生の江俣有寿彩君(13)がこのほど、体操男子の全日本ジュニア強化指定選手に選ばれた。来年8月までの期間中、全日本の強化合宿などに他のメンバーと共に参加する。8日には上越市の村山秀幸市長を訪問。「内村航平選手のようになりたい」と自身の夢を語った。

江俣君は栃木県鹿沼市出身。今年4月まで鹿沼市で生活し、地元の体操チームに所属していたが、指導を担当していた川田貴之コーチ(29)が上越市大潟区の体操チーム「レインボージムナスティックス大潟」に移籍。江俣君は「川田コーチに体操を教わりたい」と、父と姉の元を離れ、母の恵子さんと2人で大潟区に引っ越した。

江俣君は9月に東京都で開かれた強化指定選手のオーディションに参加。県内選手で唯一合格し、小学生から高校生まで全国34人の選抜選手の1人となった。本年度の県体操競技選手権大会や北信越ジュニア体操選手権大会では、中学生ながら飛び級で高校生の部に参加。県では個人総合2位、北信越でも同6位となり、中学生離れした高い技術を披露した。

川田コーチと一緒に村山市長と面会した際には、「平行棒とかつり輪とか、体操の中では何が得意なの」「好きな勉強の科目は」と村山市長から質問されると、「(体操なら)どの種目もできるようにしている」「理科が好き」と緊張した面持ちで答えていた。

東京五輪が開催される2020年には、高校3年生となる。江俣君は「東京五輪に出たい」と話しており、「体操の強い高校に進学して、内村航平選手のように活躍したい」と話していた。

各地で厳しい冷え込み ブロンズ像の冬囲い始まる

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写真=高田公園で冬囲いに取り組む市職員ら

冬型の気圧配置の影響で9日、上越地方は朝から冷え込んだ。妙高市関山では、朝の最低気温1・4度を観測し、この冬一番の寒さとなった。赤倉の温泉街では10㌢ほどの雪が積もり、ホテルの従業員らが車の雪下ろしなどの作業に追われた。

新潟地方気象台によると、県内は寒気が流れ込み、北日本を中心に冬型の気圧配置が強まった影響で、各地で厳しい冷え込みとなった。上越市でも、高田地区の市街地からほど近い南葉山や周辺の山々が雪化粧した様子が確認された。

高田公園では本格的な冬の到来に備え、この日からブロンズ像の冬囲いに着手。高田公園管理事務所の石田三郎さん(63)ら市職員など8人が、丸太や竹を縄で縛って固定する作業に取り組んだ。石田さんによると、昨年よりも2日早い作業開始となり、公園内にある26基のブロンズ像への冬囲いは、この日を含めて全4日間の日程で実施するという。

石田さんは「冬囲いをしていると、今年も雪の季節になったのだと実感する。雪が降っても大丈夫なように、冬囲いを進めたい」と話していた。

講習費無料で編み物指導 上越市仲町の「手芸の店」

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写真=店内では編み物やビーズ小物を販売している

上越市仲町5の「手芸の店」(草間美雪オーナー)ではオーナーが作った編み物やビーズ小物を購入できるほか、希望者には無料で編み物とビーズ小物の作り方を指導している。

オーナーが長年取り組む編み物の趣味を生かした店。今年6月にオープンした。店内には置物や人形、壁掛け、小物入れ、ボックスティッシュケースなどで作られたかわいらしいビーズ商品や、ケープやセーターなどの編み物商品が並ぶ。販売価格は500円〜。

同店では販売商品と同じものを受講費無料で習うことができ、現在は小学校高学年から高齢者までが気軽に学んでいる。草間オーナーは「初めての人でも簡単にできるものもある。無料で指導しますので、気軽に足を運んで」と話している。

講習の際は材料費が必要。店舗は仲町通り。店の前にビーズで作られた店名入り看板が設置されている。営業時間は午前10時から午後5時。電話番号523・7432。

ゴール後の地酒楽しみに 越後・謙信きき酒マラソン

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写真=仮装して楽しむランナーの姿も目立った

走った後に地酒が楽しめるファンランイベント「帰ってきた 越後謙信きき酒マラソン2016」が6日、上越市の春日山城跡周辺で開かれた。昨年に続いて2回目の開催で、全国から315人がエントリーした。

上越商工会議所青年部が観光誘客促進の一環として、開催している。北海道から九州まで広い地域のランナーが参加し、約3分の2が市外からの参加となった。

午前10時前、市埋蔵文化財センターに集まったランナーたちには、戦国武将の上杉謙信にちなんだ銘菓「出陣餅」(かなざわ総本舗)が配られ、出陣餅を食べてからスタート地点に並んだ。越後上越上杉おもてなし武将隊の上杉謙信が「出陣じゃ」と告げ、ほら貝の合図で一斉にスタートした。

コースは謙信の居城春日山城や春日山神社、春日神社、林泉寺をめぐり、正善寺ダム名所で折り返し、スタート地点に戻る19・5㌔。7月の豪雨で春日山城跡の一部が崩れ通行止めとなったため、コースを変更した結果、ハーフマラソンより若干距離が短くなった。

タイム計測も順位付けもしないファンランのため、着ぐるみを着たり、お面を付けたりと仮装して参加するランナーの姿も目立った。コースの半分以上は未舗装の山道で、高低差は約200㍍ある。ランナーたちにはNIKU─TANAバーベキューガーデンで焼肉、正善寺工房では新そばが振る舞われた。ゴール後には地元の15銘柄の日本酒のきき酒やスキー汁などを楽しんだ。

ダンボールで作った升酒の仮装で走った同市藤新田の佐藤正さん(39)は「2年連続で参加した。途中の日本そばがおいしかった。今年はコスプレをしたので暑く、結構山が多くてきつかった」と話していた。

上越商工会議所青年部地域観光委員会の梅山英行委員長は「全国各地からの参加者も増え、2回目にして定着してきた。参加してくれた方々からの評判も良く今後も続けていきたい」と話していた。

上越市立水族博物館でダイオウグソクムシを常設展示

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写真=ダイオウグソクムシの背に触れる子ども

上越市西本町4の上越市立水族博物館で、ダンゴムシの仲間の深海生物「ダイオウグソクムシ」の常設展示が3日から始まった。展示開始を記念して、直接手で触れることのできるイベントを期間限定で実施しており、同館スタッフは「常設展示はするが、なかなか触れる機会はない。この機会にぜひ」と話している。

ダイオウグソクムシは、メキシコ湾や西大西洋周辺の水深200〜1000㍍の海底に生息し、海底に沈んできた魚などを食べる謎の多い生物。深海生物がブームとなった昨年10月、同館は指定管理者の横浜・八景島シーパラダイスからダイオウグソクムシを借り受けるなどして、触れることのできるイベントを実施。好評だったことから、常設展示を目的に体長30㌢ほどのダイオウグソクムシ2匹と、体長10㌢ほどのオオグソクムシ27匹を購入した。

イベントは深海に生息する不気味な生物に触れるというもので、同館所有のオオグソクムシ、ヌタウナギの順にタッチし、それをクリアできた人だけがダイオウグソクムシに触れることができるというもの。

会場は同館地階のビーチランド脇で、6日には触ろうとする親子連れなどの長い列ができ、子供たちは親に促されて恐る恐る背に触り、複雑な表情を浮かべていた。

父親と訪れた同市大貫1の齋藤陽馬君(4)は「触ったら固かった。水の中でどうやって息をしているのかが不思議」と話していた。

イベントは18日までの期間中、午前11時15分から同11時45分、午後2時30分から同3時までの1日2回。その後は場所を移して常設展示を行う。

中学生防火ポスターコンクールで6人と1校が入選

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写真=個人入選者6人。左から市村さん、梨本さん、横田さん、白石さん、高澤さん、後藤さん

上越市内の中学生を対象にした「防火ポスターコンクール」(同市防災委員会主催)の表彰式が4日、同市土橋の市民プラザで開かれた。直江津東中学校3年の横田優空(15)さんが最優秀賞を受賞するなど6人が入選し、1校が学校賞を受賞した。防災委員会の杉本正彦委員長から賞状を受け取った。

同委員会は、市民の防火意識向上を目的に2007年から「防火ステッカーコンクール」を開催し、最優秀賞作品をステッカーにして市内各地で配布していたが、本年度からポスターコンクールへと変更。今回は20作品が集まり、メッセージ性、デザイン性、オリジナル性に優れた作品を描いた6人が入選し、優秀な作品を多く輩出した1校が学校賞に選ばれた。

このうち最優秀賞の横田さんは、消火器をモチーフにして考案したキャラクターを描いて応募した。八千浦小学校校長の細井一貞審査員長によると、擬人化したことによるキャラクターとしての親しみやすさ、人の命を守る信頼感、存在感をはじめ、子供から大人まで誰が見ても分かるメッセージ性などが評価された。

横田さんは「まさか私が最優秀賞を受賞できるとは思わなかった。自分の描いた絵がポスターになるという実感は湧かないが、うれしい」と話していた。

横田さんの作品は、年末までにポスター化され、市内の全819町内や小中学校などに配布される。応募作品全20点は12、13日、同市富岡の上越ショッピングセンターアコーレ1階に展示される。

入賞者は以下の通り。
▽最優秀賞 横田優空(直江津東中3年)▽優秀賞 白石純子(城北中3年)、梨本佳(春日中2年)▽佳作 高澤薫(城北中3年)、後藤瑠希(城北中3年)、市村紫花(直江津東中3年)▽学校賞直江津東中学校

新幹線開業の記憶刻み 大和小が6年教室へ誘う壁画制作

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写真=絵の完成を喜ぶ大和小の児童たち

上越市立大和小学校(荒川圭子校長・児童214人)の校舎内階段脇に、北陸新幹線を描いた4枚の壁画がこのほど完成した。壁画は3階建て校舎の1階から上へ向かい、四季を駆け抜け上越妙高駅へと至る構成。実際に新幹線と上越妙高駅を見ることができる3階の6年生教室へと鑑賞者を誘うストーリーになっている。

2015年3月に開業した上越妙高駅に最も近い市立小学校として、荒川校長が、開業と駅舎完成の喜びを忘れないようにと企画。同校児童の保護者でもある上越教育大学大学院美術コースの伊藤将和准教授へ思いを述べて実現に至った。

9月に伊藤准教授と、大学院生の5人が大和小を訪れ、荒川校長と打ち合わせをし、ストーリーなどを聞いて大学院2年生の福田真雪さん(23)がデザインした。

壁画は1階から3階までの階段壁面に全部で4枚あり、縦90㌢、横340㌢を傾斜に合わせ変形させて描いている。

作品タイトルは「大和小発! 現美新幹線」。夏に東京を出発した新幹線が季節を巡り、秋の高崎、冬の長野を経て春の上越妙高駅に到着するという構成になっている。春の上越妙高駅は駅舎と大和小が描かれ、桜の花びら舞い散る中を北陸新幹線がやってくるというデザイン。3階に教室がある6年生はこの階段を上り、教室の窓から駅舎と新幹線を見ることになる。

下絵は伊藤准教授と大学院生5人がアクリル絵の具で描き、10月19日に仕上げた。23日に開かれた大和小の文化祭「大和フェスタ」の体験コーナーで、児童や地域住民に桜の花や雪の結晶を型で描いてもらい、完成した。

6年生の新保柊奈さん(11)は「季節感があり、大和らしさもある奇麗な絵が完成した。消えることなく、いつまでも校舎に残っていてほしいと思う」と思いを述べた。

荒川校長は「児童たちには当たり前となりつつある景色だが、自分が小学校にいた時に開業したということを忘れないでほしい。6年生には新幹線が見える教室で過ごしたという事実をかみしめて卒業してもらいたい」
と話している。

じょうしんえつ絵画展 入選作35点を表彰

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写真=拡大した作品パネルの前に立つ最優秀賞を受賞した有坂さん

「ぼくの夢、わたしの夢」をテーマとする小学生の絵画展「第5回・じょうしんえつ絵画展」の表彰式が3日、上越市下門前のリージョンプラザ上越で行われた。入選作35点が表彰され、賞状を手にした子供たちは、保護者たちから温かい祝福の拍手を受けた。

上信越自動車道4車線化事業への関心を深めてもらうことを目的に、ネクスコ東日本信越工事事務所(川﨑健史所長)が毎年開催している。上信越道沿線の上越市、妙高市、長野県信濃町と連携し、公立小学校へ作品応募を呼び掛けた。今回は49校から過去最高となる608点の応募があり、そのうち35点が入選し、表彰された。

審査は県美術家連盟参事の濱口剛さんを委員長に10人が「自分の夢をしっかり表現できているか」などを基準に進められた。

濱口さんは「作品からは自由に描いているという熱意や、楽しそうな気持ちが伝わってきた。これからもこの気持ちを忘れずに作品作りをしてもらいたい」と評価。

最高賞となる最優秀賞を受賞したのは市立飯小学校5年の有坂希織さんの作品「世界一のはすの花のイルミネーション」だった。

高田公園のハスを見て「桜のようにライトアップされたら奇麗だろう」という思いから、照明に輝くハスを描いた。ハスの花や葉をピンクや紫のビーズで縁取り、光輝く様子を表現。三重櫓の下でハスを眺めながら家族が楽しげに笑っている。

有坂さんは「みんなすごく上手で、そんな中で自分が最優秀賞だったからびっくりした。次回も入賞を目指したい」と話していた。

この他、会場となった2階ロビーには自分がなりたい職業に就いている様子など、夢に溢れた全作品が6日まで展示されており、自由に観賞することができる。ただし、今日4日は休館日。

軽快なトークで笑い誘う 林修さんが上越文化会館で講演

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写真=軽快なトークを披露する林修さん

大手予備校の「東進ハイスクール・東進衛星予備校」人気現代文講師、林修さん(51)による講演会が10月31日、上越文化会館で開かれた。林さんはユーモアあふれる軽快なトークで、訪れた約1500人の市民を楽しませた。

主催は信越化学工業の地域文化振興事業実行委員会。著名人を招いての講演会は、地域の人の心に残る催し物を開こうと毎年実施しており、今年で30回目を迎えた。

林さんは市民の大きな拍手を浴びて壇上に登場。「講演中は喉が渇くので」と話しながらペットボトルの水をグラスに注ぐと「僕の口は、喉が渇きやすい形なんですよ」とジョークを交え、会場の笑いを誘った。

東京大学出身の林さんは、最近の東大生の傾向について、「クイズ番組などを見ても分かる通り、美顔の女子が増えている」と紹介。家庭教師のアルバイトをしていたという自身の学生時代の経験を踏まえ、独自の仮説を立ててその背景を説明した。「教え方が上手な家庭教師の噂はあっという間に広まる」と話し、「優良な家庭教師は所得の多い家庭に流れていく。金持ちの家の奥様は、言葉遣いが丁寧で美人。その奥様が産んだ可愛い子に優良な家庭教師が付くのだから、高学歴の美少女が増えている」と筋道を立てて説明した。

北陸新幹線開業による沿線の景気についても紹介。好調な金沢に対し、長野では宿泊せずに日帰りする観光客が増えたなど、経済格差が生まれたことを訴えた。「富山も不調と聞く。上越は......やめておきましょうか」と話すと、会場からは大きな笑いが起きた。

統計グラフ全国コンクールで春日小の小川さんが県内初の文科大臣賞

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写真=受賞作品と「飛び跳ねるほどうれしい」と喜びを語る小川さん

統計知識の普及などを目的とする「第64回統計グラフ全国コンクール」で、上越市立春日小学校(塚田賢校長)の4年生、小川芽生さんが第2部門(小学校3、4年生)で最高賞となる特選を受賞した。併せて特別賞の一つ文部科学大臣賞を圏内で初めて受賞した。小川さんは「飛び跳ねるほどうれしい」と喜びを表現している。

作品タイトルは「お話の中の動物たち 世界共通? 動物のイメージ」。グリム童話、イソップ童話、アンデルセン童話、日本昔話からそれぞれ20話を抽出し、登場する動物の種類や性格などをグラフにまとめて表現した。「ネズミは優しくずる賢い」「サルは積極的でいじわる」などの表の下に、現代の映画などとの相違点や類似点などが分かりやすく書かれている。

製作にあたり、こだわったのは見せ方で、大きな文字は色画用紙を切り抜き、飽きのこない配置を意識。グラフだけでなくイラストなどを盛り込み、カラフルに装飾した。

公益財団法人統計情報研究開発センターなどが毎年開催しており、今年は全国から2万6284作品の応募があった。最高賞の特選受賞は県では2年ぶり。特選の中から選ばれる特別賞については今回初めての快挙となる。

小川さんは「平成28年度新潟県統計グラフコンクール」でも同作品で最高賞の知事賞を受賞。今回を含めて4年連続での受賞となった。

小学1年生の時に、父親に勧められたことが応募のきっかけ。受賞するにはこれまでにないテーマが大切という考えから、面白そうなオリジナルの主題を見つけると両親に向けてプレゼンテーションを行い、意見を求めてテーマを定めてきた。

今回のテーマについては昨年9月に決定しており、春休み中に80話を読み込んだ。統計は1学期中に行い、夏休み中にグラフを製作した。

小川さんは「両親や弟たち家族の協力があったから受賞できたと思っている。来年も、まずは知事賞。そして特別賞をもらえるように頑張りたい」と意気込みを語った。来年のテーマについて聞くと「もう決まっているけど、教えられない」と笑顔を見せた。

水族博物館など市内各地でハロウィーンイベント

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写真=合言葉を唱えてキャンディーを受け取る子供たち

上越市内各地で31日、ハロウィーンにちなんだ仮装イベントが開かれた。市立水族博物館には、仮装した子供たちが訪れ、合言葉を唱えてキャンディーをもらった。

市立水族博物館では、休館日を臨時開館し、ハロウィーン企画を初めて実施した。仮装して参加した子供たちは、魔女にふんした同館スタッフへ合言葉を唱えてお菓子をもらっていた。

10月から3種類の仮装ダイバーによる餌付けショーを行って気分を盛り上げ、この日は仮装して来館できる日として告知してきた。

当日は平日だったにもかかわらず、文化祭の代休などの学校もあり、仮装などをした子供たちが保護者と一緒に訪れた。

大回遊水槽マリンジャンボ前では午前と午後の2回、「上越忠義隊けんけんず」の「けんけん」と魔女が登場した。子供たちは記念写真を撮ったり、恥ずかしそうに魔女の耳元で「トリック・オア・トリート」と言って、うれしそうにキャンディーを受け取っていた。

3人の孫と訪れた浦川原区横川の村松久美子さん(59)は「季節ごとに目玉があると水族館に行こうかなと思う。今日は普段と違った格好ができるし、遊園地に行ったようなわくわく感があり、孫たちもとても楽しそうにしている」という。

マントを羽織り、ほうきを手にして魔女になった孫の細野夢心さん(7)は「水族館でこんなことができてびっくり。仮装ができて楽しかった」と話していた。