上越よみうりは読売新聞に無料で折り込まれる日刊紙です。旧上越市を中心に政治・経済・サークル活動・スポーツ・イベント等、身近な話題を取材報道している市民新聞です。

2016年9月アーカイブ

寺の本堂で座禅体験も 寺町まちづくりフェスにぎわう

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写真=60人ほどの老若男女が参加した座禅体験

 上越市の寺町1、2丁目を会場にした「第5回 寺町まちづくりフェスティバル」が25日、開かれた。両町内29の寺などの協力で、寺の本堂で落語や座禅体験、お茶会など様々な催しが行われ、訪れた人々は界隈を散策しながら多くのイベントを楽しんだ。

 寺町まちづくり協議会(木村廣会長)が、各寺院の寺宝などを広く見てもらおうと毎年開いている。

 当初は2、3丁目で開催していたが、範囲が広すぎて回り切れないという意見が出たため、昨年は3丁目のみ、今年は1丁目を加えた1、2丁目での開催となった。

 曹洞宗の久昌寺(寺町2)の本堂で行われた座禅体験には60人ほどの住民が参加者した。保坂文哉副住職から作法を教わり実践。深呼吸をして半畳先に視線を据え、目を半目に背筋を伸ばすなどの解説を受けると、午前の1時間ほどを静寂の中で過ごしていた。

 寺町2から父と妹の3人で座禅体験に参加した山口詩門君(11)は「作法が決まっていて思っていたより奥が深い。時間がゆっくり流れるようで、体は辛かったが、楽しい感じがした」と話していた。

 当日はこの他にも善導寺(寺町2)本堂で関根学園高等学校の茶道部による茶会や、称念寺(同)本堂で落語協会所属の真打、三遊亭彩大さんの落語会などが催され、寺町界隈は多くの人でにぎわった。

雨の中たすきつなぐ 中学合同駅伝に22校68チームが参加

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写真=一斉にスタートする選手(女子の部)

 中学駅伝のシーズン開幕を告げる「第1回妙高市・上越市中学校合同駅伝競走大会」が28日、妙高市錦町2の新井総合公園で開かれた。男女合わせて22校68チームが出場。男子は妙高中Aチーム、女子は城北中Aチームがそれぞれ優勝した。

 昨年までは上越市と妙高市で別々に大会を開いていたが、本年度は合同で実施。1校あたり男女それぞれ3チームまでエントリーすることができ、男子は21校42チーム、女子は16校26チームが参加した。

 新潟地方気象台によると、この日の妙高市の最高気温は23・8度。時折強い雨が降る悪天候となり、選手らは入念にウオーミングアップし、競技に臨んだ。

 コースは同公園内。陸上競技場を出発し、野球場や多目的運動広場の外周などを駆け抜けた。男子は5区間12・4㌔、女子は4区間9㌔のコースとなった。

 このうち女子の部では、城北中Aチームが32分43秒でゴールし、優勝を果たした。第1区を区間賞の走りでゴールした主将の古澤侑里さん(15)は「足元が滑りやすかったけれど、チームのために少しでもタイムを縮めてたすきを渡したかった。優勝という目標を持ってチームで練習してきたので、うれしい」と話していた。

 上越地区大会は10月13日、同公園で開催される。

希望郷いわて国体と障害者スポーツ大会 市役所で選手壮行会

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写真=村山市長から激励を受ける選手ら

 岩手県で10月1〜11日に開催される第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」と、10月22〜24日の第16回全国障害者スポーツ大会「希望郷いわて大会」に出場する上越市関係の選手と役員らの壮行会が27日、上越市役所で行われた。

 いわて国体に本県選手団として出場する上越市関係は役員2人、コーチ1人、選手7人の10人。選手はテニス、バレーボール、空手道、山岳、体操に出場。障害者スポーツ大会には5人の選手が、陸上と卓球、ボウリングに出場する。

 壮行会にはこのうち11人が出席。関係者や市職員ら多くの人が見守る中、一人ずつ紹介された。村山秀幸市長は「皆さんが県民、市民の代表として今まで積み重ねてきた、技やスピード、戦略を駆使して、一人ひとりの記録と記憶に残る大会となるよう存分に頑張ってほしい」とエールを送った。

 選手を代表して、バレーボールに出場する上越総合技術高校の新井雄大選手が「持っている力を十分に発揮し上位に進出できるよう頑張りたい」と決意の言葉を述べた。 県選手団の上越市関係者は次の通り。(敬称略)

 【希望郷いわて国体】
 ▼役員 副団長 木浦正幸(県体育協会副会長、上越市体育協会会長)顧問 秋山三枝子(県議)▼コーチ ▽陸上 鈴木健太郎(高田高教員)▼選手▽テニス 坂詰姫野(上越教育大付属中)▽バレーボール 新井雄大(上越総合技術高)▽空手道 秋山真子(関根学園高)▽山岳 田中修太(直江津中等教育学校)▽体操坂地一輝(関根学園高)柴田大輔(関根学園高)渡邉楓(新潟江南高)

 【希望郷いわて大会】
 ▼選手 ▽陸上 青木遥人(城北中)渡邉茉奈美(高田特別支援学校)▽卓球 新井孝太郎(上越市役所)長谷川由美▽ボウリング 佐藤義則(かなやの里ワークス)

直江津幼年野球「佐藤策次賞」に大潟の白川選手

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写真=トロフィーを手に受賞を喜ぶ白川選手

 上越市学童野球連盟直江津幼年野球で本年度に最も活躍した選手へと贈られる年間最高殊勲選手、18代目の「佐藤策次賞」に大潟フェニックスの白川大暉選手(大潟町小6年)が選ばれた。大潟の選手が同賞を受賞するのは4年連続。25日に上越市富岡の少年野球場で行われた表彰式では、白川選手がトロフィーを手に、両親らと喜びを分かちあった。

 旧直江津市長を務め、長年にわたり同連盟会長だった佐藤策次氏を顕彰した賞で、成績の優れたチームの中から毎年、チームへの貢献度や活躍などを総合的に判断して決めている。本年度は同連盟役員による全会一致での決定となった。

 大潟は8月に長岡市で開催された読売学童野球新潟県大会で上越勢として初の優勝を飾るなどの目覚ましい戦績を収めたチーム。その中で白川選手は、上越信用金庫旗や上越タイムス旗争奪大会でも投手、打者として優勝に貢献し、最優秀選手に選ばれた。

 両親の勧めで兄と一緒に小学2年の時に大潟に入った白川選手は4年の頃に投手になった。オーバースローだったがその後、肘を痛めてサイドスローへ転向したという。

 父の義和さん(47)は「苦労の多いピッチャーとしてよりはバッティングで活躍してもらいたかったが、本人は目指す目標があり、ピッチャーとして頑張ってきた」と息子を評価。その一方で「監督とコーチのお陰なのは言うまでもない。みんなに支えられて今がある」とチームに感謝している。

 白川選手は「今年の思い出は佐藤策次賞を4年連続で大潟で取れたこと」とし、今後については「中学へ行っても1年からピッチャーでレギュラーを取りたい」と意気込んだ。

仮装大会など盛況 雁木通りまつりで城西中教員チームが優勝

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写真=今年退職する早川校長とダンスを披露した城西中教員チーム

 上越市南本町3の雁木通りで25日、「第14回雁木通りまつり」が開かれた。多数の屋台が出たほか、恒例の仮装大会ではユニークな衣装に身を包んだ出場者が多彩なパフォーマンスを繰り広げ、観客から盛んな拍手が送られた。

 南本町小学校区の9町内で作る南三世代交流プラザ運営協議会(笠尾日出夫会長)の主催で毎年開かれており、今年で14回目を数える。雁木通り約400㍍を車両通行止めにして、豚汁やたこ焼き、焼き鳥、天ぷら、うどん、クレープなど約60の露店が出店するとともに、小中学校のマーチングやダンス、保育園のリングベル、地域の太鼓や民謡、三味線グループの演奏などの出し物でにぎわった。主催者によると、この日は2500人が訪れたが、市内のほかのイベントと重なり昨年より約500人少なかったという。

 メーンイベントの仮装大会には、職場や学校、保育園など7団体が出場。審査員の前で4分間のユニークなパフォーマンスを披露した。

 教員12人のチームで出場しグランプリを獲得した市立城西中学校は、リオデジャネイロ五輪の名場面を再現したほか「Perfect HayaKawa」と題して、本年度で退職する早川義裕校長とともにダンスを披露した。城西中の青山範夫教頭は「早川校長の最後の年で一丸となって取り組んだ。チームワークの勝利」と話した。準グランプリは市立南新町保育園と市立南本町小。

 雁木通りまつり実行委の本城文夫事務局長は「地域が一つになって盛り上げるイベントとしては定着した。来年は15回。高田の市街地と連携したイベントをやるなど趣向を変えていきたい」と話していた。

オープンガーデン愛好会 10月8日から庭を開放

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写真=内山代表宅の庭では10月にキクやケイトウ、ダリアなどが見頃を迎える

 上越市内のガーデニング愛好家からなる「オープンガーデン愛好会」(内山千代子代表)メンバーの個人宅や店舗、寺院、学校などの庭を一般開放する恒例イベント「秋の上越オープンガーデン」が10月8日にスタートする。23日まで。期間中の10月10日、会員宅のオープンガーデン巡りや食事などを楽しむバスツアーが企画されている。現在バスツアー参加者を募集中。

 オープンガーデンは同市高田地区で10月8〜10日まで開かれる「第18回城下町高田花ロード」の関連イベントとして実施される。今回は22か所が参加し、各所の秋の植物を鑑賞することができる。

 バスツアーはオープンガーデンを巡るもので、例年参加者多数の人気ツアー。今回は会員の個人宅など11か所を巡るほか、今回新たに東北電力上越営業所や旧師団長官舎、高田世界館といった歴史的建造物の見学、料亭「宇喜世」での食事などが新たに組み込まれた。

 ツアーコースに含まれている内山代表宅の庭は500種以上の植物が楽しめる。10月にはキクやケイトウ、ダリアなどが見頃を迎えるという。内山代表は「さまざまなお宅の庭や植物を楽しめます。歴史のある建物を鑑賞することができる。この機会、ツアーにぜひ参加していただければ」と話している。

 時間は午前9時〜午後4時30分。参加費はバス、ランチ、カフェ、見学料を含み8500円。定員は25人。定員になり次第締め切る。

 ツアーの問い合わせ、申し込みは頸城自動車543・4280、オープンガーデンに関する問い合わせは上越市本町4丁目商店街振興組合523・2517。

ジャンプ!警察犬の実演に拍手 動物愛護フェスティバル

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写真=来場者から大きな拍手が送られた警察犬の訓練実演

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写真=ヤギと触れ合う子供たち

 「第38回動物愛護フェスティバルin上越」が22日、上越市の高田公園忠霊塔前芝生広場などで開かれた。この日はあいにくの雨となったが、会場には愛犬を連れた家族連れらが多数訪れた。動物愛護団体や長寿動物の表彰式、警察犬や聴導犬の訓練実演などが行われた。

 動物が人間と共に生きていくパートナーであり、社会生活で共存することの重要性を広く県民に呼びかけること、人間と動物にとって快適な社会作りを図ることが目的。動物愛護週間(20〜26日)に合わせ毎年開かれている。県動物愛護協会上越支部、上越、妙高、糸魚川の3市、上越・糸魚川保健所管内狂犬病予防推進協議会、上越、糸魚川両保健所が実行委員会を構成し、主催した。

 長寿動物の表彰は犬15歳(大型犬は11歳)、猫13歳を表彰。計168頭が対象となり、飼い主に表彰状が送られた。午後からは雨が降る中、愛犬を連れた人たちが大勢訪れ、アトラクションを楽しんだ。警察犬の訓練実演では、障害物を飛び越えたり、さまざまな匂いを嗅ぎ分けたり、犯人役に飛びかかるなど、日頃の訓練を披露。来場者からは拍手が送られた。また、「聴覚障害者の耳」として聴覚障害者の生命を安全に保つ聴導犬が長野県の日本聴導犬協会から参加。聴導犬ユーザーと聴導犬の生活の様子なども披露された。

 ほか、ペット写真コンテストや浦川原区のファーミーランドのヤギと触れ合うコーナーも設けられ、来場者の注目を浴びていた。

 同市加賀町の女性は15歳の柴犬チャッピーを連れて初めて参加。長寿表彰を受けた。「中越地震の迷い犬なんです。(チャッピーは)目が見えないけど、家族みんなを幸せにしてくれる。元気でいてほしいですね」と話していた。

昔の暮らしが浮かぶ くわどり生活デザイン参考館で企画展

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写真=かごやざるなど約50点を展示

 NPO法人かみえちご山里ファン倶楽部(和瀬田仙二理事長)などが運営する上越市横畑のミュージアム「くわどり生活デザイン参考館」で9、10月の企画展「桑取谷の竹細工展」が開かれている。会期は10月30日まで。開館は土、日曜、祝日のみ。時間は午前11〜午後4時。

 展示されている竹細工は同NPOが収集、保存してきたもの。桑取と中ノ俣の両地域で実際に使われていた「ざる」や「かご」などを並べた。 昔の人の知恵が生かされた形状のもの、最近目にしなくなった懐かしいものなど、用途や大きさなどが多彩な約50点を展示した。同NPOスタッフが昔の生活の様子など、地域住民から聞き取った会話を参考に、展示品の説明も書き添えた。このほか、会場では2009年に同NPOが主催した竹細工講座の様子を撮影したものを約10分にまとめ、放映している。同NPO事務局の桑原鉄太朗さん(34)は「竹細工を通し、当時の暮らしの様子や風景などが浮かんでくると思う。昔の人の編み技術をじっくり鑑賞して」。

 企画展を鑑賞するには入館料が必要。大人200円、小中学生100円。問い合わせはかみえちご山里ファン倶楽部025・541・2602。

 同館は、桑取谷の民具や生活道具など暮らしの中で使われる優れたデザインの品々を企画展示するミュージアムで、昨年グランドオープンした。1階は「山里の雑貨屋 りっぱこっぱ」として営業している。

「会心きざわ」で酒と料理楽しむイベント 45人が味わう

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写真=酒と料理を味わう参加者ら

 上越市大学前の「会心きざわ」でこのほど、県内2蔵元による日本酒と同店自慢の料理を味わうイベントが開かれた。45人が参加し、用意された10種類の日本酒を味わいながら、食卓で会話を弾ませた。

 イベント名は、「『会心きざわ』と『鶴齢』『越の鶴』を楽しむ」。今年2月に実施した際に参加者から好評を得たことから、おいしい日本酒と料理を味わってもらおうと2回目を開催した。

 食卓には、南魚沼市の青木酒造による「鶴齢」や栃尾市の越銘醸「越の鶴」の大吟醸を中心に、10種類の日本酒が並んだ。参加者は1銘柄ずつ試飲しながら、会席料理と共に日本酒を味わっていた。

 同市仲町2の丸田博さん(63)は「友人と初めて参加したが、いろいろな日本酒を味わえて大満足。料理は見た目がきれいで味もおいしい。参加して良かった」と笑顔で話した。

祝100歳 大潟区の竹田マサさんを村山上越市長が訪問

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写真=「毎日楽しく暮らしています」と話す竹田さん(前列左から2番目)

 本年度100歳を迎える上越市大潟区上小船津浜に住む竹田マサさん(99)の長寿を祝おうと、敬老の日の19日、上越市の村山秀幸市長らが竹田さん宅を訪問した。竹田さんは「毎日楽しく暮らしています。皆さんから祝ってもらえてうれしいです」と満面の笑みを浮かべた。

 上越市は毎年、「百歳敬老祝賀事業」として、年度中に100歳を迎える高齢者を訪問し、祝状と記念品を贈呈している。本年度は1916年4月1日〜17年3月31日までに出生した男性7人、女性66人の計73人(9月1日現在)が対象となった。

 竹田さんは17年(大正 6年) 3月26日生まれ。亡き夫との間に2男1女をもうけ、現在は長男の政和さん(71)夫婦をはじめ、孫夫婦、ひ孫2人の7人で暮らす。孫8人、ひ孫8人にも恵まれた。これまでは亡き夫と農業に携わり、ゲートボールを楽しんできた。家族によると竹田さんはとても元気で、肉が好物。今まで、目の病気で1日だけ入院をしたものの、現在の健康状態は良好だという。

 一緒に暮らすひ孫の橋本怜奈ちゃん(3)、紗奈ちゃん(1)とは大の仲良し。特に怜奈ちゃんは竹田さんのことが大好きで、日頃から一緒に過ごす時間を楽しんでいるという。

 村山市長は竹田さんに「心の穏やかさを感じた。健康で家にいられるのが一番良い。これからもお元気で」とやさしく声を掛けた。長男の政和さんは竹田さんについて「戦争を境にとても苦労したと思う。これまでの苦労が今の幸せにつながっているのでは。体も丈夫だし、(竹田さんの存在で)家族の雰囲気もとても良いんです」。

 竹田さんは元気の秘けつを「毎日何事も苦にしないこと。毎日楽しいですね」と語ったほか、読書が趣味で、特に歴史の本を好んで読んでおり、「これからも本を読んで、楽しく暮らしていきたいです」と笑顔で話していた。

 なお、上越市で本年度中に100歳を迎える人を含む、100歳以上の人は202人。(9月1日現在)。最高齢者は旧市内に住む109歳の男性。

相川澄子さんの初心者向け「俳句いろは塾」参加者募集中

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写真=レッスンを行う相川さん

 上越市内でヨガ講師やカウンセラーとして活躍する相川澄子さんが、東城町3の「うちの実家北出丸」を会場に「俳句いろは塾」を開講した。毎月第1、3火曜に初心者向けの俳句講座を開いており、現在、受講生を募集している。

 相川さんは、俳句の芥川賞と呼ばれる角川俳句賞を受賞した故・江見渉氏の俳句教室の受講生で、15年以上の俳句歴を誇る。テレビ番組をきっかけに俳句に興味を持つ人が増えたこともあり、基礎から俳句を学ぶ教室を開講した。

 初日となった6日は、7人が参加。相川さんは「頭で句を考えようとすると理屈っぽくなる。体と心と頭を一つにして、はっと浮かんできた言葉をそのまま用いることが大切」などと説明した。また、 上越の風土にも触れ、「稲の美しさもあれば、冬には雪も降る。俳句を詠む時には、想像ではなく目で見て感じたことを言葉にすることが大切。自然に恵まれたこの土地で、風土にあった句を詠めるようになりましょう」と話していた。

 実践練習では、頭に浮かんできた言葉をすぐに口に出すためのトレーニングを実施。参加者は、相川さんから与えられたお題に絡めながら、即興で自己紹介を行った。

 参加者の女性は「子供の宿題で俳句が出て、興味を持った。俳句について学んでいきたい」と話していた。

 相川さんは「俳句がブームになりつつある。簡単なことから始めるので、気軽に参加してみてほしい」と話している。

 時間は午前9時から同10時30分まで。次回は20日。今年は12月20日までの全8回を予定している。参加費は1回1500円。問い合わせは相川さん080・9265・6696。

アイデア工夫いっぱい 上越こども発明工夫・模型・工作展表彰

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写真=工夫を凝らした発明や工作で入賞した児童ら

 上越市内の小中学生が夏休みに取り組んだ「第22回上越こども発明工夫・模型・工作展」(同展実行委員会など主催)の表彰式が17日、同市下門前の上越科学館で開かれた。最高賞の市長賞をはじめ、奨励賞以上の受賞者に賞状などが贈られた。

 今年で22回目となるコンテストで、小学校46校、中学校4校から、発明工夫部門に89点、模型・工作部門に651点の合計740点の応募があった。このうち合計51点が最高賞の市長賞はじめ入選した。

 最高賞の市長賞には、発明工夫部門で高志小5年の南雲陽向君の「上越にゆかりのある偉人のクイズボード」が、模型・工作部門で飯小学校4年の古澤凛之介君の「豊臣秀吉所用具足」、古澤君の妹で同校2年の蓮音さんの「ダンボールで作ったいい小学校」がそれぞれ選ばれた。応募全作品は春日新田2の9〜12日に市カルチャーセンターに展示された。

 表彰式では中野敏明教育長が「子供の発想はすごいとあらためて感心した。これから人工知能などの技術が進み、多くの仕事が人間でなくてもできる時代が来る。自分で考えて、挑戦し、成し遂げる力が必要な時代になる。今回の取り組みを今後に生かしてほしい」とあいさつした。

 受賞者一人ひとりに賞状や盾、メダルが贈られた。模型工作部門で市長賞を受賞した古澤蓮音さんは、創立140周年を迎えた飯小学校の校舎の模型を段ボールで作った。古澤さんは「友達とたくさん遊べて楽しい学校を題材にした。市長賞をもらえてうれしい」と話していた。

 奨励賞以上の作品は、上越科学館ロビーに10月10日まで展示されている。

ラ・ソネ菓寮が曜日限定で「ピアット デセール」提供

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写真=作りたてのミルフィーユ

 洋菓子製造、販売を行う上越市春日山町3の「ラ・ソネ菓寮」春日山店(曽根一平社長)はこのほど、注文を受けてからデザートを作り出来立てを楽しんでもらう「ピアット デセール」を始めた。しばらくは金土日曜の限定提供としている。

 「ピアット デセール」とは「皿盛りデザート」の意。春日山店には落ち着いた雰囲気の喫茶スペースがあり、温かかったり冷たかったり出来立てしか楽しめないデザートを皿盛りにして、そのスペースで味わってもらう。

 提供するのはミルフィーユ(数量限定)とパンケーキで、いずれも注文を受けてから作る。ミルフィーユは、今であれば栗や桃など、その季節の素材を使用。折りパイは自家製で、カスタードクリームも当日に炊く(煮る)といい、「作りたてを味わってただけます」と曽根社長は話す。

 価格は飲み物とデザートのセットで税込み750円(ミルフィーユセットは800円)。単品でも可。また、ショーケースの中の菓子を注文することもできる。

 ピアット デセールの提供は金土日曜の午後1時30分〜同4時。ショーケースの菓子の提供は随時可。

 春日山店の営業時間は午前10時〜午後7時。電話526・2208。

上越婦人会館カラオケ教室が日頃の練習成果を発表

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写真=温かい拍手に包まれたステージの熱唱

 上越婦人会館(金津光雄理事長)が主催するカラオケ教室の発表会が10日、上越市下門前のリージョンプラザ上越で行われた。

 発表したのは早川瑤子さんを講師にカラオケを楽しむ教室の受講生40人の内の35人。

 同教室は月3回、生涯学習として年1回の発表会を目標に、和気あいあいと同会館でのカラオケ練習を楽しんでいる。

 発表会は今年初の試みとして3部制の中の第2部を懐メロコーナーにした。7人が都はるみの「涙の連絡船」や大月みやこの「白い海峡」など懐かしの名曲を熱唱。第1、3部でも華麗な衣装に身を包んだ受講生たちが教室で練習した曲など好きな1曲を歌い、その度に会場は温かい拍手に包まれた。

 一番目に歌った小嶋千代子さんは「1年の集大成と思ってこの日のために練習してきた。どきどきしたが、いい緊張感でステージを楽しめた」と満足の表情を浮かべた。

 早川さんは「皆さん精いっぱい日頃の成果を発表した。継続は力。健康のために歌い続けてほしい」と話していた。

アルビチアリーダーズが和田小でダンススクール

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写真=Y字バランスを披露する小倉さん。児童も小倉さんを真似して挑戦した

 上越市立和田小学校(黒崎博幸校長、児童111人)で14日、アルビレックスチアリーダーズによるダンススクールが開かれた。メンバー2人が同校を訪れ、全校児童や保護者と共に体育館でダンスを楽しんだ。

 ダンススクールは、同チアリーダーズが依頼のあった幼稚園や保育園、小中学校を訪問して実施している。1か月に3か所前後を訪問しているが、上越市内の学校を訪問するのは年に1回前後だという。この日は、親子で一緒に運動する機会を設けようと、保護者らも参加して開催した。

 同チアリーダーズには現在、14人のメンバーが所属しており、この日はリーダーの小倉祥子さんと、朝妻春香さんの2人が同校を訪問した。小倉さんらは、空中で"大"の字を作る「スタージャンプ」をはじめ、柔軟な体を生かした「Y字バランス」、ジャンプしてつま先を触る「トウタッチ」など、華麗で力強いチアダンスの高度な技を次々と披露。児童らも小倉さんらを真似して技に挑戦していた。

 終盤には、練習した技を曲に合わせて披露するダンスに挑戦。児童らは保護者の前で元気に踊りを披露し、約1時間の活動を楽しんでいた。

 6年生の斉藤結佑人君(11)は「チアダンスについてはあまり知らなくて、難しい技もたくさんあったけど、やってみるとすごく楽しかった」と笑顔で語った。児童らを指導した小倉さんは「子供たちが自然と笑顔になっていた。楽しんでくれたみたいでうれしい」と話していた。

上越地域消防事務組合で危険物の爆発実験

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写真=燃えているマグネシウムに水を注ぐと勢いよく燃え上がった

 上越地域消防事務組合(伊藤公雄消防長)は13日、上越市北城町1の同組合消防本部で、危険物の燃焼や爆発などの実験を実施した。上越科学館の永井克行館長を講師に迎え、同組合管内の消防職員50人が参加して危険物への知識を深めた。

 実験は昨年に続く2回目で、危険物への知識の習得や、危険物取り扱い事業所への防火指導技術の向上などが目的。

 職員らは制服にゴーグル、ヘルメットを着用して永井館長が行う10もの実験を見学した。シュガーパウダーを用いた粉じん爆発や、マイナス70度のエタノールへ植物の葉を入れて凍らせる実験などから人体への危険性を紹介。

 ドライアイスを中に入れて行うペットボトルの爆発や、水素と酸素をビニール袋に入れて引火させる実験では、容器や袋が破裂してごう音が響き渡ると職員は驚きの声を上げていた。

 頸北消防署の金子敏美小隊長は「知識はあったが実験などをする機会がなかったのでいい経験になった。これまでの経験と関連付けていろいろと学べることがたくさんあった」と話した。

大潟フェニックスが読売学童野球県大会優勝で市長表敬

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写真=大潟フェニックスメンバーと村山市長

 「第31回読売学童野球新潟県大会」(読売新聞社など主催)で優勝した上越市学童野球連盟所属の大潟フェニックス(山川敏雄監督)の選手らが12日、村山秀幸上越市長を表敬訪問した。

 大会は8月20日に長岡市で開催。地区予選を勝ち抜いた3チームに、新潟市野球連盟推薦チームを加えた計4チームでトーナメント戦が行われた。準決勝で推薦枠の巻南堀団野球クラブを下した大潟は、中越代表のはやぶさとの決勝で6―4で勝ち、上越勢で初となる県大会優勝を果たした。

 大潟はメンバー全員が同市立大潟町小の児童。大潟区犀潟の大潟運動場で土日曜と祝日は1日練習し、木曜はナイター練習で鍛えてきた。

 市長に向けて山川敏雄監督は「一戦一戦勝つのが精いっぱいで、出るだけでうれしかったが、そこでなんとか足跡を残そうと頑張った」と村山市長に報告。

 新保良真主将(大潟町小6年)は「シーズン中は厳しい大会が多かったが、僕たちの代で県大会に行こうと思った。(県大会)決勝は初回に点を取られて嫌なムードだったが、あきらめず自慢の下位打線が爆発して勝てた」と話した。

 山川監督は「子供たちが頑張ってくれたことに尽きるが、保護者や地域の皆さんの多大なる理解と協力があってこその優勝」と語った。

 同大会に上位大会はないが、チームは10月のアルビレックスBC杯に上越代表として、松井秀喜旗争奪学童野球大会に県代表として出場する。

月と庭愛で料理と酒を 長養館で月見会席提供

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写真=月見会席の料理

 上越市寺町2の長養館は10月15日まで、月見会席を提供している。ライトアップされた庭を望む個室で、ゆっくりと料理と酒を満喫できるプランとなっている。

 料理は松茸と和牛をメーンとした初秋の味覚6品に、松茸ご飯、水菓子などが付く。2時間飲み放題で、ビール、焼酎、日本酒からワイン、ソフトドリンクまで幅広く用意している。苦手な料理があれば事前に伝えると対応してくれる。今年の十五夜は9月15日で、月や庭を愛でながら楽しむのもお薦め。

 料金は税込み1万円。午後5時以降の利用で2人から。要予約。椅子席も対応する。

 予約、問い合わせは長養館523・5481。

竹べら使い慎重に 首都圏大学生が釜蓋遺跡を発掘

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写真=粘土質の層を竹べらなどで慎重に掘り下げてゆく大学生たち

 上越市大和5の国指定史跡、釜蓋遺跡で5日から首都圏の大学生たちが遺跡の発掘調査に参加している。9日は大学生5人が参加して地元住民たちと一緒になって慎重に土を掘り下げながら、土器の破片などを発掘した。

 上越市は、釜蓋遺跡発掘調査に大学生を3か年計画で受け入れており、本年度が2年目となる。遺跡を発掘し、謎の解明の一端を担うことで大学生の研究や人生の糧にするとともに、遺跡や上越の魅力を広く発信してもらうことが目的。

 考古学の教授などが在籍する北陸新幹線沿線の首都圏16大学に資料を送り、初年度は10大学17人が参加、本年度は4大学8人が参加した。所属する大学により異なるが、日程は9月5日から30日まで。前後期に分けて実施しており、今回は前期が6人、後期は2人を受け入れている。

 参加動機は「発掘調査の経験を積んで調査技術を習得する」や「遺跡調査に継続参加することで研究を深める」などさまざま。

 大学生は普段から発掘作業を行っている地元住民10人の中に交じって、1㍍四方に区切った粘土質の層を、竹べらや移植ゴテなどを使って1層ずつ、慎重に掘り下げて、中に埋もれた土器の破片やヒスイなどを発掘していった。

 昨年も参加した立正大学文学部史学科3年の久保昂平さん(20)は「今年は掘りやすく、土器の破片も多く出ていて、場所が違うだけでこんなに違いがあるかと驚いている。時間に余裕があったら来年も参加したい」と述べた。

 鶴見大学文学部文化財科1年の小田原洋介さん(19)は「新幹線の駅から近いと聞いていたが、すごく近くて驚いた。発掘作業に参加することで、自身の将来の方向性を見定めていきたい」と話した。

目標は全国! 飯小金管部が県バンドフェスで最優秀賞

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写真=体育館で演技と演奏を練習する飯小金管部の部員たち

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写真=飯小金管部のメンバー

 上越市立飯小学校(栗岡秀明校長・児童379人)の金管部が、8月21日に小千谷市総合体育館で開催された「第19回県小学校バンドフェスティバル」に出場し、最高賞の最優秀賞を受賞した。部員たちは10月1日に開かれる上位大会「第22回西関東小学校バンドフェスティバル」に向けて練習に励んでいる。

 同校金管部はこれまでに全国大会へ10回の出場歴を持ち、西関東大会へは10年以上続けて出場している実績がある。

 部員は5、6年生の希望者39人。県大会では「飯 SHOW TIME!(いい しょー たいむ) 〜でかけよう!宇宙の旅〜」と題して宇宙をイメージさせる「スターウォーズ(メインテーマ)」「スターツアーズ」と飯小オリジナル曲の計3曲で勝負した。

 部員たちは普段、同校体育館で週2、3回練習をしているが、この夏休みはお盆前後の5日間を除き毎日練習を実施。前日を振り返ってその日の課題を見つけ、目標を立てたり、外部講師を招いて講習会を開くなどしてきた。

 指揮者の今井洋太教諭は大会までの部員たちについて「自主的に頑張ろうと取り組み、集中した日々を過ごしていた。後半ぐっと伸びた」と語る。

 西関東大会まで残り1か月を切った部員たちは、更に技術に磨きをかけて、自分たちにできる最高のパフォーマンスを目指す。

 同部は副部長不在の、部長2人体制。部長の一人、関日菜子さん(12)は次の大会に向けて「無駄な時間をなくしてもっと練習時間を増やしたい」。もう一人の部長の佐藤努香さん(12)は「今後はもっと基礎練習に力を入れて、西関東大会では持っている力を全て出し切り全国大会に出場したい」と意気込みを語った。

 小千谷市総合体育館で行われる西関東大会には9校が出場し、そのうち全国大会へは3校が出場できる。

ガラスの中の別世界 長明子さんが3年ぶり「とんぼ玉展」

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写真=「最近はポップな図柄に引かれる」と話す長さん

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写真=直径2㌢ほどのガラスに精緻な花が収まっている

 上越市本町7のきものの小川で、同市御殿山町在住の長明子さん(83)の「とんぼ玉展」が開かれている。花や花火を表現したものや、抽象的な作品など、精緻で思わず目を凝らしてしまう約80点が並んでいる。11日まで。

 とんぼ玉とは直径2㌢ほどの穴の空いたガラス玉で、内外に様々な模様を施したもの。長さんの作品展は同店で毎年行っていたが、夫の看病などで、今回が3年ぶりの開催となった。

 1933年に満州で生まれた長さんは、戦後日本に戻り、父の死を契機に大分県から母の実家のある長野県へと移住。電話局の交換手を経て様々な職に就き、船乗りだった夫と出会い、二人で85年、同市本町4に珈琲専門店「シティーライト」を開いた。

 長さんがとんぼ玉に心を打たれて制作を始めたのは62歳のとき。テレビで見たのがきっかけで、以来独学で作り始めた。

 長野や富山のとんぼ玉作家を訪ねて制作作業を見学させてもらったり、作品を購入して研究し、試行錯誤しつつ技術などを習得してきた。作品は試行錯誤を含めると完成までに半年かかるものもあるといい、「時間さえあればやってみたいことはまだまだいっぱいある」と長さんのとんぼ玉への情熱は尽きない。

 「ヒマラヤの青いケシ」は日本画家、堀文子の画集を見て制作意欲が湧いた作品。栽培種と天然種では色や様相が全く違うことを認めつつ、作品では現実の花を再現するのではなく、自身の目を通して見えてくる美のエッセンスを追求する。

 店内にはアサガオ、桜、芙蓉といった花が水中に漂うように収まっている作品が多く並ぶが、最近は抽象的なものやポップな図案に心引かれるという。

「パイロット」ボールペンに無料で名入れ 大谷ビジネス

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写真=1000円以上のパイロット社のボールペン

 上越市本町7の文具店「大谷ビジネス」(大谷光夫社長)は9日、1000円以上のPILOT(パイロット)社製のボールペンに、その場で名前を彫って入れることができるキャンペーンを実施する。対象商品を購入すると無料で申し込むことができる。大谷さゆり店長は「購入してすぐに、ボールペンに名前を入れてお渡しできます」と話している。

 8月に行った店舗の改装が終了し、リニューアル記念として実施する。当日はパイロット社の社員が同店を訪れ、その場で購入した同社の1000円以上のボールペンに、無料で名前を彫る。通常なら名前を彫るのは有料で、手元に届くまで2週間程度かかるが、この日に限り無料で依頼することができ、その場で受け取ることが可能だ。

 当日はレジ付近に対象商品のコーナーを設置する。カラーバリエーションも豊富な約50種類の中から、好きなボールペンに名前を入れることができる。受け付け時間は、午前9時から午後6時30分まで。

 また店舗のリニューアルに合わせて、「市内の文具店では初めて」(大谷店長)となるペーパーブランクスの高品質な手帳の取り扱いを開始。ほかにもローラーボール式の万年筆など、新たな商品を多数取り揃えた。

 大谷店長は「名前を無料で入れることができるこの機会に、ビジネス用や贈答用のボールペンを新たに購入してみてはいかがでしょうか」と話している。

 問い合わせは同店522・1248。

芳醇な宝石 岩の原葡萄園でワイン用ブドウ収穫

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写真=順調に育ったレッド・ミルレンニュームを収穫する社員

 上越市北方の「岩の原葡萄園」(棚橋博史社長)は5日、ワインに使用するブドウの収穫を開始した。7月下旬の大雨の影響で生育が心配されたが、ブドウは順調に育ち、昨年よりも5日早い収穫開始となった。初日は社員7人が、真夏を思わせる強い日差しの下、新鮮なブドウの収穫にあたった。

 同社では約6万平方㍍の広大な畑でブドウを育成し、ワインを製造、販売している。自園栽培技師長の建入一夫さん(54)によると、今夏は1日の気温の寒暖差が大きく、雨量も少なかったことから、ブドウの生育には比較的良い環境条件が揃い、昨年よりも早い収穫開始となった。

 この日は白ワイン用のブドウ「レッド・ミルレンニューム」を約5㌧、収穫した。同社で育成しているブドウはこのほかにも、白ワイン用の「ローズ・シオター」や「シャルドネ」、赤ワイン用の「ブラック・クイーン」「マスカット・ベーリーA」がある。社員らはブドウの実を傷つけないよう、房をそっと手に持ち、慎重に枝から切り落としながら、一つずつかごの中に入れていった。

 この日収穫したブドウは、白ワイン「レッド・ミルレンニューム2016」として来年9月に発売される予定。

 建入さんは「今年のブドウは大雨や台風の被害もなく、順調に育ってくれた。特にローズ・シオターは過去最高の出来と言っても良いくらい。おいしいワインができそう」と話していた。

放水体験に長蛇の列 消防フェスティバルにぎわう

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写真=25㍍の高さまで上るはしご車の搭乗体験

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写真=防火衣を着用しての放水体験

 上越市北城町1の上越地域消防本部・上越南消防署で4日、第5回となる消防フェスティバルが開催された。会場は放水体験やはしご車の搭乗体験、地元高校生による書道パフォーマンスなどを楽しむ親子連れなど多くの人たちでにぎわった。

 消防、防災、救急に理解を深めてもらうことを目的に上越地域消防事務組合(伊藤公雄消防長)が主催。

 救急車など緊急車両の展示や、上越南消防署の特別救助隊による「ロープブリッジ救助」や「障害突破」といった県消防救助技術大会の種目の披露、人工の煙を使ったテントの中での濃煙の体験などが行われた。

 人気が高く長蛇の列ができていたのは防火衣を着用した放水体験と、はしご車の搭乗体験コーナー。毎回人気で乗れずに泣く子もいるというはしご車の体験コーナーは、はしごの先に付いた台が上昇して、25㍍の高さの景色を見ることができるというもの。今回は4回に分けて実施し、1回12組のところを毎回50組ほどが抽選を待つという高倍率だった。

 また、今回は初めて県立高田北城高校の書道部がフェスティバルに参加して書道パフォーマンスを披露。部員6人が音楽に合わせて「現場へは風のごとく」「安心安全を守る郷土の防人」など消防を象徴する言葉を5・5㍍×2・7㍍の紙に筆で書き上げると喝采が上がった。

 上越市本城町の松谷恵里さん(35)は息子の一樹君(4)とはしご車に乗り「これに乗って仕事をしている人は大変だけれど、想像以上に高くて、見晴しが良く楽しめた」と言う。一樹君は「(はしご車は)かっこいい。自分の家が見えて楽しかった。また乗りたい」と話していた。

「ワイワイサロン」で直江津小校区の高齢者らが健康体操

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写真=複雑な動きで認知症予防を図る高齢者ら

 上越市立直江津小学校で3日、地域の高齢者を対象にした「ワイワイサロン」が開かれた。同小学校区の56人の高齢者が集まり、講師の指導の下健康体操に取り組んだり、舞踊を見るなどして交流を深めた。

 同小学校区の民生・児童委員が、校区内の高齢者の寝たきり防止や介護予防のほか、友人を作ってもらおうと、毎年この時期に開いている。

 参加者は同校多目的ホールに集まると、柏崎市から来た健康運動の講師、小池千夏さん(48)の指導を受けながら体操に取り組んだ。手足を指示された通りに複雑に動かす体操にも挑戦。小池さんによると、脳を鍛えることで認知症の予防ができるだけでなく、ゲーム感覚で取り組むことで、心身のリラックスも図れるという。参加者は小池さんの動きを真似し、楽しみながら運動にした。

 このほか、琉球舞踊サークル「ちゅらちむうどぅいしんか(美しい踊りの仲間)」のメンバー12人による踊りを見学するなどして、交流を深めた。

 いずれも中央4に住む水島直子さん(79)と大島才子さん(79)は、誘い合って参加した。水島さんは「健康に良い運動ができたので、毎日続けてみようと思う。人と話しながら和やかに過ごせて良かった」と話した。大島さんは「毎年参加しているが、みんなと仲良く楽しむ場があってうれしい」と感想を語った。

南本町小でパレード成功へ草刈りアート

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写真=マーチングパレードをイメージして描いた絵柄の草刈りアート

 上越市立南本町小学校(新崎俊博校長、児童296人)の児童玄関前の庭に2日、「草刈りアート」が出現した。25日に南本町3で開かれる雁木通りまつりで6年生児童が挑戦するマーチングパレードを絵柄に採用。学校一丸でパレードの成功に向け、団結力を高めている。

 草刈りアートは、児童や来校者の目を楽しませようと、庭の草を刈って絵を浮かび上がらせるもの。2014年度から年に3回前後実施している。

 今回の制作は本年度2回目。児童から図案を募集したところ、「音楽」という案が挙がり、6年生が雁木通りまつりで披露するマーチングパレードの絵を描くことになった。

 同日は、同校用務員の岩崎和義さん(58)が午前8時頃から草を刈り始め、2時間以上をかけて絵柄を完成させた。マーチングパレードを行う児童が、大きなピアノの鍵盤の上を歩くというもので、上空には音符が描かれている。

 休み時間には多くの児童が校舎3階を訪れ、絵を見下ろしていた。マーチングパレードで大太鼓を演奏する6年生の大滝拓人君(12)は「楽器や音符の細かいところまで丁寧に描かれていてすごい。マーチングパレードは堂々とやりたい」と話していた。

全てが1等米 JAえちご上越が本年産米の初検査

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写真=初日は酒米132㌧の検査が行われた

 JAえちご上越は1日、本年産米の初検査を上越市吉川区大滝の梶検査場で実施した。早生品種の醸造用玄米と水稲もち玄米の計132㌧を検査し、結果は全て1等米だった。

 初日となった同日は、吉川区と大潟区の生産者25人が持ち込んだ醸造用玄米「五百石」と水稲もち玄米「わたぼうし」を検査。機械で適正水分であるかを測定し、目視では4人の検査員が白と黒の皿に乗せて、米の太り具合いやカメムシによる害はないか、胴割れや未熟粒がないかとつぶさに観察した。

 検査の結果、今年の五百石の品質はおおむね良好で、ひび割れは若干見られるものの、カメムシ被害は少ない。わたぼうしの品質は平年並みで、未熟粒の混入が若干見られ、カメムシ被害が散見されるものの、胴割れは少ない。総じて2品種共に平年並みの良好な出来栄えだった。

 同JA米穀販売課の金井修課長補佐は「まだ1日目だが、これから収穫が始まる(コシヒカリなどの)主力のうるち米の結果に期待したい」と話した。

 同JAでは管内27か所に検査場を設けて順次検査を行っていく。10日頃から主力米であるコシヒカリの検査が始まり、ピークは10月第1週頃。検査は中山間地域の収穫が終わる11月末頃まで行われる予定。

子供書道パフォーマンスチーム "筆っ子隊"が結成

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写真=このほど結成された"筆っ子隊"のメンバーたち

 上越地域のイベントなどで書道パフォーマンスを披露する子供書道パフォーマンスチーム「筆っ子隊」が、このほど結成された。活動に参加する上越地域の小中学生を広く募集中だ。

 子供たちに日本の伝統文化である書道に関心を持ってもらい、絶やすことなく伝承していくことや、書で自己表現をする機会を設けることなどが目的。上越市内で書道教室を主宰する、渡邉谿雪さんと朝賀黎雪さんの二人が立ち上げた。 活動は各種イベントなどに参加し、書道パフォーマンスを披露するほか、月に2回程度、練習などの場が設けられる予定。現在、書道教室に通っていること、過去に書道教室に通った経験があるという児童、生徒を募集している。なお、通っている書道教室は問わない。参加費は協力金として月2000円。イベント参加時、衣装代として別途徴収する場合もある。

 渡邉さんは「『堅苦しい』『奇麗に書かないといけない』と思われがちな書道だが、決まりにとらわれず、自由に書くことで楽しさも見つけられると思う。音楽に合わせてダンスなども取り入れ、個人の個性を生かしていけたら」。朝賀さんは「自由に表現できることを体感してもらい、(子供たちに)新たな書の方向性を見出してもらいたいと思う」とそれぞれ話した。

 同隊に加入する新井北小5年の古川結彩さん(10)は「大勢の前でパフォーマンスするのは緊張するけど、いろんな人から見てもらえたら。大きな筆で早く書いてみたい」と話し、年長児の頃から書道を始めた東本町小6年の大谷孔雲君(11)は「大きな字を書くのは初めてだけど、普段通りの感覚があればうまくできると思う」。

 初回披露イベントも決定しており、10月30日に上越市西本町4の海浜公園で開催される「マゼランペンギンクラフトフェスタ上越」に参加する。9月の練習は11、24の2日間を予定。時間は午前10時から正午。会場は未定。渡邉さん、朝賀さんは子供の書道パフォーマンスチームは「全国でも珍しい」とし、「さまざまなイベントに参加していく予定なので、多くの参加をお待ちしています」と呼びかけている。

 申し込み、問い合わせは渡邉さん090・8811・8268、朝賀さん090・4603・2570。