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上教大の院生らが考案 あるるんの杜で朝食試食会

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写真=試食会に参加する学生ら

 JAえちご上越が7月21日にオープンを予定している地産地消複合直売施設「あるるんの杜」(上越市大道福田)でこのほど、施設内のレストランで提供する朝食の試食会が開かれた。同JAと協力してメニューを考案した上越教育大学大学院の学生や教授らが参加し、その出来栄えを確認した。

 近年、大学生をはじめとする若者が朝食を食べなかったり、野菜を摂取する量が少なくなっているなど、食生活の乱れが指摘されている。その課題を解決しようと、同大学院で食育に力を入れている野口孝則教授と同JAが連携し、地元野菜を活用した「食べるだけで健康増進につながる料理」を考案することになった。

 メニューは和食と洋食の2種類を用意。同大学の「食育サークルheart」のメンバーで、管理栄養士と栄養教諭の資格を持つ北條真菜さん(23)と窪田友華さん(23)が、「上越の食材を使う」「食材の味を生かす」をキーワードに、それぞれの副菜と汁物を考案した。価格は和洋共に500円を予定している。

 この日は同サークルの学生4人と、その友人ら7人、野口教授、JA職員が試食に臨んだ。上越の野菜をふんだんに使ったスープや、若い世代にも食べやすいようにと肉などを入れたサラダなどを、口に運んでいった。学生らは「野菜が多くて体に良さそう」「彩りが良い」などと話しながら、メニューを味わっていた。

 大学院3年の山本和雄さん(29)は「普段はこんなに野菜がある食事を食べないので、体に良いと思った。ただ、学食の値段と比較すると、もう少し価格が下がるとありがたい」と話していた。  同JA営農生活部の亦野潤一さんは「若い大学生の皆さんから貴重な意見をいただいたので、オープンまでにメニューを改善したい」と話していた。