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懐かしの風景描く 妙高市役所で後藤はつのさん絵画展

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写真=はつのさんの作品が鑑賞者の思い出と重なる

 妙高市赤倉出身の、後藤はつのさん(東京都墨田区在住)の絵画展が同市市役所コラボホールで開催されている。現在も元気で様々なことに挑戦しているはつのさんは112歳。会場では100号の大作17点を含む、73歳から99歳までに制作された油絵作品約20点を鑑賞することができる。24日まで。

 はつのさんが絵を描くことになったきっかけは73歳の時の長男の一言「絵でもやったら」だった。以降中断した時期もあったが、脳裏に鮮明に浮かぶふるさとの子供時代の懐かしい思い出を描き続けてきた。作品は、囲炉裏を囲む家族の風景や、たこ揚げ、遠足で行った苗名滝の思い出など。鋭い観察眼で繊細に、色彩豊かに表現している。

 作品展を知り、上越市鴨島から97歳の父と訪れた山岸涼子さん(64)は 「(父は)時間をかけて絵を見ている。人生の先輩が描く懐かしい風景の作品を見て喜んでもらおうと思って来たが、来て良かったと思っているんじゃないか」と話し「私も柿もぎをやったなあ、かやぶき懐かしいなあと思い出してほっこりしています」と目を細めた。

 間は午前8時30分から午後5時15分。入場無料。