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勝名寺で報恩講 小竹勇生山社中が三味線演奏会

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写真=本堂で披露された小竹勇生山社中の歌と演奏

 上越市上真砂の真宗大谷派勝名寺(龍山智榮住職)で10日、報恩講が行われた。本堂では、日中読経、法話などの後に糸魚川市在住の小竹勇生山社中による三味線と瞽女唄の報恩演奏会が開かれた。

 同寺は一昨年に本堂と庫裏を改修し落慶法要を行った。演奏会は改修を機に、開かれた寺として多くの人に身近に感じてもらおうと今回初めて企画された。

 演奏会は三味線を弾く小竹勇生山さんを先頭に、瞽女の格好をした妻の栄子さんと娘の美咲さん、美里さんが「門付け唄」を歌いながら登場して始まった。勇生山さんは演奏の合間に「師匠のルーツが旧諏訪村にあるため、ここでの演奏を頼まれたときはご縁を感じた」などと話した。歌は「新磯節」や「さずい」(梅雨という意味の方言)など数曲のほか、美咲さん、美里さんそれぞれによる三味線の曲弾きなどが披露され、参加者は小竹さんらが歌や演奏などで作り出す世界に引きこまれ、魅了された。

 毎年報恩講に参加している内山弘一さん(69)は「由緒あるお寺の本堂でこんな演奏が聴けるとは思っていなかった。腹に響く素晴しい歌と演奏にとにかく感動した」と目を輝かせていた。