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上越食品衛生協直江津支部が雑居ビル火災想定し訓練

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写真=火災発生後、口を押さえて避難する参加者

 上越食品衛生協会直江津支部(松田敏秋支部長)は23日、雑居ビル火災を想定した避難訓練を上越市西本町4の飲食店「鳥まん」で実施した。飲食店関係者ら20人が参加し、客の避難誘導や消火器の使い方などを学んだ。

 訓練は3階建て雑居ビルの最上階から火が出て、火元と2階にいる客を避難させるという想定で行われた。非常ベルが店内に鳴り響くと、火元の店長役の男性が「火事だ、火事だ」と大声で叫び119番通報した。従業員役も「火事だ」と叫びながら、消火器を使って初期消火に当たった。また客はハンカチなどを口にあて、煙を吸い込まないよう頭を低くして屋外へ避難した。  屋外では訓練用の消火器を使い、安全ピンを抜いて、ノズルを火元に向けて放射する体験も行われた。

 参加したスナック店のオーナー、下山隆一さんは「消火器訓練はやったことがあるが、いざというときに使えるかどうかが心配。今回初めて訓練に参加したので、回を重ねたい」と感想を述べた。

 訓練を振り返って、上越北消防署の西山隆之消防副士長は「低い姿勢で避難したこと、避難誘導に大きな声が出ていた点が良かった。通報者が再び火災現場に戻り、残った人がいないか確認していた点が素晴らしかった」と講評した。

 同消防署管内では、昨年22件の火災があり、今年はこれまでに4件の火災が発生している。