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「元気に戻ってきてね」和田小4年生がサケの稚魚放流

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写真=稚魚を放流する児童たち

 上越市立和田小学校(黒崎博幸校長・児童110人)の4年生20人は22日、昨年11月から大切に育ててきたサケの稚魚、約3000匹を学校近くの矢代川に放流した。児童たちは「元気に戻ってきてね」と声を掛け、川を下ってゆく稚魚を見送った。

 総合学習の一環で、サケの放流を通して矢代川の環境について考えることが目的。児童は校区在住のボランティア、麦谷誠一さんらの協力を受けてこれまで「矢代川とサケ」について学習してきた。

 児童は昨年11月に、同市有間川にある「桑取川漁業共同組合」で投網によるサケの捕獲などを見学。稚魚はその時に譲り受けた卵を育てたもので、これまで餌やりや水換えなどをこまめに行い、隊長約5、6㌢に成長した。

 晴天に恵まれた同日、麦谷さんは「稚魚は5月の連休頃海に出て、アラスカへ向かう。大きくなったものは4、5年で戻ってくる」と説明。稚魚の入ったバケツを手にした児童は、再び矢代川へと戻ってくるよう声を掛け、願いを込めると優しく川へ放流した。

 早川志歩さん(10)はこれまでを振り返り「苦労したのは水換えの時。ホースに稚魚が入らないようにするのが大変だった」と話し「戻ってくるのが楽しみです」とほほ笑んだ。