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上越の電工ガールデビュー 上越総合技術高で施工実演

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写真=配電の施工実演を行う新潟電工ガール(上越)の女性

 電気工事の仕事をピーアールする「新潟電工ガール(上越)」が16日、上越総合技術高校でお披露目された。同校の生徒たちの前で電気工事士の仕事を紹介し、配電の施工実演を行った。

 県内の電気工事企業などで構成される県電気工事工業組合が、電気工事士の後継者不足を解消しようと発案。上越、新潟、長岡、柏崎の各市から1人ずつ女性電気工事士を選出した。今後は、電気工事士の仕事を若い世代に知ってもらい、女性でも働くことができる現場であることを広く発信するため、県内の工業高校などを訪問し、広報活動を行うという。

 昨年4月から構想を練り、今年に入ってから各地で地元のメンバーをお披露目した。上越では初披露となった。上越のメンバーは「新潟電工ガール(上越)」の名称で活動し、氏名、年齢共に公表されていない。第2種電気工事士の資格を持ち、主に住宅や店舗などの配線工事の仕事を行っているという。

 この日は、同校の電気エネルギーコースの1年生40人の前に登場。作業服とヘルメットの姿で、腰ベルトに差したドライバーや電工ナイフなどを紹介した。配電の施工実演では手際の良い作業を披露し、壁に模した板に電球とスイッチを設置した。スイッチを押して電球が光ると会場から拍手が起きた。

 電工ガールは「若い人に電気工事士の魅力を感じてもらえたらうれしい。最近は電動式の工具も多いので、力が足りないと思われがちな女性でも電気工事をすることができる。男女問わずに働くことができる現場です」と話していた。また、「男性の多い作業現場では、女性は比較的小柄な部類に入る。屋根裏や床下といった狭い場所では、私のような女性が活躍する場面も多い」と自身の経験を交えて紹介した。

 同校の中田翔太君(16)は「将来の目標はまだ決まってないけど、電気工事の仕事に就くのもいいかなと思った。工事の現場に女性が増えると、場が明るくなるはず」と感想を語った。