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水族博物館で復興考える 震災から5年でマボヤ展示

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写真=マボヤを見る親子

 東日本大震災から今日で5年----。上越市立水族博物館では、被災地で養殖が盛んなマボヤの展示を行っている。18日まで。

 同館の指定管理者である横浜八景島(本社神奈川県横浜市)は、これまで復興を支援する施設として昨年「仙台うみの杜水族館」を開業するなど、東日本大震災の復興支援活動を数多く行ってきた。今回、震災から5年の節目を迎えるにあたり、同社が運営する市立水族博物館など5か所で一斉にマボヤを展示する「マボヤのもりプロジェクト」を実施することとなった。

 展示されているマボヤは震災で被害の大きかった石巻から「仙台うみの杜水族館」を通じて提供されたもの。出荷まで3年かかるマボヤ養殖の復興を東北復興の象徴として、あえて天然ではない、養殖場のようにロープで吊るして展示している。

 同館職員は「宮城でよく目にするマボヤはこちらでは珍しい。これを見て復興に向けて頑張っている人々のことを思ってもらいたい。今後もこうしたプロジェクトが継続できたら」と話していた。