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五智2の岩島さん 亡き兄と約束の「ふたり展」開催

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写真=修悟さん(写真)の絵画と、泰治さんの彫刻が展示されている会場

 上越市五智2の岩島修悟さん(80)は同市立直江津小学校1階の同市シニアセンター直江津ふれあい館で「兄弟ふたり展」を開いている。岩島さんの絵画、岩島さんの兄で故・泰治さんの彫刻を展示している。15日まで。

 兄弟の作品を同時に展示するのは今回初めて。会場には修悟さんの絵画18点、泰治さんの彫刻19点の計37点を飾った。

 修悟さんは21歳から絵を描き始めた。長年制作活動から離れたが、62歳で再開。油絵、水彩、パステルなどで地元の海や妙高山などの風景、花などの植物を描き続けており、これまでは市展や県展をはじめ、さまざまな展覧会に出品してきた。

 絵を描く際、大切にしていることは「現場の空気感」。出来る限り現地で作品を仕上げることを心掛けているという。自身の作品を「素朴」と語り、「気が向いた時や季節が変わった時に描いている。これからも体が動けるうちは(制作活動を)続けていきたいですね」と話した。

 泰治さんは1927年直江津生まれ。85年に上越地域消防事務組合を退職後から木彫を学んだという。様々な展覧会で受賞を重ねて、2012年11月に他界した。修悟さんによると、「晩年はお互いの作品を見合いながら、『いつか2人で展示会をしよう』と話していたんです」。初の兄弟展に「2人で望んでいたこと。(泰治さんも)喜んでいるんじゃないかな」と笑顔を浮かべていた。

 観覧無料。開館時間は午前9時から午後6時。最終日の15日は午後3時まで。