上越よみうりは読売新聞に無料で折り込まれる日刊紙です。旧上越市を中心に政治・経済・サークル活動・スポーツ・イベント等、身近な話題を取材報道している市民新聞です。

2016年3月アーカイブ

上越市内の3少年消防隊が消防庁長官賞を受賞

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写真=村山市長に受賞を報告した3消防少年隊の隊員ら

 上越市の下荒浜、夷浜、西ヶ窪浜の3少年消防隊がこのほど、「優良少年消防クラブ」として消防庁長官賞を受賞した。29日、3団体のメンバーらが上越地域消防事務組合管理者の村山秀幸市長に受賞を報告した。

 少年消防クラブは、地域で防火・防災活動に取り組むとともに、将来の地域防災を支える人づくりなどを目的に小学生から高校生で組織されている。全国に4493のクラブがあり、約42万人のクラブ員と約1万4000人の指導者が活動している。このうち8団体が総務大臣表彰を、上越市の3団体を含む53団体が消防庁長官表彰を受けた。

 同市内にある少年消防クラブは今回表彰された3団体だけ。いずれも1963年から翌年にかけて設立された歴史のあるクラブで、新年の消防出初式や分団の演習、市の消防点検、防火啓発活動に参加している。隊員は3クラブ合計で61人。表彰は、地域一体の取り組みに加え、クラブ出身者が地元の消防団員として活躍していることなどが評価された。

 29日、3クラブの中学生8人と指導する分団長らが村山市長を訪ね、受賞を報告した。村山市長は「本当に素晴らしいことでおめでとう。これからも地域の皆さんと一緒に頑張って」と激励した。

 西ヶ窪浜少年消防隊の大島廉矢君(八千浦中3年)は「防火週間のときには拍子木を打ちながら町内を回った。受賞はとてもうれしい。今月で卒業だが、後輩にも頑張ってほしい」と話していた。3クラブを統括する八千浦分団の林洋二分団長(46)は「子供たちは一生懸命な活動が表彰され、活動の素晴らしさが実感できたと思う。将来の地域の防災力の担い手になってもらいたい」と話していた。

切手で上越の桜をPR 高田郵便局などで4月から限定発売

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写真=桜のオリジナルフレーム切手と同封のイベントカレンダー

 「第91回高田城百万人観桜会」(4月1〜17日)に合わせて、上越市と妙高市の郵便局でオリジナルフレーム切手「花のまち上越(桜)」が今年も発売される。4月1日から。1シート1350円で、1550部限定。

 「日本三大夜桜」として名高い高田の桜をピーアールしようと毎年販売している。8年目となる今年は52円切手5枚、82円切手5枚の他に、上越市在住のイラストレーターひぐちキミヨさんに原画を依頼したイベントカレンダーを同封。年間を通じて遠方からも同市を訪れてもらえるようにと情報を盛り込んだ。切手の図柄は写真家でエムエー・プランニング代表の寺尾昭人さんから提供を受けた。寺尾さんは「日本の桜フォトコンテスト2015」(富士フィルム主催)でグランプリを受賞しており、今回の切手10枚の中にはグランプリ作品も含まれている。

 販売は4月1日から上越市内の35局で。5日から同市と妙高市の16局を加えた51局と、ウェブサイト「郵便局のネットショップ」でも行う。また、観桜会期間中は高田公園内物産ブース臨時出張所でも購入可。

 高田郵便局の担当者は「観桜会同様に、桜のオリジナルフレーム切手も回数を重ねていきたい。桜を見に来てくれる方の記念、思い出にしてもらえれば」と思いを語った。

 問い合わせは同郵便局523・7150。

横畑の平左衛門カフェ 4月から今季営業開始

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写真=時間の流れも緩やか? 平左衛門カフェ内

 かやぶき古民家を活用した上越市横畑の「平左衛門カフェ」、隣接するミュージアム「くわどり生活デザイン参考館」が雪解けに伴い、今シーズンの営業を始める。カフェは4月1日、ミュージアムは2日から。

 カフェは、築170年の古民家の趣と地産食材をふんだんに使用したカフェメニューを楽しめる。旬食材のスムージーやスイーツ、桑取米の本格カレー、パスタなど。営業は金曜から日曜までの週末と祝日、午前11時から午後4時まで。営業日以外でも、予約プランを用意しており、複数でのイベント、会合、ツアーなどに活用してもらうという。3時間飲み放題、料理6品、一人4000円。

 6月からは毎月第1土曜の夜限定でバーを開催。雰囲気満点の中で、バー営業ならではの旬料理とアルコールを楽しめるとあって、人気が高い。前日までに電話予約する。(電話541・2602)。

 一方、ミュージアムは、桑取谷の民具、生活道具の優れたデザイン性に着眼し、展示、紹介する趣向だ。4、5月は企画展「桑取谷の茅葺き文化」。

 関連し、木工などのクラフト品、食器、書籍といった新旧の雑貨を取り扱うセレクトショップ「山里の雑貨やりっぱこっぱ」も併設。営業は土、日曜と祝日の午前11時から午後4時まで。入館料は一般200円、小中学生100円。

生命誕生の瞬間見守って 上越科学館で「ひよこの誕生」特別展

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写真=「すごくかわいいね」と生まれたてのひよこの観察をする子供たち。上越科学館で4月3日まで見学することができる

 上越市下門前の上越科学館(永井克行館長)で春休み恒例の特別展「ひよこの誕生」が行われている。1階エントランスロビーにある発生展示装置で、ふ化直前の卵や生まれたばかりのひよこの様子を見学することができる。 4月3日まで。

 生命誕生の不思議や命の尊さを考えてもらおうと、開館当時から続く人気展。今年の展示品種は「にいがた地鶏」で、県畜産研究センターが県在来の天然記念物「蜀鶏」をベースに交配を重ねて作出した。卵は赤玉、黒色のひよこが特徴だ。

 ひよこ展示は事前にふ卵器で卵を温め、ふ化3日前に同装置に移動。期間中は約60羽がふ化する予定だ。同装置は開館中いつでも見ることができるので、タイミングが良ければふ化の瞬間に立ち会うこともできる。

 また、同館職員が1日3回、クイズを交えてひよこの解説を行う。時間は午前11時、午後1時、同3時。1回約15分間。

 27日は朝から、子供を連れた家族連れらが大勢訪れ、生まれたてのひよこの様子を観察していた。市立直江津南小3年の杉田陽太君(9)は「黒いひよこは初めて見た。とてもかわいいし、成長したのも見てみたい」。永井館長によると現在、ひよこのふ化を展示しているのは全国でも同館だけで「この機会にぜひご覧ください」と話している。入館料は小中学生300円、高校生以上は600円。開館時間は午前9時〜午後5時。期間中の休館日はない。同館544・3939 。

カラフルな伝統の美 31日まで「ちりめん細工教室」作品展

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写真=講師の高橋さんの作品を見る来場者

 上越市西本町4の高橋公子さんが講師を務める「ちりめん細工教室」の受講生らによる作品展が26日、同市西本町3のイトーヨーカドー直江津店1階ロビーで始まった。カラフルな絹織物"ちりめん"で作られた大小の作品250点が展示されている。31日まで。時間は午前10時から午後6時(最終日は午後4時まで)。入場無料。

 高橋さんは日本玩具博物館(兵庫県)の講師や、新潟市のNHK文化センター新潟教室の講師などを務めている。イトーヨーカドーのカルチャースクール「ちりめん細工教室」は10年ほど前に開き、現在は25人が毎月2回の講座に通っている。

 作品展には、金魚や猿などの動物、ひな飾り、千羽鶴、小箱、タペストリーなどの小品のほか、つるし飾り、大輪飾り、傘飾りなど、立体的な作品が目を引く。中でも26匹の雀が合唱する「春の歌」、「四季の花づくし」、「八重椿」の共同作品が人気を呼んでいた。

 高橋さんは「ちりめん細工は端布を無駄なく使う昔の人の知恵。日本の伝統を見に来ていただきたい」と話していた。

歌声披露のチャンス!「きんたろうはうす」でカラオケ発表会

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写真=きんたろうはうす常連の大橋丈夫さん。4月の発表会に出演予定だ

 中高年を中心に人気のあるカラオケ喫茶・スナック「団塊青春倶楽部 きんたろうはうす」(上越市春日新田1・熊田敏行マスター)は4月からの新企画として「カラオケ発表会」を毎月1回開く。自慢の歌声を披露したい人、人前で歌を歌ってみたい人など、発表会参加者を随時募集している。第1回は4月24日。

 同店は毎月定期的に開催するイベント「昭和の唄の集い」が人気。毎回大勢のカラオケファンらでにぎわい、明日27日の開催で336回目を迎える。新企画の発表会は多くの利用客の要望で今回実現する。

 発表会の出演者は毎回30人を予定。ソフトドリンク、菓子代として1000円、同店で使えるカラオケチケット(有効期限なし。11枚つづり1000円)が1曲1枚必要だ。店内は70人が収容できるため、出演者のほか、観覧のみ、応援団の参加も歓迎する。

 熊田マスターは「男女別の更衣室も用意しているので、自前の衣装を着て熱唱してもらえれば」と多くの参加を呼び掛けている。2回目以降の発表会の開催日は同店に問い合わせる。発表会開催時間は毎回午後1〜4時。

 同店は玄関にスロープ、トイレに手すりを設置するなど、体が不自由な人でも気軽に利用できる。発表会出演希望や問い合わせは同店544・5804。

上越食品衛生協直江津支部が雑居ビル火災想定し訓練

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写真=火災発生後、口を押さえて避難する参加者

 上越食品衛生協会直江津支部(松田敏秋支部長)は23日、雑居ビル火災を想定した避難訓練を上越市西本町4の飲食店「鳥まん」で実施した。飲食店関係者ら20人が参加し、客の避難誘導や消火器の使い方などを学んだ。

 訓練は3階建て雑居ビルの最上階から火が出て、火元と2階にいる客を避難させるという想定で行われた。非常ベルが店内に鳴り響くと、火元の店長役の男性が「火事だ、火事だ」と大声で叫び119番通報した。従業員役も「火事だ」と叫びながら、消火器を使って初期消火に当たった。また客はハンカチなどを口にあて、煙を吸い込まないよう頭を低くして屋外へ避難した。  屋外では訓練用の消火器を使い、安全ピンを抜いて、ノズルを火元に向けて放射する体験も行われた。

 参加したスナック店のオーナー、下山隆一さんは「消火器訓練はやったことがあるが、いざというときに使えるかどうかが心配。今回初めて訓練に参加したので、回を重ねたい」と感想を述べた。

 訓練を振り返って、上越北消防署の西山隆之消防副士長は「低い姿勢で避難したこと、避難誘導に大きな声が出ていた点が良かった。通報者が再び火災現場に戻り、残った人がいないか確認していた点が素晴らしかった」と講評した。

 同消防署管内では、昨年22件の火災があり、今年はこれまでに4件の火災が発生している。

「ムスリム」の訪日旅行者受け入れ環境向上へ料理試食会

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写真=マレーシア人のコック、アヌアー・アブドゥラさんがマレーシア料理を実演

 イスラム教を信仰している人々「ムスリム」の訪日旅行者の受け入れ環境向上などを目的とした「ムスリム料理試食会」(北陸信越運輸局など主催)が22日、上越市土橋の同市市民プラザで開かれた。宿泊業や官公庁職員ら約10人が参加し、ムスリムの食について知識を深めた。

 観光庁によると、ビザ緩和などにより東南アジアをはじめとするイスラム圏からの訪日外国人旅行者が近年急増しているという。同試食会は、ムスリム旅行者が訪日時に宗教的、文化的な習慣によって不便を感じることがないよう、ムスリムの食を知ることなど、受け入れ側の知識を深めるために開催。観光庁が推進する「訪日ムスリム外国人旅行者の受入環境整備等促進事業」の一環で実施され、県内では同市のほか、23日に糸魚川市でも行われた。

 観光庁の資料によると、ムスリムは豚肉を口にすることができず、アルコール飲料は口にすることを避けるべきとされている。試食会ではそれらを踏まえ、マレーシア人のコック、アヌアー・アブドゥラさん(47)が講師を務め、参加者に現地料理の実演や紹介などを行った。

 試食会ではマレーシアの代表料理が紹介され、上越産食材を使用した「上越風」メニューも登場。マレーシアの焼き鳥「サテー」や、付け合わせの「ライスキューブ」、地元上越の食材、メギスや枝豆を使用した「シーフードと枝豆のサンバル炒め」、甘酸っぱい魚介スープ「シーフードスウィートスープ」が作られ、参加者たちが試食した。

 アヌアーさんは参加者からの質問で「マレーシア人は塩味が少し濃いと感じるので、少し薄味にして」「ゼラチンを使用できないので、デザートには寒天を使って」など、参加者からの質問にも答えた。

 参加者でキューピットバレイのレストランに勤務する牧鮎子さん(32)は「参加できて良かった。料理もおいしい。外国人の(施設)利用者は増えているが、今のところイスラム教の方の利用はめったにない。今日学んだことを生かしていきたいし、今後施設に来ていただければ」と話していた。

「元気に戻ってきてね」和田小4年生がサケの稚魚放流

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写真=稚魚を放流する児童たち

 上越市立和田小学校(黒崎博幸校長・児童110人)の4年生20人は22日、昨年11月から大切に育ててきたサケの稚魚、約3000匹を学校近くの矢代川に放流した。児童たちは「元気に戻ってきてね」と声を掛け、川を下ってゆく稚魚を見送った。

 総合学習の一環で、サケの放流を通して矢代川の環境について考えることが目的。児童は校区在住のボランティア、麦谷誠一さんらの協力を受けてこれまで「矢代川とサケ」について学習してきた。

 児童は昨年11月に、同市有間川にある「桑取川漁業共同組合」で投網によるサケの捕獲などを見学。稚魚はその時に譲り受けた卵を育てたもので、これまで餌やりや水換えなどをこまめに行い、隊長約5、6㌢に成長した。

 晴天に恵まれた同日、麦谷さんは「稚魚は5月の連休頃海に出て、アラスカへ向かう。大きくなったものは4、5年で戻ってくる」と説明。稚魚の入ったバケツを手にした児童は、再び矢代川へと戻ってくるよう声を掛け、願いを込めると優しく川へ放流した。

 早川志歩さん(10)はこれまでを振り返り「苦労したのは水換えの時。ホースに稚魚が入らないようにするのが大変だった」と話し「戻ってくるのが楽しみです」とほほ笑んだ。

水族博物館で春感じて「花さかダイバー」登場

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写真=手を振る花さかダイバー

 上越市立水族博物館は、来月1日から行われる高田城百万人観桜会に先立って春を感じてもらおうと、大回遊水槽マリンジャンボで花さかじいさんにふんした「花さかダイバー」による餌付けショーを行っている。4月17日まで。

 マリンジャンボの餌付けショーでは普段、オキアミというプランクトンを使用しているが、「花さかダイバー」イベント中はピンクのサクラエビをまいて水槽内を春色に染める。ダイバーは黄色い頭巾などを身にまとい登場すると、しばし手を振りながら魚とともに回遊。正面に来ると手にした袋からサクラエビをまいて、集まる魚とともに観客を楽しませた。

 ダイバーがコスチュームを着込んで行う餌付けショーは昨年12月のサンタクロースに続いて2度目となった。
 イベント期間中は、他にもエントランスホールにサクラダイやキンギョハナダイといった春を連想させる華やかな魚の入った特別水槽を設置して客を迎えている。
 連休中、2人の孫と4人で長野市から来た青木多佳子さん(62)は「(イベントを)ここに来て知った。水の中でどういう花が咲くのか不思議だった。面白い趣向ですね」と笑顔を見せた。
 花さかダイバーによる餌付けは、午前11時30分と午後2時30分から。月曜休館だが春休み期間中の3月28日と4月4日は開館している。問い合わせは同館543・2449。

開幕へ準備万端 幼年野球・中学生選手の肘を検診

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写真=触診で肘を調べてもらう児童

 新年度からの幼年野球のシーズン開幕を前に20日、上越市学童野球連盟(小日向俊郎会長)は、子供らの肘のけがを防ごうと、同市木田2のバッティングドームホワイトウェーブで、加盟する選手らを対象に検診を開いた。県内の整形外科医らが、市内でプレーする選手約220人の肘を無料で検査した。

 目視やエコー検査で子供らの肘を検査し、けがを早期発見しようと毎年実施している。新潟リハビリテーション病院(新潟市北区)の山本智章院長(56)を中心に、県立中央病院などの医師や理学療法士ら10人が検査を行った。

 同連盟は今回、所属する児童のほか市内でプレーする中学生にも初めて声を掛けた。集まった選手たちは、問診票を書き、山本院長や専門医から肘を調べてもらった。検診の前後には、「お願いします」「ありがとうございました」と大きな声であいさつし、感謝の気持ちを表していた。

 山本院長は、小学生の頃から野球に親しみ、現在もプレーを続けている。野球による肩や肘などの故障を防ぐ目的で予防方法を「野球手帳」として独自にまとめ、関係団体から表彰を受けている。山本院長は「子供たちは、痛みがあっても我慢してプレーしてしまうことがある。私たち大人が、子供たちの野球人生を守ってあげる必要がある。もちろん、子供たち自身も、痛みが出た場合はきちんと大人に報告してほしい」と呼び掛けた。

 戸野目スポーツ少年団の横田勝喜君(11)は「お医者さんがボランティアで検査をしてくれるので、本当にありがたい。けがをしないように、アドバイスを守って野球をしたい」と話していた。

春日山の良さ知って 大豆2の小林規彦さんが写真展

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写真=春日山と風景の写真を展示している小林さん

 上越市大豆2の小林規彦さん(82)が撮影した春日山と風景の写真展が同市立直江津小学校1階の同市シニアセンター直江津ふれあい館で開かれている。31日まで。入場無料。  小林さんは高校卒業後、写真館に就職し、カメラ撮影を学んだ。1959年、西本町1に写真店「こばやしフォート」を開業したが、カメラのデジタル化に伴い、約10年前に閉店。現在住む大豆へ自宅を移したことをきっかけに、趣味で春日山の撮影を始めた。  個展は初めて。会場には四季折々の春日山の姿を写した16点、市内、近県などで撮影した風景10点の計26点を展示した。  春日山の作品は、季節ごとの様々な表情を撮影。春日山はこのほど、山城の景観復元が行われ、現在は新たな姿になっているが、小林さんの写真は生い茂るスギの木が残る以前の姿を写している。  小林さんは「普段はカメラを持って出かける。美しいものを撮りたいし、自分を惹きつける何かを感じた時に撮影するんです」。8年間春日山を撮り続け、「季節や場所によって様々な姿がある。春日山の良さを多くの方に知っていただきたいんです」と話している。  午前9時から午後5時。最終日の31日は同3時。

特注から修理まで こだわりの品質で製作 上越ファニチャー

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写真=貝沼代表(中央)と職人の皆さん

 上越市新町にある上越ファニチャー(貝沼明代表)は同市大和6にあったかつての家具総合メーカー「コスガ」の元社員有志6人が2009年に設立した会社。メンバーはそれぞれ専門分野に精通しており、木製家具の製造加工、塗装からクッションの張りまでを一貫して手掛けている。

 上越に限らず、上質の家具を求めて全国から依頼が来る。高級家具の製作から家具の修理、コスガの復刻品まで幅広い需要に応える。中には思い入れのある家具や古民家の柱、梁を持ち込んで「これで何か作ってほしい」という客も。

 コスガ品質を継承している意識は高く、ナラやタモなどといった主な材料はコスガ時代から付き合いのある北海道の材木屋から買い付けている。

 貝沼代表は「品質はコスガブランドそのまま。(コスガで)家具は洋服の次に肌に近いものと教えられた」と家具に向き合う姿勢を話し「(修理は)傷の思い出など話を伺い、残すものは残すようにしている。世代を越えて使ってもらった家具を直して渡す時は、やっていて良かったと思う」と仕事の醍醐味を語った。

 修理・再生の価格は状態により異なるが、椅子の張り替え8千円〜、籐の張り替え1万2千円〜、テーブルの再塗装4万円〜。見積もり相談にも応じている。

 営業時間は午前8時30分〜午後5時30分。日曜定休(ほか不定休あり)。電話520・7930。

特殊詐欺を撃退! 高齢者宅に通話録音装置の設置進む

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写真=電話機に通話録音装置をつなぐ市職員(17日)

 上越市は、電話などを通じて現金をだまし取る特殊詐欺の被害を減らそうと、市内の高齢者世帯に、警告メッセージ付きの通話録音装置を無償で貸し出している。現在、市職員が申し込みのあった家庭を訪問し、設置作業を行っている。

 録音装置は、電話機本体と電話線をつなぎ、会話を録音するもの。通話前には「この電話は振り込め詐欺等の犯罪被害防止のため、会話内容が自動録音されます」とアナウンスされ、詐欺の抑止が期待される。電話帳に登録した番号からの着信の際は、アナウンスを消すこともできる。

 装置中央には、緊急通報用の赤いボタンが付いている。怪しい電話を受けた際には、ボタンを押すことで、あらかじめ登録した最大4件の電話番号に「緊急事態発生」の音声と、自身で録音したメッセージを流すことができる。息子や親せきなどを登録しておけば、その場で素早くメッセージを送信することができる。

 17日には、市職員が市内の70歳代女性宅を訪問。電話機に録音装置をつないだ。女性は1年前から一人暮らしで、特殊詐欺事件のニュースを目にするたびに不安を感じていたという。市の広報紙で通話録音装置の貸与事業を知り、申請を行った。

 女性は「まだ詐欺の電話がかかってきたことはないが、勧誘の電話なども多いので、何かが起きる前に録音装置を借りることにした。変な電話がかかって来ないことを願っている」と話していた。  同市市民安全課の高波義明副課長は「この録音機で、オレオレ詐欺の被害がなくなることを願っている」と話していた。

 録音装置は211台を用意しており、現在は165台を貸し出しているため、市は引き続き申請を受け付けている。申請は、同市役所や各区総合事務所などで配布される用紙に必要事項を記入して行う。高齢者のみの世帯、日中が高齢者のみとなる世帯が対象。

 問い合わせは、同市市民安全課526・5111。

上越の電工ガールデビュー 上越総合技術高で施工実演

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写真=配電の施工実演を行う新潟電工ガール(上越)の女性

 電気工事の仕事をピーアールする「新潟電工ガール(上越)」が16日、上越総合技術高校でお披露目された。同校の生徒たちの前で電気工事士の仕事を紹介し、配電の施工実演を行った。

 県内の電気工事企業などで構成される県電気工事工業組合が、電気工事士の後継者不足を解消しようと発案。上越、新潟、長岡、柏崎の各市から1人ずつ女性電気工事士を選出した。今後は、電気工事士の仕事を若い世代に知ってもらい、女性でも働くことができる現場であることを広く発信するため、県内の工業高校などを訪問し、広報活動を行うという。

 昨年4月から構想を練り、今年に入ってから各地で地元のメンバーをお披露目した。上越では初披露となった。上越のメンバーは「新潟電工ガール(上越)」の名称で活動し、氏名、年齢共に公表されていない。第2種電気工事士の資格を持ち、主に住宅や店舗などの配線工事の仕事を行っているという。

 この日は、同校の電気エネルギーコースの1年生40人の前に登場。作業服とヘルメットの姿で、腰ベルトに差したドライバーや電工ナイフなどを紹介した。配電の施工実演では手際の良い作業を披露し、壁に模した板に電球とスイッチを設置した。スイッチを押して電球が光ると会場から拍手が起きた。

 電工ガールは「若い人に電気工事士の魅力を感じてもらえたらうれしい。最近は電動式の工具も多いので、力が足りないと思われがちな女性でも電気工事をすることができる。男女問わずに働くことができる現場です」と話していた。また、「男性の多い作業現場では、女性は比較的小柄な部類に入る。屋根裏や床下といった狭い場所では、私のような女性が活躍する場面も多い」と自身の経験を交えて紹介した。

 同校の中田翔太君(16)は「将来の目標はまだ決まってないけど、電気工事の仕事に就くのもいいかなと思った。工事の現場に女性が増えると、場が明るくなるはず」と感想を語った。

妙高酒造「純米大吟醸 越乃雪月花」初の最高金賞を受賞

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写真=最高金賞を受賞した「純米大吟醸 越乃雪月花」を手にする松田社長

 上越市南本町2の妙高酒造(松田治久社長)の商品3点が、日本酒のコンテスト「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2016」(同アワード実行委員会主催)で入賞を果たした。このうち「純米大吟醸 越乃雪月花」は、同酒造では初となる最高賞「最高金賞」を受賞した。

 同コンテストは、日本酒文化の継承や発展を図るほか、ワイングラスで日本酒を飲む新しいスタイルを提案し、世代や国を超えて日本酒の魅力を広く発信しようと、毎年実施されている。今回は全国各地の蔵元から、3部門に計648点がエントリー。最高金賞32点と金賞164点が選ばれた。

 「純米大吟醸 越乃雪月花」は、大吟醸部門273点のうち15点のみに与えられた最高金賞を受賞した。同酒造によると、上越産の酒米「越淡麗」を精米歩合50%まで磨き上げ、生酒の風味を残すため、酒の入った瓶を1本ずつ湯に入れる瓶かん殺菌を行い、食事に合う上品な香りと深い味わいに仕上げているという。市内の酒販店などで購入でき、1・8㍑4060円、720㍉㍑2030円。

 このほかにも、「大吟醸妙高山三割五分」が同部門で金賞、「本醸造 越乃雪月花」がメーン部門で金賞入賞を果たした。

 松田社長は「初めての最高金賞受賞を機に、越乃雪月花のブランドを広げていきたい。多くの人に味わってもらえるよう、販売に結び付けたい」と話していた。

胴上げで合格祝う 公立高校で合格発表

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写真=在校生による胴上げの祝福(高田高校・14日午後2時過ぎ)

 本年度の県内公立高校入学試験の合格発表が14日午後、県内の各校で一斉に行われた。このうち上越市南城町3の県立高田高校(大塚俊明校長)では、貼り出された掲示板に受験生たちが自分の番号を見つけると、喜びの声を上げた。

 この日は小雨の降るあいにくの天候となったが、同校には発表を前に受験生とその保護者、在校生らが大勢正面玄関に集まった。午後2時、張り詰めた空気の中、合格者の受験番号が掲示されるとあちこちで歓声が上がり、手を取り合って喜ぶ姿が見られた。在校生は部活動のユニホーム姿で合格を祝福。ラグビー部による恒例の胴上げを受ける合格者もいた。

 普通科に合格した妙高市立新井中の金子可奈さん(15)は「発表の掲示板を見て泣いた。今まで頑張ってきてよかった。母も合格を喜んでくれました」と笑みをこぼし、母親の巳千代さん(51)は「発表は娘よりドキドキした。本人が一番頑張った。高校生活は本人が楽しんでくれればそれでいいですね」と喜びを分かちあった。

 また理数科に合格した上教大付属中の有園卓未君(15)は「1年間集中してきた結果が出たのでうれしい。入学したらいろいろなことに知識を深めていきたい」と決意を語った。

 同校の入学試験合格者は普通科が240人、理数科が40人。一般選抜試験の志願倍率は普通科が1・04倍、理数科が上越地域最高倍率の1・32倍だった。

 県教委によると、欠員を補充する2次募集は24日に学力検査、25日に合格者の発表が行われる。

トキ鉄などの1周年祝い 塗り絵つなぎ電車作り

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写真=母親と来館し、塗り絵を楽しむ子供

 えちごトキめき鉄道と北陸新幹線の開業から、14日で1周年を迎えた。上越市中央1の同市立直江津図書館は、開業1周年を祝う企画「でんしゃをぬろう!」を実施している。期間中に本を借りた子供は、電車の塗り絵を行うことができる。27日まで。

 対象者は、館内の「こどもとしょしつ」で本を借りた子供。カウンターで配られる電車の絵が描かれた用紙に、カラフルな色鉛筆で色を塗っていく。完成した塗り絵は、館内の壁面に順次貼られていき、一列の長い電車を作る予定だという。

 同館を訪れていた年少園児の平野慎太郎君(4)は、大好きな青色と緑色を中心に電車を塗り上げた。慎太郎君は「電車が好き。塗り絵は楽しかった」と話していた。

 同館サービス係長の内山喜寿さんは「子供たちに塗り絵を楽しんでもらって、一緒にトキ鉄と北陸新幹線の1周年を盛り上げたい」と話していた。

 開館時間は午前10時〜午後6時。16、17日と22、23日は休館。壁面での塗り絵の展示は4月17日まで。

 問い合わせは同館545・3232。

制服撮影会など盛況 トキ鉄沿線駅で開業1周年イベント

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写真=人気を集めたちびっこトキ鉄制服撮影会(直江津駅)

 えちごトキめき鉄道の開業1周年イベントが12日、沿線各駅で行われた。各駅では、住民団体による鍋の振る舞いやマジックショー、鉄道制服撮影会などさまざまなイベントが行われにぎわった。沿線各駅での開業1周年イベントは20日も行われる。

 このうち直江津駅では、直江津まちづくり活性化協議会が物産市やスイーツまつりを駅の自由通路で開いた。直江津の駅弁や菓子、すし、野菜などを販売した。えちごトキめき鉄道は、列車や駅に忘れられた傘などを格安で販売する「忘れ物市」や子供用の制服で撮影できるコーナーを設け、人気を集めていた。同協議会の新井康祐事務局長は「今後もいろいろな仕掛けで盛り上げていきたい」と話していた。

 このほか、春日山駅では地酒やスキー汁の振る舞い、マジックショーなどが行われた。

 20日も10の駅でイベントが行われる

明大ラグビー部元監督の故・北島忠治さんの功績を紹介

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写真=リージョンプラザ上越1階の北島忠治メモリアルコーナー。ユニフォームや記念パネルなどが並ぶ

 上越市安塚区出身で、明治大学のラグビー部監督として日本のラグビー史に名を残した故・北島忠治さん(1901~96年)の功績をまとめた資料やパネルの展示コーナーが、同市下門前のリージョンプラザ上越1階にオープンする。12日から。

 北島さんは1921年、明治大学政治経済学部に入学。所属していた相撲部のシーズンオフに、ラグビーの試合に飛び入り出場し、その魅力に引かれてラグビー部に入部した。

 大学卒業後には、ラグビー部の監督に就任。「前へ」という指導の下、強固なスクラム形成に力を注ぎ、「戦車フォワード」がゴールへ向かって突き進む戦法を確立し、95歳で亡くなるまで監督を務めた。1991年には、文部省スポーツ功労賞を受賞している。

 展示スペースには、日本代表のラガーシャツやラグビー部のブレザー、北島さんの経歴や指導場面を紹介するパネルなどが飾られている。設置費用は約260万円。

 同市体育課は「今年は北島忠治氏の没後20年。市民に北島氏の功績を知ってもらいたい。全国からラグビーファンが集まることにも期待している」と話していた。

 12日には、元日本ラグビー協会理事で長男の北島治彦さんを招いた記念式典を開く。午前11時40分頃に展示スペース前で行われるテープカットは一般見学可能。

 開館時間は午前9時から午後9時まで。月曜と祝日の翌日を除く。入場無料。

水族博物館で復興考える 震災から5年でマボヤ展示

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写真=マボヤを見る親子

 東日本大震災から今日で5年----。上越市立水族博物館では、被災地で養殖が盛んなマボヤの展示を行っている。18日まで。

 同館の指定管理者である横浜八景島(本社神奈川県横浜市)は、これまで復興を支援する施設として昨年「仙台うみの杜水族館」を開業するなど、東日本大震災の復興支援活動を数多く行ってきた。今回、震災から5年の節目を迎えるにあたり、同社が運営する市立水族博物館など5か所で一斉にマボヤを展示する「マボヤのもりプロジェクト」を実施することとなった。

 展示されているマボヤは震災で被害の大きかった石巻から「仙台うみの杜水族館」を通じて提供されたもの。出荷まで3年かかるマボヤ養殖の復興を東北復興の象徴として、あえて天然ではない、養殖場のようにロープで吊るして展示している。

 同館職員は「宮城でよく目にするマボヤはこちらでは珍しい。これを見て復興に向けて頑張っている人々のことを思ってもらいたい。今後もこうしたプロジェクトが継続できたら」と話していた。

オープンガーデン愛好会がツアーPRに向け看板作り

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写真=文字を入れた看板を作成するオープンガーデン愛好会の会員

 城下町高田花ロードオープンガーデン愛好会(内山千代子代表)の会員らは4日、上越市本町5のほっとステーション五番館で、花ロードオープンガーデンで使用するオリジナル看板を作成した。

 同オープンガーデンは、上越市内のガーデニング愛好家が整備した自慢の庭をめぐる人気のバスツアー。毎年10月に開かれる花ロードの一環として実施しているほか、春にもツアーを組んで会員宅を回っている。

 看板は、会員宅がオープンガーデンの対象であることを周知しようと作成。昨年の花ロードの屏風飾りなどで使用した越後杉を再利用した。会員らは、アルファベットの形にくり抜かれた越後杉をボンドで板に接着し、「opengarden」の文字を表現した。「g」の文字は赤、緑、黄色のいずれかで、それ以外の文字は白で着色されている。看板にはツアーでの注意事項も掲載し、30枚を作成した。  内山代表は「ツアーの知名度も上がってきて、ピーアールができる看板が欲しいと思っていたので、うれしい」と話していた。

 今後、看板が設置されている家庭では、オープンガーデン期間以外でも庭の見学が可能になる。今年春のオープンガーデンは、5月12日~6月30日の間に2回の実施を予定している。

謙信勝負飯に必勝コメて 国際ご当地グルメ前に飲食店団体が神事

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写真=当日提供する地元産の米を持ち込み必勝祈願の神事に臨んだ品和亭の高橋さん(中)

 北陸新幹線上越妙高駅開業1周年を記念して12、13日に開かれる「国際ご当地グルメグランプリ」で、上越のご当地グルメ「謙信勝負飯」を提供する上越市の団体が8日、同市本町1の春日神社で必勝祈願を行った。

 謙信勝負飯は、郷土の戦国武将、上杉謙信の戦の強さにあやかろうと戦国時代の「湯漬け」にちなんで5年前に開発されたご当地グルメ。市内で5店が常時提供しており、受験前の学生が合格祈願に食べるなど定着している。

 開業1周年のご当地グルメグランプリには30の団体が出店し、投票でグランプリを競う。この日は、市内で勝負飯を提供する飲食店で作る謙信毘食協議会のメンバーで、吉川区の品和亭の高橋孝一さんらが、上杉謙信にゆかりがある春日神社に当日提供する米を持ち込んで必勝を祈願した。

 高橋さんは「グランプリでの必勝を願うとともに、おはらいしてもらった米を食べた方々にもご利益があるように」と話していた。

 国際 ご当地グルメグランプリは12、13日、上越妙高駅周辺で開かれる。

五智2の岩島さん 亡き兄と約束の「ふたり展」開催

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写真=修悟さん(写真)の絵画と、泰治さんの彫刻が展示されている会場

 上越市五智2の岩島修悟さん(80)は同市立直江津小学校1階の同市シニアセンター直江津ふれあい館で「兄弟ふたり展」を開いている。岩島さんの絵画、岩島さんの兄で故・泰治さんの彫刻を展示している。15日まで。

 兄弟の作品を同時に展示するのは今回初めて。会場には修悟さんの絵画18点、泰治さんの彫刻19点の計37点を飾った。

 修悟さんは21歳から絵を描き始めた。長年制作活動から離れたが、62歳で再開。油絵、水彩、パステルなどで地元の海や妙高山などの風景、花などの植物を描き続けており、これまでは市展や県展をはじめ、さまざまな展覧会に出品してきた。

 絵を描く際、大切にしていることは「現場の空気感」。出来る限り現地で作品を仕上げることを心掛けているという。自身の作品を「素朴」と語り、「気が向いた時や季節が変わった時に描いている。これからも体が動けるうちは(制作活動を)続けていきたいですね」と話した。

 泰治さんは1927年直江津生まれ。85年に上越地域消防事務組合を退職後から木彫を学んだという。様々な展覧会で受賞を重ねて、2012年11月に他界した。修悟さんによると、「晩年はお互いの作品を見合いながら、『いつか2人で展示会をしよう』と話していたんです」。初の兄弟展に「2人で望んでいたこと。(泰治さんも)喜んでいるんじゃないかな」と笑顔を浮かべていた。

 観覧無料。開館時間は午前9時から午後6時。最終日の15日は午後3時まで。

直江津の魅力を伝えたい 直中2年生が地元菓子を大阪で販売

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写真=直江津千両箱など地元菓子の販売を修学旅行先の大阪で行う生徒たち

 上越市立直江津中(渡辺千一校長)の2年生145人が9日に出発する修学旅行先の大阪市内で、直江津の食や文化、観光などについての魅力発信活動を行う。この中で地元菓子店の菓子詰め合わせの販売も行われ、地元銘菓を通して大阪市民へ直江津の魅力を伝える。生徒たちは「大阪の人たちに直江津の良さを伝えたい。完売するように頑張る」と意気込んでいる。

 生徒たちはこれまで、郷土を愛する心を育むことなどを目的に、総合学習で直江津について学び、他地域へ発信するといった学習を進めてきた。大阪では商店街4か所で、担当班に分かれて菓子販売や太鼓と笛の祇園ばやし披露、顔はめパネルの設置などを行い、直江津について広く知らせるという。

 販売部門は地元菓子の販売を通して大阪にピーアールしようと、約40人の生徒が携わる。直江津菓子組合などの若手で構成する「直江津菓子研究会」(重原稔会長)に活動の協力を依頼した。生徒たちは組合加盟店11店舗がイベント時に特別販売している菓子詰め合わせセット「直江津千両箱」90箱をはじめ、三野屋菓子店(中央1)の継続だんご、くさのや(同)の「笹だんご」の販売を行う。代表生徒が重原会長を訪ねて菓子の歴史や販売商品などについて説明を受けた。生徒たちの姿に、重原会長は「自分たちのまちを知ってもらうためにお菓子を選んでくれてとてもうれしいですね。頑張ってきてほしい」とエールを送る。

 出発を間近に控え、生徒たちは商品を宣伝するためのポスターや商品を入れるエコ袋などを手作りするほか、販売時を想定した声出しなどの実践練習を重ねる。高津慎之介君は「直江津のアピールをできるチャンス。お菓子を通して大阪の人たちに直江津を知ってもらい、観光に来てもらえれば」、小林拓空君は「自分たちが販売をする機会はあまりないことなので、大阪の人と触れ合いながら、人との接し方を学んできたい」とそれぞれ話していた。

「しゅしゅクラブ」がトキ鉄開業1周年祝いシール貼り

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写真=高田駅の風よけにシールを貼るしゅしゅクラブ会員

 上越地域の並行在来線の魅力を発信する市民団体「しゅしゅクラブ」(宮崎朋子会長)は、えちごトキめき鉄道の開業1周年を祝うメッセージシールを作成した。5日には、高田駅など4駅でシール貼りを実施。駅を華やかに彩った。

 同クラブはこれまで、他団体と協力して高田駅前広場に記念モニュメントを設置したり、イルミネーションを実施するなどして、在来線の駅周辺の活性化を目指して活動してきた。

 今回は、えちごトキめき鉄道活性化協議会と協力し、ステッカー200枚を作成。白地にトキ色で模様を配し、同鉄道のロゴマークを3つ並べ、上部には「トキテツくん」をデザインした。3つのロゴマークは、上越、妙高、糸魚川の3市を表現している。

 この日のシール貼りには、会員6人が参加。高田駅のほかにも直江津駅、春日山駅、上越妙高駅でシール貼りを行った。高田駅では、ホームに設置されている風よけと待合室のベンチの背面に計32枚を貼り付けた。

 宮崎会長は「多くの人にシールを見てもらい、えちごトキめき鉄道の開業1周年を皆さんとお祝いしたい」と話していた。

 シールは明日7日までに、同鉄道の無人駅を除く12駅に貼られる予定

通い慣れた学びやに別れ 上越市の中学校で卒業式

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写真=関校長から卒業証書を受け取る生徒

 上越市内の多くの市立中学校で4日、卒業式が行われた。このうち城東中学校(関暢夫校長、544人)では、206人の卒業生が、3年間の思い出を胸に学びやを後にした。

 同校では体育館で式が行われた。学級担任が卒業生の名前を一人ずつ読み上げ、生徒らは関校長から卒業証書を受け取った。関校長は、それぞれの進路へ と踏み出す卒業生に対し「これからの道は、決して楽なことばかりが待っているわけではない。七転八起という言葉のように、何度失敗しても、くじけずに立ち上がってほしい」と激励した。

 卒業生代表としてスピーチを行った山本悠太君(15)は「これまでお世話になった先生、保護者、仲間、支えてくださった全ての人たちに感謝している。最高の3年間を過ごすことができた」と話していた。  続いて、卒業生全員で「旅立ちの日に」を合唱。こみ上げるものを必死で抑えるような表情を見せる男子生徒や、涙を流す女子生徒の姿も見られた。保護者らは、ビデオカメラやスマートフォンなどで合唱の様子を撮影していた。

 卒業生の池田真衣さん(15)は「高校が別々になってしまう友達もいるけれど、『またね』と言って別れれば、さよならにはならない。絶対にまた会える。明るくて、毎日が充実して、思い出をたくさん作れるような高校生になりたい」と話していた。

 市教育委員会によると、本年度の同市立中学校の卒業生は1754人。週明けの8、9日には県内公立高校の一般選抜入試が行われる。

しんきん地域経営塾で身体の動作支援ロボット登場

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写真=身体装着型の生活動作支援ロボット「クララ」を実演で紹介する橋本教授。壇上で快適な歩行を披露した

 上越信用金庫の外郭団体「しんきん地域経営塾」は2日、上越市中央1のホテルハイマートで、専門家を招き生活支援ロボットについて学ぶ講演会を実施した。会員ら約100人が参加し、介護の現場などで導入されている先端技術に触れた。

 同団体は、同信金職員や取引先の企業の役員など約160人で構成されている。地域の情報集積を活用し、地域経済への貢献を図ろうと、活動している。

 この日は、信州大学でロボットの研究を進める橋本稔教授と、十日町市にある羽生田鉄工所の羽生田豪太社長を講師に招き、生活支援ロボットの実演などを行った。

 このうち橋本教授は、長野県の精密機器メーカーなどと共同開発した身体装着型の生活動作支援ロボット「curara(クララ)」を着用し、講演会場に登場。関節部のセンサーが体の動きを感知し、モーターが歩行の補助をする点を、実演を交えながら紹介した。重さも約10㌔に抑え、動きやすさもアピールしたが、「まだまだ軽くできるはず。もっと軽くて動きやすい、衣服のような装着型ロボットを開発したい」と語った。

 同信金営業統括部の齊藤洋之課長は「新しい技術を、実演を交えて目にすることができる貴重な機会となった。これからの上越のものづくりに役立つはず」と話していた。

昔の町並み絵で再現 6日までひぐちキミヨ「なおえつ展」

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写真=訪れた人が作品を見ながら、昔の町並みなどに思いをはせる会場

 「ひぐちキミヨ なおえつ展」が6日まで、上越市西本町3の直江津ショッピングセンターエルマール1階イベント広場で開かれている。

 同市高崎新田を拠点に「イラスト屋」として依頼に応じ、地元地域に現存する昔ながらの建物や店舗、またかつてあった町並みなどをテーマに制作を続けるひぐちさんが直江津のまちを描くなどした新作8点を含む原画18点を発表している。併せて、直江津祇園祭19町内の屋台を描くなどした絵はがき、キーホルダーなどのグッズもバラエティー豊かに並び、購入もできる。

 原画「まるせんデパート」は、現直江津郵便局近くの中央2で1970年代、老若男女に親しまれた同デパートの活況をイラストとしてよみがえらせた。エンブレムの柄、ウインドーとガラス戸の並びなど細部に至るまで、当時をよく知る人に取材し、図に起こした上で作品化した。

 同作品の画像をインターネット上のフェイスブックで掲示したところ、「食堂でアイスクリームを食べました」「屋上でよく遊んだ」など多くの声が寄せられ、「想像が膨らんで、もう一回描こうかなという気持ちになったりします」(ひぐちさん)。

 午前10時から午後6時、6日は午後5時まで。

米と大豆で売れる産品を セミナーと試食会に市民ら参加

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写真=和食、洋食、スイーツの計6品を試食する参加者

 2020年の東京オリンピックを見据え、"上越ならではの売れる産品づくり"を目指したセミナーと試食会が1日、上越市土橋の同市市民プラザで開かれた。市民や事業者など約120人が参加し、米と大豆を生かした産品について考えた。

 「上越の産品づくり」は、上越市が第6次総合計画の重点戦略の一つとして位置付けている。本年度は市民が参画した資源選定委員会が、産品に使う資源を①十分な生産量②市場への訴求力③上越らしさの3点から、米と大豆に絞り込んだ。さらに"スパイス的な資源"として、上越野菜、イチゴ、イチジク、魚介類などを選んだ。

 冒頭のセミナーでは、同委員会の委員長を務めた地域プロデューサーの本田勝之助氏(本田屋本店代表)が、約1時間にわたり、地域の個性を出した市民参加型の商品開発について説明した。「客が見たいものと、上越市が見せたいものを合致させること。あれもこれもの幕の内弁当では記憶に残らない。テーマを選んで、市民が力を合わせて地域ブランドを作る必要がある」などと述べた。

 試食会は、新年度に「特産品」と「料理」の二つのカテゴリーで市民からアイデアを募集する前に、市内の3店がモデルとして創作した料理を味わってもらおうと計画された。

 和食では料亭やすね(仲町2)が、大豆を使ったのっぺ風の雑煮と、湯葉とアスパラ菜のおひたしを提案。洋食ではオステリア・サカヅメ(西本町3)が、米粉のタリアテッレと、湯葉やモッツァレラチーズを使ったトルテリーニを。スイーツはパティスリー・リリ(富岡)が、米粉のプリンと、米粉と酒粕を使ったマカロンを提供した。

 やすねの眞田博之総料理長は「大豆を原料にした湯葉は、美肌効果、骨粗しょう症を予防する効果もあり、健康に良い。雑煮には黒大豆の餅、干しズイキを使った」と説明した。

 6品を試食した同市春日野2の水島恵子さん(78)は「雑煮は具だくさんで、ズイキに感心した。マカロンがおいしかった」と話す。

 本田氏は「奇しくも湯葉を使った料理が2品あった。大豆の産地で作った湯葉は存在感がある。ヘルシーな素材でもあり、料理のバラエティーを広げた。マカロンは完成度が高かった」と感想を述べた。

若手警察官が激闘 上越警察署でブロック逮捕術大会

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写真=逮捕術大会で技量を競い合う若手警察官ら

 警察官の職務遂行に必要な技術向上を図る「上越ブロック逮捕術大会」(新潟県警本部など主催)が2月29日、上越警察署の武道場で開かれた。地元の若手警察官48人が出場し、優勝を目指し熱戦を繰り広げた。

 逮捕術は剣道、柔道、空手などの要素を含んだ実戦的な格闘技。大会は、県警本部が本県を「新潟ブロック」「三条ブロック」など六つの地域に分けて実施した。若手警察官の採用が増えたことなどから、7年ぶりの開催となった。

 上越ブロックには、上越、妙高、糸魚川、柏崎、十日町の5警察署から8チームが参加。採用5年未満の若手警察官が4〜6人でチームを組んで競技に臨んだ。

 大会は、参加チームを2つのグループに分けて行う予選リーグと、予選各組の1位チームが対戦する決勝戦を実施。試合は4人制で、62㌢の警棒で戦う女性戦、男性が武器を持たずに戦う徒手戦、男性警棒戦、警棒と128㌢の警杖を入れ替えながら戦う大将戦の4種目で、勝敗数を競った。

 開会式で、大会会長を務める上越警察署の本間政雄署長は「逮捕術は、犯人を逮捕する現場の活動に直結する。市民の安全安心を確保する意味で、重要な大会」とあいさつした。

 各署の名前を背負い、その威信をかけて戦う試合は、予選リーグから接戦の連続となった。柔道着と防具を身に着けた選手たちは、打突が一本となる度に、おたけびを上げるなどして喜びを爆発させていた。

 決勝戦では、十日町警察署が上越警察署Aチームを3対1で下し、優勝を飾った。

 上越警察署Bチームの栗林美音さん(21)は「なかなか1本が取れなくて、大変だった。どうにか2試合勝つことができて良かった」と話していた。