上越よみうりは読売新聞に無料で折り込まれる日刊紙です。旧上越市を中心に政治・経済・サークル活動・スポーツ・イベント等、身近な話題を取材報道している市民新聞です。

2016年2月アーカイブ

足振り上げ「えい!」牧区で「ごんぞ飛ばし世界選手権」

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写真=優勝を目指し、ごんぞを飛ばす参加者

 「ごんぞ」と呼ばれる雪国特有のわらぐつを飛ばし、その距離を競う「第5回ごんぞ飛ばし世界選手権大会」が28日、上越市牧区原の牧ふれあい体験交流施設で開かれた。参加者は勢いよく足を振り上げ、ごんぞを少しでも遠くへ飛ばそうと奮闘した。

 ごんぞ飛ばしは、同区の子供たちの冬の遊びとして受け継がれている。以前までは、同区で開かれる「牧っこ雪まつり」のアトラクションとして実施していたが、市民団体「深山荘ファンクラブ」(羽深栄一会長)が、地元の地域振興などを目的に、2012年に競技化。世界選手権と銘打ち、大会を実施している。大会実行委は「ごんぞ飛ばしを正式に競技として実施している団体は、他にはないと思う」と話している。

 競技は3人一組で実施。1人3回ずつごんぞを飛ばし、3人それぞれの自己ベスト記録の合計値がチームの得点となる。過去の大会記録を考慮し、女性には4メートルのハンデが与えられた。

 参加チームは年々増加しており、今年は30チーム(90人)がエントリー。三つのグループに分かれて予選リーグを実施し、各組上位3チームが決勝戦に臨んだ。

 オーストラリア出身で、牧中学校などでALTを務めるアヴリル・オルデダイスさん(26)は、昨年に続き2回目の参加。「ごんぞを高く飛ばしすぎると飛距離が出ない。なかなか難しいけど、楽しい」と感想を語った。

 羽深会長は「今年も大会を開催できることに感謝している。冬は屋外へ出る機会が減ってしまうので、外で思い切り体を動かして楽しんでほしい」と話していた。

「多七」で3月3日までひなまつり御膳提供

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写真=一足早い春の訪れを感じさせてくれる「ひなまつり御膳」

 市場から仕入れる新鮮な地魚や、旬素材をふんだんに取り入れた和食を味わえる、上越市中央1のホテルハイマート内のレストラン「多七」はひなまつりに合わせた限定メニュー「ひなまつり御膳」を提供している。3月3日まで。

 提供はこの時期恒例。春の素材を生かした料理が並び、一足早い春の訪れを感じさせてくれる御膳に仕上がっている。

 春野菜の天ぷらや春キャベツの蒸し物、甘酒ゼリーなど「前菜盛り合わせ6点盛り」をはじめ、カンパチ、マグロ、甘エビなど6種の魚介が乗った「雛ちらし」、バルサミコソースがかかった「豚肩のロースカツ」、「ハマグリ吸い物」などがセットになる。

 森澤茂料理長は「春らしい御膳に仕上がった。カツはボリュームもあるので、男性にも喜んでいただけると思う」と話すほか、「卒業、引っ越しなどで忙しくなる前に、足を運んでいただき、ゆったりとした気分で味わってもらえれば」。

 営業時間は午前11時から午後2時、同4時から同9時15分ラストオーダー。桜のロールケーキとフルーツ、コーヒーか紅茶が付いて2160円。問い合わせは多七543・7125。

三八朝市まちづくり協が地元物語の紙芝居読み聞かせ

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写真=児童に「安寿と厨子王」の紙芝居の読み聞かせを行う小松さん

 上越市直江津地区の市民団体「三八朝市周辺まちづくり協議会」(勝島寅一郎会長)は26日、同市立直江津小学校(吉田光夫校長、児童153人)の全児童に、地元のイラストレーターらに依頼して作った「安寿と厨子王」の紙しばいの読み聞かせを行った。

 同協議会は直江津地域の活性化を図ろうと2007年から活動している。紙しばいは、市の地域活動支援事業の一環として、直江津にゆかりある物語を児童に知ってもらおうと作成した。

 「安寿と厨子王」の紙しばいは、同市国府3の佐藤和夫さんが脚本を書き、原画は港町1のイラストレーターひぐちキミヨさんが担当した。

 「安寿と厨子王」は、奥州の国守岩城判官正氏を探す妻と子供の安寿と厨子王の物語。直江津へたどり着いた一行が、旅人をだます山岡太夫の手により、妻は佐渡へ、安寿と厨子王は丹後国へ売られてしまう。物語は、母と厨子王の再会までを描いている。

 読み聞かせは、直江津まちなかアテンダントの小松光代さんらが行った。児童は真剣な表情で物語に耳を傾けていた。

 6年生の筑波みのりさん(12)は「安寿が厨子王を生かしてあげたり、厨子王とお母さんが再開する場面が良かった。面白かった」と感想を語った。

 勝島会長は「直江津にまつわる物語を、地元の子供たちが真剣に聞いてくれてうれしかった」と話していた。

 読み聞かせ後には、ミニサイズの紙しばいを児童へ贈呈した。

大和小児童が自作 世界に一枚の卒業証書まもなく完成

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写真=児童たち一人一人が紙すきして完成させた紙に、書家でもある荒川校長が筆入れ。続々と仕上がっている卒業証書

 上越市立大和小(荒川圭子校長)の6年生35人が昨秋から取り組んでいる自作の卒業証書制作が佳境を迎えている。児童たちはこれまで、一人一人が紙すきで卒業証書となる紙を作ったほか、証書を入れる木製の額を制作。今月19日からは書家でもある荒川校長が完成した紙に筆入れ作業を開始し、6年生は完成を心待ちにしている。

 児童自作の卒業証書は荒川校長の前任校で取り組まれていた活動。校長室に飾られている証書を目にした児童たちから「自分たちも作りたい」と声が挙がり、同校でも本年度の活動に取り入れることにしたという。

 昨年11月からスタート。紙作りのため、NPO法人「越後青苧の会」(近藤紀一郎会長)から青苧による紙すきを、上越教育大の東原貴志准教授から額の制作方法を学んできた。

 現在は完成した紙に荒川校長が筆を使って手書き作業を進める。児童たちが自分のために作ったたった1枚の紙だけに失敗は許されず、35枚全てに集中し、一筆一筆心を込めて取り掛かる。荒川校長は「完成した紙の厚さがそれぞれ違うので、墨の加減なども調整する。修学旅行や大会、学校生活など、一人一人の顔や様子を思い浮かべながら書くんです」。

 荒川校長の作業の様子を見学しようと、児童たちが校長室を訪れる姿も。自作の紙に書かれた荒川校長の文字を見た児童たちは「卒業式に受け取るのが楽しみ。ワクワクする」と目を輝かせている。  竹村望愛さん(12)は「今回の活動で、紙が植物からできることを初めて知ったし、校長先生が一人一人に卒業証書を書いてくれることがとてもうれしい」と笑顔で語っていた。

 完成した卒業証書は3月24日に行われる卒業式で卒業児童一人一人に荒川校長から手渡されることになっている。

直江津南小の小林諒君が天文学の全国大会へ

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写真=日本天文学会ジュニアセッションに出場する小林君。季節ごとに異なる太陽の動きを記録した手作り模型を操作する

 上越市立直江津南小学校6年生の小林諒君(12)が、3月14〜17日に東京都で開かれる「第18回日本天文学会ジュニアセッション」(日本天文学会主催)に出場する。小林君は1年間観察した太陽の動きに関する研究を、全国の天文学者などの前で発表する。

 同セッションは、小学校高学年から高校卒業1年以内の子供が参加し、天文学の研究発表を行う全国大会。発表の持ち時間は一人1分のため、研究内容だけでなく、発表の質も求められる。

 小林君は幼少の頃から、本や図鑑などに載っている惑星に興味を抱いていたという。いつしか「宇宙について知ってみたい」と思うようになり、研究を始めた。清里区青柳の「上越清里星のふるさと館」に通い、研究を重ねたところ、同館の天文指導員、細谷一さんから同セッションへの出場を薦められた。小林君は参加申し込みを行い、書類選考の結果、出場が決まった。初出場となる。

 小林君は一昨年の8月、「なぜ冬は昼間の時間が短くなるのか」と疑問に思い、自身で答えを見つけようと研究を開始。細谷さんから指導を受けながら、同館と同市中央4の船見公園で、春分の日や夏至などの日に太陽の動きを観察した。観察は、昨年8月までの1年間で9回実施。日中の太陽の高度や方位を30分ごとに記録し、数値化した。そこで季節ごとに太陽の動きが異なることに気付き、違いを一目で目視できるよう、手作り模型も作成した。

 小林君は「本番は緊張するかもしれないが、大きな声で発表して、研究者や他の出場者たちに自分の研究成果を知ってもらいたい」と意気込みを語った。

高田世界館の本年度基礎耐震工事が終了 昼間上映も再開

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写真=本年度分の基礎耐震工事が終了した高田世界館の映写室を見学する南川小4年生児童

 築105年の歴史を誇る上越市本町6の映画館「高田世界館」の本年度分の基礎耐震工事が完了し、一部休止となっていた昼間の映画上映が今日24日から再開される。再開前日の23日には、地元の小学生が館内を見学。歴史ある建造物を見て回った。

 同館は明治時代の1911年に開業した日本最古級の映画館で、2011年には国の登録有形文化財に指定されている。1月中旬から基礎耐震工事を行っていたため、騒音などが発生することから、工事が休みとなる土日や一部の平日などを除き、昼間の映画上映を休止していた。

 工事は、市の助成金や市民の寄付からなる「歴史的建造物等整備支援事業」を活用。総工費は約1000万円で、館内の構造を3年間で部分ごとに強化していく。外壁や配管などの工事は引き続き行われるが、同館は「騒音など、上映への支障はない」としている。基礎耐震工事は来年度以降も実施される。

 通常営業再開の前日となった23日には、同市立南川小学校(仁田秀三校長、児童270人)の4年生49人が館内を見学。普段は足を踏み入れることができない映写室などを見て回った。大島理沙さん(10)は「これまで大事に使われてきた映画館だと分かった。フィルムの映写機があって驚いた」と感想を語った。

 同館の上野迪音支配人(28)は、「平日の昼間に上映ができず、少し客足が遠のいていた。また多くの皆様にご来場いただけるとありがたい」と話している。

 上映スケジュールはホームページ(http://takadasekaikan.com/)を参照。問い合わせは同館520・7442。

越後青苧の会の民芸品講習会でアンギン編みに挑戦

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写真=卓上手織り機でタペストリー作りを学ぶ子供

 上杉謙信の財政を支えた植物のカラムシの繊維「青苧」を伝える活動をしているNPO法人「越後青苧の会」(近藤紀一郎代表)は20日、上越市春日山町1の同市埋蔵文化財センターで、青苧で作る民芸品などの講習会を開いた。子供から大人まで約15人が参加した。

 青苧はイラクサ科の多年草木、カラムシから取り出した繊維。古くから布の原料として重宝され、戦国時代には謙信の財政を支えたといわれる。同会はその青苧を後世に伝えようと活動している。  体験会も活動の一環。参加者たちは昔から続く伝統的な編み物技法「アンギン編み」を体験したり、卓上手織り機を使ってタペストリーやコースター作り、苧殼を使った人形ストラップ作りなどに励んだ。

 アンギン編みに初めて挑戦したという同市鴨島1の農業船崎憲江さん(74)は「観光ボランティアで春日山を案内するときにこの体験が生かせると思って参加した。楽しいが、とても難しい。目をそろえるのが大変ですね」と話しながら熱心に取り組んでいた。

市民や外国人留学生らが高田本町で「雛めぐり」

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写真=あすとぴあ高田1階のひな人形を見る外国人参加者

 上越市の高田本町商店街の店舗に飾られているひな人形を見て回る「和服姿で雛めぐりツアー」が21日、同商店街で開かれた。市民のほか外国人留学生などが参加し、着物姿で同商店街を巡った。

 本町3・4・5丁目商店街振興組合連合会と、市民団体「お馬出しプロジェクト」が2014年から開催している「城下町高田・本町ひなめぐり」のイベントの一環。同ツアーは、和服やひな祭りといった日本の文化を外国人に知ってもらおうと初開催した。

 ツアーには33人が参加。このうち11人がアメリカやオーストラリアなどを出身とする外国人で、上越地域在住のALTや留学生などが集まった。初めて着物に袖を通すという外国人も多く、「軽い」「動きやすい」などと話していた。着付けは、先月21日に着物の愛好家らが立ち上げた市民団体「着物で素敵になる会」(長崎幸江会長)の会員らが担当した。

 ツアーは午前11時に、本町2の同市シニアセンター本町ふれあい館を出発。高田本町商店街の各店舗に飾られているひな人形を見て回った。100体以上の人形が飾られている本町5のあすとぴあ高田1階エントランスホールでは、多くの参加者がスマートフォンなどで写真を撮っていた。

 カナダ出身のプレディー・バネッサさん(22)は「着物を着るのは初めてだけど、動きやすいし色も鮮やかで綺麗。ひな人形はかわいくて、良い文化だと思う」と話していた。

 同ツアーは27日と3月12日にも開催される。参加費は500円で、事前申し込み制。着付けは別途1000円。時間は午前11時〜午後2時まで。集合場所は本町2の同市シニアセンター本町ふれあい館で、着付け希望の場合は午前10時集合。着物のレンタルもできる。申し込みや問い合わせは同会長崎会長524・3069。

中学生と大人がワークショップで地域の課題を議論

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写真=地域の大人と中学生が積極的な意見交換を行った

 上越市内の中学生と地域の大人が、住んでいる地域の課題について話し合う「中学生まちづくりワークショップ」(同市地域青少年育成会議協議会主催)が20日、同市下門前の教育プラザで開かれた。来年10月までの計3回開催予定で、中学生と地域の大人たちが地域活性に向けて、課題や解決策を考えていく。  中学生から地域のまちづくり活動への興味、関心を高めてもらおうと毎年開かれている。昨年から各中学単位で大人と中学生たちが自分たちの住んでいる地域の課題について意見を出し合い、地域をさらに良くする取り組みや問題点を挙げて解決策を探る。  同日は市立中学校22校から2年生71人、地域青少年育成会議の大人たち64人が参加した。レクリエーションを交えながら仲間づくり活動を行ったほか、学校単位に分かれての話し合いが進められた。  ワークショップに向け、昨年末に各校2年生全員を対象にアンケート調査が行われ、「地域を元気にするために取り組むこと」「地域の良いところ」をそれぞれ記入。アンケート結果などを元に話し合っていった。  雄志中校区は中学生と大人それぞれ4人が参加。昨年に引き続き、「きれいなまちづくり」をテーマに話し合いを進行した。中学生は「コンピュター室のパソコンを借りて文章を作成し、回覧板を利用しては」、大人は「校区で加入率の高い有線を利用し、中学生の声で『まちをきれいにして』とピーアールすればインパクトがあるのでは」などといった積極的な意見が交わされた。  参加した中学生で、大潟町中学校の生徒会長、平山千博君は「地域の方たちと関わることで参考になることがたくさんある。中学生でもできることを考え、一つでも多く実現できたら」と話した。  同協議会の藤井清比古会長は「中学生たちはしっかりと地域を見つめ、やりたいことの芽を持っていると感じた。地域に住む先人の意見を聞き、この機会に自分たちで何ができるのかを考えてもらえれば」と話していた。

「和雑貨おおすぎや」にご当地つるしびながお目見え

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写真=高田城、雪太郎大根、するてんまで高田の名物づくし。本ちりめん、本絹などのしっとりした美しさが生きる

 上越市本町3の和雑貨おおすぎや店内にこのほど、約20点の「ご当地つるしびな」がお目見えした。通常のつるしびなに高田城、雪下にんじん、笹団子、するてんといった高田名物のアイテムを独自に取り入れた。かすかな空気の動きにゆらりと揺れ、来店者の目を楽しませている。

 同展は3月15日まで店内で開いている催し「日本の文化 おおすぎやの雛祭り」の一環。

 つるしびなの起こりは江戸時代といわれる。静岡県伊豆地方などで、小さな人形や布細工を糸につるし、ひな祭りの時期に飾って女児の初節句を祝ったようだ。にわとりは長寿や健康、チョウは「かわいらしく成長するように」など、それぞれの細工に意味がある。

 同店の宮越紀祢子さんは12年前から、仲間の協力を得ながら総手縫いにこだわり制作してきた。2010年頃からは高田開府400年記念を見据え、上越や高田の名物を取り入れるように。価値の高い年代物の本ちりめん、本絹を中心に使用した布細工は、こすき、米俵、高田公園のハスなどアイテムが広がる。1連から豪華な5連まであり、購入もできる。

 一体につき、多いもので25以上のパーツがあり、それぞれの型紙を作るところから始めたという労作ぞろい。宮越さんは「ひと針ひと針に願いを込めています。今年は本ちりめんを豊富に使いました。これだけ多くの色彩があり、それぞれが鮮やかなのに、しっとりと品があり美しい。とても魅力的です」と話す。

 関連し、同店は昔ながらの風習に親しんでもらおうと、子供の晴れ着で「貝合わせ」を作った。高田本町商店街の女性店主らが始めた「おもてなし英語塾」の流れを受け、外国人観光客向けの英訳資料も今後、作成するという。

 水曜定休。午前10時から午後6時30分。同店525・2501。

全中体育大会出場3選手が市長を表敬訪問

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写真=大会結果報告のため村山市長を表敬訪問した竹内雅人、竹内魁、安田圭希の3選手(右から)

 本年度の全国中学校体育大会冬季大会に出場した上越市内の中学校に通う3選手が18日、大会の結果報告のため村山秀幸上越市長を表敬訪問した。村山市長は「思い出をバネに、今後も頑張って」と3選手をねぎらった。

 表敬訪問したのはスキークロスカントリー競技(開催地・北海道)クラシカル、フリーに出場した竹内魁(中郷中3年)、同競技フリーに出場した竹内雅人(同)、スピードスケート(開催地・長野県)500メートル、1000メートルに出場した安田圭希(上越教育大付属中3年)の3選手と、同市中学校体育連盟会長で八千浦中の佐久間俊明校長ら計8人。

 3選手は村山市長に大会結果を報告したほか、感想をそれぞれ語った。竹内魁選手は「最後まで体力が持たず、納得できる結果ではなかった。(今後は)走り込みをして体力を付け、インターハイに出場したい」と述べ、竹内雅人選手は「自分の中で満足のいく滑りができた。県選手団が緊張をほぐしてくれ、支えてくれた」と感謝した。安田選手は「うまく滑ることができなかった。坂道ダッシュなど、トレーニングを積んで、筋力を付け、しっかりと体を作ってからスタートラインに立ちたい」と力を込めた。

 同大会に出場した選手の結果は次のとおり
▽竹内魁 クロスカントリー男子5キロクラシカル42位、同5キロフリー50位▽竹内雅人 同5キロフリー43位▽安田圭希 スピードスケート男子500メートル22位、同1000メートル18位▽岩下真生(城東中2年)フィギュアスケート女子ショートプログラム72位

ゴスペルグループがバレンタインに歌のプレゼント

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写真=歌を披露するフィユタージュのメンバー4人

 上越市春日山町3のラ・ソネ菓寮春日山店は14日、店内で「バレンタインコンサート」を開いた。市内で活動するゴスペルグループ「フィユタージュ」が買い物客に歌声をプレゼントした。

 同グループは約8年前から活動しており、1、2週間に1回、同店に集まって歌の練習をしている。昨年12月には、練習成果の発表の場としてクリスマスコンサートを開いた。来場者からも好評だったことから、バレンタインコンサートを開催した。

 この日は、メンバー4人がピアノの伴奏に合わせて歌声を披露。アメイジンググレースやヘイルホーリークイーンなど6曲を、訪れた客に届けた。

 同店の曽根一郎会長は「買い物をするにも、店内で会話をするにも、バックグラウンドミュージックとして聞いていただけたなら幸いです」。同グループの松浦律子代表は「お菓子を買いに来た人は驚いたかもしれないが、私たちからのサプライズということで、曲を楽しんでいただけたならうれしい」と話していた。

上越消防の清水聡さんが県消防職員意見発表会で最優秀賞

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写真=県消防職員意見発表会で最優秀賞を受賞した清水さん

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写真=「ハイブリッド避難訓練」をテーマに意見発表する清水さん(12日・新潟市で、上越消防提供)

 新潟市で12日に開催された「第39回県消防職員意見発表会」で、上越地域消防事務組合の消防本部予防課消防副士長、清水聡さん(28)が上越地区代表として出場し、最高賞の最優秀賞を受賞した。4月に仙台市で開催される東北支部大会に県代表として出場する。

 消防職員意見発表会は、職員が業務に対する提言や取り組むべき課題などについて自由に発表するもので、職員の知識研さんや意識高揚を図ろうと毎年実施されている。各地区で予選会が開かれ、今年6月に大阪市で開かれる全国大会を目指す。

 県大会には地区予選を突破した県内の各消防本部から10人が出場。清水さんは昨年11月に上越、糸魚川の両消防本部職員が出場した上越地区予選で最優秀賞を受賞し、上越地区代表として意見発表を行った。

 清水さんは2014年4月から同本部予防課に在籍。避難訓練指導や建物の消防設備検査などに従事している。意見発表会では日頃の業務を通して感じている問題点や思いをまとめ、「ハイブリッド避難訓練」をテーマに、建物火災で犠牲者を出さないための解決策、マンネリ化した消防訓練の改善法を提案するなど、5分間で自身の思いを精いっぱい述べた。

 この中で清水さんは指導のために訪れる施設での避難訓練について、職員たちが手慣れた様子で訓練を完璧にこなしている現状を説明。マンネリ化を指摘し、「自分で考え、行動できるようになることが大切」とし、事前シナリオのない訓練の必要性を提案した。また、「訓練は失敗の尊さを学ぶもの」と語り、突然の想定で戸惑う人たちに「『訓練は失敗するためにある』と伝えたい」と力強く訴えている。

 最高賞受賞を「評価してもらえたことが素直にうれしかった」と喜び、大会当日の発表が「今までの中で一番良い出来だった」と振り返った。本番に向け、先輩たちから助言や指摘を受け、「多くの先輩からアドバイスをもらい、勤務時間後は練習に付き合ってもらったり、多くの方のサポートがあったから受賞できた」と語った。また、5歳の長男を保育園に送る際、車中で練習を重ねたと言い、「何度も聞いていた息子がとても喜んでくれた。頑張った甲斐がありましたね」と笑顔を見せた。

 東北支部大会には7県から7人が出場する。清水さんは「本番までにより表現力を高めていきたい。堂々と思い切りできれば。(東北支部大会で)最優秀賞を取り、全国大会に出場したい」と意気込んでいる。

雁木を世界遺産に 機運高めるシンポジウム開催

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写真=雁木を紹介するせきゆうこ設計室の関代表

 雁木通りの世界遺産登録を目指した第4回シンポジウム「雁木・町家を器とした雪国の文化的景観とその継承」(日本雪工学会上信越支部主催)が14日、上越市本町6の町家交流館高田小町で開かれた。市民ら約30人が参加し、有識者による記念講演やディスカッションを聴講した。

 同支部は、県内外の大学教授などで構成され、雁木通りの価値を見直す場を設け、世界遺産登録へと向けた機運を高めようと、2012年度から毎年度1回実施している。上越地区での実施は、昨年度の意見交換会に続いて2回目となった。

 冒頭、高田小町の改修時に設計を担当したせきゆうこ設計室の関由有子代表が記念講演を実施。関代表は、雁木は高田の町作りと深い関係があるとし、「寺など人が集まる場所に向かうための道には、雁木があることが多い。町に住む人に必要とされている場所に作られてきたという歴史を感じる」などと紹介した。

 その後、雁木の魅力を発信する「越後高田・雁木ネットワーク」の高野恒男会長ら6人がディスカッションを行った。高野会長は、雁木から生まれる人と人との交流を「雁木力」と名付け、「雁木の下で世間話をする。隣の家と雁木を繋げることで、近所付き合いが生まれる。雁木は雨や雪を避けることができるだけでなく、人のつながりを生み出す」などと紹介した。

 山形工科短期大学の准教授で同支部の菅原邦生支部長は「雁木の良さを見直して、価値を多くの人に知ってもらえたならうれしい」と話していた。

戸隠の「キルサの泉」がとんぼ玉作り体験会を上越市で開催

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写真=イヤフォンジャックアクセサリーとブックマーク

 長野市戸隠で営業するとんぼ玉工房「キルサの泉」が、冬期間の2、3月に上越市鴨島3で体験会と販売会を開催する。

 とんぼ玉は、穴があいたガラス玉の総称で、美しい模様と色彩が特徴。専用のガスバーナーでガラスを熔かし、模様や成形など、全工程を手作りする。

 体験できるのは、ブックマーク(しおり)、ストラップ、イヤフォンジャックアクセサリーの3種類で、このうち1種類を選ぶ。約1時間半で完成する。体験料は、加工料込みで2000円。完成した作品は持ち帰ることができる。

 体験会の参加は予約が必要。営業時間は午前10時〜午後4時。体験受け付け終了は午後3時。定休日は月、火曜。

 インストラクターの西脇清美さんは「初めての方でも、宇宙に一つだけのとんぼ玉が作れます。この機会にぜひ体験してください。3月末からは戸隠でも再開します」と話している。

 予約は026・217・6234。体験会の会場は、ラーメンほうとく高田店向かい、美容室リンクス隣接。

冊子「なおえつものがたり」改訂版 地元小中学生に無料配布

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写真=小中学生に無料配布される「なおえつものがたり」

 上越市の市民団体「まちおこし直江津」(佐藤和夫代表・11人)が作成した、直江津の歴史などについて紹介した小中学生向けの冊子「なおえつものがたり」の改訂版がこのほど完成した。日々の学習に取り入れてもらおうと、市立直江津中学校をはじめ、同中校区の4小学校などに通う小学3年〜中学3年の児童生徒に無料配布される。

 同団体は直江津地区の歴史、名所、旧跡などの保存や発信などに取り組もうと、2012年4月に結成。これまで、まち歩きガイド、郷土食の話などを通して、地域の子供たちと関わりを深めてきた。活動を進めるうち、「直江津のまちの成り立ちや歴史をもっと知ってもらうためのガイドブックが必要」と感じ、冊子制作をスタートした。

 初版は12、13年度の同市地域活動支援事業をそれぞれ活用。A5判【かたち編】【ものがたり編・人物編】の2種類を作り、【かたち編】では直江津の歴史、食べ物、言葉、鉄道などを、【ものがたり編・人物編】では「安寿と厨子王」など、直江津が舞台の物語や歴史的人物を紹介した。各学校ではこれまで、主に総合学習などの副読本として活用されているという。

 市立直江津小4年生は昨年度、総合学習で冊子を活用した。直江津のまちの見どころを調べ、かるた作りなどに取り組んだという。熊谷美希さんは「かわいらしいイラストや写真、年表もあり、分かりやすい」と語った。

 完成した改訂版は15年度の同事業を活用。北陸新幹線開業に伴って変わった鉄道の説明部分や、一部イラストなどを変更した。同団体によると週明けには新たな冊子が各校に届けられるという。  佐藤代表は「難しい言葉や表現があると思うが、分からなかったら飛ばして読んでみて。時々き読み直しているうちにわかることもたくさんあると思いますよ」と話している。

上教大芸術コースがミュゼ雪小町で卒業・修了研究展

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写真=ひときわ目を引く魚のくん製を使った作品

 上越教育大芸術系コース「美術」の第32回卒業・修了研究展が11日、上越市本町5のあすとぴあ高田5階ミュゼ雪小町で始まった。会期は17日まで。入場無料。

 卒業を控えた学部4年生2人、修了を迎える大学院生8人の計10人が出展している。各ゼミごとに油彩、水彩、デザイン、立体作品などさまざま。壁全体が作品だったり、ゲームの企画を作品に仕立てたユニークな作品もある。

 学部4年の中西真衣子さんはジンベイザメをテーマにしたアクリル画3点を出展。「のとじま水族館(石川県)のジンベイザメの迫力に感動し、生息海域のイメージを重ねあわせて描いた」と話す。魚のくん製を使った立体作品4点を出展した修士3年の吉澤陵さんは「釣ってきた魚の頭の形がおもしろかったので、チェスの駒にした」と作品について説明する。

 学部生の場合、昨年春から構想を練り始め、教員採用試験が終わった9月頃から制作を本格化。12月の審査会の評価と助言を受け、作品を修正して仕上げたという。

 会場ではほかに、修士論文のパネル展示もある。時間は午前10時から午後6時まで。13日からは隣接するギャラリーで、協定校となっている中国やチェコの大学が参加する「国際交流展覧会」も開幕する。

東城町3の佐藤さん宅で恒例のひな人形展示

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写真=「顔の表情が様々でとてもかわいらしいんですよ」と話す美智子さん

 上越市東城町3の佐藤真司さん(77)、妻の美智子さん(72)宅に、今年もひな人形約130点が飾られている。毎年恒例の展示が始まると地元住民や夫妻の友人らを中心に連日多くの人が訪れ、会話に花を咲かせている。

 佐藤さん夫妻が以前住んでいた関西で、美智子さんが「お手玉びな」を作ったことをきっかけに、ひな人形収集を始めた。数年前から自宅に飾り付け、2、3月の恒例イベントとなった。

 自宅展示スペースは多彩なひな人形がずらりと並び、一足早い春の訪れを感じさせる。美智子さんが10年以上前から通う樹脂粘土教室で毎年作成する粘土びなをはじめ、陶器、和紙、貝殻などでできたもの、家族が各地で集めたものなど、素材や形もさまざま。タペストリー、てぬぐいや、色紙、切り絵など額入りのものなどもある。また、同町内に住み、創意工夫で独自の創作を続ける同町内在住の志賀野修一さん制作の手作りひな人形も展示しているほか、ひな人形展示を通じて親交を持った人から譲り受けた人形なども飾る。

 今年は1日に1日かけて二人でひな人形を並べた。佐藤さんは「ひな人形を飾ると、心が明るく華やかな気分になります。ひな人形を通して、毎回人との出会いが始まるんです」。美智子さんは「毎年楽しみに来てくれる方も多くいらっしゃる。顔の表情がさまざまでとてもかわいらしいんですよ」と話している。

 展示は3月10日まで。希望があれば一般にも公開している。希望者は事前に連絡が必要。問い合わせは佐藤さん523・4135。

屋内スポーツパーク実現を アクティブスポ協代表が児童に思い語る

アクティブスポーツ.jpg写真=上越教育大付属小6年生に屋内施設実現に向けた活動や思いを語る小竹さん

 BMXやスケートボード、フリースタイルスキーなどの複合型屋内スポーツパークの実現を目指して活動している団体の代表、小竹潤さん(27)が6日、上越教育大学付属小学校6年生にその魅力や施設建設に向けた取り組みなどを語った。

 速さや高さ、スリル、華麗さなどを楽しむ「エクストリームスポーツ」を愛好する市内の20代、30代の愛好者が、屋内施設を上越に作りたいと昨年9月、「上越アクティブスポーツ協会準備会」を設立し取り組んでいる。付属小6年1組は本年度、スポーツとアスリートをテーマに社会や文化、地域、生き方を学ぶ「創造活動」に取り組んでおり、担任の金子謙太郎教諭からの依頼で代表の小竹さんが講演した。

 小竹さんは、フリースタイルスキーやBMX、幼児が参加したイベントの様子のDVDを上映しながら「危険と思うかもしれないが、きちんと整備した施設でやれば、安全に楽しめる。日常生活で味わえない刺激を味わえる」と醍醐味を語った。現時点では事業主体や資金のめどは立っていないが、行政への働きかけなど実現に向けた取り組みも紹介。「プロを目指す人もそうでない人も誰でも楽しめる施設を作りたい。上越は活気あふれる楽しいまちになる」と話した。

 児童からは「すごく楽しそうだし、今まで経験したことのないことに挑戦できそう」「新幹線の上越妙高駅の前には何もないので、そこに作って地元の人も観光客も使えるようにしたらいい」などさまざまな意見が出ていた。  準備会は4月に正式に協会として発足する予定で、さらに実現に向けた取り組みを進める。小竹代表は「子供たちのためにも、これからの上越のためにもみんなが楽しめる施設をぜひ実現したい」と話していた。

豪華絢爛!100体超のひな人形で本町彩る

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写真=ひな人形の展示作業が進められた会場(あすとぴあ高田・8日午前)

 豪華絢爛100体を超すひな人形−−。上越市本町5のあすとぴあ高田1階エントランスホールで8日、ひな人形の展示が始まった。本町3・4・5丁目商店街振興組合連合会と、市民団体「お馬出しプロジェクト」の共催。3月15日まで。

 展示は「城下町高田・本町ひなめぐり」の一環。伝統の継承と同商店街を盛り上げようと行われている企画で、今回3回目。同プロジェクトが以前、自宅で眠るひな人形の提供を呼び掛け、寄贈の申し出があったうち、同市、妙高市、糸魚川市などに住む人たちから段飾りのひな人形を譲り受けた。

 8日にはメンバー8人が参加し、100体以上の人形の飾り付けを行った。同プロジェクトの宮越紀祢子代表によると「時代は変わっても、女性のおひな様に対する思いは格別。娘の幸せや健康に成長することを願うなど、特別な思いが詰まっていると思う」。過去2回の展示は女性を中心に反響も大きかったという。

 メンバーたちは段飾りや親王飾りなど、さまざまな表情のひな人形を一体一体丁寧に並べ、約10セットを飾り付けた。

 期間中、同施設のほか、同商店街各店には各店自慢のひな人形が展示され、商店街全体を華やかに彩るほか、さまざまなイベントも開催予定。展示店舗やイベント告知を掲載した「ひな巡りマップ」も作成された。宮越代表は「マップを見ながら1日ゆっくりと(商店街を)散策して楽しんでもらいたい」と話している。

 問い合わせは宮越さん525・2501。

「ヒヒーン」と雄たけび 小正月行事「馬」で豊作祈願

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写真=頬かむりした男衆が「ヒヒーン」と雄たけびを上げて跳び上がる伝統行事「馬」

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写真=子供を背負った母親も飛び入りで参加した「馬」

 上越市桑取谷の横畑集落にある交流施設「ゆったりの家」で7日、馬のしぐさで座敷を跳ね回り、豊作や家内安全を祈願する小正月の伝統行事「馬」が、行われた。地元住民や県内外のアマチュア写真家など約120人が訪れ、飛び入り参加者も加わって奇習を楽しんだ。

 「馬」は、大人がふんする大馬と、子供がふんする子馬が集落の各戸を回り、家々の茶の間で馬をまねて高く飛び跳ねる民俗行事。高く跳び上がるほど豊作になると言われる。過疎化などで1978年を最後に途絶えたが、地元住民が98年に復活させ、2003年以降はNPO法人「かみえちご山里ファン倶楽部」(和瀬田仙二理事長)が引き継いでいる。

 初めは地元の男衆9人による伝統の馬の披露。頬かむりした3人が、竹の棒を持って「田なーらし、田なーらし」と言って現れた後、2人が床をバタバタと打ち鳴らして飛び出て来る。「ヒヒーン」と雄たけびを上げながら飛び上がると、さらに4人が飛び込んできて、3周回りながら3回ずつ飛び跳ねた。アマチュア写真家のストロボが光り、こっけいなしぐさに見学者は歓声を上げた。  続いて谷浜小や有間川保の子供、一般の飛び入り20人も挑戦した。途中で疲れ果てた大人には笑い声が起き、かわいい子供のジャンプには拍手が送られた。子供をおぶって跳びはねる母親の姿もあった。

 地元横畑の安達徳厚町内会長(74)は「鳥追い、さいの神はほかにもあるが、馬は横畑にしかない貴重な行事」と話し、行事を見守った。会場となった古民家「ゆったりの家」で生まれ育ったという大豆の服部清信さん(71)は「子供の頃は24軒の家を一軒一軒回ったが、人も子供もいなくなって行事は途絶えた。馬が復活して、子供の頃の思い出が蘇ってきた」と、当時を振り返っていた。

 今年は参加者の要望から、初めてバス送迎ツアーが企画された。長野県長野市の西澤清文さん(61)は「雪道が心配だったので、ツアーに申し込んだ。来年も企画してもらえるなら、家族を連れて来たい」と話していた。

まいどや酒店が洋菓子店とコラボの大人チョコギフト発売

maidoya_hall.jpg写真=ヒノキの一合枡に入った「抹茶がとーしょこら」

 上越市春日新田1のまいどや酒店(杉田彰店主)は、14日のバレンタインデーに合わせ、人気洋菓子店とコラボレーションしたチョコレート「抹茶がとーしょこら」を発売した。大人へのプレゼントに最適な一品に仕上がっている。

 同商品は、下門前の人気菓子店「キャラメル」とコラボレーションしたもので、ガトーショコラに福岡県星野村の抹茶と南魚沼市青木酒造の「大吟醸牧之」の酒粕を練り込み、さらに日本酒を染み込ませた。同店ロゴを焼印したヒノキの一合枡に入っており、濃厚な味とヒノキの香りが重なり合った大人のスイーツに仕上がっている。

 価格は税別1300円。数量限定のため予約がお薦め。2月8日以降の店頭渡しとなる。そのほか同店では、日本酒やワインなど、バレンタインの雰囲気たっぷりのギフトも各種用意している。

 営業は午前9時〜午後7時30分。14日含む日曜定休。電話543・6727。

雪の冷熱でワイン熟成 岩の原葡萄園が330トンを雪室へ

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写真=重機を使って雪を入れる作業。330トンの雪が運び込まれた

 上越市北方の「岩の原葡萄園」(棚橋博史社長)は4日、雪室への雪入れ作業を行った。隣接するワイン樽貯蔵庫「第二号石蔵」の室温を18度以下に保つため利用する。今冬は雪不足も懸念されたが、室内には夏期に備え、たくさんの雪が詰め込まれた。
 雪室は明治時代の1898年、「日本ワインぶどうの父」と呼ばれる川上善兵衛が建造。雪の冷熱を利用し、同石蔵の温度を調整していた。その後、二酸化炭素の発生量削減を目的に、2005年に再建。市指定文化財にも登録されており、約330トンの雪を収容し、赤ワインの熟成に役立てている。年間で約4トン、二酸化炭素の排出量を削減しており、環境にも配慮している。
 今年は少雪の影響で、同社周辺の積雪量は例年の約3分の1となる50センチ。毎年2回行う雪入れ作業を、今年は1回でまとめて実施した。例年は同社敷地内の雪を利用していたが、今年は同市牧区柳島からも雪を調達。地元建設業者が4トントラック4台で雪を運搬し、除雪機で雪室内に入れていった。
 同社の建入一夫製造技師長(53)は「雪入れは、積雪量を見ながらの作業になるので、毎年実施の時期を決めるのが難しい。雪室の冷熱で一定の温度を保つことができるので、ワインの良い味わいにつなげていきたい」と話していた。

北越銀行に接客するロボット「特別支店長」登場

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写真=ロビーで利用客と会話をするペッパー(北越銀行直江津支店)

 時代に沿った新たなサービスを取り入れようと、上越市内でも先端ロボットの導入を進める店舗や施設が増えている。3日には、同市中央2の北越銀行直江津支店(金子俊裕支店長)に、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が登場。明日5日まで「特別支店長」として、ロビーで接客係を務める。
 同社は1月から、利用客に先端技術を体感してもらい、窓口での待ち時間を楽しく過ごしてもらおうと、各支店に持ち回りでペッパーを派遣している。
 市内の支店では今回が初登場。「初めて見た」という利用客も多く、会話や握手などを楽しんでいた。近くにいる人を認識し、話しかけてくる姿に利用客は「子供としゃべっているみたいで面白い」などと話していた。そのほか、内蔵機能を利用して手相を見てもらったり、体操を披露してもらうなどしていた。
 同店を訪れていた女性(74)は「店内にペッパーがいて驚きました。手相を見てもらったのですが、じっとしながら窓口の順番を待つよりも楽しいですね」と話していた。

【ローソン店内で声掛けも】

20160203ロボット2.JPG写真=恵方巻や豆の販売コーナーで声掛けを行うペッパー(ローソン上越大日店)

 同市大日の介護事業者「リボーン」は、フランチャイズとして運営している「ローソン上越大日店」でペッパーを導入している。この日は、節分に合わせた鬼の格好で売り場に登場。恵方巻や豆の販売コーナーで「いらっしゃいませ」と声掛けを行っていた。同社によると、ペッパーは店の看板として定着したといい、利用客からも人気を集めているという。
 リボーンの江口義幸業務部長は「介護施設は人手不足という問題を抱えている。もしかしたら、近い将来にはロボットがその問題を解決してくれるのかもしれない」と話していた。
 このほか同市内では、京田の短期入所施設「桑の里」が、会話のできる人型コミュニケーションロボット「PALRO(パルロ)」を導入している。相手を認識して名前を記憶し、自発的に会話することができるため、利用者からも好評だという。

上教大生が直江津の魅力マップ作り活性化検討委で発表

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写真=会場からの質問に答える上越教育大学の学生

 上越教育大学の学生たちが直江津のまちを歩き、見どころや魅力をまとめたマップの発表会が2日、上越市の市立水族博物館で開かれた。2018年の新水族博物館オープンに向けた直江津の地域活性化検討委員会の取り組みの一環で、検討委員らを前に学生たちが食や景観などをテーマにしたマップを発表した。
 「新水族博物館を核とした地域活性化検討会」では18年春の新水族博物館オープンに向けて、本年度から17年度までの3か年度で、直江津地域の活性化策に取り組んでいる。検討委座長の吉田昌幸上越教育大学准教授の現代社会論の講義を受けている学生17人が4グループに分かれて、直江津のまちを歩いてマップを作った。
 マップは親鸞聖人上陸の地、日本海の夕日、五智国分寺など歴史と風景をテーマにしたものや、直江津の路地や朝市などを紹介したもの、1000円前後で食べられる学生おすすめの海鮮ランチ、ラーメン店紹介の4種類。学生たちは1月に検討委メンバーや地元の有識者から、まちとその歴史について話を聞いた後、それぞれにまちを歩いてマップの内容を検討して作った。
 学生たちは「歩いてみるといろいろな発見があり、観光客の方にも歴史や景観を感じてもらいたい」「当たり前の景観も観光客には魅力たっぷりなものになる」などとマップを紹介。委員との意見交換も行われた。
 検討委では学生たちの作ったマップも参考にしながら、18年春の新水族博物館オープンに向けてマップの検討を進める。

上越地域消防事務組合が買い物客に防火呼び掛け

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写真=ちらしを手渡して買い物客に防火を呼び掛ける消防署員

 上越地域消防事務組合は1月20日から2月19日まで実施している「冬の火災予防運動」の一環としてこのほど、上越市内のショッピングセンターで買い物客にちらしを配布し、暖房器具の取り扱いなどに注意を呼び掛けた。
 1月24日は、同市とよばのバロー上越モールで行われた。上越南消防署の職員ら7人が、出入り口など3か所に分かれ、500枚用意したちらしをティッシュペーパーとともに配った。寒さと雪のため、客はやや少なめだったが、職員からちらしを受け取ると、「はい、気を付けます」などと答えながら売り場に向かっていた。
 冬期間は暖房器具を原因とする火災が多いことから、反射式ストーブの上で洗濯物を干さない、石油ストーブの給油は消火を確認してから行う、などを重点に火災防止を呼び掛けている。

12日から熱戦 スペシャルオリンピックスに上越勢19人出場

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写真=アルペンスキーに出場するアスリートとコーチら(1月31日・池の平スキー場)

 知的発達障害者の日頃のスポーツトレーニングの成果を発表する場として、4年に一度開催される全国規模の競技大会「スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム・新潟」(公益財団法人スペシャルオリンピックス日本主催)が12〜14日まで県内3会場で開催される。上越地域からもアスリートたちが各種目にエントリー。本番を目前に控えたアスリートたちの練習にも熱が入る。
 スペシャルオリンピックス(SO)の日本での活動は20年目を迎え、陸上や水泳など夏季17競技、アルペンスキー、スピードスケートなど冬季7競技、全24競技に約8000人のアスリート、約1万5000人のボランティアが参加している。4年に1度、夏季、冬季それそれの大会が開催されている。新潟では今回が初開催。新潟市の朱鷺メッセ、新潟アサヒアレックスアイスアリーナ、南魚沼市の五日町スキー場の3会場で行われる。
 新潟大会は「トキめけ キラめけ 力いっぱい 心いっぱい〜ささえあう笑顔 ひろがる勇気 感動を 新潟から〜」をスローガンに、全国各地からアスリート約650人が参加し、上越地域からはアルペンスキー9人、スノーボード6人、スノーシューイング3人、フロアホッケー1人が出場する。17年にオーストリアで開催される世界大会の予選会も兼ねている。
 このうち、アルペンスキーとスノーボードに出場するアスリートたちは、毎週日曜日に池の平スキー場で練習を重ねている。31日はアルペンスキーのアスリート9人が参加し、コーチやボランティアの指導で技能や体力に応じたコース別のプログラムが行われた。ジャイアントスラローム上級に出場する佐藤義則さん(37)は過去大会で金メダルを獲得するなど、活躍。今大会に向け「調子がとても良い。少し緊張するけど、メダルを目指して頑張ります」と意気込んでいる。
 SOは1962年に故ケネディ米大統領の妹、ユニス・ケネディ・シュライバーが自宅の庭を開放して開いたデイ・キャンプがはじまり。68年に第1回国際大会が開かれた。知的障害のある人たちに年間を通じて、オリンピック競技種目に準じたさまざまなスポーツトレーニングと競技の場を提供し、参加したアスリートの健康増進、家族や他のアスリートや地域の人々と才能や技能、友情を分かち合う機会を継続的に提供することなどを目的としている。

永野一郎杯ミニバスで上越地域の37チームが熱戦

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写真=直江津ヴェールの選手(右)がゴールを狙う(直江津ヴェール対JHBC B)

 「第7回永野一郎杯上越地域ミニバスケットボール交流大会」(上越市バスケットボール協会主催)が30日、上越市下門前のリージョンプラザ上越で始まった。上越、妙高、糸魚川の3市から男女計37チームが出場。今日31日まで2日間の日程で優勝を争う。
 2009年に96歳で死去した故永野一郎さんは、教師の傍ら、選手、指導者として2度の国体優勝に貢献するなど、上越での競技普及に尽力した。同大会は、バスケットボールを通して青少年の育成に取り組んだ永野さんの思いを受け継ごうと、10年から毎年行われている。
 大会はこれまでの実績に基づき、実力上位の「J1」と、「J2」のカテゴリーに分かれて行われる。ミニバスにはない3点シュートを採用するなど、一部特別ルールで実施している。
 開会式では、同大会を主管する上越地区ミニバスケットボール連盟の杉本正彦会長があいさつ。「この大会は、亡くなった永野一郎先生の思いを受け継ぐ大会。バスケットボールができることに感謝して、全力でプレーしてほしい」と話した。
 初日は予選を実施。今日行われる決勝トーナメントへ進出するため、各コートでは熱戦が繰り広げられた。児童は相手を交わす素早いドリブルや正確なシュートを披露。観客席に詰めかけた保護者らは、得点が入る度に盛り上がっていた。
 上越EASTミニバスケットボールクラブ主将で大手町小6年の永井翔君(12)は「僕たちのチームは身長が低い分、スピードを重視するバスケに取り組んできた。絶対に優勝したい」と意気込んでいた。

院内暴力に備え県立中央病院看護師ら護身術学ぶ

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写真=腕を振り上げる練習を行う病院関係者ら

 院内で起こる暴力や暴言への対応力を身に付けようと、上越市新南町の県立中央病院で1月29日、防犯研修会が開かれた。看護師など同病院関係者約50人が参加し、警察署員から暴力への対応法や護身術などを学んだ。
 同病院によると、院内ではまれに暴れる患者がいるという。研修会は、患者を傷つけず、職員も身の安全を確保できる正しい対処法を学ぼうと、毎年実施している。
 同日は上越警察署生活安全課の磯部仁係長や警務課の多田信弥係長ら4人を講師に招き、講義と実技の2部制で開いた。
 前半部は、磯部係長による講義を実施。患者が興奮している場合、二人以上で冷静に対応して事態の収拾を図ること、患者からセクハラを受けた場合、我慢しているとエスカレートするためすぐに上司へ報告すべきなどと説明した。
 後半部は、護身術体験を実施。多田係長は「腕をつかまれた時は、手のひらを合わせて突き上げたり、腕をねじったりすると振りほどける」「後ろから抱き付かれた時は、両肘を脇腹に付けると抜け出せる。腕を振り上げることも効果的」などと手本を示しながら紹介。参加者は二人一組となり、多田係長から学んだ護身術を実践していた。女性が男性の腕を振りほどく場面もあった。
 同院看護師の吉原麻美さん(34)は「腕を振りほどくのはそれほど難しくなかった。初参加だったけど、私でもできることが多かったので役に立った」と話していた。