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生誕180年記念し上越妙高駅で前島密展

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写真=制服レプリカやパネルが展示されているイベントホール

 前島密生誕180年記念祭実行委員会は、北陸新幹線上越妙高駅の改札口前のイベントホールで「郷土の誇り 前島密展」を開催している。東京の郵政博物館が所有する「前島密業績絵画」を複製したパネル15点や、官営郵便創業の翌年である明治5年の制服レプリカなど約50点が展示されている。9月17日まで。
 同展は、10月17日に上越商工会議所で行われる「前島密生誕180年記念式典・講演会」に先立ち、現在の上越市下池部出身で「日本郵便の父」と呼ばれる前島密の業績を広く知ってもらおうと開催している。多くの市民や観光客が訪れる同駅が会場に選ばれた。
 展示パネルの原画は、同博物館の前島密没後50年展覧会の際に、日本画家の守屋多々志が描いたもの。錦絵風の絵画の下に、前島密の功績を記す説明文が添えられている。
 展示パネルや年表によると、前島密は飛脚による手紙の運送を廃止。1872年に郵便制度を確立し、主要都市間でしか利用できなかった手紙の運送を、全国へ配達できるようにした。そのほかにも、陸運会社や海運会社の設立、首都を江戸に置く「江戸遷都」の実現に尽力したなどとしている。