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難病克服し妙高描く中郷区の桐山さんが遊心堂で絵画展

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写真=「妙高は本当に素晴らしい山。今後も描き続けていきたい」と桐山さん

 上越市中郷区藤沢の桐山弘さん(71)による油絵展が同市本町4のアートサロン遊心堂2階ギャラリーで開かれている。18日まで。近作を中心に全42点を展示している。入場無料。 
 同ギャラリーで展示会を開くのは今回2回目。タイトルは「妙高を知り尽くした男が妙高の四季を描く」。妙高山をこよなく愛する桐山さんは登山や釣り、スキー、山菜採りなど、長年妙高山に親しんできた。しかし1996年、骨肉腫を発症。3年の闘病生活を余儀なくされた。
 桐山さんは病気の発症をきっかけに絵画制作をスタートさせ、大好きな妙高山を描き続けた。絵画を始めてからは人や風景、物をよく観察するようになったという。
 会場にはさまざまな場所から描いた四季折々の妙高山を中心に、近隣の風景などを飾った。2015年東光展大作部門入選作品「高田の雁木」も展示した。「妙高は本当に素晴らしい山。今後も描き続けていきたい」と語る。
 一方、「病気を発症したとき、(医師から)『もうだめかもしれない』と言われた。足もいうことを聞かなかった。ただ、妙高山に行き、リハビリを兼ねて釣りや登山に取り組んだ。今では普通の人と変わらない生活を送れるようになりました。病気で苦しんでいる人たちもあきらめずに頑張ってもらいたい」とエールを送っている。