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本町4の遊心堂で18日まで偉人テーマに企画展

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写真=右は北大路魯山人、隣りは岡倉天心の直筆

 上越市本町4の遊心堂は18日まで「故郷ゆかりの偉人が残したもの」と題した企画展を開いている。明治から昭和にかけて上越や高田と縁を持った文人、要人、芸術家ら偉人たちの作品を紹介する本紙4面の連載に関連した収蔵品が多数並ぶ。
 地元に縁の深い名品を鑑賞してもらおうと一般公開している。同市立総合博物館で生誕100年記念展が開催されている写真家・濱谷浩、前島密、小林古径、岡倉天心、斎藤真一、北大路魯山人らによる書画が中心。
 このうち、優れた文人であり、近代日本における美術史や美術評論をけん引した岡倉天心(1863-1913)のしたためた手紙から、四角く右肩下がりという字体の独特の味わいが見て取れ、人柄が偲ばれる。
 左隣りには、天心と同じく現・妙高市赤倉に別荘を建てて制作に励んだ小杉放菴の日本画「洗馬」がある。1931年、51歳の制作。東洋的で俳味に富む。落ち着いて心静かに向き合うと、悠々とした時の流れやそよぐ風を感じられる。
 また、古径29歳の画「樹下飛鳥」は、大らかさがあり、ロマン主義的な傾向を持つ。
 入場無料。
 関連し、同展第二弾「謙信公錦絵展」は20日から同店で。31日まで。