上越よみうりは読売新聞に無料で折り込まれる日刊紙です。旧上越市を中心に政治・経済・サークル活動・スポーツ・イベント等、身近な話題を取材報道している市民新聞です。

2015年8月アーカイブ

「ふるさと上越伝統芸能の祭典」で市民ら酔いしれる

伝統芸能の祭典2.JPG

写真=月影雅楽保存会の演奏に合わせ若林さんが天女の舞をみせた

 上越市合併10周年を記念し、各地で脈々と受け継がれている伝統芸能を一堂に集めた「ふるさと上越伝統芸能の祭典」(上越文化会館主催)が30日、上越文化会館大ホールで開かれた。約1000人の市民らが詰め掛け、迫力ある演奏や、優雅な踊りに酔いしれた。
 同祭典は単なる発表会ではなく、一つひとつの伝統芸能を物語風につないで「祭り巡りの旅」という演劇要素を取り入れた。
 オープンニングの能生弁天太鼓(糸魚川市)は、直径120センチという県内一の大きさを誇る大太鼓を打ち鳴らし、天空を震わせる大地の響きを演出した。そして、浦川原区の月影雅楽保存会による「谷の雅楽」は天地をつなぐ音色を奏で、佐渡出身のダンサー、若林美津枝さんが優雅な天女の舞を見せた。
 その後は越の神(吉原久美子さん)、侠客の角蔵(池原真太郎さん)、上杉謙信(今井明さん)の案内で、幾重もの山々を超え「祭り巡り」が始まった。
 三和区の「岡田の春駒」は風巻神社大祭に奉納されるもので、団扇太鼓に合わせ女装した人が駒頭を持って踊る。中正善寺の「獅子天狗舞」は、天狗と獅子のユーモアあふれる決闘が見どころ。最後は、江戸時代に起きた地震による地滑りで、名立区の漁村が一瞬で埋没した悲話の朗読を挟み、同区の名立太鼓が迫力ある太鼓の連打で締めくくった。
 第2部では、若林さんが創作舞踊「朱縷衣」を披露したほか、秋田県男鹿市などで伝わる伝統行事「なまはげ太鼓」の勇壮で迫力ある演奏が繰り広げられた。

板倉区で上越市総合防災訓練 住民ら約600人が参加

20150829板倉訓練②.JPG

写真=消防署員たちが倒壊家屋から要救助者を救出

 9月1日の「防災の日」を前に、上越市は29日、板倉区で同市総合防災訓練を実施した。同区寺野地区の住民約180人と関係機関職員らあわせて約600人が参加。住民たちの避難をはじめ、メーン会場となった板倉農村環境改善センター周辺ではさまざまな訓練が行われた。
 住民の防災意識向上や迅速で安全に避難行動を行うことなどが目的。住民と防災関係機関との連携や協力体制の強化を図るため、毎年会場を変えて実施している。
 同区寺野地区は昨年10月に二度、台風による雨の影響で土砂災害のおそれがあることから、避難準備情報が発令された。今回はこれらを受けて実施。同日の訓練は「前日からの大雨で同地区に対して県の土砂災害警戒情報が発表された」ことを想定。災害の危険性が高まったとし、同市は住民の地区外への避難を決定したというもの。 
 住民たちは各町内ごとに自衛隊車両や同市のマイクロバスに乗り、指定避難所となっている同センターに避難した。自衛隊車両で避難してきた同地区機織の清水シズ子さん(83)と鈴木ヨシ子さん(73)は「膝が痛くて(車両の)乗り降りが大変でした。日頃の訓練は大切だと思うので参加できて良かった」と話した。
 会場では、航空自衛隊ヘリを使った負傷者搬送、増水河川の対岸に取り残された想定で緊急車両を使用した逃げ遅れた住民の救出、重機で通行の妨げになってるがれきの除去活動を行う道路啓開をはじめ、消防署員による倒壊家屋からの救出などさまざまな訓練が行われたほか、上越消防によるAED体験や上越地域振興局による災害時を知恵と工夫で乗り切るためのレシピ紹介などの体験コーナーも設けられた。参加者たちは懸命な訓練活動を真剣に見学していた。
 訓練終了後の閉会式では寺野地区連絡協議会の手塚哲夫会長が「災害時は日頃の訓練が役立つ。今回の問題点を検証し、地区の防災に役立てたい」と話したほか、村山秀幸上越市長は「訓練を通じて得た経験や思いを重ね、地域、まち、市の安全安心が高まることを期待したい」と述べた。

パパまるハウスが下門前に展示場オープン

パパまる.JPG

写真=見どころ満載の展示場室内

 パパまるハウス上越支店は29日、上越市下門前に移転し、併せて上越展示場を開設する。オープンに合わせ、9月5、6日にオープンイベントを開催する。
 「当社の住宅に安かろう悪かろうのイメージを持たれている方がいらっしゃることは残念ながら事実です」と明かす同社。間取りパターンタイプ化による設計作業の効率化などで原材料をコストダウンし住宅を低価格化させているが、展示場は今までにない設備や仕様に。「こんなこともできるという高級なパパまるをお見せして、イメージを覆します」と力を込める。
 注目の一つはキッチン。同社の住宅設備は一流メーカー製を標準装備しているが、展示場ではタカラスタンダードの最高品位ホーローキッチンを導入。収納力が高い上に見た目もスタイリッシュで、室内で抜群の存在感を見せる。
 その他の見どころは、同社で家を建てた人のほぼ全員が希望したという2階の上にある屋根裏収納。140センチの高さがある一つの部屋のような造りで、大規模収納にしたり、子供の遊び場とする家もあるという。テラスにもなる家族でくつろげる2階の屋根付きワイドバルコニーも必見だ。
 イベントは各日午前10時〜午後5時。アンケートでテイッシュや洗剤を、見積もり依頼でクオカード1000円分をプレゼント。成約で標準仕様キッチンをグレードアップ仕様にできる。風船やわたあめ、カップラーメンのプレゼントもあり、子供も楽しめる。
 会場は下門前のスターバックスコーヒー上越店の東側斜め向かい。電話531・2880。

生誕180年記念し上越妙高駅で前島密展

前島密展示.JPG

写真=制服レプリカやパネルが展示されているイベントホール

 前島密生誕180年記念祭実行委員会は、北陸新幹線上越妙高駅の改札口前のイベントホールで「郷土の誇り 前島密展」を開催している。東京の郵政博物館が所有する「前島密業績絵画」を複製したパネル15点や、官営郵便創業の翌年である明治5年の制服レプリカなど約50点が展示されている。9月17日まで。
 同展は、10月17日に上越商工会議所で行われる「前島密生誕180年記念式典・講演会」に先立ち、現在の上越市下池部出身で「日本郵便の父」と呼ばれる前島密の業績を広く知ってもらおうと開催している。多くの市民や観光客が訪れる同駅が会場に選ばれた。
 展示パネルの原画は、同博物館の前島密没後50年展覧会の際に、日本画家の守屋多々志が描いたもの。錦絵風の絵画の下に、前島密の功績を記す説明文が添えられている。
 展示パネルや年表によると、前島密は飛脚による手紙の運送を廃止。1872年に郵便制度を確立し、主要都市間でしか利用できなかった手紙の運送を、全国へ配達できるようにした。そのほかにも、陸運会社や海運会社の設立、首都を江戸に置く「江戸遷都」の実現に尽力したなどとしている。

訪問営業中の男性が振り込め詐欺を未然防止

20150826振り込め詐欺防止.JPG

写真=右から本間署長、白石さん、内藤さん

 上越市寺町3の会社員、白石寛明さん(23)が26日、振り込め詐欺の被害を未然防止したとして、上越警察署(本間政雄署長)から感謝状を受けた。仕事中に偶然立ち寄ったATMの前で電話をする上越市内在住の70代女性に声を掛けたことが、被害の防止につながった。
 白石さんは新社会人として、今年5月から丸三証券上越支店に勤務。先月17日、直江津地区で訪問営業をしていた際、同市中央2の無人の金融機関店舗に立ち寄り、ATMの操作中に電話をしながら周囲を見渡す女性を見つけた。隣では夫の男性が不安そうにその様子を見つめていたという。白石さんはその姿に疑問を抱き、夫婦に「振り込め詐欺ではないですか」と声を掛けた。
 すると、女性は「市役所の国保年金課のアベさんと話をしている」「お金が返って来るから、中央2のATMに行けと言われたが、操作の仕方が分からない。あなた、私と電話を変わってちょうだい」と話し、白石さんに携帯電話を手渡したという。
 白石さんは電話相手の男に「市役所に確認をさせてほしい」と話し、すぐに電話を切った。その後、同課に問い合わせると「アベという職員はいないし、そのような話を電話ですることはない」と言われ、詐欺を確信したという。
 その後、夫婦は白石さんから名刺を受け取り、一連の出来事を警察に相談した。
 白石さんは同支店の内藤彰信支店長(40)と感謝状の贈呈式に出席し、「声を掛けないと後悔すると思った。困っている人を助けることができて良かった」と笑顔で話していた。

85歳の山本田鶴子さんが五智養老を慰問し歌披露

20150825、85歳が歌披露.JPG

写真=力強い歌声を披露する山本さん

 ボランティアで歌の披露を行っている上越市三和区所山田の山本田鶴子さん(85)が25日、同市五智6の五智養護老人ホームを慰問した。「85歳の私でも、元気に頑張っているところを多くの施設利用者に見てもらいたい」と話す山本さんは、同施設の入居者約120人に自慢の歌声を披露。入居者を楽しませた。
 山本さんは8年前から、ボランティアで介護施設などを回り、年20回ほど歌を披露している。この日は「ふたり酒」、「今夜は乾杯」など6曲を披露した。
 披露は同施設の食堂ステージで行われ、山本さんが歌う度に会場からは手拍子が起こった。
 山本さんが6曲を披露した後は、同施設を定期的に慰問する「皓紀会」の野沢紀子さんら3人が、6曲の踊りを披露した。
 同施設の女性(68)は「歌や踊りを見るのは楽しい。山本さんのように、自分よりも年齢が上の人が頑張っている姿を見ると、元気や勇気を分けてもらえる」と話していた。
 山本さんは「体が動く限りは、90歳になろうと95歳になろうと、歌を届け続けたい」と話していた。

消防士の関沢亮輔さん はしご登はんで全国大会出場へ

はしご登はんで全国出場.JPG

写真=24日の消防長点検で日頃の訓練の成果を披露する関沢さん

 兵庫県で今月29日に開催される「第44回全国消防救助技術大会」(全国消防協会主催)の「はしご登はん」部門に上越地域消防事務組合頸北消防署の消防士、関沢亮輔さん(23)が出場する。本番に向けて訓練に励むほか、24日には同本部屋外訓練場で淺野克未消防長に意気込みを語り、訓練の成果を披露した。
 関沢さんは7月に新潟市で開催された県消防救助技術大会に出場。見事優勝し、全国大会への切符を手に入れた。これまでに同組合から同部門に出場したのは1994年以来となる。
 「はしご登はん」はサークル内に置いたロープで命綱を作り、上から垂れ下がるロープにカラビナで装着。15メートルのはしごを一気にかけ登る。安全性とスピードが求められる競技でタイムを競う。先日、13秒3の好タイムをマークした。このタイムは一昨年の全国大会優勝者が記録した14秒1をクリアしている。
 関沢さんは今年の冬に自主訓練を開始し、今年4月から大会に向けての本格的な訓練に励んだ。関沢さんは「減点があった時点で失格になる。命綱を作るときに特に注意し本番に挑みたい」。
 24日に行われた消防長点検では、淺野消防長に「訓練期間中にサポートしてくださった方への気持ちを忘れず、『一本の通し』に全てを懸け、技術、体力を出しきって全力で駆け上がることを誓う」と力強く意気込みを語った。淺野消防長は「全国での自分のレベルを知り、日頃の成果を発揮してきて」と激励した。
 大会には全国から精鋭51人が出場予定。関沢さんは26組中2組目に出場することになっており、「最近は調子も安定している。本番まで訓練できるのはあと4回。本番をイメージして集中したい。上位入賞を目指したい」と力強く語った。

謙信公御輿333人が担ぎ祭りムード盛り上げる

20150823みこし.JPG

写真=春日山毘龍会のメンバーが前役、後役を務め、担ぎ手の交代を円滑に誘導。沿道の歓声を受けながら約1.2キロを練り歩いた

 謙信公祭の行事の中でも、お膝元である地元町内や多くの住民が携わり盛大に行うことで知られている「謙信公御輿」の渡御が23日、上越市春日山町1の駐車場を起点とし、山麓線から春日小前まで約1・2キロを血気盛んに練り歩き、沿道から歓声を受けた。
 主催は、謙信公御輿春日山町3町連合実行委員会(池本信居代表)。地元の春日山毘龍会と上越御輿連合会から例年並みの333人が参加し、重量1・2トンにも及ぶ総ケヤキ造りのみこしを力強く担いだ。遠くは新潟市の団体も参じた。
 同委員会はまず春日山町1の「肉のたなべ」駐車場で出発式を行った。
 村山秀幸市長ら来賓の祝辞などに続いて、担ぎ手それぞれが計4本の柱に沿って配置についた。肩で担ぐと、「させー」の合図を受けて、片手のひらだけで柱を支え、天に向かって高く突き上げた。ボルテージが高まる中、勇壮に出発した。
 春日山毘龍会の前身・春日山会時代から約20年にわたり謙信公御輿の運営に携わってきた横山心さん(41)が、渡御頭を務め、「重厚なみこしなのでかじ取りが難しい。90回の節目ですが、気負いすぎず、きれいに進むよう、事故のないよう務めたい」と引き締まった表情で率いた。
 「春日山城入り口交差点」手前で小休止。満を持して山麓線に出ると、沿道の観客から拍手や歓声を受け、会場の祭りムードを一層盛り上げていった。

県立上越テクノスクール 「こども仕事塾」に小学生520人

仕事塾.jpg

写真=金槌を手に踏み台を作る児童

 小学生が様々な仕事を体験する「こども仕事塾」が22日、上越市藤野新田の県立上越テクノスクールで開かれた。大工仕事や工作機械を使ったものづくりのほか、福祉や看護など幅広い仕事の体験コーナーが設けられ、約520人の児童が参加した。
 こども仕事塾は小学生の夏休みの思い出づくりとともに、将来を考えるきっかけづくりを目的に毎年開催している。自動車整備、メカトロニクス、木造建築、ビジネススタッフなどそれぞれの学科が中心となり、市内の同業組合など関係団体の協力を得て23の体験コーナーを設けた。
 NC旋盤でステンレスのこまを作ったり、自動車の塗装や整備体験、アクセサリー作りのほか、今年は県立看護大による看護師体験や上越市社会福祉協議会による高齢者疑似体験などのコーナーも設けられた。朝から親子連れらが多く訪れ、会場はごった返した。
 大工仕事のコーナーは、上越市建築組合北支部が協力し、こぎりで丸太を切って花台を作ったり、すのこを作る体験が行われた。市立春日新田小4年の岩崎友吾君(9)は「切った木にドリルでネジを打ち込むのが難しかったけど、すごく楽しかった」と話していた。

大黒屋が9月1日から 「地酒飲みくらべセット」提供

【カラー】大黒屋セット.JPG

写真=「地酒飲みくらべセット」

 高田駅前の高田ターミナルホテル1階にある旬魚料理と地酒の店「大黒屋」は9月1日から「地酒飲みくらべセット」の提供を始める。自分でチョイスした3種類の地酒を飲み比べられるセット。刺し身2点盛り、同店自家製お通し付き。1500円。
 「自分に合う酒を見つけてもらいたい」などという思いから考案された新メニュー。これまで口にしたことのない日本酒を味わうことで、「新たな味と出会うきっかけになれば」と田中芳美専務。
 地酒は県内の酒蔵の10銘柄を用意。3種類を選びおちょこで提供する。そのうち、一番気に入った地酒1合が味わえる。セットのお通しはその日の仕入れで決まる日本酒に合う自家製メニューだ。
 田中専務は「おいしいおつまみとともに、地酒を楽しんでもらえれば」と話している。
 提供時間は午後5時〜同9時30分ラストオーダー。問い合わせは0120・345・542。

妙高酒造が全米日本酒歓評会で3年連続金賞の快挙

20150820妙高酒造.JPG

写真=「妙高山三割五分磨き」(左)と「シャトー妙高」を紹介する松田社長

 上越市南本町2の妙高酒造(松田治久社長)はこのほど、米国のハワイ州ホノルルで行われた全米日本酒歓評会(同実行委員会など主催)に自社商品を出品。「大吟醸妙高山三割五分磨き」と「特別純米シャトー妙高」が金賞を受賞した。シャトー妙高は2年連続の金賞。同社の商品が金賞を受賞するのは3年連続となった。
 同歓評会は、海外流通を行う蔵元へ敬意を表し、米国の人に良質な日本酒を理解してもらおうと、2001年から開催している。日本と米国の審査員が「吟醸」「純米」などの部門ごとに、銘柄を伏せた状態で、味や香りなどを審査する。このうち大吟醸A部門は、玄米のぬかや胚芽などの表層部を6割以上取り去った「精米歩合40%以下」の日本酒がエントリー。「妙高山三割五分磨き」を含む100点が集まり、26点が金賞となった。「シャトー妙高」は純米部門108点中30点の金賞に輝いた。また、「純米大吟醸妙高山」が大吟醸B部門で銀賞を受賞した。
 同社によると、「妙高山三割五分磨き」は米の洗練された華やかな味と香りが特徴。「シャトー妙高」は爽快な後味が洋食に合うという。
 松田社長は「金賞は必ず取れるものではないので、うれしい限り。最近は日本酒を飲む人も少なくなってきたが、ぜひ一度飲んでみてほしい」と話していた。
 「大吟醸妙高山三割五分磨き」は1本5400円、「特別純米シャトー妙高」は同2700円。いずれも720ミリリットルで、同酒造などで販売中。問い合わせは同社522・2111。

糖度増して最高の出来 山本ぶどう園に収穫シーズン到来

20150819山本ブドウ園収穫始まる.JPG

写真=たわわに実ったブドウを収穫する大久保さん

 上越市浦川原区の山本ぶどう園は現在、ブドウの収穫シーズンを迎え、たわわに実った甘いブドウを購入する人たちでにぎわっている。30日には同園展望台広場をメーン会場に「第29回山本ぶどう祭り」も開催される。
 同園は約7ヘクタールの敷地で23戸のブドウ園が営まれており、20以上の品種のブドウが栽培されている。
 今年は天候に恵まれ、収穫時期が例年より約1週間早かったという。同組合組合長で大久保農園園主の大久保勇治さん(67)は「今年は天候が良く、病害虫もほとんどない。糖度も増してここ数年の中でも一番良い出来です」と話す。
 現在はヒムロット、バッファロー、キャンベル、山本特産などが食べ頃。1キロ600円から販売している。9月に入ると今以上に様々な品種のブドウを味わうことができるという。大久保さんは「市場に出回るより新鮮なブドウを味わえる。価格も低めに設定しているので、ぜひ食べてみて」と広く来園を呼び掛けている。
 30日に開催される同祭りは毎年恒例イベント。時間は午前10時〜午後2時30分頃。豪華賞品が当たる大抽選会や小学生以下対象のビンゴゲーム、太鼓やストリートダンス発表、「親子で早食いトライアスロン」と銘打ったオリジナル競技も予定されている。また、飲食の出店があるほか、メーン会場ではブドウを1割引きで販売する。
 同祭りに関する問い合わせは同市浦川原区産業グループ025・599・2301。

直江津商店街連合会も協力しナマステ募金箱設置

20150817ナマステ募金直江津商店街へ協力依頼.JPG

写真=渡辺連合会会長(左から2人目)に募金箱が手渡された

 今年4月に発生したネパール大震災の災害復旧を支援するための「ナマステ募金」の活動を行う上越国際交流協会の「ナマステ募金実行委員会」はこのほど、直江津商店街連合会(渡辺俊智会長)に募金箱設置を依頼。17日、会員3人が上越商工会議所を訪問し、募金箱を渡辺連合会会長に手渡した。
 同所を訪問したのは同実行委員会会員で元JICА専門家の倉辻忠俊さん(72・同市大町4)、倉辻さんの妻でNPOボランティアの厚子さん(66)、JICА青年海外協力隊員・調整員の星野幸雄さん(63・三和区神明町)の3人。市内でもネパールを知ってもらうためのイベントを開催してきたほか、9月30日まで各所に募金箱設置を呼びかけている。現在は高田本町商店街の77店舗をはじめ、市内各所で募金箱が設置されている。
 同日、3人は手作りのペットボトル型募金箱25個と組み立て式の箱型募金箱100個を持参し、渡辺連合会会長に手渡した。同連合会では9商店街125店舗に募金箱の設置を予定しており、渡辺連合会会長は「どれだけ集まるか分からないが、微力ながら頑張らせていただきたい」と話した。
 倉辻忠俊さんは「商店街の方々に協力していただき、感謝します」と述べた。
 募金は9月30日まで随時受け付け中。振り込み先は第四銀行高田営業部(普通預金)2089150。口座名は上越国際交流協会ナマステ募金。募金に関する問い合わせは同協会527・3615。

NPO幸せな家庭環境をつくる会が保育園などに積み木寄贈

ウシキ積み木寄贈.JPG

写真=プレゼントされた積み木で早速遊ぶ園児たち(糸魚川市の川崎保育園、写真提供・同支部)

 家庭環境の改善などを目的にボランティア活動を行っている「NPO法人幸せな家庭環境をつくる会」の新潟支部(支部長=牛木貞幸・ウシキ代表取締役社長)はこのほど、上越市の県立高田特別支援学校と糸魚川市の私立川崎保育園にそれぞれ積み木を1000個ずつを寄贈した。
 工務店などからなり、全国で33の支部がある同NPOは、事業の一環で子供や高齢者に木の質感や温もりに触れてもらおうと、積み木を全国の施設に合計で100万個寄贈する運動を行っている。
 新潟支部は牛木支部長の会社で、スギ製の4・3センチ角の積み木を作っており、希望する学校や保育園、福祉施設などにプレゼントしている。
 牛木支部長は「積み木は、木の香りを楽しんだり、指先の運動になったり、木の持つ自然の力によるさまざまな利点がある。木の温もりを通じて子供たちに協調性や思いやりの心などを育んでもらえれば」と話している。
 同支部では今年、積み木を2施設に寄贈したが、今後も寄贈を続ける。積み木を使いたい施設や学校、保育園、幼稚園などを募集している。
 問い合わせは同支部521・2830。

デイサービス「こやぎの広場」が20日から内覧会

こやぎの広場.JPG

写真=調度品も古物を再利用した古民家風の施設内

 ヤギと一緒に過ごすことができるユニークな介護施設として話題の、上越市下池部の「デイサービス こやぎの広場」。9月1日のオープンを前に、20日から内覧会を開催する。
 内覧会は20、21日が介護事業者向け、22、23日が利用者家族向けに実施。いずれも時間は午前10時〜午後4時で無料。平日であれば期間外でも随時内覧できる(要連絡)。内覧会に参加した人には、同施設を運営する若越紙工(同市長面)の紙製包装箱に入ったヤギ型の手作りクッキーをプレゼントする。
 開所を前に「どうしたら利用する方に喜んでいただけるかを考えた」と話す管理者の鈴木英宏さん。外観は蔵をイメージしたたたずまいで、内部は天井の梁が古民家を思わせる造り。家具や調度品は、元々敷地内にあった蔵に収められていた古物を再生させており、利用者が懐かしみ話ができる雰囲気を作った。自宅のように自由に入れるヒノキ風呂、焼き立てのパンも出せる厨房設備など、利用者を思った配慮が随所にされている。
 もちろん「デイサービスでヤギを飼育するのは日本初ではないか」という3頭のヤギも大きな意味を持つ。昔は多くの家庭で飼われ、高齢者になじみ深い動物。見て触れれば昔を思い出すような、施設利用の楽しみの一つになりそうだ。
 利用者は最大10人で、ゆったり過ごせる少人数制。「皆様それぞれに人生の物語がある。それを把握し、農作業や古布リメークなど、得意なこと、やりたいことを楽しんでいただければ」と鈴木さんは話している。
 施設は前島記念館南側。電話520・6677。

難病克服し妙高描く中郷区の桐山さんが遊心堂で絵画展

20150812桐山弘展.JPG

写真=「妙高は本当に素晴らしい山。今後も描き続けていきたい」と桐山さん

 上越市中郷区藤沢の桐山弘さん(71)による油絵展が同市本町4のアートサロン遊心堂2階ギャラリーで開かれている。18日まで。近作を中心に全42点を展示している。入場無料。 
 同ギャラリーで展示会を開くのは今回2回目。タイトルは「妙高を知り尽くした男が妙高の四季を描く」。妙高山をこよなく愛する桐山さんは登山や釣り、スキー、山菜採りなど、長年妙高山に親しんできた。しかし1996年、骨肉腫を発症。3年の闘病生活を余儀なくされた。
 桐山さんは病気の発症をきっかけに絵画制作をスタートさせ、大好きな妙高山を描き続けた。絵画を始めてからは人や風景、物をよく観察するようになったという。
 会場にはさまざまな場所から描いた四季折々の妙高山を中心に、近隣の風景などを飾った。2015年東光展大作部門入選作品「高田の雁木」も展示した。「妙高は本当に素晴らしい山。今後も描き続けていきたい」と語る。
 一方、「病気を発症したとき、(医師から)『もうだめかもしれない』と言われた。足もいうことを聞かなかった。ただ、妙高山に行き、リハビリを兼ねて釣りや登山に取り組んだ。今では普通の人と変わらない生活を送れるようになりました。病気で苦しんでいる人たちもあきらめずに頑張ってもらいたい」とエールを送っている。

本町4の遊心堂で18日まで偉人テーマに企画展

20150813遊心堂たて.JPG

写真=右は北大路魯山人、隣りは岡倉天心の直筆

 上越市本町4の遊心堂は18日まで「故郷ゆかりの偉人が残したもの」と題した企画展を開いている。明治から昭和にかけて上越や高田と縁を持った文人、要人、芸術家ら偉人たちの作品を紹介する本紙4面の連載に関連した収蔵品が多数並ぶ。
 地元に縁の深い名品を鑑賞してもらおうと一般公開している。同市立総合博物館で生誕100年記念展が開催されている写真家・濱谷浩、前島密、小林古径、岡倉天心、斎藤真一、北大路魯山人らによる書画が中心。
 このうち、優れた文人であり、近代日本における美術史や美術評論をけん引した岡倉天心(1863-1913)のしたためた手紙から、四角く右肩下がりという字体の独特の味わいが見て取れ、人柄が偲ばれる。
 左隣りには、天心と同じく現・妙高市赤倉に別荘を建てて制作に励んだ小杉放菴の日本画「洗馬」がある。1931年、51歳の制作。東洋的で俳味に富む。落ち着いて心静かに向き合うと、悠々とした時の流れやそよぐ風を感じられる。
 また、古径29歳の画「樹下飛鳥」は、大らかさがあり、ロマン主義的な傾向を持つ。
 入場無料。
 関連し、同展第二弾「謙信公錦絵展」は20日から同店で。31日まで。

御風やディズニーなど ギャラリー祥で23日まで感謝セール

20150812ギャラリー祥セール.JPG

写真=サイン入りセル画やディズニーアニメをモチーフにした作品が並ぶ2階の展示スペース

 上越市本町5のギャラリー祥は23日まで、半期に一度のセール企画「感謝の月」を開いている。
 20〜60%引きで提供しており、同画廊は「美術品は高価で日常的に手が届かないもの。"これなら買ってみようかな"とまず手に入れて絵を楽しんでもらうきっかけになれば」としている。
 今回は絵画33点とブロンズ2点をはじめ、食器類、茶道具や掛け軸の逸品まで豊富にそろう。中には「白雪姫」「アラジン」などディズニーアニメのポスターを手掛けたことで知られるデビッド・ウィラードソンによるピノキオや、「トムとジェリー」をヒットさせた米国・アニメーション監督とプロデューサーによるサイン入りセル画など珍しいものも。
 このうち1階には"トミオカホワイト"で知られる同市縁の富岡惣一郎や柴田長俊の作品をはじめ、号数は大きくないが存在感があり気品高い中野昌子「葛」、全体の色調やほの明るい電飾が胸にしみる早川義孝「夜」などが並んでいる。
 一方、2階は"骨董市"さながらの雰囲気。齋藤三郎による水指、石塚仙堂のびょうぶや東洋越陣人の画、相馬御風の書など逸品が目を引く。また1800年代のマイセンをはじめ、日々の暮らしを楽しむための器や花入れも手頃な価格。
 入場無料。月曜休廊。午前10時30分から午後6時30分、日曜は午後6時まで。問い合わせは同画廊522・8778。

清里区の敬西寺本堂で20日まで切手画など作品展

20150810敬西寺で切手画と水彩展.JPG

写真=本堂で作品を展示中の智秀さん陽子さんと孫の立君

 "結ぶ絆から、広がるご縁へ"と題し、上越市清里区西戸野の敬西寺本堂を舞台に切手画と水彩画の作品展が現在開かれている。住職の吉越智秀さんと坊守の陽子さんが力作を発表。一般の観覧向けに20日まで本堂を開放している。16日のみ盂藍盆会のため休み。
 2012年に初めて企画して以来、盆を挟んだ夏休み期間に開く。もともとは智秀さんが高田郵便局でロビー展を行った際に「地元でも気軽に見られる機会を作って」との声を受け、本堂に展示する形態を思いついた。
 智秀さんは35年以上、独自の制作法「切手画」を続ける。2人の子供が学校活動の一環で集めた古切手が仕様の違いで寄贈できず無駄になり、不憫に思って工夫した。下絵を描き、それを基に細かくちぎった古切手を貼り仕上げるという活用法を編み出した。
 今回は16点を発表。素材として使った古切手も参考展示した。源氏物語から「浮舟」、「宇宙戦艦ヤマト」の古切手などを使った「銀河鉄道999」の車掌まで多彩だ。
 一方、陽子さんは作品「かぐわしき風」や線の確かな静物画など、合わせて4点を展示。「まだまだです」(陽子さん)と言うものの、作品は水彩特有の味わいに富む。
 「本来お盆前後は寺の繁忙ですが、地元に帰省する人にも見てもらいたくて」と2人は今夏も作品展を続ける。

非核平和友好都市宣言20周年で被曝クスノキ2世植樹

植樹式.JPG

写真=クスノキ2世の植樹 左から/村山市長、金井さん、清里中2年中谷斗和君、上越日豪協会の近藤芳一会長

 上越市は「非核平和友好都市宣言」20周年の節目を記念し8日、長崎で被曝しながらも再び芽吹いたクスノキ2世の植樹式を同市川原町の平和記念公園で行った。次代を担う中学生らが宣言文を読み上げ、核兵器の廃絶や恒久平和への願いをつなげた。
 爆心地から800メートルにある長崎市山王神社に現存するクスノキは、被曝して焼け焦げた幹から再び芽吹き、長崎市民に生きる勇気と希望を与えた。植樹されたクスノキ2世は、長崎市民らによって種子から育てられ、全国に寄贈されている。
 村山市長は、「クスノキ2世を植えることで、恒久平和を次の時代にしっかりと伝えてほしい」とあいさつし、中学生らと樹高約50㌢のクスノキ2世の根元に土をかけた。隣には、10年前に広島から送られた被曝アオギリ2世が葉を広げており、上越市の新たな平和のシンボルが加わった。
 式典では6日の広島平和記念式典に派遣された中学生11人が、平和学習の成果を発表した。城西中1年の伊藤大智君は「悲劇の記憶が風化し、戦争の語り部が年々減少している。(派遣で)知ったことを周りの人に伝え、一人でも多くの人に戦争について知ってほしい」と述べた。
 10年前に直江津中代表として広島に派遣された上越市五智2の主婦、金井芽久美さん(24)は「結婚し子供が生まれ、母となったことで次代へ伝えていくことの大切さを実感している。目の前の人を大切にして敬うことが平和の第一歩だと思う」と述べ、中学生とともに非核平和友好都市宣言を朗読した。

低料金のエステルームnicoが南高田町へ移転

【カラー】20150731エステニコ移転.JPG

写真=富永さんは「ぜひ一度体験してみて」

 「高技術のエステが低料金で受けられる」と幅広い世代の女性から人気が高い「エステルーム・nico」(富永愛美オーナー)がこのほど、上越市戸野目から同市南高田町へ移転した。施術スペースがこれまでの約3倍になり広々。ゆったり過ごせるようになった。
 富永オーナー(37)はエステティシャン歴10年以上、東京都内の大手サロンでの勤務経験もある。「明瞭な予算で自分が納得する商品を、お客さまの目線で提供したい」と一昨年5月にエステルームをオープン。全国で約500店舗以上を展開し、「低価格・高品質」をモットーにした「ジュビラン化粧品」を使用する。
 顔の基本コースは、酸素パックで余分な汚れを取り除く「ぴかぴか」、14種類のビタミンとアミノ酸を使ってマッサージする「アミノビタミン」、ノーベル賞成分EGFで皮膚再生を促す「EGF」の3コース。各1回40分2160円と低い価格設定なのも魅力だ。また、一人ひとりの肌の状態に応じたオプションメニューも充実。この時期、日焼けした肌の鎮静や美白メニューの人気が高いという。
 富永オーナーは「エステを体験したことがない人も2160円の低価格で利用でき、一度できれいになることを実感していただける。ぜひ体験してみてください」と話している。
 南高田駅近くのかきや向かい。駐車場あり。営業時間は午前10時から午後4時30分最終受け付け。水曜、金曜は午後6時30分最終受け付け。定休日は日曜祝日。完全予約制。問い合わせ、予約は512・5181。

小学生陸上の上越はね馬クラブが15年連続で全国出場

20150804陸上全国大会.JPG

写真=村山市長に活躍を誓う選手たち

 先月5日に新潟市で行われた小学生陸上競技交流大会の県大会で、「上越はね馬クラブ」(梨本渉責任者)の小学生10人が優秀な成績を収め、21、22日に神奈川県で行われる全国大会に出場する。同クラブの選手が全国大会に出場するのは15年連続。3日には、10人が上越市の村山秀幸市長を表敬訪問した。
 全国大会には、「4×100メートルリレー」の男女それぞれ1チームが出場する。いずれも県大会で優勝し、男女各一枠しかない全国大会への切符をつかんだ。
 選手たちは村山市長を前に、最初は緊張からか、表情が固くなっていたが、村山市長から「バトンを渡す場面は難しいよね」「普段はどんな練習をしているの」と言葉を掛けられると、次第に表情を和らげていった。
 村山市長は「本番は体長を崩さないよう、ベストを尽くして頑張ってください」と激励した。
 上杉小6年の北峰輝久君(12)は「チームの状態はとてもいい。47都道府県の一番になりたい」と意気込みを語った。安塚小6年の和栗奈々さん(12)は、昨年の「5年女子100メートル」で全国大会に出場し、個人としては2年連続の全国大会となる。和栗さんは「今年は本番前の緊張がほぐれると思う。チームで良い成績が残せるよう頑張りたい」と話していた。
 出場選手は次の通り(敬称略)。
▼男子4×100メートルリレー 根津諒大(高田西小5年)、瀧本悠一朗(大瀁小6年)、木原大介(小猿屋小6年)、保坂翔海(稲田小5年)、北峰輝久(上杉小6年)▼女子4×100メートルリレー 池田奈央(高志小6年)、金子碧華(宝田小6年)、荻原一葉(小猿屋小6年)、尾崎結稀(新井中央小6年)、和栗奈々(安塚小6年)

戦後70年節目の平和記念式典に上越市が中学生を派遣

広島平和記念式典に出発.jpg

写真=折り鶴を手に誓いの言葉を述べる吉川中3年の山崎君

 広島市で今日6日に開かれる平和記念式典に、上越市は市内中学生を派遣する。5日朝、上越市役所1階市民ホールで出発式が行われた。戦後70年、同市の「非核平和友好都市宣言」20年の節目の年で、24人の生徒が平和への願いを込めた折り鶴を受け取り、現地へ向かった。
 1995年に「非核平和友好都市宣言」を行った上越市は、翌96年から毎年、広島の平和記念式典に中学生を派遣している。今年は市内の全中学校と中等教育学校の代表生徒24人が参加した。
 出発式で中野敏明教育長は「戦後70年で戦争体験を語ることのできる方が本当に少なくなってきている。戦争の愚かさ、平和の大切さを自分の目で、心で学び、それを多くの人に伝えてほしい」と激励。市内の中学生と、先月高田図書館で開いた「平和展・ヒロシマ原爆展」で市民らが折った合計1万羽以上の折り鶴を吉川中3年の山崎航太郎君(15)に手渡した。山崎君は「私たちは戦争を知らない世代。これからも平和な世の中であり続けられるように、多くのことを見て学んで来たい」と誓いの言葉を述べた。
 一行はバスで広島市に向かい、今日6日朝に行われる平和記念式典に参加。その後、原爆ドームを見学したり被爆体験談を聞くなどして、明日7日夜に上越市に戻る。

上越テクノスクールの大平さんが自動車整備で全国3位

20150804テクノスクールの自動車整備.jpg

写真=トランスミッションの分解組立を行う大平さん

 県立上越テクノスクール自動車整備科2年の大平涼太さん(19)が、このほど山形県などで開催された「第10回若年者ものづくり競技大会」(厚生労働省など主催)の自動車整備競技で銅賞(3位)を受賞した。同スクールの受講生が同競技で銅賞を受賞するのは、2年連続となった。
 同大会は、専門技術の向上や就業促進を図る目的から、企業などに就業していない20歳以下の若者を対象に毎年開かれている。大会では「メカトロニクス」「機械製図」「木材加工」など全14競技が実施された。
 幼少期から自動車が好きだったという大平さん。今年初めて、同大会に出場することを決意し、「自動車整備」にエントリーした。練習は2か月前から行い、同科の金井隆行総括主任指導員(41)から整備に関するノウハウを学んだ。
 同競技には14人が参加。「エンジン分解点検」「トランスミッション分解組立」「サスペンション・ステアリング点検整備」など6項目があり、それぞれ決められた車種の部品を使用して、整備の正確性などを競い合った。中にはトヨタ・プリウスのサスペンションなど、2か月間の練習では入手できなかった部品もあったといい、大平さんは様々な車種の部品で練習することで、応用の幅を広げたという。
 大平さんは大会を振り返り、「競技の最初は頭が真っ白になって、自分が何をしたのか、ほとんど覚えていない。でも、たくさん練習してきたので、体が勝手に動いてくれた。中盤からは競技を楽しむことができた」と感想を語った。
 金井指導員は「本番はいつもと違う環境ということもあってか、少し緊張しているようにも見えたが、良い結果を残してくれた」と話していた。

芳澤謙吉50回忌に孫の緒方貞子さんらが来越

緒方さん墓参.JPG

写真=墓前で手を合わせる緒方貞子さん(2日)

 明治後期から半世紀以上にわたり外務大臣や外交官などとして日本の外交に尽力した上越市諏訪出身の偉人、芳澤謙吉(1874-1965)の50回忌法要が命日の2日、同市下野田の真宗大谷派本覚坊で執り行われた。芳澤の孫で国連難民高等弁務官などを歴任した国際政治学者の緒方貞子さん(87)、国際法学者で元ニュージーランド大使の井口武夫さん(85)ら親族が来越。芳澤記念公園内の墓地で墓参りを行った。これに先駆けて1日、2人を迎えた記念講演会が同市立公民館諏訪分館で行われ、「祖父の思い出」を介して住民ら参加者約80人と交流した。
 このうち講演会は、後援会時代から約60年にわたり活動する諏訪地区の「芳澤謙吉翁顕彰会」(古川正美会長)が開いた。
 孫の緒方さんは、国際基督教大学講師を務めていた1968年、国連総会日本代表団の一員に抜擢された。日本女性初の国連人権委員会日本政府代表をはじめ、同難民高等弁務官を11年にわたり歴任。米国など有志連合諸国及び北部連合と、タリバン政府による紛争時にはアフガニスタン支援政府特別代表を務めた。
 講演会で緒方さん、井口さんが「祖父の思い出」を語り、参加者の活発な質問にも答えた。終始、和やかなムードで、2人の言葉に聞き入る参加者の熱気に包まれた。
 緒方さんは「祖父は故郷に帰るのを毎年楽しみにした。帰郷から戻れば"水がうまかった"と語り、故郷との心的な近さがあった。この土地には自然、水、米など日本の素晴らしさがあり、祖父の誇りの真髄だったのではないか。自然の中で辛抱強さや精神力が育まれたのかもしれない」と語った。
 一方、井口さんは「いとこ同士だが、貞子さんの非常な意志と努力は、80代まで外交に尽くした祖父と二重写しに思える。そのインスピレーションが私たちの心の中にある」と語った。
 同じく孫の芳澤忠雄さんが、大の日本酒好きだった横顔を回顧。中でも新潟の地酒を好み、毎晩、テレビのニュースを見ながら、ぬる燗2合で晩酌し、趣味としてゴルフと1日1本のハバナ葉巻を楽しんだといった逸話も次々に出た。
 翌2日、墓参りを済ませた緒方さんは、「謙吉は一人でゆっくり晩酌を楽しむのが常で、新潟の酒を飲みながら中国のことや、国際連盟、軍部との交渉などの話をしてくれた。外交の基礎を作った人であり、50回忌を迎えたことに感無量の思い」と話していた。

ヤギと触れ合えるデイサービスが来月オープン

20150731ヤギのデイサービス②.JPG

写真=「ヤギの飼育を楽しめます」と話す得能社長

 上越市下池部にヤギと一緒に過ごすことができるユニークな介護施設「デイサービス こやぎの広場」が来月、オープンする。運営する若越紙工(同市長面、得能繁幸社長)では「犬を飼っている施設はあるが、ヤギを飼育するデイサービスは、おそらく日本初ではないか」としている。
 同社が介護事業に参入するのは今回が初。母の介護を通じて知ったその大変さから、介護施設の重要性を感じていた得能社長。将来的に自身による介護施設の運営を考えていたところ、知人から「600坪(1980平方メートル)の土地がある」と紹介され、参入を決意した。
 建設候補地は荒れ地で雑草が生えていたが、得能社長は「この雑草を逆に利用できないか」と思い、ヤギの飼育を考案。ヤギは草食動物のため、建物などを除く庭となる約990平方メートルに生える雑草を、ヤギの餌として利用しようと考えた。昔は多くの家庭でヤギを飼育していたといい、高齢者に馴染みがあるほか、おとなしく人に懐きやすいため、餌をやったり一緒に散歩したりしながら、利用者も楽しめる利点があるという。
 先日、長野県佐久市の畜産業者からメスのヤギを3頭購入。いずれも生後4か月の子ヤギで、オープンに向け飼育を始めている。
 施設は蔵をイメージした白と黒が特徴的な約132平方メートルの木造平屋建て。室内はわら入り土壁模様の壁紙でモダンな雰囲気を作り出し、梁を通した吹き抜けが古民家を連想させる。室内の段差も最小限の数に抑え、バリアフリーに努めた。今年4月末に着工し、同7月末に完成した。
 利用人数の上限は10人に留める。得能社長は「一人一人これまで生きてきた歴史があると思うので、施設ではヤギの飼育やガーデニングなど、好きなことや得意なことを楽しんでもらうつもり。自慢のヒノキ風呂に入って、家庭の延長として過ごしていただければ」と話している。
 同施設は利用者を募集しており、無料一日体験の申し込みも受け付けている。また、3頭のヤギの名前も募集中。問い合わせや詳細などは520・6677。

もちや菓子店でハス餅の冷やししるこ新登場

20150724もちやハスの葉商品.JPG

写真=ハスのしるこや落雁などを販売

 上越市本町2の「もちや菓子店」(上野照子店主)はこのほど、上越蓮まつりの開幕に合わせ、高田公園のハスの葉入りの餅を使用した新商品を開発した。
 人気商品は、ハスの冷やししるこ(200円)。地元の名物である同公園のハスの葉を粉末状にして餅に加え、ハスの実の甘納豆や北海道産の小豆とともに味わう一品。控えめな甘さの小豆が、ハスの爽やかな味を引き立てる。
 小豆は冷凍保存されており、シャリシャリとした食感と清涼感が口いっぱいに広がる。ハスの香りが冷気に乗り、豊かな風味を与えるのも特徴だ。
 そのほかにも、ハスの葉を使ったハス餅や、ハスまんじゅう(いずれも2個で160円)、ハス大福(1個120円)などを販売している。
 同店の有澤公湖さんは「おしるこは冷凍庫から出してすぐに食べると、冷たくておいしい。ハス大福などは冷蔵庫で冷やして食べてみてほしい」と話していた。
 問い合わせは同店523・3270。