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大和郵便局で故・若井俊雄さんの一周忌水彩色紙展

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写真=上越大和郵便局で7月3日まで開かれている色紙展

 昨年6月、病気のため68歳で亡くなった若井俊雄さん(上越市北城町3)による水彩色紙の作品展が同市大和1の上越大和郵便局(小林秀行局長)で開かれている。7月3日まで。
 若井さんは郵便局を退職後に水彩画を始めた。これまで、個展や展示会などは一切行わなかったが、一周忌を間近に迎えた頃、若井さんの妻、並江さんに知人が勧め、開催されることになった。
 並江さんは「主人は作品を人に見せることなどは考えたこともなかったんです。今回(展示することを)主人が一番驚いているのではないでしょうか」。
 季節の植物を描き、俳句や詩も詠む。絵画教室には通わず図書館に通い、本を参考にして独学で制作を続けてきた。病を患ってからは、入退院を繰り返し、自らの作品を眺めて過ごしてきたという。
 やさしいタッチで描かれた季節の植物に、「夕涼み 浴衣に似たり 花菖蒲」「草刈りの 畔に残せし 野かんぞう」「朝顔を かぞえる児らと 指を折り」など、植物と日常を詠んだ俳句が共に書かれる。並江さんは「ホッとした気持になるようなほのぼのとした作品。こういう機会は本当にありがたいです」と話していた。