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米山山開きで市民ら100人が登山 下牧登山口に休憩施設も

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写真=村山上越市長や一般参加者が山の安全と健康を祈願した

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写真=下牧登山口に完成した休憩施設で出発式

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写真=小雨の降る中、登山道を歩く参加者

 柏崎市と上越市柿崎区の境に位置し山岳信仰で知られる米山(993メートル)が5月31日、山開きした。柿崎観光協会(白井秀雄会長)が主催した山開き登山には、小学生から80歳の高齢者まで市民ら約100人が参加し、下牧口から頂上を目指した。下山後には、下牧登山口に完成した休憩施設「下牧ベース993」のテープカットが行われた。

 午前8時の出発前までは小雨が降る肌寒い天候。歩き出すと間もなく雨が止み、涼しい風が吹く絶好のコンディションとなった。標高285メートルの下牧口から米山山頂まで、標高差は約700メートル。途中にはロープを張った岩場や、雨で濡れた滑りやすい場所もあったが、参加者は注意深く、一歩ずつ歩みを進めていた。コースの中間付近には石仏が並ぶ壮観な三十三観音があるほか、登山道ではブナのまぶしいほどの芽吹き、イワカガミやドウダンツツジの可憐な花が迎えた。
 先頭グループは約2時間25分で山頂に到着。最後尾も15分後には山頂に達し、関係者は「こんなに早いペースは珍しい」と話していた。
 登山は初めてという上越市滝寺の幼稚園教諭の女性(32)は「疲れたが、冷たい風が吹いていて気持ちが良かった。あと1キロがきつかった」と話す。同市御殿山町の男性(80)は「距離が長く疲れた。ロープの場所が大変だった」と言う。幼年野球チームに入っている柿崎小3年の柿村奏和君は先頭グループで登頂。「登山は平気。足は痛くない」と話していた。
 村山秀幸上越市長も3年連続で参加。「今年の初登山。涼しかったので良いペースで登れた」と話していた。
 山頂の薬師堂では、密蔵院の佐藤義隆住職が登山者の安全を祈願し、参加者が手を合わせた。安全祈願祭が終わる頃には、展望を遮っていた雲が晴れ、頸城平野から日本海に至る雄大な景色が目の前に広がった。参加者は景色を眺めながら昼食を味わっていた。
 下山後、下牧登山口に市が建設した休憩施設のテープカットが行われた。トイレ、休憩と更衣スペースなどがあり、誰でも利用できる。