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大潟かっぱ祭りで大潟町小児童考案の弁当 35分で完売

かっぱ祭り弁当.JPG

写真=弁当を販売するかっぱの皿を付けた児童

 上越市大潟区の大潟町小6年生は6、7日の両日、同区の大潟キャンプ場で開かれている第29回大潟かっぱ祭りの会場で、前年の6年生から引き継いだ「大潟づくし弁当」と「大潟夕日弁当」を販売した。6日は雨にもかかわらず、わずか35分で計200個が売り切れた。
 弁当には、地場産のイチジク、メギス(ニギス)、卵、エビ、米などの具材をふんだんに使った。「大潟づくし弁当」は、かっぱの好物キュウリのピクルス、日本海で捕れたアジのフライ入り。「大潟夕日弁当」は、白米に梅干しを載せて海に沈む夕日をイメージしている。
 弁当を考案したのは前年の6年生。当時担任だった近藤直美教諭によると、総合学習で大潟区の良さを学ぶ中で、ふるさと弁当の企画が持ち上がったという。修学旅行で同じかっぱ伝説がある山梨県の河口湖周辺を訪れ、ピーアールの手法を学んだ後、約20の案の中から2種類のメニューに絞り込んだ。今年2月に大潟商工会でプレゼンテーションを行い、試作にこぎつけた。
 同商工会の縄一昭会長は「食堂や割烹3店が協力し、試作した。今後は意見をいただきながら、食堂や旅館で使ってもらえるよう商品化に向け努力したい」と話す。
 企画を引き継いだ現6年生は、祭りでの販売に向けちらしを作成して回覧板や駅などに掲示。買ってもらった人にプレゼントする折り紙やアクセサリーなども製作した。
 初日は朝から雨の天候だったが、30分前から行列ができ始め、午前11時の販売時間には約70人が並んだ。2種類を買い求める人が多く、販売開始からわずか35分で予定数が売り切れた。
 6年生の内田篤君は「雨が降ったので、余るんじゃないかと心配した。(行列を見て)すごくうれしかった」と話す。
 応援に駆け付けた前年度卒業生、大潟町中1年の山田由美江さんは「試作までこぎつけるのに大変だったが、豪華な弁当が出来上がり、すごいと思った」と話していた。