上越よみうりは読売新聞に無料で折り込まれる日刊紙です。旧上越市を中心に政治・経済・サークル活動・スポーツ・イベント等、身近な話題を取材報道している市民新聞です。

2015年6月アーカイブ

県消防救助技術大会に向けて若手精鋭が訓練

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写真=高さ7メートルの位置で行われたロープブリッジ渡過

 上越地域消防事務組合(淺野克未消防長)に所属する若手消防士は7月1日、新潟市で行われる県消防救助技術大会に出場する。29日には、出場選手25人が上越市北城町1の消防本部屋外訓練場で大会前最後の訓練に挑み、淺野消防長や市防災危機管理課の職員などが様子を見守った。
 開催種目は、15メートルのはしごを登る「はしご登はん」や、高所に水平に張った長さ20メートルのロープを往復する「ロープブリッジ渡過」、5人一組でロープを使い負傷者を救助する「引揚救助」など7種目。個人戦が4種目、団体戦は3種目となる。大会は救助技術の安全性や確実性、迅速さを競う。
 ロープブリッジ渡過に出場する上越南消防署特別救助隊の宮尾友郎さん(23)は「昨年は本番で少し失敗してしまった。今年こそは良い成績を収め、市民に期待される上越消防でありたい」と意気込みを語った。
 個人戦の優勝選手は、8月21日に行われる全国大会(兵庫県)に出場する。団体戦は各種目3位までのチームが、7月30日に行われる東北大会(福島県)に出場し、全国大会を目指す。

ホテルハイマートがビアダイニングの営業開始

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写真=乾杯する会社員グループ

 上越市中央1のホテルハイマートのビア&フードダイニングが26日、今シーズンの営業を開始した。開催は9月5日までの金曜や土曜が中心で、時間は午後5時30分から同8時30分まで。
 開始日となった26日には、仕事帰りのサラリーマンなどで大にぎわいとなった。仕事仲間と訪れた滝澤大輝さん(25・会社員)は「初めて来てみたが、料理が豊富だと思った。ビールもおいしい」と笑顔で話した。
 7月18日と8月29日には、マグロの解体ショーが行われる。さばいたマグロは刺し身などで提供される予定。
 営業係長の長島大起さん(28)は「何度来ても楽しんでいただけるように、一部の料理は週替りでメニューを変えている。マグロ解体ショーの日はもうすぐ定員となるので、お早めにお申し込みください」と話した。
 料金は大人前売り4800円、当日5500円。高校生3000円、小中学生2000円、幼児無料。予約受け付け中の7月の開催日は3、10、17、18、25、31日。予約や8月以降の開催日などの問い合わせは、同ホテル543・3151。

リージョンプラザジャンボプールが今季オープン

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写真=小学生を中心に大勢でにぎわったオープン初日のジャンボプール

 上越市下門前のリージョンプラザ上越で27日、ジャンボプールがオープンした。冬季はアイスリンク、夏季はプール営業するもの。午前中から小学生を中心に親子連れで大きなにぎわいを見せ、歓声が響いた。
 通年営業のレジャープールと異なり期間限定となる。同日は、市内の中学生以下が無料で公共施設を利用できる「上越こどもの日」にあたり、オープンと同時にカラフルな浮き輪などを抱えた来館者が続々と訪れた。
 家族や従姉妹ら7人で訪れた同市内の小学生は「泳ぎは得意じゃないけど、プールは大好きです。潜るのも平気だよ」と話し、互いに水しぶきを掛け合うなどして初利用を満喫していた。
 ジャンボプールは8月23日まで。営業時間は曜日などににより異なる。平日は午後1時から同9時、土・日曜と祝日は午前10時から午後6時。夏休み期間中は午前10時から午後8時。
 大人400円、小中学生200円。月曜と祝日の翌日は休館、ただし7月25日以降は夏休み期間のため無休。
 問い合わせはリージョンプラザ上越544・2122。

本町商店街で5163人の「願い」飾る七夕まつり

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写真=園児たちの願い事が書かれた短冊が竹に結ばれた

 上越市の高田本町商店街で、「七夕まつり」が開催されている。26日には、本町3・4・5商店街振興組合連合会(大原荘一郎代表)の関係者約120人が、アーケード下で七夕飾りの設置作業を行った。
 七夕まつりは毎年行われており、今年は本町通りや高田駅前通りに、長さ約3・8メートルの竹を85本設置する。同市内にある幼稚・保育園のうち63園5163人の園児が書いた短冊が飾られた。短冊には「なわとびがうまくなりたい」「ディズニーランドにいきたい」と願い事が書かれていた。
 七夕まつりは7月7日まで行われる。このうち4日のミニイベントでは金魚すくいや水ヨーヨー釣りなど、翌5日には本町2のお馬出しの辻で「お馬出し七夕縁日」がそれぞれ実施予定。

特殊詐欺未然防止で県内で初めて介護事業団体を表彰

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写真=本間署長(上段右端)と被表彰者ら

 上越警察署(本間政雄署長)は25日、高齢者などから現金をだまし取る特殊詐欺を未然に防止したとして、上越市の高齢者介護事業3団体とその職員5人に感謝状を贈呈した。特殊詐欺の未然防止による表彰が介護事業団体に対して行われたのは、県内初となった。

 表彰されたのは、JAえちご上越訪問介護事業所と同所介護ヘルパーの伊藤玲子さん(53)など。伊藤さんは5月20日、介護ヘルパーとして掃除を担当している80歳代女性の家を訪問した際、女性が電話で大金の話をしている場面を目撃。詳しい話を聞いてみると、「長男がかばんをなくして、100万円が必要になったと言っている。今から(女性の)自宅に取りに来る」との話を受けた。介護相談のため、女性の長男と面識がある伊藤さんは、東京にいる長男が、翌日に上越へ帰省することを知っていたため、これを疑問視。伊藤さんは、委託元の上新ライフサービス介護事業部「めぐみ」で女性を担当する石田さとみ介護ケアマネージャー(46)に相談。石田さんが長男に電話しかばんをなくした事実は無いことが分かった。さらに石田さんは「めぐみ」の委託元である「ふもと地域包括支援センター」に報告。同センター職員は、女性の身内とともに自宅を訪問し、長男をかたる男からの電話に対応。特殊詐欺を未然に防止した。

 介護ヘルパーの伊藤さんは「被害女性は少し物忘れがあるので、説得が難しかった。だが、特殊詐欺を防止できて良かった」と話した。

 表彰された個人・団体は以下のとおり。
▼JAえちご上越訪問介護事業所(渡辺京子管理者)、介護ヘルパーの伊藤玲子さん▼上新ライフサービス介護事業所「めぐみ」(丸山成一代表取締役)、介護ケアマネージャーの石田さとみさん
▼ふもと地域包括支援センター(清水知美管理者)、社会福祉士の津寺美佳さん(40)、主任介護支援専門員の清水知美さん( 52 )、保健師の左口恭子さん(51)。

 

正善寺のアジサイ 5000株が見頃に

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写真=見頃を迎えている正善寺地区のアジサイ

 上越市正善寺地区のアジサイが見頃を迎え、連日、多くの市民らがアジサイ鑑賞に訪れている。
 正善寺ダム周辺には青、紫、薄紫、白など約5000株のアジサイが植えられており、例年6、7月に見頃を迎える。
 アジサイの管理は上正善寺の住民有志でつくる「上正善寺紫陽花会」(斉藤敏一会長)が担当。周辺ごみ拾いや草刈り、せん定、冬囲いなどのほか、夜間にアジサイのライトアップも行うため、電球も設置する。
 斉藤会長によるとアジサイは例年並みの6月中旬から咲き始めた。夜間のライトアップは20日から7月11日まで実施され、同ダム管理事務所からの道沿い約800メートルを約150個の電球が照らす。
 23日は市内小学生や夫婦、女性の友人同士ら大勢がアジサイ鑑賞を楽しんでいた。母娘で訪れた大町5の小池敏子さん(86)と折笠智子さん(61)は同所をのんびり散策。小池さんは「いつもこの時期を楽しみにしています。自宅の大ぶりなアジサイと違って、全体が優しく愛らしい感じ。きれいです」と目を細めた。
 7月5日には下正善寺の正善寺工房で「あじさいの里まつり」が開催される。太鼓、フォークソングなどのステージイベントや遊びコーナーが設けられるほか、豚汁や総菜の販売、紫黒米を使った餅のふるまいなどが予定されている。
 問い合わせは同工房523・0621。

総業83年の仙田タンス店が明日25日から閉店セール開催

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写真=「今まで店を続けてこられたのもお客様のおかげ」と話す一義さんとミネさん

 これまでの感謝を込めて。上越市西本町1の桐タンス、和家具などの製造販売、修理を行う「仙田タンス店」(仙田一義店主)がこのほど、83年の店の歴史に幕を下ろすこととなった。25日〜7月12日まで、桐タンスや食器棚など、店内在庫商品を表示価格の5割〜7割引で販売する。
 創業は1932年(昭和7年)。現在の2代目店主、一義さん(79)の父親、故・一正さんが長岡市や東京都で桐タンス作りの修業を積んだ後、同所で開店した。父親の背中を見て育った一義さんは父の跡を継ぐため、16歳で加茂市へ修業に。一義さんが店に入って2年ほどが経過した頃、父親が病気のため、55歳の若さでこの世を去った。その後、妻ミネさん(75)と結婚し、これまで二人で店を切り盛りしてきた。
 昔は花嫁道具として、親が嫁ぐ娘にタンスを持たせるのは当たり前の時代。「あの頃は本当に忙しかった。店内が桐タンスであふれていた」と一義さん。高速道路がない時代、長時間をかけて県外など遠方へ配達に行くことも度々あったと振り返る。注文品を運び、家具を部屋に設置した時、「家具と部屋がマッチしたときは本当にうれしい。部屋も家具もお互いが一段と引き立つんですよ」。
 今回の閉店は「住宅事情や社会情勢の変化、家具業界の低迷、私自身の年齢もありますね」。これまでを振り返り、「今まで店を続けてこられたのもお客様や問屋さん、時代のおかげ。良いお客様に恵まれた。感謝の一言」と一義さん。
 閉店セールで販売するのは一義さんの目にかなった上質の家具。一義さんは「年は取ったけど家具を見る目は間違いない。現品限りのお買い得品です」と話す。店を閉めた後も古い桐タンスの再生、家具の修理は今まで通り、続けていくという。

高田公園北堀で「東洋一のハス」開花

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写真=北堀には今年もハスのつぼみや花が姿を見せ始めた(22日午前10時頃)

 上越市の高田公園の堀でこのほど、ハスの花が咲き始めた。22日には県立高田北城高校付近の北堀で10個ほどのつぼみや花がピンク色を付け、通行人の目を楽しませている。
 規模、美しさ共に「東洋一」と称される同公園のハス。外堀約19ヘクタールのほとんどをハスが埋め尽くし、市内外から観光客が訪れるハスの名所として知られている。同公園管理事務所によると例年、北堀のハスが最も早く開花を迎えるといい、今年は19日に開花が確認された。ただ、今年は18日、西堀の外来種「ミセス・スローカム」が1輪、最も早く花を咲かせたという。また、西堀の生育が悪く、20日に粒状肥料200キロを使用した。
 同事務所の石田三郎さん(62)は「見頃は7月下旬から。今年も例年並みに美しいハスが咲きそう。楽しみですね」と話した。
 今年は7月24日から8月16日まで、「第36回上越蓮まつり」が開催される予定。

わんぱく相撲県大会 上越3位入賞で両国国技館へ駒

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写真=力強い取り組みを見せる上越チームの杉本君(左)

 小学生の力士が全国大会を目指して熱戦を繰り広げる「第31回わんぱく相撲全国大会予選新潟ブロック大会」(同大会運営協議会主催)が21日、上越市清里区平成の清里スポーツセンターで開かれた。1チーム3人で戦う団体戦では上越チームが3位に入賞し、両国国技館で行われる全国大会へと駒を進めた。
 わんぱく相撲は、国技の相撲を通じて心身を鍛え、礼儀作法や思いやりの心を育てようと、毎年開かれている。競技には個人戦のほか、全国大会に進める団体戦がある。団体戦には、上越や新潟、中条など、県内から8チーム24選手が参加した。
 団体戦の上越チームの選手は、先鋒が針小学校4年生の寺島英徹君(9)、中堅が春日新田小学校5年生の杉本圭太君(10)、大将は南川小学校6年生の西條卓斗君(11)が務めた。
 同チームは、リーグ戦で行われた大会の開幕戦に登場。新潟チームと対戦し、2対1で勝利した。チームは初戦を制した勢いそのままに白星を重ね、4位までに与えられる全国大会への切符を手にした。
 大将の西條君は「自分より強い選手はたくさんいる。大将の自分がチームの足を引っ張らないよう、これからも練習していきたい」と今後の意気込みを語った。
 先鋒の寺島君は、個人戦4年生の部にも出場し、優勝を収めた。寺島君は「前に対戦して負けたことがある相手もいたが、今日は結果を出せて良かった。素早く動いて思い切りぶつかっていく相撲をこれからも続けていきたい」と話した。
 全国大会は8月2日に行われる予定。

アパ上越妙高で元日本代表の金田・中田さんがサッカー指導

アパサッカーイベントポスター.jpg写真=サッカーイベントのポスター

 元サッカー日本代表でサッカー解説者の金田喜稔さんと、同じく元日本代表、解説者で現在鹿島アントラーズC.R.Oも務める中田浩二さんのサッカークリニックとトーク&ディナーショーが24日、妙高市桶海のアパリゾート上越妙高で開催される。現在クリニックとショーの各参加申し込みを受け付けている。
 クリニックは小学生対象で、参加費1人3000円。時間は午後1時~4時で、午後0時45分までに受け付け。保護者同伴(見学可)で、サッカーのできる服装(スパイク可)、サッカーボールを持参する。コーチは金田さん、中田さん他。正午からはキックターゲットゲームもある。屋台コーナーには峠の釜めし本舗「おぎのや」が出店する。
 夜のショーでは、金田さんと中田さんがサッカー日本代表を語るトークライブのほか、ディナービュッフェが楽しめる。料金は大人一人1万2000円、小学生3000円(保護者同伴)。食事は午後6時、ショーは同7時。終了後はサッカー指導者懇親会やチャリティーオークション、花火打ち上げ、イルミネーション見学もある。
 予約・問い合わせは電話0255・82・4111。

「珈琲工房かさはら」が開業10周年 高品質コーヒー味わって

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写真=厳選高級豆を使い丁寧に入れたコーヒーが人気

 香り豊かな自家焙煎コーヒーで人気の上越市春日新田5の「珈琲工房かさはら」は、開業10周年、同所に移転して3周年を迎えた。一部メニューを変更しつつ、これからも1杯のコーヒーにこだわり続ける。
 「10年続けられたのは皆様のおかげです」と感謝を述べる笠原謙二代表。「高品質の味わいを上越でも」と、店では高級生豆の輸入販売を手掛けるセラード珈琲社のカッピング(品質)テストで80点以上の高得点を付けたものに与えられる「プロドトールコーヒー」ブランドの豆を扱う。その生豆を焙煎し1杯ずつ丁寧に入れた香り高いコーヒーで多くのファンを獲得してきた。
 今回を機にメニューも一部リニューアル。コーヒーに専念するため、常時販売していたパンケーキ、パニーニ、ホットドッグの軽食は土日限定提供に。また「珈琲セット」には新たに柿崎区の「菓子処みやけ」の羊かんも選べるようにした。化学調味料無添加の小豆本来のおいしさが味わえる逸品で、コーヒーとの相性もぴったり。コーヒーは1杯税別410円、スイーツとコーヒーのセットは同560円から。板倉ジェラートニーナとのコラボレーションで「ほろにがブレンド」を使用したジェラート「カフェナッツ」(400円)も新発売した。
 「コーヒーは煎り方、挽き方、入れ方で味が変わるもの。お客様の前で丁寧に入れますので、一緒にコーヒーのお話ができればと思います」と笠原代表は話している。
 店は上越北消防署向かい。午前11時~午後7時。月曜と第1・3火曜定休。電話512・4737。

大和郵便局で故・若井俊雄さんの一周忌水彩色紙展

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写真=上越大和郵便局で7月3日まで開かれている色紙展

 昨年6月、病気のため68歳で亡くなった若井俊雄さん(上越市北城町3)による水彩色紙の作品展が同市大和1の上越大和郵便局(小林秀行局長)で開かれている。7月3日まで。
 若井さんは郵便局を退職後に水彩画を始めた。これまで、個展や展示会などは一切行わなかったが、一周忌を間近に迎えた頃、若井さんの妻、並江さんに知人が勧め、開催されることになった。
 並江さんは「主人は作品を人に見せることなどは考えたこともなかったんです。今回(展示することを)主人が一番驚いているのではないでしょうか」。
 季節の植物を描き、俳句や詩も詠む。絵画教室には通わず図書館に通い、本を参考にして独学で制作を続けてきた。病を患ってからは、入退院を繰り返し、自らの作品を眺めて過ごしてきたという。
 やさしいタッチで描かれた季節の植物に、「夕涼み 浴衣に似たり 花菖蒲」「草刈りの 畔に残せし 野かんぞう」「朝顔を かぞえる児らと 指を折り」など、植物と日常を詠んだ俳句が共に書かれる。並江さんは「ホッとした気持になるようなほのぼのとした作品。こういう機会は本当にありがたいです」と話していた。

上越署が寸劇で特殊詐欺ストップ呼び掛け

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写真=初披露となった還付金詐欺の演劇

 特殊詐欺の被害を手作りの寸劇で防ごうと、上越警察署は有志署員で劇団「上越ポリス」を結成した。16日には、上越市稲田4の稲田会館で、「稲田4丁目お茶の間倶楽部」の会員約30人を対象に初お披露目され、特殊詐欺の未然防止を呼び掛けた。
 同劇団は、特殊詐欺防止を目的に、今年5月に結成。座長には、防犯寸劇の経験が豊富な浦川原駐在所の佐野篤巡査部長(49)が任命された。団員は同署生活安全課の職員ら計4人で、仕事の合間を縫って練習を繰り返してきたという。
 脚本は座長の佐野巡査部長が考案。同署管内で被害の多かった還付金詐欺を題材に、中年男性が怪しげな男の指示でATMに現金9万8000円を振り込んでしまうという寸劇が約12分、披露された。寸劇は楽しく学んでもらうことをモットーに、随所にコミカルなネタを織り交ぜている。佐野巡査部長は「見た人の記憶に残るような面白い劇ならば、後から内容を思い出してもらえる。特殊詐欺には常に気を付けてほしい」と話した。
 寸劇を見た中沢安子さん(86)は、「還付金があると言われたら、誰でもだまされやすいと思う。他にもいろいろな手口があるみたいだが、私も気を付けたい」と話していた。
 昨年、上越署管内で発生した特殊詐欺は40件で、被害総額は1億932万円。件数、金額ともに県内でワースト1位となったことから、同署は特殊詐欺への対策に力を入れている。
 今後は脚本の種類を増やし、オレオレ詐欺や架空請求詐欺などの寸劇も行っていく予定。同劇団は、老人会や町内会などからの依頼があれば、出張寸劇を行うという。

上越走友会が関川堤防で「12時間リレーマラソン」

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写真=リレーを締めくくるラストラン

 マラソンサークルの上越走友会(近藤彰治会長)は14日、リージョンプラザ上越西側の関川堤防沿いの周回コースで「12時間リレーマラソン」を行った。晴天の下、参加者は午前6時から交代しながら走り続け、午後6時までに約150キロを走り抜いた。
 市民ランナーに、都合の良い時間に参加してほしいと同会が企画し、今回が7回目。会員と一般参加者30人のほか、上越市内で活動する謙信走会を加えた総勢50人が参加した。謙信公大橋から関川大橋の堤防上を周回する3・1キロのコースを舞台に、汗で重くなったたすきをつないで走った。
 午後には気温が30度を超えて強烈な日差しが降り注いだが、参加者は川風を受けながら、河川敷を走り抜けた。
 一般参加した同市上源入の藤井康之さん(32)は、「練習で走り慣れているコースだが、リレーマラソンは新鮮な感じで、一人で走るより楽しかった」と話していた。
 午後6時にはリレーを締めくくるラストラン。約20人が、のぼり旗を持って1周を回り、バンザイをしながらゴールに飛び込んだ。

上越妙高駅に脇野田駅のパネル写真展示

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写真=お披露目会に集まった関係者ら

 えちごトキめき鉄道「上越妙高駅」の待合室に、同駅前身の脇野田駅のパネル写真が登場した。脇野田駅が上越妙高駅に至るまでの94年の歴史を後世に伝えようと、えちごトキめき鉄道がメモリアルギャラリーを設置した。
 地元住民の要望を受け設置したもの。厳選された4枚の写真をパネルで展示している。最も古い写真は1998年の北陸新幹線長野-上越間の起工式。最も新しい写真は、上越妙高駅を背にした移転直前の脇野田駅となった。4枚のパネルが横一列に並ぶことで、脇野田駅の歴史や四季を一度に感じ取ることができる。同鉄道の時刻表の横には、脇野田駅の歴史を振り返る年表も設置された。
 展示初日となった12日には、お披露目会が行われた。和田地区振興協議会の斉藤義輝会長、同地区町内会代表の麦谷誠一さん、上越市北陸新幹線建設促進まちづくり協議会の八木文夫会長などが参加。展示された脇野田駅のパネルを見ると、参加者は当時の思い出などを語り合った。
 八木会長は「脇野田駅には94年の長い歴史がある。当時の写真がパネルで展示されることで、その長い歴史が形となって残るのはありがたい」と話した。
 えちごトキめき鉄道直江津駅の竹内幸一駅長は「上越妙高駅は全国の方が利用する。待合室で時間がある時にパネルを見てもらって、多くの方に脇野田駅の歴史を知ってもらえたら」と話した。

給食フェア 家族連れらでにぎわい

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写真=具材を炒めたり混ぜたりする「スパテラ」を持つ子供

 学校給食の果たす役割を子供の保護者や上越市民らに広く知ってもらうことを目的とした「給食フェア」が13日、同市土橋の市民プラザで開かれた。給食メニューの試食、講演会などが行われ、朝から家族連れらでにぎわいを見せた。
 同市に勤務する正規調理員で組織する同フェア実行委員会が主催。保育園や学校の給食調理員の取り組みや調理技術などの紹介を行なうもので、今年で10回目を迎えた。
 会場では給食の一口試食が人気。行列ができた。上越産の食材や調味料を使用しており、午前中は「いろんなお豆のキーマカレー」、午後は「調理員からのおすすめメニュー」として「切干大根のカレー炒め」「鶏肉のマーマレード焼き」「人参とリンゴのチーズパン」「車麩のラスク」の4品が提供された。
 「のぞいてみよう!給食室」と銘打たれた部屋には給食室を再現。ダンボールで作られた冷蔵庫が置かれたほか、普段実際に使用しているひしゃくやまな板、ザルなどを展示し、子供たちが実際に触れていた。
 また、にいがた製菓・調理師専門学校えぷろんの学園長、渡辺弘子さんを講師に迎えた、「親子で学ぶ『食育』」と題した講演会も盛況だった。
 試食などを楽しんだ大手町小1年の山口瑞姫さん(6)は同フェアに毎年参加。「(試食した)カレーの豆の味がおいしかった」と笑顔を浮かべ、母親の左由利さんは「毎日給食だよりをチェックするほど娘は給食が大好き。(大人は)給食が懐かしいですね」と話した。
 同フェア実行委員で城西中の細谷陽子調理員は「給食のあり方を知ってもらえる場。子供たちには食をないがしろにせず、大切にしてもらいたい」と語った。

「和彩処 旬」が10周年でビール半額など特典

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写真=個室では囲炉裏を囲んでくつろげる

 厳選素材を使った四季折々の創作料理が人気を呼んでいる「和彩処 旬」(上越市南本町2)。17日で開店10周年を迎えるのに合わせて、生ビール半額など様々な特典がある創業祭を20日まで開催している。
 期間中は、昼の部(月〜金曜)のランチメニューでコーヒーまたはウーロン茶のサービス、夜の部では毎日抽選で一人に日本酒などが当たるサービスを実施する。また昼夜問わず生ビールも半額になる。
 そのほか、ディズニーリゾートペアチケット(一組)、同店の食事券5000円分(一人)、ランチ券(5人)が抽選で当たる10周年特別プレゼントも。同店では期間中の多くの来店を呼び掛けている。
 営業時間は午前11時30分〜午後2時(1時30分ラスト)、午後6時〜10時(9時30分ラスト)。日曜定休。電話526・1888。

高田城にブルーインパルス 南本町小に草刈りアート出現

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写真=南本町小に出現した草刈りアート

 上越市立南本町小学校(熊木泰広校長・児童289人)の児童玄関前の庭に11日、「草刈りアート」が出現した。今回の絵柄は、高田城の上空を飛行するブルーインパルス。児童は庭に描かれた特大アートに目を輝かせた。
 草刈りアートは、同校児童や来校する保護者を楽しませようと、昨年度から年に数回実施している。
 本年度の制作は同日が初めて。これまでは児童から図案を募集していたが、今年は児童たちへのプレゼントとして実施され、職員が図案を出し合った。
 同日は、同校職員が午前7時から草を刈り込み、約4時間かけて絵柄を完成させた。高田城は模様の作り込みが細かく、作業担当者は「大変だった」と話したが、「子供たちに楽しく学校へ来てもらいたい。その思いで制作しました」と笑顔で語った。
 完成後、校舎3階から見下ろしていた5年生の近藤天丸君(10)は「ブルーインパルスは迫力があってかっこいい。高田城も奇麗に作られていてすごいと思った」と感激した様子だった。
 本年度の草刈りアート制作は、今後2回を予定している。

力泳に水しぶき舞う 上越中学校合同水泳大会

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写真=仲間に見守られながらゴールをめざす選手

 第16回上越中学校合同水泳競技大会(上越市中学校体育連盟など主催)が10日、上越市下門前の市民プールで行われた。選手は上位入賞や自己記録の更新を目指して、力強い泳ぎを見せた。
 大会には上越、妙高、糸魚川、柏崎の4市から31校228人が参加。実施された競技は400メートル自由形や100メートル背泳ぎなど36種目。このうち男女それぞれの50メートル背泳ぎ、50メートルバタフライ、50メートル平泳ぎの計6種目が順位のないオープン種目として開催された。
 同日は天候に恵まれた。大会関係者によると、この日の同プール近隣の気温は午後1時現在で27度と、選手にとっては泳ぎやすい気候になったという。選手は水温が25・5度前後に保たれたプールで、仲間の声援を受けながら力泳した。
 新井中学校の坂口史晃君(14)は、50メートル自由形と100メートル平泳ぎに出場。「50メートル自由形で自己記録を更新できた。体調も良く、体がすぐに水温になじんでくれて良かった」と話していた。
 7月1、2日には同プールで上越地区大会が行われる予定。

三和区岡田の高沢さん 上杉郵便局でサツキ展示会

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写真=「健康で過ごせるのはサツキのおかげ」と話す高沢さん

 上越市三和区岡田の高沢諶一さん(90)が心を込めて育てているサツキの展示が同区の上杉郵便局(萩原広美局長)コミュニティーホールで行われている。12日まで。
 高沢さんが同局でサツキを展示し、今年で13年目を迎えた。恒例となった展示会に萩原局長は「毎年地域の方たちが楽しみにしているんです。高沢さんのサツキはファンが多いんですよ」。
 高沢さんは父親の影響で20年以上前からサツキの栽培を始めた。自宅では20種類50鉢以上を丹精込めて育てる。花を摘んだりせん定などを一人で行うが、力仕事などは家族から協力してもらうという。「手をかけると必ずそれに応えてくれる。花が咲くとうれしいし、栽培をやめることはできないですね」と語る。
 現在会場には「勇荘」「紅梅」「秀峰の光」「貴ノ花」など8鉢が華やかに咲き誇る。高沢さんは「健康で過ごせるのはサツキのおかげ」と笑顔で話していた。時間は午前9時から午後5時。最終日の12日は午後4時まで。
 問い合わせは同郵便局532・2040。

第16回高田城ロードレースで市民ら2127人が完走

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写真=午前8時50分、一斉にスタートする走者(ハーフ)

 「北陸新幹線『上越妙高駅』開業記念 第16回高田城ロードレース大会」(上越市、上越市体育協会など主催)が7日、高田公園陸上競技場などを発着点にして開催された。参加者は完走や自己記録の更新を目標に、必死にゴールを目指した。
 同大会には上越地域や隣県のランナーなど2336人がエントリー。コースはキロ、5キロ、10キロ、ハーフの4つが用意された。
 新潟地方気象台によると、同日午前9時の高田は気温19・5度、湿度56%と、選手には走りやすい気候となった。
 スタート時刻は、10キロが午前8時30分、5キロとハーフが同8時50分、3キロが同8時53分。参加者はピストルの号砲と共にスタートを切り、一斉に走りだした。
 このうち、ハーフは同公園極楽橋付近からスタートし、同市役所へ向かい、山麓線へ出て同市中田原まで南下、裏寺町や本町を抜け、同公園陸上競技場へゴールするコースとなった。
 完走した同市春日山町1の神蔵直樹さん(43)は「ロードレースは毎年参加している。苦しかった昭和町の坂道は、沿道で応援してくれた娘のおかげで乗り切ることができた」と話した。
 主催者によると、同日の完走者数は2127人となった。

21日に佐渡小木で「たらい舟 さざえ祭り」イベント

 佐渡の小木港で21日、「たらい舟 さざえ祭り」(同実行委員会主催)が行われる。高速カーフェリー「あかね」の就航で直江津港-小木港が1時間40分で結ばれ、日帰りでも佐渡が楽しめるようになったことから、多くの来場を呼び掛けている。
 小木港内の小木みなと公園を会場に行われるイベント。同日は午前11時から「たらい舟体験」、午後1時30分からは小木名物の「たらい舟競漕」(荒天中止)を実施する。午前10時〜午後1時には鬼太鼓など南佐渡の芸能披露がある。
 そのほか、マグロの販売(午前10時30分〜午後1時)、さざえのつかみ取り(大人1回200円、小人100円)、佐渡特産品の販売、屋台の出店などがあり、家族で楽しめる内容。なお「上越よみうりを見た」と言うと、いかの浜焼きを1人前もらえる。
 イベントは午前9時30分〜午後3時。午前9時30分直江津港発、午後4時30分小木港発の「あかね」があり、日帰りでもたっぷり楽しめる。あかねの運賃は大人往復7130円、小人往復3590円。
 問い合わせは佐渡小木たらい舟・さざえ祭り実行委員会0259・86・3200。

大潟かっぱ祭りで大潟町小児童考案の弁当 35分で完売

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写真=弁当を販売するかっぱの皿を付けた児童

 上越市大潟区の大潟町小6年生は6、7日の両日、同区の大潟キャンプ場で開かれている第29回大潟かっぱ祭りの会場で、前年の6年生から引き継いだ「大潟づくし弁当」と「大潟夕日弁当」を販売した。6日は雨にもかかわらず、わずか35分で計200個が売り切れた。
 弁当には、地場産のイチジク、メギス(ニギス)、卵、エビ、米などの具材をふんだんに使った。「大潟づくし弁当」は、かっぱの好物キュウリのピクルス、日本海で捕れたアジのフライ入り。「大潟夕日弁当」は、白米に梅干しを載せて海に沈む夕日をイメージしている。
 弁当を考案したのは前年の6年生。当時担任だった近藤直美教諭によると、総合学習で大潟区の良さを学ぶ中で、ふるさと弁当の企画が持ち上がったという。修学旅行で同じかっぱ伝説がある山梨県の河口湖周辺を訪れ、ピーアールの手法を学んだ後、約20の案の中から2種類のメニューに絞り込んだ。今年2月に大潟商工会でプレゼンテーションを行い、試作にこぎつけた。
 同商工会の縄一昭会長は「食堂や割烹3店が協力し、試作した。今後は意見をいただきながら、食堂や旅館で使ってもらえるよう商品化に向け努力したい」と話す。
 企画を引き継いだ現6年生は、祭りでの販売に向けちらしを作成して回覧板や駅などに掲示。買ってもらった人にプレゼントする折り紙やアクセサリーなども製作した。
 初日は朝から雨の天候だったが、30分前から行列ができ始め、午前11時の販売時間には約70人が並んだ。2種類を買い求める人が多く、販売開始からわずか35分で予定数が売り切れた。
 6年生の内田篤君は「雨が降ったので、余るんじゃないかと心配した。(行列を見て)すごくうれしかった」と話す。
 応援に駆け付けた前年度卒業生、大潟町中1年の山田由美江さんは「試作までこぎつけるのに大変だったが、豪華な弁当が出来上がり、すごいと思った」と話していた。

高田郵便局で防火ポスターの歴代最優秀作品を展示

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写真=高田郵便局で開催している防火ポスター作品展

 上越南消防署管内の小学4年生から6年生を対象に毎年実施されている「防火ポスターコンクール」の歴代最優秀作品を一堂に展示した作品展が、上越市大手町の高田郵便局で開かれている。主催は上越南防火管理者協会。期間は今月30日までで、開催時間は同局の窓口営業時間。入場は無料。
 今年で19年目となる同展は、小学生が描いた防火ポスターのうち、歴代の優秀作品16点を展示している。小学生ら市民の防火意識の高揚が目的。ポスターには「早目早目の火の用心」「火から目をはなさないで!」「消火器!使えますか??」といった小学生たちのメッセージが記されている。
 同局の長谷川浩総務課長は「高田郵便局は幅広い年齢層の方に利用されている。多くの方にポスターを見てもらい、防火意識の向上につながればうれしい」と話していた。

上越市中学校体育大会 全国目指し熱戦

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写真=小雨が降る中で熱戦が展開された女子ソフトボール

 第10回上越市中学校体育大会(同市中学校体育連盟など主催)の各種競技が3、4日の2日間、上越地域の各競技場で行われた。全国大会につながる最初の大会で、選手は日頃の練習の成果を競い合った。
 両日は、同連盟が開催する14競技のうち、軟式野球やサッカー、新体操など12競技が行われた。
 このうちバスケットボールは男子12校、女子8校が参加し、3日は予選リーグ、4日は決勝トーナメントが行われた。会場となった市立城北中学校体育館には生徒の保護者が駆けつけ、選手の放ったシュートが決まると大きな歓声が上がった。県大会の予選を兼ねる上越地区大会に出場できるのは、今大会の上位校のみとなる。男子は上位8校、女子は同7校。選手は地区大会への出場権を獲得するため、熱戦を繰り広げた。
 地区大会は陸上競技が23、24日に糸魚川市美山陸上競技場で、それ以外の競技は7月1、2日に上越・妙高・糸魚川・柏崎各市の競技場などで行われる。

読売旗幼年野球直江津予選は頸城スポ少が初優勝

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写真=優勝した頸城スポーツ少年団

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写真=優勝旗を持ってダイヤモンドを行進

 上越市学童野球連盟直江津幼年野球の第31回読売旗大会直江津地区予選会の決勝戦が5月31日、同市富岡の少年野球場で行われた。頸城スポーツ少年団が7-1で東頸サンライズを下し、同連盟主催大会で初優勝を飾った。決勝に出場した両チームは7月11、12の両日に同球場で開催予定の上越支部大会に出場する。
 頸城スポーツ少年団の唐澤雄一監督(40)は初優勝を「うれしいですね。頸城に初めて優勝旗を持ち帰ることができました」。決勝を振り返り「しっかり守って抑え、打てるところで打ってくれた。嫌な緊張感もなく、(選手たちは)頑張ってくれた」と選手たちをねぎらった。

かなやの里療護園全面改築で入居者の引っ越しスタート

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写真=仮設住居の体育館にベッドなどを運ぶ職員

 上越市下馬場の「かなやの里療護園」の入居者の居住棟が全面改築されることとなった。2日には仮設居住スペースへ引っ越し作業が行われ、職員約30人が通常業務を行いながらベッドやテレビなどの移動作業を進めた。
 同施設は1979年、身体障害者療護施設として開設。開設から約37年が経過し、施設の老朽化も進んだための改築。現在は男女各25人ずつ、計50人が入居している。仮設住居は同施設の体育館などを使用し、入居者は来年3月まで生活を送る。
 体育館内には今後、28人が生活を送る。木造で仮設スペースを設置し、照明やカーテン仕切りの仕様で、個人スペースも確保されている。エアコン、テレビ、ナースコールも設置された。また、入居者が集える談話スペースも設けられた。
 これまでは男女とも4人部屋が6室、1人部屋が4室あった居住棟だが、改築後は4人部屋が1室、2人部屋が8室、1人部屋が7室に。延床面積は現在の730平方メートルから1288平方メートルと2倍近い大きさになる。
 開設当時から入居している50代女性は「新しい部屋が楽しみ」と笑顔。一方、60代女性は「慣れた生活とは違って仮設住居になり、トイレなどの心配はある」と話した。
 同施設の飯田純一総務課長は「利用者の方たちがこれまで通りの生活ができるよう、できるだけ近い形で仮設住居を作った」としたほか、改築後不要となる仮設住居を「災害時の仮設スペースとしても役立つと思う。(行政と)相談して利用方法も検討できたら」と語った。
 改築工事は県社会福祉施設等耐震化等臨時特別基金事業を活用する。工事総費用は5億2000万円。既存居住棟は今月上旬に解体され、7月下旬から新築工事が始まる。来年3月に完成予定。

ネパール地震復興支援 「ナマステ募金」に高田本町も協力

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写真=会員らは募金箱を持参し梶川理事長(左から2人目)に手渡した

 今年4月に発生したネパール大震災で被災した人たちの復興支援を目的とした支援募金「ナマステ募金」の活動を行っている上越国際交流協会(東山きん也理事長)の会員ら4人は1日、上越市本町3の高田本町ゆめカード協同組合(梶川信行理事長)を訪問。同カード加盟店77店舗が募金箱設置を協力することとなり、同協会会員が梶川理事長に募金箱を手渡した。
 募金は「ネパールの1日も早い災害復旧を支援したい」と元JICА専門家の倉辻忠俊さん(72・同市大町4)、倉辻さんの妻でNPOボランティアの厚子さん(65)、JICА青年海外協力隊員・調整員の星野幸雄さん(63・三和区神明町)らで組織する「ナマステ募金実行委員会」が企画。9月30日まで募金活動を呼びかけているほか、これまで、市内でもネパールを知ってもらうためのイベントを開催してきた。
 同日、組合を訪れたのは東山理事長と倉辻さん夫妻、星野さんの4人。ペットボトルを使用した手作りの募金箱約80個を持参し、同組合の梶川理事長に手渡した。募金箱設置依頼を受け、梶川理事長は「時の経過で忘れられないよう、協力させていただく。(加盟店は)店員の顔が見える店舗なので、このような取り組みが大事。お客さんと店員の会話のきっかけにもなれば」と話した。
 倉辻忠俊さんは「どこの国でも災害は起こる。活動を理解してくださり、協力いただけること、感謝します。商店街の力は大きいのでありがたい」と語った。
 各店舗では同カードの満点カード(500円分)も募金の対象になる。寄せられた支援金は、NPO法人「チャイルド・ファンド・ジャパン」を通じ、被災者のために活用される。
募金は随時受け付け中。振り込み先は第四銀行高田営業部(普通預金)2089150。口座名は上越国際交流協会ナマステ募金。募金に関する問い合わせは同協会527・3615。

米山山開きで市民ら100人が登山 下牧登山口に休憩施設も

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写真=村山上越市長や一般参加者が山の安全と健康を祈願した

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写真=下牧登山口に完成した休憩施設で出発式

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写真=小雨の降る中、登山道を歩く参加者

 柏崎市と上越市柿崎区の境に位置し山岳信仰で知られる米山(993メートル)が5月31日、山開きした。柿崎観光協会(白井秀雄会長)が主催した山開き登山には、小学生から80歳の高齢者まで市民ら約100人が参加し、下牧口から頂上を目指した。下山後には、下牧登山口に完成した休憩施設「下牧ベース993」のテープカットが行われた。

 午前8時の出発前までは小雨が降る肌寒い天候。歩き出すと間もなく雨が止み、涼しい風が吹く絶好のコンディションとなった。標高285メートルの下牧口から米山山頂まで、標高差は約700メートル。途中にはロープを張った岩場や、雨で濡れた滑りやすい場所もあったが、参加者は注意深く、一歩ずつ歩みを進めていた。コースの中間付近には石仏が並ぶ壮観な三十三観音があるほか、登山道ではブナのまぶしいほどの芽吹き、イワカガミやドウダンツツジの可憐な花が迎えた。
 先頭グループは約2時間25分で山頂に到着。最後尾も15分後には山頂に達し、関係者は「こんなに早いペースは珍しい」と話していた。
 登山は初めてという上越市滝寺の幼稚園教諭の女性(32)は「疲れたが、冷たい風が吹いていて気持ちが良かった。あと1キロがきつかった」と話す。同市御殿山町の男性(80)は「距離が長く疲れた。ロープの場所が大変だった」と言う。幼年野球チームに入っている柿崎小3年の柿村奏和君は先頭グループで登頂。「登山は平気。足は痛くない」と話していた。
 村山秀幸上越市長も3年連続で参加。「今年の初登山。涼しかったので良いペースで登れた」と話していた。
 山頂の薬師堂では、密蔵院の佐藤義隆住職が登山者の安全を祈願し、参加者が手を合わせた。安全祈願祭が終わる頃には、展望を遮っていた雲が晴れ、頸城平野から日本海に至る雄大な景色が目の前に広がった。参加者は景色を眺めながら昼食を味わっていた。
 下山後、下牧登山口に市が建設した休憩施設のテープカットが行われた。トイレ、休憩と更衣スペースなどがあり、誰でも利用できる。

にいがた狼煙プロジェクト 北陸新幹線の開業など祝う

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写真=のろしが上がり、勝どきを上げる上越観光案内協会役員

 上越観光案内協会(永見完治会長)などは30日、上越、妙高、糸魚川3市の7か所でのろしを上げた。北陸新幹線やえちごトキめき鉄道の開業、佐渡汽船の新造高速カーフェリー「あかね」の就航を祝った。
 県内各地でのろしを上げる「にいがた狼煙プロジェクト協議会」に属する上越地域の7団体が働きかけて行われた。のろしが上がった場所は、上越市の春日山城跡、雁金城跡、焼山城跡、荒牧城跡、トヤ峰砦跡、妙高市の鮫ヶ尾城跡、糸魚川市の谷内城跡の7か所。このうち春日山城跡では、「上杉おもてなし武将隊」が、北陸新幹線の開業などを祝う口上を述べた後、会員が点火した。のろしが上がると、武将隊が「えいえいおー」と勝どきを上げ、場を盛り上げた。
 春日山城跡でのろしを上げた同協会の永見完治会長は「風向きによっては、のろしが上がらないことがあるのだが、今回はきちんと(のろしが)上がってくれた。やや見通しが悪く、遠くののろしは見づらかったかもしれないが、コンディションは良いほう」と話した。観光に訪れていた栃木県の宇塚弘子さん(70)は「旧所巡りをしていたら、のろしが上がって驚いた。(武将隊の)上杉謙信も見られたし、大満足」と笑みを浮かべた。
 当日はえちごトキめき鉄道の車内アナウンスで、のろし上げの場所が紹介された。

高田公園の緑の下でヨガ 毎月開催

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写真=5月14日に開催したヨガの風景

 上越市南本町1のカルチャーセンター・ステラプレイスは10月まで毎月、高田公園を会場に「外ヨガ」を実施している。自由参加で、次回開催は6月14日。
 公園の緑の下で多くの酸素を体に取り入れ、心身ともに元気になろうというもの。瞑想、ヨガの呼吸、ウォーミングアップをした後に、ヨガのポーズを取っていく。体が硬い人でも無理なくできるポーズを中心に構成していくので、誰でも参加できる。初回は5月10日に開催し、20人ほどの参加があった。
 2回目以降の開催日は、6月14日(午前9〜10時)、7月5日(午前8〜9時)、8月9日(午前8〜9時)、9月6日(午前9〜10時)、10月4日(午前9〜10時)で、いずれも日曜。雨天中止。会場は高田図書館付近の芝生広場。参加費は500円。ヨガマット(希望者には100円でレンタルあり。前日までに要連絡)、飲み物、タオルを持参する。予約不要で、当日開始時間の15分前までに現地集合する。
 なお、6月14日はヨガ後にフリーマーケットを開催予定。現在出店者を募集している。
 問い合わせは520・8048。