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祇園ばやしで校長を送別 直江津小離任式で粋な計らい

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写真=ちょうちんと共に体育館を練り歩く吉越校長

 上越市内の多くの小中学校で26日、異動や退職で学校を去る教職員を送る離任式が行われた。このうち、市立直江津小(吉越勉校長、160人)は、定年退職する吉越校長を、直江津っ子らしく祇園ばやしで見送る粋な計らい。直江津出身の校長が目頭を熱くしていた。
 離任式が終わり、一旦は教室に戻ったはずの児童や、保護者、地元住民が体育館に静かに集合した。体育館に再び校長が呼ばれ、突然祇園ばやしが始まると校長はびっくり。
 これは、地元出身の校長を送るため「送別の直小祇園祭」として、1月から密かに準備を進めていたもの。自身へのはなむけと知るや、校長は何度もハンカチで目頭を押さえていた。保護者と児童とで作ったみこしと、学校のある住吉町のちょうちん2張とともに、体育館内を祇園まつりさながらに練り歩いた。
 吉越校長は「直江津の者として、ここで退職できるほど幸せなことはない」と涙で言葉を詰まらせながら謝意を述べた。
 本年度の学校行事はこれで終わり、新年度は4月6日から8日にかけて行われる入学式で始まる。