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清里区の吉越智秀さんが高田郵便局で切手アート展

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写真=鑑賞に訪れた教え子に制作方法や切手の説明をする吉越さん(左)

 上越市清里区東戸野の敬西寺住職で元教員の吉越智秀さん(72)は、古切手を再利用した独自のはり絵を1970年代後半から作り続け、同寺などで度々発表してきた。現在、同市大手町の高田郵便局ロビーを会場に「切手アート展〜色鮮やかに蘇る古切手〜」を開き、来訪者に驚きと感動を与えている。31日まで。
 繊細な作風の出品作20点は、野口英世の切手など数種多数枚で仕上げた新幹線「E7系」や、見返り美人図切手を主に用いて表現したかやぶき古民家など新作が中心。平安絵巻を題材にした初期作も数点ある。
 吉越さんは「切手画」と名付け、これまで100点近く制作してきた。2人の子供がまだ小学生だった頃、福祉活動の一環で古切手を集め、100枚ずつ束にして提出したが、台紙をはがしていたため無効に。「しょんぼりしてかわいそう、活用できないか」と考えた吉越さんは、妻が習い始めたちぎり絵にヒントを得て、和紙の代用素材として使ってみた。
 1枚の切手から必要な彩りだけをちぎったものを、下絵にのり付けしていく。独創的な色の合わせ、きめ細かい手作業といった真骨頂を発揮し、仕上げている。
 鑑賞できる時間帯は平日午前9時から午後7時、土曜は午前9時から午後3時、日曜は休み。