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「ワイングラスで日本酒」 妙高酒造が金賞ダブル受賞

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写真=「大衆酒で受賞できたことは作り手にとって喜ばしいこと」と話す杜氏の平田さん

 妙高酒造(松田治久社長・上越市南本町2)の「本醸造 妙高山」と「純米大吟醸 妙高山」が、2月に開催された日本酒のコンテスト「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2015」(同アワード実行委員会主催)で、金賞を受賞した。松田社長(48)はダブル受賞を「(受賞の)可能性は感じていた。これを機に、海外や和食業態以外への展開を推進したい」と話している。
 同コンテストは日本酒の文化継承、発展のほか、ワイングラスで日本酒を飲む新しいスタイルを提案し、新たに見い出された日本酒の魅力を広く伝えていこうというもの。年1回開かれており、今年で5回目。今回は全国各地の234蔵元から3部門に計564点がエントリー。審査の結果、最高金賞30点と金賞138点がそれぞれ選ばれた。
 「本醸造 妙高山」はメーン部門で、「純米大吟醸 妙高山」は大吟醸部門でそれぞれ受賞。同酒造は同コンクールにおいてこれまでも、女性をターゲットにした「彩衣」などで金賞を受賞している。
 松田社長によると日本酒は海外での反応も良く、現在は同酒造からアジア圏を中心に7、8か国に出荷している。「和食だけでなく日本酒は洋食にも合う」と話し、「今後は出荷国も広げていきたい」と意気込む。同酒造杜氏の平田正行さん(64)は「受賞はただただうれしい。一般的で王道の大衆酒で受賞できたことは作り手にとって喜ばしいこと」と喜びを述べ、「古いイメージを持たれている日本酒だが、これを機に若い方たちにも飲んでもらえれば。興味を持っていただきたい」と話した。
 同コンテストの表彰式と入賞酒のお披露目は4月21日に東京都港区で開催される。