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与謝野晶子の書や富岡鉄斎の画も 画房眞泉で展覧会

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写真=掛け軸と併せて与謝野晶子自選直筆の短歌巻物も

 「春の掛け軸・絵画展」が22日まで、上越市本町3の大島画廊に隣接する「画房眞泉」で開かれている。入場無料。
 若葉輝く妙高山など清新な掛け軸をはじめ、春風に揺れる桜花のタペストリーのほか端午の節句にちなんだ絵画も並ぶ。見どころは近代日本を代表する女流歌人・与謝野晶子が自選した200首の直筆書と、同時代の文人画家・富岡鉄斎が晩年に描いた南画帳。筆勢や線質を間近に鑑賞できる貴重な機会だという。
 このうち晶子の書は、そよぐ柳の葉のようにしなやかで「水仙を華鬘にしたるなな少女氷まもりぬ山のみづうみ」(歌集「夢乃華」収録)など澄んだ美しい作品がそろう。
 一方、富岡の画帳は、柔和な表情でたたずむ人物が主に描かれている。富岡は、1600年代の明朝で広まった南宋画を起源とする南画を得意とし、六曲一双のびょうぶ「阿倍仲麻呂明州望月図」など2点が国の重要文化財に指定されている。
 午前10時から午後5時30分まで。水曜定休。