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江戸時代にタイムスリップ 「東都道中分間絵図」を展示

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写真=展示している絵図を説明する岩嶋さん

 江戸時代に発行された高田から江戸までの観光案内マップ「東都道中分間絵図」を紹介する展示会が、上越市住吉町の直江津ふれあい館で開かれている。会期は15日まで。
 同市中央4の岩嶋裕さん(89)が、800部限定で2003年に復刻出版された同絵図を所有しており、昨年高田開府400年を迎えたこと、上越教育大が発行している「山ろく線通信」に同絵図が紹介されたことなどを機に、展示を企画した。
 会場ではコピーしてつなげた絵図を3段に展示。高田を出発し、妙高市の関川関所、長野県の善光寺や軽井沢、群馬県の高崎、埼玉県の大宮を経由し、江戸の日本橋までの経路と風景が色鮮やかな色彩で描かれている。山は見える場所によって角度を変えて描かれているため、同じ山が何回も登場する。
 岩嶋さんは「絵図については、(郷土史家の)故渡辺慶一さんから聞き、作者の鈴木魚都里のことを知っていた。高田図書館には1810年(文化7年)に発行された原本もある。これを機会に絵図のことを知ってほしい」と話している。
 展示は15日までの午前9時から午後6時まで。