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51年の歴史に幕 ひがし幼稚園が閉園前に内覧会開催

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写真=園舎を前に記念写真を撮る母娘

 今年度で閉園となる上越市東本町2の市立ひがし幼稚園(後藤清代園長)は7日、園舎を一般開放する内覧会を開催した。訪れた卒園生や保護者らは、懐かしい園舎にいとおしそうに別れを告げていた。
 同園は1964年に、東本町小学校の一室を借りて開園。その後1970年に現在の園舎が完成した。第2次ベビーブーム世代が幼児だった1970年代後半には120人を超える園児が在籍したが、高田市街地の人口減少と少子化により園児は40人を下回るまでになった。また建物の老朽化などもあって、閉園が決まった。
 内覧会では園児たちによるステージや、記念碑の除幕式などが行われた。また、これまでの歴史を振り返る写真展も開かれた。
 同園の卒園生で、園児の父でもある同市土橋の藤澤一郎さん(37)は「懐かしい場所が無くなるのは残念。小学校も東本町小だったのですぐになじめたし、幼稚園に遊びにいったりもした。本当に地域の人たちみんなに愛されていたと思う」。園児の保坂美侑ちゃん(6)は「自分たちで最後になると思うと寂しい。とび箱遊びやりんご狩りなど楽しい思い出がいっぱい」とそれぞれ振り返った。
 後藤園長は「この地域から子供の声が聞こえなくなるのは寂しい。これからは近隣の幼稚園や保育園が地域とつながりを持って欲しい」と願った。