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柴田長俊さんの新作展 ギャラリー祥で22日まで

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写真=新作が並ぶ会場。鮮烈な赤や群青色が印象的だ

 上越市出身の日本画家、柴田長俊さんの新作展「行方ところ 歸るところ」が22日まで、同市本町5のギャラリー祥で開かれている。入場無料。
 妙高山の春景をはじめ、南葉山、はさ木のある雪景色、直江津の海岸など、故郷の自然をテーマに描いた新作15点を展示しており、会場に届いたばかりの"出来たて"も。作中には、満月が照らし出す山並みや白銀が広がる。これら心象風景と向き合う時、生死の間に立つような不思議な静寂に包まれる。
 このうち、夜空の群青色や鮮烈な赤は、日本画を描き続けてきた柴田さんだからこそ表すことのできる和の彩り。作品「春色妙高」などに見られる芽吹きの新緑色も美しい。ほかに、四曲一隻の屏風を思わせる半立体作品「妙高爛漫」や木の肌理を生かした作品が目を引く。
 柴田さんは軽井沢町在住で、国内の著名日本画家が多く所属する創画会会員。絵画にとどまらず、ステンドグラスが上越市内の身近な場所にも設置されている。高田駅や城北中をはじめ、最近は上越妙高駅もてなしドームの「蒼天の地」などが話題になっている。午前10時から午後6時まで。