上越よみうりは読売新聞に無料で折り込まれる日刊紙です。旧上越市を中心に政治・経済・サークル活動・スポーツ・イベント等、身近な話題を取材報道している市民新聞です。

2015年3月アーカイブ

高田郵便局が上越の桜のオリジナルフレーム切手を発売

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写真=4月1日から販売のオリジナルフレーム切手

 日本郵便高田郵便局は「第90回高田城百万人観桜会」(4月3〜19日)の開催に合わせ、今年も上越市内の郵便局で、オリジナルフレーム切手「花のまち上越(桜)2015」を発売する。4月1日から。1シート1080円で販売数は1500枚。
 今回で桜のオリジナルフレーム切手の発売は7年目。「日本三大夜桜」として知られる高田の桜を全国にピーアールしようと作成された。例年、県外からの観光客などの人気が高い。
 今年発売の切手は、1つのシートに82円切手5枚と52円切手5枚が組み合わされている。
 切手の図柄は全て高田公園内の桜。高田城三重櫓と夜桜を中心に、昼の西堀橋の桜なども。写真は上越観光コンベンション協会から提供を受けた。
 同市内の郵便局35局で取り扱う。通信販売は行わず、各局窓口での販売となる。また、観桜会期間中は公園内の物産ブースに臨時出張所を設けるほか、土日については高田郵便局前にテントを設置し、販売を行う。
 同局担当者は「今年は北陸新幹線開業に加え、観桜会も90回目の節目。観光客だけでなく、市民の皆さんにも、ぜひこの切手で手紙を出して地元をピーアールしてほしい」と話している。
 問い合わせは高田郵便局523・7150。

水族博物館が「高田公園の夜桜」テーマにサクラダイ展示

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写真=ライトアップされた水槽でゆらゆら泳ぐサクラダイ

 上越市の高田公園で4月3日から19日まで開催される第90回高田城百万人観桜会(上越市など主催)にちなみ、同市立水族博物館(中村幸弘館長)エントランスホールに「サクラダイ」を展示した特別水槽が展示されている。観桜会最終日の19日まで。
 「サクラダイ」は日本固有種で、雌性成熟のメスからオスに性転換する魚として知られている。オスになると体側にある真珠色の斑紋が桜の花びらのように見えることから、名付けられた。
 同館でサクラダイの特別水槽展示は観桜会時期恒例になっており、今年も館内入り口入ってすぐのエントランスホールで展示している。今年の展示は「高田の夜桜」をイメージ。120センチの水槽をピンク色などにライトアップし、体長約15〜20センチの大きさの10匹のサクラダイたちがゆらゆらと泳いでいる。
 同館飼育スタッフは「ヒレが長く、ゆらゆら揺れている様子が桜の花びらのように見えるので、楽しんでほしい」と話す。
 新年度、4月1日からは「横浜八景島」(横浜市金沢区)が指定管理者として運営を開始するため、同日からはサクラダイと水槽の数を増やし、展示レイアウトのバージョンアップが行わる予定になっている。

ソンニャーレが大人の酒粕ジェラート開発

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写真=6個セットパック

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写真=ほんのりとした酒の香りが楽しめる酒粕ジェラート

  上越市春日山町1のジェラート工房ソンニャーレは、上越市、妙高市にある6蔵の酒粕を使った大人向けのジェラートを販売し、人気を呼んでいる。
 酒粕ジェラートは昨年初めて商品化。5蔵のジェラートを販売していたが、この春、1蔵を新たに加えた。
 店長の小池保子さんによると、今年は粕選びからジェラート試作まで蔵元も参加した。それぞれの酒粕の特徴を引き出すように作られており、食べ比べるのが楽しいという。
 価格は6個セットで3000円。店頭では1個400円でバラ売りしているほか、日替わりで2蔵のジェラートを1カップ300円で食べることもできる。
 酒粕は十分な量を確保しているが、使い切った場合は販売を終了する。注文や問い合わせは同店524・0002。

イタリア料理「フルット」がイチゴスイーツ半額フェア

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写真=半額になるイチゴスイーツ各種

 イタリア料理をリーズナブルな価格で楽しめる上越市大豆1の「フルット」は4月24日まで、イチゴを使ったスイーツが半額になるフェアを開催する。
 対象は「ベリーベリータルト」「いちごのミルフィーユ」「手摘みいちごのパフェ」など全5種類で、通常税別420円が同210円になる。本日付の上越よみうりを持参することが条件で、何個でも半額になる。テイクアウトは不可。
 「旬のイチゴが食べられるこの期間だけの企画です。ご来店を心よりお待ちしています」と同店では話している。
 店舗は山麓線沿いすき家上越店隣。午前11時〜午後3時、午後5時30分〜同11時。火曜定休。電話523・3060。

「金谷地区の郷土料理を楽しむ会」 講演会や試食でにぎわう

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写真=「おやき」や「里芋なます」など3品を試食

  「金谷地区の郷土料理を楽しむ会」(NPO法人 食の工房ネットワーク主催)と銘打ったイベントが26日、上越市春日山町3の春日謙信交流館で開かれた。食に関する講演会や郷土料理の試食、郷土料理に関するレシピなどが掲載された冊子「私のおぼえがき〜金谷区の郷土料理を中心に〜」が参加者に配布された。
 金谷区の中山間地を中心とした上越地域に伝わる郷土食の由来や背景にある生活などを含め、次世代に伝えようと実施。本年度の上越市地域活動支援事業として行われた。
 約100人が参加。「リバース食育研究所代表」で「食生活ジャーナリストの会」幹事の村井康人氏による講演会「郷土料理が未来をつくる」で幕開け。村井氏は郷土料理が子供たちの成長やその土地の風土、人柄がいかに大切かなどを語り、「食べることの意味を知り、心を育む食卓を大切にし、日本人が培ってきた食文化を未来に残して」などと語った。
 試食会では野沢菜などが入った「おやき」、下正善寺地域に伝わる「里芋なます」や「ずいきの粕汁」の3品を提供。参加者たちは「懐かしいわ」「おいしいね」などと感想を話していた。
 春日山町1の30代女性は「上越出身ですが、郷土料理はあまりなじみがなかった。試食はおいしくて、いただいたレシピ集を参考に家でも作ってみたいです」と話した。

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写真=完成した冊子「私のおぼえがき」

 会場で参加者に無料配布された冊子は郷土料理レシピ22メニューなどを掲載し、500部を作成。A4判40ページ。正善寺地区に全戸配布される。
 同NPOが正善寺工房で行う体験教室で使用する料理レシピなどを紹介。「サメの煮こごり」「笹寿し」「スキー汁」「のっぺ」など、昔懐かしい料理のほか、長年、金谷地区で料理に携わっている灰塚の加藤春枝さん(82)のインタビューなどを掲載している。
 昔ながらの本格的な作り方にこだわらず、手軽に作れるような手順で紹介するなど、工夫も凝らされている。同NPOの齊京貴子さんは「この冊子をきっかけに一品でも多くの郷土料理が多くの家庭の食卓にのるようになれば幸い」と話している。
 レシピ本は正善寺工房で配布している。問い合わせは523・0621。

祇園ばやしで校長を送別 直江津小離任式で粋な計らい

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写真=ちょうちんと共に体育館を練り歩く吉越校長

 上越市内の多くの小中学校で26日、異動や退職で学校を去る教職員を送る離任式が行われた。このうち、市立直江津小(吉越勉校長、160人)は、定年退職する吉越校長を、直江津っ子らしく祇園ばやしで見送る粋な計らい。直江津出身の校長が目頭を熱くしていた。
 離任式が終わり、一旦は教室に戻ったはずの児童や、保護者、地元住民が体育館に静かに集合した。体育館に再び校長が呼ばれ、突然祇園ばやしが始まると校長はびっくり。
 これは、地元出身の校長を送るため「送別の直小祇園祭」として、1月から密かに準備を進めていたもの。自身へのはなむけと知るや、校長は何度もハンカチで目頭を押さえていた。保護者と児童とで作ったみこしと、学校のある住吉町のちょうちん2張とともに、体育館内を祇園まつりさながらに練り歩いた。
 吉越校長は「直江津の者として、ここで退職できるほど幸せなことはない」と涙で言葉を詰まらせながら謝意を述べた。
 本年度の学校行事はこれで終わり、新年度は4月6日から8日にかけて行われる入学式で始まる。

城北中の冬季寄宿舎「霜台寮」が56年の歴史に幕

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写真=式には最後の寮生の2人をはじめ多くの人が出席した

 上越市立城北中(藤本孝昭校長)の冬季寄宿舎「霜台寮」の閉舎式が25日、同寮で開かれた。1959年12月に開設されて以来、冬季間に多くの生徒たちが集団生活を送ってきた寮だが、開設から56年でその歴史に幕を下ろした。
 同寮は正善寺地区など、冬期間の通学困難な生徒たちが共同で生活する県内唯一の寄宿舎。生徒たちは12月から3月まで親元を離れて寄宿生活を送ってきた。
 1961年1月に寄宿舎が落成。1966年、上杉謙信公の霜台公にちなみ「霜台寮」と命名された。開設当時は建物がなかったため、校内の教室を寄宿舎として寝起きしていたこともあった。その当時は男女合わせて70人ほどが利用していたという。
 本年度は3年生の男子生徒2人が利用。2人の卒業後は入寮希望者がいないことから、今月16日に閉舎が決定した。
 閉舎式には本年度の寮生、中正善寺の岩崎暁君と岩崎祥吾君をはじめ、2人の保護者や元寮生、正善寺地区の町内会長らが出席した。
 式で、同寮で中学時代を過ごした中正善寺の町内会長、風間久信さん(67)は「『ついにこの日が来たか』という気持ち」と話し、入寮した時に布団を担いで引っ越してきた時のことや自宅にはないテレビを見るのが楽しみだったことなど、思い出を語り、「ここで育ったことは糧になる。ここで生活したことを忘れないで」と話した。
 岩崎暁君と元寮生で中正善寺の岩崎歩美さん(18)が感謝の言葉を述べた。
 最後の寮生の1人、岩崎祥吾君は「今年は2人で寂しい気持ちもあったが、(岩崎暁君と)小さい頃から一緒なので楽しく過ごせた。いろいろな人にも支えられてきた。3年間ありがとうございました」と感謝した。

夜桜彩るぼんぼり設置 新幹線効果で協賛企業も増加

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写真=慣れた手つきでぼんぼりを設置する職人たち

 上越市本城町の高田公園で、4月3日から19日まで開催される第90回高田城百万人観桜会(上越市など主催)に向け、着々と準備が進んでいる。23日からは会場を彩るぼんぼりの設営が始まった。
 上越観光コンベンション協会によると、支柱に取り付ける「立ちぼんぼり」が約700個、柱の間に吊るす「吊りぼんぼり」が約2300個の合計約3000個を会場周辺に設置する。今年は90回の節目に加え、北陸新幹線の開業で協賛企業も増えたという。
 23日は、時折みぞれ交じりの雨が降るあいにくの天気。気象庁によると同日午後1時の高田の気温は2・2度と1月並みの寒さだったが、立ちぼんぼりの設置を担当する市内の建設業、北嶋工業の職人たちは手際良く設置していった。高田スポーツセンター駐車場に積み上げられたぼんぼりをトラックで運んでは、公園内の支柱に固定する作業を繰り返した。28日ごろには作業を終了する見込みだという。
 電気工事と吊りぼんぼりを担当する市内の電気工事業、共栄電気商会も工事に入り、31日までには完了、観桜会に向けて準備万端整うという。

高田別院本堂など5件が国登録文化財に

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写真=今回登録された高田別院本堂

 国の文化審議会(宮田亮平会長)はこのほど、上越市内の5件の建築物などを国の登録有形文化財に指定するよう、文部科学大臣に答申した。特に同市寺町2の高田別院本堂は1959年築で、戦後の建築としては上越市初の登録となる。
 国登録有形文化財制度は、国指定重要文化財と異なり、所有者などの申請に基づき、文化庁の審査で歴史や景観、文化的価値が認められたものが登録される。
 これまで同市内では柿崎区芋島の楞厳寺本堂・山門(推定江戸中期)、仲町6の大鋸町ますや(1868年)や東本町1の麻屋高野(1927年)、本町6の高田世界館(1911年)など、江戸期から昭和初期までの社寺・町家・洋風建築合わせて19件の建築物が登録されている。
 今回、新たに登録される見通しとなったのは高田別院の本堂、鐘楼、大門、塀と、吉川区国田の善徳寺経堂の計5件。いずれも寺院建築で、明治以降のものは善徳寺経堂(1901年)と高田別院本堂の2件。
 高田別院本堂は1951年に以前の本堂が焼失。再建時に現在の姿となった。昭和初期から1960年代までの寺院建築で流行した「印度風」と呼ばれる様式。同様式の代表的建築は、東京都中央区の築地本願寺本堂(1934年)。国登録文化財を経て昨年12月、国指定重要文化財に指定された。
 高田別院本堂の設計者は岩田錦青氏と推定されているが、その経歴などは不明。外観だけでなく、広く取られた外陣と荘厳な内陣といった造りも、築地本願寺など同様式の真宗系寺院の影響が認められるという。
 高田別院渉外担当の千名琢爾さんは「当時の春田義正輪番も、人が集うことを願い現在の様式で再建された。今回の指定をきっかけに気軽に立ち寄ってもらえれば」、市文化行政課主任学芸員の新保誠吾さんは「地域に根ざし親しまれた物件を今後も保全活用するために、登録文化財制度をもっと活用してもらえれば」と期待を寄せた。

今年は早め? エコ・グリーンが高田公園で桜の観察会

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写真=桜のつぼみを観察する参加者

 日本三大夜桜として知られる高田城百万人観桜会(4月3〜19日)のメーン会場、上越市の高田公園で21日、環境ボランティア団体、エコ・グリーン(青木ユキ子代表)が桜の観察会を開いた。市民ら約20人が参加し、公園内の桜のつぼみなどを観察しながら、桜の開花を予想した。
 エコ・グリーンは公園で桜の保全活動に取り組んでおり、観桜会主催者の上越観光コンベンション協会とともに毎年桜の開花宣言を行っている。
 観察会は桜への理解を深めてもらおうと毎年この時期に開かれている。園内には古い桜の木が多いほか、密集して生育状況が悪い桜があることなどから、市が計画的に伐採・抜根と植樹を進めている。参加者は園内を散策しながら、伐採した桜の様子や桜の育ち具合など観察した。
 日本気象協会の最新の開花予想では、同公園は4月6日。平年は同8日。青木代表は「今年は2月の気温が高くつぼみや芽の育ちも早いが、まだ雪の予報もあり判断は難しい。それぞれ、いつ咲くかと楽しみに想像してもらえれば」と話した。
 エコ・グリーンでは、高田公園の桜の開花予想を募集している。はがきに開花予想日、住所、名前、電話番号を明記し郵便番号942・0041、上越市安江2・17・9、エコグリーン青木代表まで送る。応募は一人1通。期間は29日までで当日消印有効。開花日を当てた人には賞品がある。問い合わせは青木代表090・4661・4554。

和田小4年生が矢代川にサケの稚魚放流

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写真=自分たちの手で育ててきた稚魚をバケツから放流する児童たち

 上越市立和田小(仁田秀三校長・児童104人)の4年生は20日、昨年11月から育ててきたサケの稚魚を同校近くの矢代川で放流した。児童たちは稚魚に「元気でね。また会おうね」などと声を掛けていた。
 児童たちは総合学習で「和田の自然と触れ合う」ことをテーマに1年間学んできた。学習の中で校区在住の地域ボランティア、麦谷誠一さんの協力を受け、「矢代川とサケ」について知識を深めてきたという。稚魚放流の取り組みは同校でこれまで約20年続いている。
 児童たちは昨年11月下旬、「桑取川漁業協同組合」(平井民夫組合長)へ見学に行き、サケの卵を譲り受けた。1月1日にふ化し、同日までの期間、校内で世話を続けてきた。
 同日放流された稚魚は約2500匹。7〜10センチほどに育った。児童たちは川に向かい、バケツに入った稚魚をそっと放すと稚魚は勢い良く川を泳いでいった。
 清水玲音さん(10)は、「ほぼ毎日観察してきたので、放流は寂しい。(稚魚には)『元気に戻ってきてね』と声を掛けました」と話していた。
 麦谷さんによると放流したサケの稚魚は4、5年後に矢代川に戻って来るという。

高田北城高校吹奏楽部が22日に定期演奏会

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写真=追い込みに熱が入る部員たち(11日)

 上越市北城町2の県立北城高校の吹奏楽部は22日、同市新光町1の上越文化会館大ホールで定期演奏会を開催する。部員たちは現在、演目の中で最も難しい「ステージドリル」の完成度を高めようと、日々奮闘の真っ最中だ。
 吹奏楽では、オーケストラと同じく座って演奏する「座奏」と、行進などをしながら演奏する「マーチング」がある。今回の演奏会では、座奏のほか、ステージ上で華麗な演技を披露するマーチング「ステージドリル」が行われる。
 リージョンプラザ上越インドアスタジアムで11日に行われた練習では、ドラムメジャー(指揮者)の下鳥美紀さん(2年生)のもと、部員たちはステージドリルで演じる「オペラ座の怪人」の演奏と演技を確認していた。
 客席には既に引退した3年生の姿も。福山桃子さんは「一直線に並んだ時に奏者と楽器の向きがそろっていることが基本」と、後輩にアドバイスを送っていた。
 56人の部員の多くは女子生徒で、体の小さな部員や重く大きな低音楽器を担当する部員は動きについていくのも一苦労。低音の金管楽器ユーフォニアム奏者の和栗瞳さん(1年生)は「楽器を持っての演技が大変。でもマーチングは動きが決まると気持ちいい。本番で格好良く見せられるよう頑張りたい」と気合いを入れていた。
 指揮を執る下鳥さんも「今年の演技は非常に難しいが、日々の練習で仕上がってきている。演奏会で成果をぜひ鑑賞して欲しい」と意気込む。
 演奏会は、午後6時開場、同6時30分開演。入場料は当日券600円、前売り券500円。前売り券は上越文化会館、同市本町5の二葉楽器、同市富岡のアコーレ1階サービスカウンターで販売している。

高田中心部に防犯カメラ 4月1日から本格運用

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写真=新たに設置された防犯カメラ(本町4)

 新潟県警はこのほど、上越市本町商店街や同市立大手町小付近に防犯カメラを設置した。16日から試験運用を開始し、来月1日から本格運用を行う。
 防犯カメラは本町商店街に4か所、大手町小付近に2か所設置された。いずれもドーム型カメラを備えたデジタル式。24時間稼働し、1週間でデータが上書きされる。
 県内ではこれまでも住民が国の補助金制度などを使って防犯カメラを設置する事例はあったが、県の費用で設置されるのは、2014年の新潟駅周辺地区に続き2例目となる。
 本町商店街には02年、警察庁のモデル事業として、防犯灯とカメラの機能を兼ね備えた「スーパー防犯灯」が19基設置された。しかし老朽化によって徐々に故障し機能しなくなったため、商店街などから設置要望が出されていた。
 防犯カメラが設置された本町4丁目商店街振興組合の黒川弘司さん(58)は「スーパー防犯灯は当時としては画期的だったが、ボタンを押す必要があった。今後は24時間見守っていてくれる。これをきっかけに商店街も安心して買い物ができるまちづくりを進めていきたい」と語った。

上越妙高駅駅前の住民有志が手弁当で開業盛り上げ

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写真=甘酒を振る舞う住民有志

 北陸新幹線の開業イベントが行われた14、15日の両日、上越妙高駅東口に地元大和2丁目の住民有志が、ブースを開設していた。東口には約40のブースが並んだが、町内によるものは大和2だけで、甘酒や地元で採れた米を配るなどして来場者をもてなした。
 上越妙高駅東口の駅前町内会となった大和2の住民有志が、自らの手で客をもてなそうと企画した。
 有志延べ50人以上が、青い法被に身を包み、東西自由通路で町内の生産組合で生産したコシヒカリを配ったり、東口の「かまくらドーム」入口付近のブースで甘酒を振る舞うなどして、開業イベントを盛り上げた。
 1500杯以上配布した甘酒などは、すべて手弁当で用意した。
 参加した男性は「駅前の地元として何かやらねばという機運が高まり、急きょおもてなしをすることになった。米も甘酒も喜んでもらえた」と話していた。

観桜会に向け準備着々 イベントパンフも完成

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写真=極楽橋付近で行われている物販ブースの設営作業(16日午後2時過ぎ)

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写真=完成した観桜会パンフレット

 上越市の高田公園で4月3日から19日まで開催される「第90回 高田城百万人観桜会」に向け、会場設営などの準備が着々と進められている。極楽橋付近では物販ブースの組み立てが始まり、担当業者により手際よく作業が進められている。
 業者によると物販ブースの作業は12日から開始。建物を木で組み立て、屋根にトタンを張り、壁や床を作り、今週19日ごろには終了予定という。その後は園内ゴミステーションなどのゴミ箱設営などに取り掛かる。なお、同市観光振興課によると会場の夜桜を美しく照らすぼんぼりの設置作業は週明けごろに行われる予定だという。
 一方、「第90回 高田城百万人観桜会」のイベントなどを案内するパンフレットがこのほど完成した。15日発行の「広報上越」とともに市内の全戸へ配布されたほか、公共施設や同市周辺の観光施設などに配布された。パンフレットはA4サイズで制作部数は12万部。
 パンフレットでは期間中に高田公園や本町商店街で行われるイベントを紹介。観桜会場以外で行われる関連イベントや、お花見シャトルバスの運行案内、駐車場などを記した会場周辺アクセスマップや14日に開業したえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの時刻表なども掲載した。
 今年から関川河川敷に開設する関川中央橋右岸、関川稲田橋右岸、同左岸の3か所の駐車場は、整備などの維持管理協力金として車1台につき500円を徴収する。

北陸新幹線が開業 上越妙高駅で出発セレモニー

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写真=午前7時15分、出発の合図をする泉田知事(左)と上越妙高駅の上村駅長

お出迎え縮小.jpg写真=市民らが改札前で横断幕を掲げ出迎え

 北陸新幹線長野─金沢間が14日、開業した。上越妙高駅では、「はくたか」の出発セレモニーが行われたほか、駅東西口では開業を祝うイベントが行われ、終日多くの人でごった返した。
 整備計画の決定から42年を経て開業した。上越妙高─東京間の最短の所要時間は、上りが1時間46分、下りは1時間50分。ほくほく線と上越新幹線を乗り継いだ従来と比べて、上りで18分、下りで12分短縮された。
 上越妙高駅では東京行きの第一便の「はくたか」に合わせて、新幹線ホームでJR主催の出発セレモニーが行われた。村山秀幸上越市長は「待ち望んだこの日がやってきた。50年後、100年後の未来に、この日が発展の始まりの日だったと語られることを信じている」とあいさつした。午前7時15分、東京行きの「はくたか552号」が到着。糸魚川駅から乗車してきた泉田裕彦知事がホームに降り立ち、上村浩昭駅長とともに、出発合図を行った。
 改札前では市民が横断幕を掲げ、新幹線で訪れた客を歓迎。上越市の実家に新幹線で妻と5歳の息子とともに帰省した、さいたま市の男性会社員(49)は「これまで車で5、6時間かけて帰っていた。新幹線はとにかく速くてすぐに着いてびっくり。乗り心地もすごく快適だった」と話していた。

柴田長俊さんの新作展 ギャラリー祥で22日まで

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写真=新作が並ぶ会場。鮮烈な赤や群青色が印象的だ

 上越市出身の日本画家、柴田長俊さんの新作展「行方ところ 歸るところ」が22日まで、同市本町5のギャラリー祥で開かれている。入場無料。
 妙高山の春景をはじめ、南葉山、はさ木のある雪景色、直江津の海岸など、故郷の自然をテーマに描いた新作15点を展示しており、会場に届いたばかりの"出来たて"も。作中には、満月が照らし出す山並みや白銀が広がる。これら心象風景と向き合う時、生死の間に立つような不思議な静寂に包まれる。
 このうち、夜空の群青色や鮮烈な赤は、日本画を描き続けてきた柴田さんだからこそ表すことのできる和の彩り。作品「春色妙高」などに見られる芽吹きの新緑色も美しい。ほかに、四曲一隻の屏風を思わせる半立体作品「妙高爛漫」や木の肌理を生かした作品が目を引く。
 柴田さんは軽井沢町在住で、国内の著名日本画家が多く所属する創画会会員。絵画にとどまらず、ステンドグラスが上越市内の身近な場所にも設置されている。高田駅や城北中をはじめ、最近は上越妙高駅もてなしドームの「蒼天の地」などが話題になっている。午前10時から午後6時まで。

直江津の銘菓詰め合わせた「千両箱」14、15日に限定販売

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写真=商品詰めを行う会員たち(12日、上越市中央1の三野屋菓子店)

 直江津菓子組合の若手らで組織する「直江津菓子研究会」(重原稔会長)は、同会加盟店11店舗の銘菓詰め合わせセット「直江津千両箱」を14、15の両日、直江津駅周辺で開催されるイベント「えちごトキめき鉄道&北陸新幹線開業記念イベントIN直江津」で数量限定販売する。
 トキ鉄や新幹線開業を祝い、地元菓子店の魅力を多くの人に知ってもらおうと企画した。千両箱は昨年7月に高田公園で開催された高田開府400年祭「城下町わくわく楽市」などで販売したのに続いて3回目。その時は県内各地からの問い合わせが相次ぎ、早々に完売したという。
 千両箱の中身は、まんじゅうや羊かん、マドレーヌ、焼き菓子など各店自慢の商品でバラエティーに富む。重原会長は「各店自慢の味が一箱に詰まっています。これを機に各店を知ってほしいし、(イベントで配布する菓子店の)マップを利用して店巡りも楽しんで」と呼びかけている。
 1箱1000円。直江津駅自由通路で午前9時販売開始。各日100箱を限定販売。売り切れ次第終了。

正香園が「雪室銘茶セット」を上越妙高駅などで限定販売

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写真=本町5の店舗と北陸新幹線開業イベントで限定販売される「雪室銘茶 お試しセット」

 お茶の正香園(松木成徹社長)はこのほど、「えちごトキめき鉄道」の開業を祝おうと「雪室銘茶 お試しセット」を発売した。本町5の店舗と14、15に上越妙高駅で行われる北陸新幹線開業イベントで個数限定販売される。
 同鉄道のマスコットキャラクター「トキテツくん」のロゴマーク入り商品。本町4の呉服店「美しいきもの くろかわ」の「オリジナルスポーツタオル」に続き、民間で同社ロゴマークを使用した公認第2号商品となる。
 同店の雪室茶は上越市安塚区にある雪室を利用し、茶葉を熟成させる。「越後棒茶」「雪室こめ茶」「氷温熟成雪室緑茶」の3種がセットになる。
 松木社長によると「雪室で熟成させたお茶は『角がとれ、柔らかい味わい』。雪国・新潟ならではの風味を味わってほしい」。また、「トキ鉄を利用し、本町商店街に足を運んで」と呼びかけている。
 1セット1080円。限定30個。商品の問い合わせは523・8686。

清里区の吉越智秀さんが高田郵便局で切手アート展

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写真=鑑賞に訪れた教え子に制作方法や切手の説明をする吉越さん(左)

 上越市清里区東戸野の敬西寺住職で元教員の吉越智秀さん(72)は、古切手を再利用した独自のはり絵を1970年代後半から作り続け、同寺などで度々発表してきた。現在、同市大手町の高田郵便局ロビーを会場に「切手アート展〜色鮮やかに蘇る古切手〜」を開き、来訪者に驚きと感動を与えている。31日まで。
 繊細な作風の出品作20点は、野口英世の切手など数種多数枚で仕上げた新幹線「E7系」や、見返り美人図切手を主に用いて表現したかやぶき古民家など新作が中心。平安絵巻を題材にした初期作も数点ある。
 吉越さんは「切手画」と名付け、これまで100点近く制作してきた。2人の子供がまだ小学生だった頃、福祉活動の一環で古切手を集め、100枚ずつ束にして提出したが、台紙をはがしていたため無効に。「しょんぼりしてかわいそう、活用できないか」と考えた吉越さんは、妻が習い始めたちぎり絵にヒントを得て、和紙の代用素材として使ってみた。
 1枚の切手から必要な彩りだけをちぎったものを、下絵にのり付けしていく。独創的な色の合わせ、きめ細かい手作業といった真骨頂を発揮し、仕上げている。
 鑑賞できる時間帯は平日午前9時から午後7時、土曜は午前9時から午後3時、日曜は休み。

「ワイングラスで日本酒」 妙高酒造が金賞ダブル受賞

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写真=「大衆酒で受賞できたことは作り手にとって喜ばしいこと」と話す杜氏の平田さん

 妙高酒造(松田治久社長・上越市南本町2)の「本醸造 妙高山」と「純米大吟醸 妙高山」が、2月に開催された日本酒のコンテスト「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2015」(同アワード実行委員会主催)で、金賞を受賞した。松田社長(48)はダブル受賞を「(受賞の)可能性は感じていた。これを機に、海外や和食業態以外への展開を推進したい」と話している。
 同コンテストは日本酒の文化継承、発展のほか、ワイングラスで日本酒を飲む新しいスタイルを提案し、新たに見い出された日本酒の魅力を広く伝えていこうというもの。年1回開かれており、今年で5回目。今回は全国各地の234蔵元から3部門に計564点がエントリー。審査の結果、最高金賞30点と金賞138点がそれぞれ選ばれた。
 「本醸造 妙高山」はメーン部門で、「純米大吟醸 妙高山」は大吟醸部門でそれぞれ受賞。同酒造は同コンクールにおいてこれまでも、女性をターゲットにした「彩衣」などで金賞を受賞している。
 松田社長によると日本酒は海外での反応も良く、現在は同酒造からアジア圏を中心に7、8か国に出荷している。「和食だけでなく日本酒は洋食にも合う」と話し、「今後は出荷国も広げていきたい」と意気込む。同酒造杜氏の平田正行さん(64)は「受賞はただただうれしい。一般的で王道の大衆酒で受賞できたことは作り手にとって喜ばしいこと」と喜びを述べ、「古いイメージを持たれている日本酒だが、これを機に若い方たちにも飲んでもらえれば。興味を持っていただきたい」と話した。
 同コンテストの表彰式と入賞酒のお披露目は4月21日に東京都港区で開催される。

51年の歴史に幕 ひがし幼稚園が閉園前に内覧会開催

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写真=園舎を前に記念写真を撮る母娘

 今年度で閉園となる上越市東本町2の市立ひがし幼稚園(後藤清代園長)は7日、園舎を一般開放する内覧会を開催した。訪れた卒園生や保護者らは、懐かしい園舎にいとおしそうに別れを告げていた。
 同園は1964年に、東本町小学校の一室を借りて開園。その後1970年に現在の園舎が完成した。第2次ベビーブーム世代が幼児だった1970年代後半には120人を超える園児が在籍したが、高田市街地の人口減少と少子化により園児は40人を下回るまでになった。また建物の老朽化などもあって、閉園が決まった。
 内覧会では園児たちによるステージや、記念碑の除幕式などが行われた。また、これまでの歴史を振り返る写真展も開かれた。
 同園の卒園生で、園児の父でもある同市土橋の藤澤一郎さん(37)は「懐かしい場所が無くなるのは残念。小学校も東本町小だったのですぐになじめたし、幼稚園に遊びにいったりもした。本当に地域の人たちみんなに愛されていたと思う」。園児の保坂美侑ちゃん(6)は「自分たちで最後になると思うと寂しい。とび箱遊びやりんご狩りなど楽しい思い出がいっぱい」とそれぞれ振り返った。
 後藤園長は「この地域から子供の声が聞こえなくなるのは寂しい。これからは近隣の幼稚園や保育園が地域とつながりを持って欲しい」と願った。

北陸新幹線開業を記念し「小林古径」特別展

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写真=「古径の印章を所蔵している施設は日本でここだけ」と説明する笹川学芸員

 北陸新幹線開業を記念し、上越市生まれの近代日本画の巨匠、小林古径の初公開資料や作品を展示する企画展「小林古径 芸術へのいざない」が7日、小林古径記念美術館で始まった。会期は6月14日まで。
 昨年4月に購入した資料など、33点の初公開を含む105点が5室に分けて展示されている。本画は所蔵する11点すべてを展示した。1957年頃とみられる未完の絶筆「牡丹」は、淡い色合いが物悲しさを誘う。古径が15歳で上京する前の作品「少女」との対比が興味深い。
 展示の白眉は、作品に使われた52種類の印章。1913年に所蔵していた最も古い8点など、木、鉄、石、陶器などの材料に彫られた印章が一堂に並ぶ。笹川修一学芸員は「当時の所蔵者情報がしるされている鑑定箱書控ノートと合わせ、作品の真贋判定ができる非常に貴重な資料」と話す。
 古径の人となりが分かる資料としては、妻マスに宛てた絵入りはがき9枚がある。結婚前、2人の間に起きた愉快な出来事を絵に描いた一枚からは、古径のユーモア感覚や人柄がうかがえる。
 このほか、葬儀のときに読まれた前田青邨の辞、絵を学んだ梶田半古塾生の寄せ書き、結婚祝いで岡倉天心からもらった硯など、貴重な品々が展示されている。
 古径の特別展は1979年が初開催で、約1万5000人を集めた。96年に美術館建設へ向けて作品や資料の収集を始め、これまで2001年、12年にも特別展を開催してきた。笹川学芸員は「十数年かけて、ほぼ収蔵品だけで特別展が開催できたことは感慨深い」と話している。
 開館時間は午前9時から午後5時。月曜休館。入場料は一般400円、小中高校生200円。問い合わせは同美術館、523・8680。

仲町3に新名所 「エンタメ酒場 歌王」誕生

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写真=大スクリーンとステージがある店内

 上越市仲町3にスポーツ中継を観戦しながら、飲んで、歌って、集える新名所「エンタメ酒場 歌王」が誕生した。男性3000円、女性2000円で2時間楽しめる。
 ステージには80インチの大スクリーンと3台のモニターがあり、迫力の音響でカラオケが歌える。スクリーンにはゴルフ、野球、サッカーなどのスポーツ中継も流れており、パブリックビューイングとしても楽しめる。
 最大70人が収容できるため、サークルの発表会、生演奏、ダンスなどのレンタルルーム、レンタルステージとしても使える。
 料金には、ビール、焼酎、サワー、ウイスキー、ハイボール、などのアルコール類、ソフトドリンクが含まれている。セルフサービスで、2時間自由に飲める。ボトルキープした場合は、料金が1000円引き。フードは提携店からのデリバリーでオール500円。ほかにオードブルや中華料理も予約できる。
 タロット占い専用の別室があり、JDDP認定のリーディングマスターから占ってもらえる。随時予約が可能。
 営業時間は午後7時から同12時までだが、電話予約すれば昼間も利用できる。オーナーの横田秀国さんは「昼間はほぼ貸し切り状態になるので、ママ友の会合などに人気がある」と話す。
 宇喜世の斜め向かい、LaLAビル2階。電話524・7335。

昭和の上越がテーマの切り絵作品 上越よみうりで連載

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写真=家族の団らん。人柄や感情が分かるように、家族一人一人の表情に変化をつけた。6人家族? いえ、もう一人います

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写真=作者の西山さん。四季の変化に富んだ表現を心掛けるという

 上越市石橋2の西山英夫さん(67)は、定年退職後の新たなライフワークとして切り絵制作を60歳から始め、中でも昭和30年代の直江津や高田の暮らしの風景を多く描いてきた。上越よみうりでは11日付から、西山さんによる昭和シリーズ作品の新連載をスタートする。
 当初は草花や風景、人気キャラクターなどを描いていたが、作業を重ねるうち、戦後復興期の上越を舞台に、人々の暮らしの情景を多く描くようになった。
 物のあふれる現代にあって、西山さんは、洗濯から農作業まで家族総出で助け合いながら暮らした時代を再考し、温かさや哀愁を作品に込める。
 消えかけた思い出「今ここに」と題した新連載は、西山さんの作品を毎週水曜付4面で取り上げる。各月の作品は「上越よみうりホームページ」でも月末にまとめて紹介する。ホームページ上では、原画により近いカラー版を掲載する。
 連載開始にあたり、西山さんは「心が温かくなるような情景を切り絵で描いています。ねんねこ絆纏、ランプ、洗濯板など生活道具にもこだわり作っていますので、懐かしく思い出してもらえたらうれしいですね」と語っている。
 関連し、同市国府1の「五智歴史の里会館」で31日まで、西山さんの切り絵展が開かれている。小品を含め45点が並び、見応えがある。入場無料。午前9時から午後6時。

与謝野晶子の書や富岡鉄斎の画も 画房眞泉で展覧会

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写真=掛け軸と併せて与謝野晶子自選直筆の短歌巻物も

 「春の掛け軸・絵画展」が22日まで、上越市本町3の大島画廊に隣接する「画房眞泉」で開かれている。入場無料。
 若葉輝く妙高山など清新な掛け軸をはじめ、春風に揺れる桜花のタペストリーのほか端午の節句にちなんだ絵画も並ぶ。見どころは近代日本を代表する女流歌人・与謝野晶子が自選した200首の直筆書と、同時代の文人画家・富岡鉄斎が晩年に描いた南画帳。筆勢や線質を間近に鑑賞できる貴重な機会だという。
 このうち晶子の書は、そよぐ柳の葉のようにしなやかで「水仙を華鬘にしたるなな少女氷まもりぬ山のみづうみ」(歌集「夢乃華」収録)など澄んだ美しい作品がそろう。
 一方、富岡の画帳は、柔和な表情でたたずむ人物が主に描かれている。富岡は、1600年代の明朝で広まった南宋画を起源とする南画を得意とし、六曲一双のびょうぶ「阿倍仲麻呂明州望月図」など2点が国の重要文化財に指定されている。
 午前10時から午後5時30分まで。水曜定休。

古き良き直江津描く ひぐちキミヨさん個展8日まで

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写真=新作原画などが来場者の目を引いている会場内

 「ひぐちキミヨ なおえつ展」が8日まで、上越市西本町3のエルマール1階イベント広場で開かれている。観覧無料。
 同市港町1在住のひぐちさんは、雁木の町並みなど上越を描き、柔和な作風で知られるイラストレーター。7年以上前から冬季に「なおえつ展」、7月に直江津祗園祭の関連個展を続ける。
 今回も直江津地区に残る"古き良きもの"をテーマに描いた新作など原画24点をはじめ、関連グッズを多彩に並べた。
 新作原画は、商売繁盛の神様として知られる「夷稲荷神社」や、かつて若い女性が通った「ドレスメーカー女学院」のありし日の外観などが印象的だ。以前に男性客から「上海軒を描いてくんないかね?」と寄せられたリクエストをもとに仕上げた1点もある。
 旧直江津駅舎や駅前のいかや旅館など、今はなき建築物は、資料をひも解くとともに、人物や情景を描写するため、当時を知る人たちの口伝を具象化。作者ならではの優しい風合いで仕上げた。
 一方、お饌米や雁木通りなどを題材にした絵はがきが充実。午前10時から午後6時、最終日は同5時まで。

江戸時代にタイムスリップ 「東都道中分間絵図」を展示

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写真=展示している絵図を説明する岩嶋さん

 江戸時代に発行された高田から江戸までの観光案内マップ「東都道中分間絵図」を紹介する展示会が、上越市住吉町の直江津ふれあい館で開かれている。会期は15日まで。
 同市中央4の岩嶋裕さん(89)が、800部限定で2003年に復刻出版された同絵図を所有しており、昨年高田開府400年を迎えたこと、上越教育大が発行している「山ろく線通信」に同絵図が紹介されたことなどを機に、展示を企画した。
 会場ではコピーしてつなげた絵図を3段に展示。高田を出発し、妙高市の関川関所、長野県の善光寺や軽井沢、群馬県の高崎、埼玉県の大宮を経由し、江戸の日本橋までの経路と風景が色鮮やかな色彩で描かれている。山は見える場所によって角度を変えて描かれているため、同じ山が何回も登場する。
 岩嶋さんは「絵図については、(郷土史家の)故渡辺慶一さんから聞き、作者の鈴木魚都里のことを知っていた。高田図書館には1810年(文化7年)に発行された原本もある。これを機会に絵図のことを知ってほしい」と話している。
 展示は15日までの午前9時から午後6時まで。

県立看護大の学生が段ボールよろい制作

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写真=制作チームと出来上がった段ボールよろい

 県立看護大で結成された「チーム新幹線」の学生たちが2月26日、上越妙高駅開業イベントの一つ「ギャザリングアート除幕式」に、おもてなし武将隊とともに参加する小学生のための「ダンボールよろい」を制作した。普段は医療器具を持つ手でカッターを持ち、段ボールを切り出し、組み上げていった。
 「チーム新幹線」は同大の地域貢献グループによって結成された学生団体。毎年さまざまな地域貢献活動に参加しているが、今年は新幹線開業をバックアップしている。今回の企画では、上越教育大の阿部靖子教授と美術専攻の大学院生のサポートの下、40人ほどの学生が制作にいそしんだ。
 段ボールよろいは2枚胴。草摺は12枚で、高さは70センチほど。袖も含めて5枚の段ボールひもで組み立てて作成された。最初は慣れない作業に戸惑いも見られたが、徐々に慣れて切り出し作業も進んだ。
 紙ひもで段ボールを編み込み、よろいの形を作った。最終仕上げは開業日の14日、上越妙高駅にほど近い同市大和6のラーバンセンターで、子供たちが絵を描く。
 同大4年生でインターネット上の動画「恋するフォーチュンクッキー・看護大バージョン」の制作にも携わった鈴木雄基さん(21)は「看護実習で地域にはお世話になっているので、恩返ししようと今回の企画を考えた。予想以上に周囲を巻き込んで盛り上げができたのはうれしい」と企画意図を述べた。また、今回制作指導にあたった上教大の阿部教授は「自分たちも段ボールよろいを作るのは初めて。看護大の学生さんは器用で手際が良い」、また看護大で地域貢献担当の永吉雅人准教授も「学生も実習などで忙しい中、地域と関わりたいと熱心。今後も両大学がコラボして地域貢献ができたらうれしい」と今後の展開に希望を寄せた。
 除幕式は14日午前10時から上越妙高駅自由通路で行われる。

上越市出身の謙信さん 角界デビュー前に相撲教室訪問

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写真=相撲の師・中嶋さん(左)と謙信さん(右)

 大相撲境川部屋に入門し、8日から始まる春場所(大阪府立体育館)で角界デビューする上越市出身の謙信(本名:丸山翔平)さんが、2月27日、相撲を始めるきっかけになった同市相撲教室を訪れた。角界入り前に上越の土俵を訪れる最後の機会となったこの日、教室の子供たちに胸を貸し、後進の指導にあたった。
 同教室が練習場所にしている同市本城町の高田スポーツセンター相撲場。この日、土俵では3歳から中学生まで、10人ほどの子供たちが、四股踏みや擦り足、立合いなどの稽古に励んでいた。土俵脇には謙信さんの姿。同教室で長年指導にあたり、謙信さんも小学4年から中学校卒業まで指導を受けた中嶋誠三さん(71)らとともに、子供たちに「腰をきちんと割って」「前にかかりすぎないように」と声をかけた。最後のぶつかり稽古では胸を貸し、子供たちの当たりをしっかり受け止めていた。
 謙信さんの母方のいとこは関ノ戸親方(元小結・岩木山)。出足の鋭さに定評があり、東前頭2枚目で迎えた2004年9月の秋場所で、横綱・朝青龍を破ったことで知られる。謙信さんもこの一番は印象深く「立ち合いの速さを身につけたい」と目標に挙げた。
 謙信さんの大相撲での目標は「まずは序の口優勝を目指す。得意の押し相撲を生かしながら、けがをしないしっかりした身体づくりと技を磨きたい」、また「越錦さん(三段目、同市柿崎区出身)をはじめ、郷土力士とも早く対戦したい」と希望を語った。
 子供たちには「いま相撲教室に通っている子供たちの中には入門半年で県チャンピオンを破った子もいる。後に続いてほしい」と期待を寄せた。
 子供たちにとっても謙信さんはあこがれの存在。4月から小学生による大会「わんぱく相撲」を目指す寺島栄徹君(9)は「謙信さんは立合いの当たりが強く、動きも速い。相撲教室でもみんなに声をかけてくれる」と尊敬のまなざし。
 相撲教室で指導してきた中嶋さんは「自分は基本をまっすぐ教えただけ。やはり本人の努力があってこそ、わんぱく相撲、インターハイ、国体、大相撲へと成長していった。今後も活躍を願っている」と目を細めた。
 3日は母校・高田農業高校の卒業式。その終了後に、大阪・寝屋川の境川部屋宿舎へと旅立つ。

上越信金小学生版画展 金庫賞児童に表彰状

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写真=展覧会初日の28日、金庫賞の表彰式が行われた

 上越信金小学生版画展覧会が今日1日まで、上越市春日山町3の同市春日謙信交流館で開かれている。時間は午前9時〜午後6時。28日は最高賞である金庫賞の表彰式が行われ、受賞児童やその家族が出席した。
 子供たちの情操心の育成と地域文化向上を目的に、1976年から行われており、版画のほか、図画展も開催している。今回は市内52校から533点が寄せられ、2月19日、同信金本店で審査会を実施。元県美術教育連盟会長の濱口剛さんら4人が審査員を務め、金庫賞をはじめ各賞が決定した。
 表彰式では同信金の笠原和博理事長が受賞者一人ひとりに賞状を手渡した。審査員の濱口さんが作品の講評を行い、「素晴らしい作品だった。今後も作品作りを通して豊かな心を育んでほしい」と願った。
 金庫賞を受賞した市立春日小4年生の武本杏月さんは「レシーブを決めろ」というタイトルで、体育の授業でバレーボールをした様子を作品にした。「図工の時間に一生懸命取り組みました。ボールの影や腕の部分を工夫しました。(受賞は)とてもうれしかったです」と喜びの表情を浮かべた。

かんずりを使って食べる焼肉店 赤倉に冬季限定開店

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写真=和牛カルビかんずり焼きと地酒をオリジナルの升で

 冬季のみの期間限定店舗として赤倉温泉に昨年末オープンし、外国人観光客も多数訪れるという「焼肉屋 与六 YOROKU」。手作り料理が自慢で、妙高市のかんずりを使って食べる焼肉が話題を呼んでいる。
 焼肉や餃子、チャーハン、ラーメンなど多彩なメニューを提供している同店。特に人気なのが「和牛カルビのかんずり焼きと地酒をオリジナルの升で」(税込1500円)。和牛肉をかんずりをベースにして作ったオリジナルソースと絡めながら焼き、レアで楽しむもので、甘辛のソースが肉の旨みをさらに引き出し、かんずりの香りは食欲をかきたてる。レアが苦手な人は自分好みの焼き加減で。店のロゴが入った升で飲む地酒は特に外国人は興味深いようで、撮影しながら味わう人が多いという。
 「ぜひ地元のお客様にもいらしていただけたら。来ていただけるような店をめざして日々創意工夫していきます」と同店では話している。
 店舗は赤倉温泉街中央通り。「お宿ふるや」向かい。営業時間は3月末までの午後4時(土曜のみ正午)〜同10時30分)。無休予定。電話090・3401・0584(内田)。