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ふわり三郷小学校で熱気球作り

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写真=手を離した瞬間、ふわりと舞い上がる熱気球

 上越市立三郷小学校(廣川美知代校長)で24日、熱気球作りが行われた。児童たちの手で組み上がった気球は、体育館の天井高く上がり、児童や保護者から歓声が上がった。
 参加したのは、4年生児童15人。図工の授業として実施された。同市東城町1在住の芸術家で、元中学校教員の堀川紀夫さん(68)指導の下、保護者や校長、教頭も参加して、体育館で組み上げ作業が行われた。
 気球作りは、包装などに使われる薄葉紙をサーフボードのような形に切り出すところからスタート。児童たちがボール紙で作った型紙を薄葉紙に置いてスプレーし、模様付けを行った。スプレーを乾かしたら組み立て。6枚の薄葉紙の縁にアラビアのりを塗り、貼り付けて組み上げた。
 組み上げた気球は全部で三つ。カセットコンロと金属製煙突を組み合わせた加熱装置で、中の空気を温めると、高さ2メートルほどの熱気球はみるみるうちに膨らみ、手を離すと天井まで一気に舞い上がった。
 堀川さんは「図工や美術では個人の制作が多く、みんなで大きな作品を作ることが少ない。児童それぞれが作った1枚の薄葉紙を、皆の協力ではぎ合わせて、大きな作品を作る喜びを感じてほしかった」と授業の意義を語った。担任の青木翠教諭も「ちょうど理科で『ものの温まり方』という単元で熱気球の仕組みを学んだところ。図工で実際に一から熱気球を作ることで、両方の授業を楽しく実践できた」と授業の成功を喜んだ。
 児童の渡部凌平君は「最初は熱気球がどうやってできるのか分からなかったが、組み上がって舞い上がった時に、仕組みが分かった。理科で勉強したこととも関係が分かった」、田村美帆さんは「絵を描いた気球が浮かび上がった時は楽しかった。図工も理科も楽しくなりそう」とそれぞれ感想を述べた。