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小6児童190人が参加し春日中で授業体験

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写真=「変わったかな?」理科実験に取り組む児童たち

 上越市春日野1の市立春日中学校(濱口正巳校長)は12日、校区内にある市立小学校の6年生を対象に「中学校授業体験」を実施した。参加した児童たちは、初めて受ける「中学校の授業」や、他校の児童たちとの活動に最初は戸惑いながらも、徐々に打ち解けていった。
 小学校から中学校に進学し、学習や人間関係の変化などから中学になじめない、いわゆる「中1ギャップ」緩和のための試みで、6年前から実施されている。
 この日は、学区内の春日小・高志小の児童約190人が同校に集まり、事前に児童が希望した9教科それぞれの授業1時限を体験した。基本的に両小学校の児童混成で活動を行う配慮がなされた。
 このうち、理科の授業では、液体が酸性か中性かアルカリ性かを調べる実験を行った。小学校で使うリトマス紙では分かりにくい液体の性質を調べるため、紫キャベツの色素を使った実験を行った。児童たちは、無色の液体が反応し赤や黄色に変わると驚きの声を上げた。
 また、音楽の授業では、杉本竜一さん作詞作曲の「トゥモロー」を題材に、二部合唱が行われた。それぞれのパート練習の後に全員で合唱。見事なハーモニーを響かせた。
 最後に行われた全体会で、生徒会所属の1年生4人が、小学校と中学校の違いを発表し、最後に「春日中に来る人も、ほかの学校に行く人も、中学校で頑張ってください。待っています」と激励した。
 数学クラスに参加した春日小6年の平野貴史君(12)は「正六面体のブロックを使った問題を解いた。初めは難しかったが、解けてくると面白くなった。中学校でも頑張りたい」と4月以降への展望を語った。